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■開業つれづれ:三度目も心無い村「上小阿仁村の公募医師が辞意 3人連続1年で」

 


またここか…(1−3)。

なんでこんなひどい場所に医師は行ってしまうのでしょう。




>もう、心無い村などと呼ばれたくない(3)

心無い村と呼ばれまくっていますね。





こんな村に赴任するって

どんだけ情弱の医師でしょう。

恐いもの見たさ、ってやつでしょうか。




国境なき医師団とか

派遣したらどうですか?






上小阿仁村の公募医師が辞意 3人連続1年で

さきがけonTheWeb 2012/07/14 09:52 更新
http://www.sakigake.jp/p/akita/news.jsp?kc=20120714c

 上小阿仁村の村立上小阿仁国保診療所長を務める男性医師(49)が、村に辞意を伝えていたことが13日分かった。退職日は未定。村は慰留を諦め、無医村を避けるため後任探しを始めた。村では連続して3人が就任から1年ほどで辞意を示したことになる。

 村によると、医師はことし5月、診療所事務長を通じて村に辞意を伝えた。中田吉穂村長が直接慰留に努めたが、意思は変わらなかった。村は後任が決まるまで診療の継続を期待している。

 医師は昨年6月、村の公募に応じて北海道北見市から赴任した。退職理由について、取材に「内地の気候が合わないからで、後は特にない」と話した。

 前任の女性医師は京都府福知山市から2009年1月に就任したが、一部住民との不和が原因で10年2月に辞意を示した。多くの村民の慰留で一度は辞意を撤回したが、後任が見つかったのを機に昨年5月末に退職した。

 この女性医師の前の男性医師は、公募で採用された初めての医師。07年11月に栃木県日光市から赴任し、翌年末で退職したが、辞表提出後、村の広報誌に「村執行部の医師に対する見方、接し方、処遇の仕方の中に医師の頑張る意欲をなくさせるものがあった」「次の医師が見つかっても、その人も同じような挫折をすることになりかねない」などとする意見を掲載、波紋を広げた。




過去の記事を読んでもわかるように、

>自費で照明を設置

したのに

>「税金の無駄使いをしている」と言い掛かり

を言われたり、



お昼にパンを買ったら

>「患者を待たせといて買い物か」

なんて言われたり、

>自宅に嫌がらせのビラ

をまかれたり。





無言電話もかかってくるし

>「正月だからって休むのか」

なんて、正月に休んでいるやつに

言われたり。




きっと民俗学的に

非常にレアな閉鎖空間を

形成している上小阿仁村。







都会に疲れて、

上小阿仁村ではもっと疲れた

という心無い村。




次はどんな情弱医師が釣れるのでしょう。





そもそもそこまで医師をなぶる

上小阿仁村に医療って贅沢品が

必要なんでしょうか。











(1)
■開業つれづれ:「上小阿仁 再び無医村の危機 医師が退職願 中傷で心労か」
http://med2008.blog40.fc2.com/blog-entry-1834.html


(2)
■開業つれづれ:「無医化危機 揺れる村 上小阿仁唯一の医師辞意」
http://med2008.blog40.fc2.com/blog-entry-1326.html

(3)
■開業つれづれ:「辞意撤回「頑張ってみます」 上小阿仁村の有沢医師「やめないで」署名600人」:追記あり
http://med2008.blog40.fc2.com/blog-entry-1343.html










■開業つれづれ:「辞意撤回「頑張ってみます」 上小阿仁村の有沢医師「やめないで」署名600人」:追記あり

逃げ切れなかった医師(1)。




北斗七星の横にある星が

見えるような気がします。





>もう、心無い村などと呼ばれたくない

…かなり、そう言われたんでしょうね。








辞意撤回「頑張ってみます」 上小阿仁村の有沢医師「やめないで」署名600人

2010年3月20日 読売新聞
www.yomiuri.co.jp/e-japan/akita/.../20100319-OYT8T01242.htm

 村民からの心ない中傷

で、退職する意向を示した「上小阿仁村国保診療所」の有沢幸子医師(65)が19日、小林宏晨村長(72)に対し、「もう少し頑張ってみます」と

辞意を撤回

した。辞意は固かったが、有沢医師の退職願の提出が公になって以来、数多くの村民が診療所などに通い、慰留に努める一方、「やめないで」と書かれた600人以上の署名が10日足らずで集まった。想像以上の村民の熱意が有沢医師に翻意を促した。(糸井裕哉)

