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■開業つれづれ:「沖縄 新生児集中治療室:満床 県内5病院、対応「限界近い」」


沖縄ではもうすでに日常茶飯事の

産科、小児科医療の崩壊。




毎日がかるーくチクリをいれてます。

一部の病院では保育器を増やし、許可病床以上に受け入れ

こんなことを書くと、

”良心的にベットを増やしてまで

行っている各病院の医療が

ルール違反の名のもとに、ごっそり診療報酬が削られて

病院の赤字が加速する”

という隠れた病院つぶしを

行っているわけです。



きっと県立中部ではごっそり、

診療報酬、削られるでしょう。

沖縄の病院の皆様、

ご愁傷様です。







沖縄 新生児集中治療室:満床 県内5病院、対応「限界近い」


毎日jp 2010年6月11日
http://mainichi.jp/area/okinawa/news/20100611rky00m040001000c.html

 県内5病院の新生児集中治療室(NICU)95床が5月末から、満床状態が続いている。

一部の病院では保育器を増やし、許可病床以上に受け入れ

るなどして対応しているが「限界に近い」と悲鳴が上がる。NICUは24時間態勢で低体重や病気の新生児を看護するため設備のない病院への搬送は難しい。周産期医療関係者は「このままでは次に生まれてくる未熟児、病気の新生児が受け入れられない事態もありうる。

妊婦さんは早産にならないよう、気を付けてほしい

」と注意を呼び掛けている。

 事態を重く見た県は、県立南部医療センター・こども医療センターで受け入れている鹿児島県徳之島、沖永良部島、与論島からの妊婦、新生児について、受け入れは難しいと判断。10日午後、鹿児島県に伝えた。

 各病院とも「理由は分からない」としているが、5月以降、低体重児の出生が増えているという。人工呼吸器管理が必要な重症の新生児が多いのも特徴だ。特に深刻なのは中北部で唯一、NICUを持つ

県立中部病院

すでに許可病床以上に新生児を受け入れており、

状態が危険として同院に入院している妊婦を南部・こども医療センターに搬送する事態となっている。

 沖縄周産期ネットワーク協議会の宮城雅也会長は「

これまでもベッドがいっぱいになったことは何度かあったが、

今回は重症度が高く、ベッドの調整が困難

となっている」と指摘。沖縄赤十字病院が移転のため、25日から7月4日まで受け入れを制限することもあり「さらに厳しい状態になる」と懸念した。

 NICUは早産児や生まれたときの体重が2500グラム未満の低出生体重児、何らかの病気のある新生児を集中的に管理、治療。新生児医療が専門の医師が担当する。県内でNICUを持つ病院の内訳は県立中部病院30床、県立南部・こども医療センター30床、沖縄赤十字病院12床、那覇市立病院11床、琉大医学部付属病院12床。このうち、県立2病院が、最重症の妊婦を扱う総合周産期母子医療センターとなっている。(琉球新報)





>妊婦さんは早産にならないよう、気を付けてほしい


気をつけたぐらいで

早産を予防できないと思いますが、

たとえば、

東京マラソンに出ない

とかですか(1)?

東京の美談は

沖縄では批難の嵐になるでしょう。






沖縄では

切実な危機がすぐそこにあるんですが

あまり皆さん、気にされていないようです。


















(1)
■「女性ランナー輝いた…妊婦さん完走、赤ちゃんも頑張った」
http://med2008.blog40.fc2.com/blog-entry-719.html













■開業つれづれ:住民が食いつぶす医療「[小児救急制限]地域医療が崩壊の恐れ」



>「断らない地域医療」として全国的に定評

ということで、


>中南部の県立病院は小児救急受け入れの一部制限に踏み切った。


断らないから崩壊した、

と考えるのが一番ではないでしょうか。





医療資源を

住民が食いつぶす、

支えるのは医師の使命感だけ、

という状況です。




国?県?