 村幹部によると、有沢医師が辞めることが分かった先週から、受診後の診察室で、小学生からお年寄りまで、慰留をする村民が続出した。

 また有沢医師が14日に村内で行った講演会では、入りきれないほどの村民であふれた。講演の途中で女性(62)が立ち上がり、「みんな先生に甘えっ放し。思いやりの心で一緒に先生を助けよう」と訴えかけると、大きな拍手が起き、有沢医師はこらえきれずに涙を流したという。

 10日余りで約600人の署名を集めた旅館経営の高橋健生さん(62)の元にも連日のように「どこで署名ができるの」「協力するから頑張れ」と村民から電話が次々と掛かってきた。

 高橋さんは「『有沢先生と心を通じさせたい』という一心でみんなが必死だった。

もう、心無い村などと呼ばれたくない

」と声を震わせた。

 有沢医師と面会した小林村長は、パートの看護師を1人雇用し、有沢医師の負担を軽減する申し入れをした。また村主導で策定していた診療計画を、有沢医師の裁量で決めることを認めた。

 赴任以来、病状が悪化して回復する見込みの薄い患者に対する往診と、介護する家族へのメンタルケアも行っているが、有沢医師は小林村長との話し合いで今後、

効率的な診察を行うため、現在休床中の19病床を「ホスピス」として再稼働

させ、

診療所で終末期医療

を行うことを提案。小林村長も了承した。

 小林村長は「言われなき中傷や不可解な嫌がらせがあった時は、私にすべて伝えてほしいと伝えた。村長として全力を挙げ、有沢先生を守り抜く」と話した。




(追記:すでにリンク切れになっています)




何気に書いてありますが、


>効率的な診察を行うため、現在休床中の19病床を「ホスピス」として再稼働

>診療所で終末期医療

というのは有床診療所でしょう、きっと。

いま、最も非効率でバタバタとつぶれている

有床診療所をあらたに立ち上げるなんて…。




たった一人で外来を行って、

さらに入院患者を19人持つことが

どれだけ大変なことか。



いよいよ医師の休みはゼロになり、

精神的に追い詰められるしかなくなるでしょう。




「医師がいなくなる!大変だ!!」

という村民の高揚感はいつしか消え、

医師の苦難の道が未来永劫続くことになります。



そして、65歳女性医師が

本当に辞めるときは

「診療所の医師がいなくなる」

ではなく

「診療所外来+入院(有床19床)+ホスピスの医師がいなくなる!」

というさらに高いハードルを残して

去るわけです。



それも20年も30年も先の話ではないでしょう

(85歳とか95歳まで現役続行されていたらすみません)。





…頑張れば頑張るほど

後任医師はその激務のために

見つかりづらくなるでしょう。






秋田では北斗星になぞらえて…?ん?







■ 秋田のニュース:北斗星

北斗星(3月21日付)

さきがけ 2010年3月21日
http://www.sakigake.jp/p/column/hokuto.jsp?kc=20100321ax


 村に建設する予定の新たな診療所で、今度は所長として腕を振るってもらえないか。助役からそう頼まれた女性医師は「前向きに検討させていただきます」とその場で快諾する

▼南木佳士さんの小説「阿弥陀堂だより」(文春文庫)の一場面。医師は東京で最先端の医療に従事していた。しかし心を病み、夫の生まれ故郷である小さな村に移り住んで診療所に勤務するようになる。この医師を村につなぎ留めようと、助役が行動を起こすのだ

▼大都市圏では、医師が1人や2人欠けたとしても、それほど大きな影響は出ないかもしれない。しかし地方の市町村は事情が違う。医師がたった1人いなくなることが、地域医療の土台まで揺るがす。代わりを確保することが極めて困難なためだ

▼自治体に頼まれて、移り住む医師ももちろん大変だ。人数が少ない分、1人にかかる負担は重い。休みも思うように取れず、心身ともに疲れがたまる。地域に溶け込み住民の安全・安心を支える。強い使命感と責任感がなければ到底務まらない仕事だ

上小阿仁村の診療所の女性医師が村に辞職願を提出し、波紋を呼んだ。親身な診察で信頼は厚い。村は慰留に努め、住民有志も署名を集めるなどした。結果は撤回。去られれば無医村となるだけに、患者らはほっと胸をなで下ろしただろう

いなくなるとなって初めて危機感が募った。

そんな住民も少なくないはず。

地域医療がぎりぎりのところで保たれている現実を、今更ながら思い知る。

(2010/03/21 10:44 更新)







このコラム

”北斗星”が

どうしても

”死兆星”