当然、何もしないでしょう。











[小児救急制限]地域医療が崩壊の恐れ


沖縄タイムス 2010年4月14日 10時00分

http://www.okinawatimes.co.jp/article/2010-04-14_5717/

 中南部の県立病院は小児救急受け入れの一部制限に踏み切った。

「断らない地域医療」として全国的に定評

がある沖縄の公的医療は大きな曲がり角を迎えている。

 県立中部病院は5人の小児科医のうち1人が今月退職したため、月~土曜の午前8時半~午後5時の小児救急受け入れを救急車による搬送患者と紹介患者だけに制限した。時間外と日曜、休日の救急は従来通り受け入れる。

 子どもたちを守るための地域医療はどうあるべきか。この事態を招いた原因はいったい何か、どう対処すべきか広範な論議が必要だろう。

 医師不足には臨床研修制度の見直し、診療科の需給不均衡など、さまざまな原因が指摘されており、国による対策が必要だ。

 これに加えて、医療現場を疲弊させていると指摘されているのが、

「コンビニ受診」の問題

だ。「平日に仕事を休めない」「日中は用事がある」といった個人的な理由で、夜間や休日にもコンビニに行くような感覚で受診することをいう。

 県の統計によると、時間外(午後6時~午前8時)の小児外来のうち、入院が必要な重症者は7%でしかない。ほかは翌朝にでも近くの開業医を訪ねてもよかった患者だった。

 救急外来が増えると、重症患者への対応が手薄になったり、入院患者への目配りが不足したりする。休養が取れずに疲れ果てた医師が現場から去れば、地域医療が崩壊してしまう。利用者の意識改革も求められている。

 とはいえ、子どもが具合を悪くした場合、夜間に相談できる人もなく、保護者は真っ先に救急外来へ走るものだ。コンビニ受診はやめよう、と言われても万が一のことがある。

 このため、厚生労働省は2004年度から、休日・夜間に子どもを急いで病院へ連れて行く必要があるのかどうかを電話で相談できる

「小児救急電話相談事業」

を行っている。全国共通の「#8000」をダイヤルすると、各県の相談窓口につながる。

 全国で沖縄だけがこのサービスを実施していない。県によると(1)他県の利用実績が少ない(2)医師や看護師の確保が難しい

(3)沖縄は救急医療体制がしっかりしている

(4)電話で適切に相談できるか不明―などが未実施の理由だ。

 患者の「たらい回し」がない沖縄

の医療は全国的にも評価が高い。それも神話になりつつあるのか、県は7月から電話相談を導入する予定だ。

 「当直明けに交代の医師がいないときもある」。

公立病院の現場から悲鳴が聞こえる。沖縄の小児医療はこのままでは崩壊する、との警告が現実味を持ち迫ってくる。

 小児救急電話相談をあえて導入しなかった判断が適切だったのか、医療行政は手を尽くしたのか、これまでの対応を検証すべきだ。その上で足りなかった手だてを措置すればいい。

 むやみな救急外来の自粛を市民に求めるにしても県立病院管理のあり方を含めた行政の対応が問われる。





え?

 >「当直明けに交代の医師がいないときもある」。



交代の医師、いることあるんですか!?

全国でそんなに恵まれている条件で

働いている医師が

そう多いとは思えません。



多くの医師は交代要員もなく、

当直の後、

そのまま勤務を行っています。







すっかり定着した

「たらい回し」という表現。







救急患者さんを受け入れられないのが

たらい回しなら、

GWで満室のホテルがお客さんを断るのも

「たらい回し」。




患者さんを救う!

といって医師になった人々が

毎回報道で「たらい回し」を

しているといわれたらどう思うでしょう?