とダブってしまうのは

私自身、年代的なアレなんでしょうか…。





村民の一時的な高揚感、

それに負けて逃げ切れなかった医師と、

打開策としてあさって方向の

ホスピス有床診療所19床をかかえるという

悲劇的な北斗の拳的状況は

もう医師として破滅を意味しています。





>地域医療がぎりぎりのところで保たれている現実を、

>今更ながら思い知る。





マスコミのコメントが物語っています。

この文章は

医療関係者がギリギリでやっているのを

マスコミはほとんど忘れている、

という意味です。



「ああ、そんなこともありましたね、

地域の医療崩壊でしたっけ?」

この程度がマスコミや一般市民の認識です。




上小阿仁村に幸あれ。








(1)
■開業つれづれ:「無医化危機 揺れる村 上小阿仁唯一の医師辞意」
http://med2008.blog40.fc2.com/blog-entry-1326.html











■開業つれづれ:「無医化危機 揺れる村 上小阿仁唯一の医師辞意」



ネタ元は

ゆりあさん

http://med2008.blog40.fc2.com/blog-entry-1325.html#comment10224

です。ありがとうございます。







ヘドが出るような典型的へき地。

24時間、一挙手一動を監視されているんですから

気に食わなければこうなります。




効率の悪い病院、診療所はつぶせという

国策にもあっているし、

医師に感謝の気持ちもなければ

動くのは当然。





さらに、誹謗中傷なんて

「医師が早くいなくなってくれ」と

自らのぞんで無医村になるわけですから

希望通りで良かったね、ということです。






へき地勤務希望の家庭医の先生方は

こういうのがお好きなんですね。










無医化危機 揺れる村 上小阿仁唯一の医師辞意

2010年3月11日 読売新聞

http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/akita/news/20100310-OYT8T01075.htm

 1通の辞職願で上小阿仁村が揺れている。村唯一の医療機関「上小阿仁村国保診療所」に勤務する有沢幸子医師(65)が「精神的に疲れた」と先月下旬、突然、退職表明し、61年ぶりの無医村になる可能性が出てきたのだ。関係者は必死の慰留を続けているが「辞職の意思は固い」という。休みは20日に1回という激務に耐え、地域医療を支えてきた有沢医師に何があったのか。(糸井裕哉)

 ■村の神様

 「死に水を取ってもらえた」「こんなに話しやすい先生は初めて」。村を歩くと村民から、有沢医師への感謝の言葉が聞こえて来る。有沢医師は昨年1月の赴任以来、午前8時30分~午後5時15分の定時診療のほか、早朝や夜間の往診も自発的に続けている。

 脳梗塞(こうそく)で倒れた母(88)の看病を続ける小林ユミ子さん(66)の元にも、有沢医師は診療時間の合間を縫って連日訪問。今月8日の流動食開始日には3度往診し、「鼻から胃へ液体を落とすのよ」と優しい口調で説明を続けた。

 小林さんは「分からないことは丁寧に教えてくれる。有沢先生は私たちの神様なんです」と話す。

 斉藤ヒサコさん(70)は昨年3月に他界した義理の母(享年92歳)に対する有沢医師の献身的な診療が忘れられない。

 ふりしきる大雪の中、深夜の午前1時でも3時でも容体が悪化すると点滴や酸素ボンベを持って夫と駆け付けてきた。嫌な顔一つせず、「少しでも休んで」と家族をいたわってくれた。

 「息を引き取る瞬間まで、『ばぁちゃん、早く元気になれ』と声を掛け続けてくれた。先生が居なくなったら私は生きていけない」と斉藤さんは声を絞り出した。

 ■心に傷

 辞意を表した理由を有沢医師は公にしないが、小林宏晨村長(72)は

「言われ無き中傷により、心に傷を負わせてしまったことが最大の原因」

と語る。

 村幹部らによると、有沢医師は昨秋、診療所向かいの自宅に「急患にすぐに対応できるように」と

自費で照明を設置。

だが、直後に

「税金の無駄使いをしている」と言い掛かり

を付けた村民がいたという。

 また、昼食を食べに行く時間が無く、診療所内でパンを買った際、

「患者を待たせといて買い物か」

と冷たい言葉を浴びせられたり、

自宅に嫌がらせのビラ

がまかれたこともあったという。

 昨年、有沢医師の完全休診日はわずか18日。土日や祝日も村内を駆け回り、お盆期間も診療を続けた。しかし、

盆明けの8月17日を休診にすると「平日なのに休むとは一体何を考えているんだ」

と再び批判を受けたという。

 診療所の小嶋有逸事務長補佐(60)は「こんなに身を粉にして働く医師は過去に例が無い。無医村になったら村民が困る。自分で自分の首を絞めている」と憤る。

 ■翻意なるか

 村は、有沢医師の負担を軽減するため、土曜日の完全休診制や村の特別養護老人ホームへの往診免除などを申し入れ、交渉を続けているが結果は芳しくない。

 村民の中には有沢医師に「辞めないで」と懇願するために受診する人もいる。

署名活動の動き

もあり、旅館経営の高橋健生さん(62)は「一人でも多くの声を伝えなければ手遅れになってしまう」と話す。

 有沢医師は兵庫県出身で、海外や北海道の利尻島などで診療に携わった経験がある。村へは夫と共に移住した。有沢医師は後任が見つかるようにと辞職日を来年3月末にした。だが翻意しなければ、村は2~3か月後に医師募集し、後任探しをしなければならない状況に追い込まれる。