「自分はたらい回しをしている」

そういう自責の念が

医師を現場から退職させています。

すくなくとも救急現場を離れたら

自分は「たらい回し」をしていないのですから







>患者の「たらい回し」がない沖縄



小児医療が崩壊


となれば

まさに本末転倒。







「たらい回し」という名の

満室状態でも医療が存在しているのがいいのか、

たらい回しをせずに「医療崩壊」という

システムそのものの消滅、崩壊がいいのか、

小学生でもわかります。




でも、

マスコミの皆さんにはわからないようです。

マスコミは「たらい回し」といって

医療をたたき

「たらい回さないために」

救急は疲弊し現場を医師は去っていきます。




さらに住民による

コンビニ受診と言う名の

消耗戦が医療における

沖縄戦なのかもしれません

(感覚的にはベトナム戦争ですが)。





沖縄の皆さん、

「たらい回し」がなくてよかったですね。

そのまま医療崩壊したら

決して「たらい回し」なんておきません。





理想そのままに

沖縄の医療がつぶれていきます。
























■開業つれづれ:「久米島病院 3医師退職/来年3月後任未定 救急対応に危機」






ネタ元は

南島の管屋さん

http://med2008.blog40.fc2.com/blog-entry-1217.html#comments

です。いつも大変お世話になっております。








沖縄は敗戦処理に

大わらわです。












久米島病院 3医師退職/来年3月後任未定 救急対応に危機

沖縄タイムス 2009年12月19日

http://www.okinawatimes.co.jp/news/2009-12-19-M_1-001-1_002.html?PSID=6ee31cf4751da36deee777b416c6d7d7

 公立久米島病院(村田謙二院長)の

内科医2人と整形外科医1人が来年3月末に退職

する見通しで、後任のめどが立っていないことが18日、分かった。後任が見つからない場合、同島では整形外科医が不在になる上、現行の常勤医7人の態勢が崩れ、救急医療への対応ができなくなる恐れがあるという。同病院を運営する県離島医療組合の議会(議長・大城一馬県議)は同日、同病院の医師確保を県病院事業局に要請する方針を決めた。(又吉嘉例)

 同病院は2000年の開院当初から小児科や産科医の退職が相次ぐなど、常勤医不足が恒常化している。病院側によると、従来は県立病院からの医師派遣などで補ってきたが、北部病院で内科の診療を制限していることもあり、県立病院も医師が不足しているため、派遣できる余裕がないという。

 久米島病院は現在、地域医療振興協会や自治医科大学、民間の医師紹介機関、県内の臨床研修病院群「群星」などを通じて後任の医師を探しているが、確保のめどは立っていない。

 県離島医療組合は「医師が見つからなかった場合、残った4人の負担も重くなり、退職につながる恐れがある。久米島病院で研修後に久米島勤務を希望してくれる医師もいるが、研修医を指導する余裕がなくなれば、長期的な医師確保も難しくなる」と懸念する。

 本来、同病院の医師の確保は県が担うことになっている。

久米島町の平良朝幸町長は「県が責任を持って医師を確保するということだったが、できていない。このままでは将来的に成り立たないんじゃないか」と不安を示す。

「せめて救急に対応できる医師数を確保してほしい」

と訴えた。

 同病院の副管理者、仲里全輝副知事は「医師や看護師の確保については、久米島病院も県立病院と同じように県が責任を持つ。地域、離島医療を守るために可能な限り努力したい」と述べた。







>せめて救急に対応できる医師数を確保してほしい



…いや、救急に対応できるって

本当は生半可なレヴェルじゃないですから。







日本全国で

救急医療が”貴重品”になってきているのに

いまだに(1)のように、



>消防本部の親川守洋消防長
>テレビを見るのも買い物もどこでも同じようにできるのに、
>緊急時の地域間医療格差が広がっている



とか、公的な立場の人が

コンビニ感覚で言うのが

沖縄のデフォなんでしょうか。








久米島病院3医師退職 後任未定、24時間救急制限も


琉球新報 2009年12月20日

http://ryukyushimpo.jp/news/storyid-154490-storytopic-1.html

 公立久米島病院(村田謙二院長)の常勤医7人のうち、内科医2人、整形外科医1人が来年3月末で退職することが19日までに分かった。

退職の理由は、3人とも当初の任期が終了するため。

病院側は複数のルートを使って医師確保に動いているが、現段階で赴任する医師は確定していない。4人体制では24時間救急への対応は困難となり、最悪の場合、救急の制限という事態も予想される。

 県離島医療組合議会(大城一馬議長)は、県病院事業局に医師派遣を要請する。
 同院は県と久米島町が一部事務組合「離島医療組合」を設置し、2000年に開院。開院時には、医師は県立病院から派遣して確保するという方針があったが、県立病院も医師不足で、恒常的に医師を派遣できる状況ではない。同院ではこれまでも産科、小児科などの医師不足が問題となっていた。
 離島医療組合は現在、医師確保に向けて、地域医療振興協会(東京都)や、県内の民間病院の臨床研修グループ「群星(むりぶし)沖縄」、民間医師紹介システムなどを通じて複数の医師と接触しているが、「返事待ちの状態」という。
 村田院長は「県立病院も北部で内科を制限したり、宮古、八重山も常勤医師が足りているわけではない。その状況で、

組織が違う久米島病院に送れないというのは分かる。

私たちもあらゆる方法で医師確保に動いているので、県の協力もお願いしたい」と話している。








>退職の理由は、3人とも当初の任期が終了するため。

これはしょうがないですよね。















<解説>久米島病院医師退職 離島派遣の仕組みを

琉球新報 2009年12月20日
http://ryukyushimpo.jp/news/storyid-154493-storytopic-1.html

 公立久米島病院の医師3人が退職する問題で、任期満了による退職時期が当初から分かっていたにもかかわらず、後任医師が決まっていないのは、

県立病院の医師不足



離島への医師派遣システムがない

ことが根底にある。

 離島で医師の定着を図ることは難しい。医師にとって離島勤務は住民と距離が近く、あらゆる疾患を診ることができるという利点もあるが、医療の進展に取り残される、手術件数が減り技術が落ちる―などの不安要素もある。
 そのため、1人の医師が長期間勤務することは困難で、ローテーションで派遣するなどの仕組みが必要となる。
 県の離島医療は県立中部病院が担ってきた。しかし、全国的な医師不足もあり、その中部病院も人員に余裕があるわけではない。南部医療センター・こども医療センターも同様で、県立病院からは付属診療所や宮古、八重山病院に派遣するのがやっとだ。

 他県では緊急時でないのに救急を利用するなどの受診行動を改め、医師を大事にするという住民運動で医師が集まっている地域もある。地域医療を守るには病院だけの努力ではなく、地元自治体や住民も共に医師にとって魅力的な環境をつくることが不可欠だ。

 また、県内には県立病院、琉球大、民間病院という三つの臨床研修グループがあり、全国から多数の若い医師たちが集まる。その医師たちは離島医療に興味を持っているという調査結果もあり、若い医師たちの興味を離島勤務に結び付けるための仕組みづくりも必要だ。

 同時に、若い医師を指導する中堅クラスの医師が働きやすい環境をつくり、本島中核病院の充実を図ることで医師の流出を防ぐ対策が県には求められる。
(玉城江梨子)






県立病院で

中堅医師の給与を減らして

医師手当全廃とか

言っているんですから(1)、

県は率先して

>中堅クラスの医師が働きやすい環境



わざわざぶち壊している

わけです。










(1)
■沖縄戦 いよいよ離島撤収命令(笑) 「県病院事業局、医師手当など全廃」
http://med2008.blog40.fc2.com/blog-entry-474.html





■開業つれづれ:「患者力が医療支える 母と子の命守るフォーラム」










>救急車内での出産も十数例

沖縄では修羅場が続いているようです。





>患者力が医療支える 母と子の命守るフォーラム

というタイトルから推察するに

名護は患者力が足りなかった、

という結論なのでしょうか。







患者力が医療支える 母と子の命守るフォーラム

琉球新報 2009年12月15日

http://ryukyushimpo.jp/news/storyid-154261-storytopic-5.html


 【名護】医師不足が続く県立北部病院産婦人科の存続について考える女性フォーラム「やんばる母と子の命を守るためにII・今私たちに何ができるか」(名護市、名護市各種団体女性ネットワーク協議会主催)が12日、名護市国際交流会館であり、北部に住む女性たち、医療関係者、消防隊など約75人が参加した。参加者からは

「かかりつけ医を見つける、医療者を育てる、病気を予防するなどの『患者力』が地域医療を支える」

「医師を集めるには地元自治体が医師の生の声を聞いて援助するという方向しかない」などの声が上がった。

 討論登壇者が医師の勤務実態、病院の置かれた状況、妊婦健康診査の受診状況などを報告。

来年には医師がゼロになる可能性もある北部病院の産婦人科

を継続するために「それぞれが何ができるか」を会場に問い掛けた。

 フロアからは

今年9月まで北部病院産婦人科に勤務

現在は長野県上田市医療政策参事兼上田市産院副院長

の村田昌功医師も発言。「名護にいて貢献できることに限界を感じた。別の場所で名護をサポートしたいと思った」と退職の理由を明らかにした。その上で、全国的に特に不足している産婦人科医を北部に集めるには「県だけの努力では限界がある。医師にとって魅力的な条件づくりのために、名護市が県を助ける必要がある」と指摘した。

 消防隊の1人は「産婦人科が休止している間には

救急車内での出産も十数例

あった。呼ばれて行くと出産間近ということも多かった」と妊婦への正しい情報提供が必要だとした。

 地域住民からは「各市町村に財政支出してもらえるよう働き掛けよう」「医師の研修費などに充てるための募金も必要ではないか」

「妊婦健診受診を呼び掛けるポスターをコンビニの女子トイレに張るのはどうか」など具体的な提案

が上がった。

 討論には北部病院の大城真理子病理部長、北部広域市町村圏事務組合の比嘉克雄さん、名護市健康増進課の山城実千代さん、市各種女性代表ネットワーク協議会の宮城里子理事が登壇。コーディネーターは名護療育園の泉川良範施設長が務めた。





>かかりつけ医を見つける、医療者を育てる、病気を予防するなどの『患者力』が地域医療を支える

とか言いますが、

どんどんドクターショッピングをして、

”医療費は高い”

と言いながら処方薬は飲み切らず、

通販で大量のサプリメントを

”ご愛飲”している人の方が圧倒的に多い気がします。





>「妊婦健診受診を呼び掛けるポスターをコンビニの女子トイレに張るのはどうか」など具体的な提案が上がった。



女子トイレにポスター!

これは産科医対策にナイスアイディア!!

…とか思うのでしょうか。



こんな提言が載ること自体、

あまりいい提言がない

ということの裏返し。








>「医師を集めるには地元自治体が医師の生の声を聞いて援助するという方向しかない」などの声が上がった。

ということで、

最近まで勤務していた

>今年9月まで北部病院産婦人科に勤務、現在は長野県上田市医療政策参事兼上田市産院副院長

の発言。



まあ、一応

生の声ではありますが、

すでに別の場所に引っ越し済みですから、

ある意味勝ち組です。








>名護にいて貢献できることに限界を感じた。別の場所で名護をサポートしたいと思った



沖縄を離れた医師の発言としては

うまいですね。

かわし方が。






いったいどのように

長野にいて沖縄名護のサポートを

しているのか聞いたら

怒られるんでしょうか。






>県だけの努力では限界がある。医師にとって魅力的な条件づくりのために、名護市が県を助ける必要がある




ここで現場にいた医師として

チクリ。



心情からしたら

「おめーら、県、県、言うけど

自分たち地元で何かしろ!

だから産科医がいなくなるんだ!」

ということを

かなりオブラートにつづんだ発言。









>救急車内での出産も十数例

1年前までは自家用車内での出産例があっただけで

大きな話題でしたが(1)、

すでに10倍以上の規模で

事態は進行しているようです。







こんな状況が

全国で広がっています。







(1)
■国策によるリアル道産子への道 「8割超の市町村で「お産不能」に-北海道」
http://med2008.blog40.fc2.com/blog-entry-73.html










■開業つれづれ:やる気ナッシング「北部病院、産科医また退職 2人体制で影響必至」





>北部病院、産科医また退職 2人体制で影響必至



ん、良いタイトルですね。

病院の医師は奴隷のように働け、

また退職するなんてけしからん、

ということなんでしょう。



ほかの業種で

>また退職

なんて書かれること

滅多にないように思います。
















>病院はホームページで常勤医師を募集し、県病院事業局と協力して新しい医師確保に向けた調整を進めているが、難航している


沖縄って

HPで”医師を募集”

と書いたら

かなり努力している方なんでしょうか?




地域格差?

まあ、難航するでしょうね。







産科医が退職願提出 県立北部病院/2人体制の可能性も

沖縄タイムス 2009年09月12日 社会
http://www.okinawatimes.co.jp/news/2009-09-12-M_1-031-1_005.html

 【北部】県立北部病院(大城清院長)の産婦人科に勤務している医師が、退職願を提出していたことが11日、分かった。今月中か、10月上旬に辞める考えを示しているという。現在3人体制の産婦人科だが、医師が辞めた後は、2人体制になる可能性がある。北部病院では診療に支障をきたさないよう、新たな医師確保に向け関係機関に協力を要請している。

 北部病院の産婦人科は医師不足のため2005年4月に休止。昨年11月、4人体制が整い、ことし1月からは24時間救急体制を完全再開したが、その後1人辞めて3人になったため、5月からは救急を制限していた。

 病院側は「できるだけ早めに医師を配置できるよう努力を続けている。今ある体制で、患者にとって一番いい方法をとれるよう、来週明けにも院内の関係者で診療内容の方針を話し合いたい」としている。(新垣晃視)





琉球新報では

すでに退職届を受理されているようです。




”2人になる可能性”

とかじゃなくて

産科医2人決定

ということです。







北部病院、産科医また退職 2人体制で影響必至

琉球新報 2009年9月13日 

http://ryukyushimpo.jp/news/storyid-149799-storytopic-187.html

【北部】医師不足で2005年から一時休止し、08年11月から診療を再開した県立北部病院(大城清院長)の産婦人科医師が退職届を病院に提出していることが12日、分かった。同病院はことし4月から1人減の3人体制となっているが、医師退職後は2人体制となり、診療体制に影響が出る可能性がある。
 病院側は医師の退職届を受理しており、今月か来月にも退職する予定。病院はホームページで常勤医師を募集し、県病院事業局と協力して新しい医師確保に向けた調整を進めているが、難航している
 北部病院は05年4月に医師不足を理由に休止。08年11月には4人体制の診療を開始し、ことし1月に24時間の救急診療が再開した。その後1人が退職して3人体制となっている。







琉球新報の

”また退職かよ”

という書き方が

直感的でいい感じです。

心ある産科医なら

「あ~、ここに行ってやめたら新聞に”また退職”なんて書かれるんだ」

と思うことでしょう。




3人で24時間の救急診療を

行っているんですから、

きっとコンビニとかも

3人ぐらいで24時間回せるんでしょうね。




医療の使い捨てって

きっと

楽なんでしょうね。

行政も労基法とか

医師に関しては

まったく持ちだしませんし。





同じような過ちが

あまりにもコピペで繰り返されてますが、

日本の行政や市民レヴェルは

こんなもんなんでしょうか?


























■開業つれづれ:「琉球大病院、骨髄移植手術できず 担当医が退職、再開困難」


沖縄、いろいろな意味で

最先端を行っております。





骨髄移植医療もその一つ。

血液内科は

もう、めちゃくちゃなほど忙しいのですが、

いま一つ、

一般の方には認識されていないようです。






ドラマや小説では定番の

”白血病”も治療していますが、

「そんなに大変だなんて知らなかった」(1)、

ぐらいの勢いで

「辞める理由を公開しろ」

とか言われていましたから

もしも仮に新しい人が行ったら

骨までしゃぶられるかもしれません。






琉球大病院、骨髄移植手術できず 担当医が退職、再開困難 


2009/09/05 18:51 【共同通信】

http://www.47news.jp/CN/200909/CN2009090501000601.html

 沖縄県内で1カ所だけ非血縁者の間の骨髄移植手術が認められている琉球大病院(西原町)で担当医が退職、ことし4月以降、提供者(ドナー)からの骨髄採取や移植が実施されていないことが5日、病院などへの取材で分かった。

 琉球大病院は「新たに医師を募ってはいるが、全国的に不足している。病院だけの努力には限界がある」、厚生労働省臓器移植対策室も「事情は把握しているが、こうしたケースで個別に医師を配置する権限は国にはない。県と(骨髄バンクを運営する)骨髄移植推進財団に善処をお願いしている」としており、再開は極めて困難な状況だ。

 「沖縄県骨髄バンクを支援する会」の上江洲富夫代表は「本土での移植は経済的、身体的負担が大きい。県内のほかの病院でできるようにしてほしい」と訴えている。

 非血縁者間の移植や採取は、財団が認定する医療機関でしかできず、沖縄県内では琉球大病院のみ。この中で、ことし6月、血液内科の医師2人が「負担が重い」を理由に退職。ほかに移植ができる医師はおらず、4月上旬を最後に手術を受けた患者はいない。

 財団によると、沖縄県では血縁者間を含め昨年20件、一昨年7件の移植手術を実施。現在、患者やドナーは福岡県や鹿児島県に行っているという。







>ことし6月、血液内科の医師2人が「負担が重い」を理由に退職。

>沖縄県では血縁者間を含め昨年20件、一昨年7件の移植手術を実施


(1)では全部で3人だったようですが、

3人で年間20例の骨髄移植って、

狂った数字です。

3人でコンビニ24時間営業させるのとは

わけが違います

(それでも死ぬほど大変でしょうけど)。




それなのにだれも援護に来なくて、

市民からは新聞で堂々と、

「まさか辞めるとは」

「(辞める)理由を公表して」

とか言われて、

感謝の言葉の一つもない、

そんな所が聖地の

聖地たるゆえんだと思います。















(1)
■血液内科 沖縄絶滅 「患者・家族の不安拡大 琉大骨髄移植医の退職問題/「理由を公表して」」…いや、公表したらなお医師がいなくなるのだが

http://med2008.blog40.fc2.com/blog-entry-757.html







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中間管理職: このブログの管理人。
ID上、ブログではmedさんとも呼ばれてます。

某大学医学部を卒業
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医師免許取得: 医師にはなったけど、医療カーストの一番下でした。
 ↓
大学院卒業(医学博士): 4年間、院生は学費支払って給料なし。
 ↓
さらにアメリカの大学勤務: 激安給料
 ↓
日本の大学病院勤務: 労働基準法が存在しない。

フルコースをこなしたため貧乏から抜け出せず。
 ↓
大学から地域(僻地ともいう)の救急医療で疲弊しました。
 ↓
田舎で開業、借金は天文学的数字に。


今は田舎で開業して院長になりました。
でも、教授に内緒で開業準備していたころのハンドルネーム”中間管理職”のままでブログを運営してます。

ブログは主に
日本の医療制度(医療崩壊)、僻地医療事情、開業にまつわる愚痴と、かな~り個人的な趣味のトピックスです。

よろしくお願いいたします。


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