 小林村長は「一部の不心得者のために人格も腕も一流の医師を失うのは不本意。医師不足は深刻で、無医村になる公算は限りなく大きい」とため息をつく。







>自費で照明を設置。

>「税金の無駄使いをしている」と言い掛かり

それこそ

公費で設置してもらえばいいのでは?




>「患者を待たせといて買い物か」

>自宅に嫌がらせのビラ

ここまでいったら

単純に警察にお願いするだけです。





で、またまた

>署名活動の動き

って、まだ動いてもいないのか、

という状況。

署名なんか1万通あってもどうしようもありません。





今までの住民運動は、

まれな正常事例は

このような展開になっています。




署名活動 ←まだここまで来てない

 ↓

住民が署名活動が無効だと気づく →そのまま→ 無医村

 ↓

住民による必死の受診抑制 →改善なし→ 無医村

 ↓

住民の医療理解の向上、行政の介入 →効果なし→ 無医村

 ↓

やっと医療現場が少し落ち着く →応援なし→ 無医村

 ↓

報道につられた新規医師の応援

 ↓

医師の翻意が進む



って感じ。




まあ、基本的には診療中に、

>村民の中には有沢医師に

>「辞めないで」と懇願するために受診する人もいる。



なんて、茶飲み話だけで

医療に関係ない人が来られるだけで

大迷惑。

再診料しか取れないし。







もしかして再診料取ったら

さらに激怒されたりして。






















■開業つれづれ:「北秋田市民病院開業 越年も 厚生連基本協定で遅れ」




俺、辞めるからしらねーよ、

といって放置した

北秋田市民病院(1)。



相変わらずです。

予想を裏切らない展開に

壮大な箱もの行政が

見え隠れします。







北秋田市民病院開業 越年も 厚生連基本協定で遅れ

2009年8月6日 読売新聞

http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/akita/news/20090806-OYT8T00264.htm


 10月1日に予定していた北秋田市民病院(北秋田市上杉)の開業が早くても12月にずれ込み、年をまたぐ可能性があることがわかった。指定管理者のJA秋田厚生連と市が、病院運営の方針を示す基本協定を締結していないため、医療機器の購入やシステムの構築を一切行っておらず、準備が間に合わないことが理由。市は「できるだけ早く基本協定を締結し、来年4月までには開業したい」としている。

 厚生連の佐藤博身理事長が先月28日、市役所を訪ね、津谷永光市長に事情を説明し、
「10月1日の開院は無理」
と伝えた。

 厚生連によると、基本協定を結ばないと、補正予算が組めないため、医療機器と、診療データを管理するシステムは一切発注していない。システムの構築には、工事や運用試験などに約4か月かかり、開業は早くても12月になるという。

 基本協定を巡っては、市は当初、病院の赤字を補てんしない方針だった。しかし、厚生連の要求に応じて、赤字を全額補てんし、医療機器の購入費を補助する方針に転換し、市は6月8日に基本協定の素案を厚生連に提示していた。

 厚生連は「市が示した協定の素案内容には満足しているが、細かい条文のニュアンスや表現にこだわっているうちに時間が経過してしまった」と説明している。

 これに対し、市医療推進課は、5月下旬に両者が秋田市で会合し、10月開業の方針を確認し合ったとしており、担当者は「厚生連は開業に間に合わせて準備をする責任があった。もし間に合わないとしても、それが明確になった時点で連絡してくるのが筋ではないか」と憤慨している。

 開業時に閉鎖となる北秋中央病院(同市花園町)は暫定的に業務を続ける






別ソースです。





10月開業は延期へ 北秋田市民病院

さきがけWeb 2009/08/05 13:04 更新
http://www.sakigake.jp/p/akita/politics.jsp?kc=20090805i

 北秋田市が同市上杉の北欧の杜公園近くに建設を進めている北秋田市民病院(指定管理者・県厚生連、320床)の開業が、予定している10月1日から大幅に遅れる見通しだ。赤字が出た場合、開設者の市と経営する厚生連のどちらが負担するかで話し合いが長引き、契約書に当たる基本協定をいまだ結べていないためだ。開業まで2カ月を切った今も厚生連は医療機器を発注していない。
「協定なしには購入できない」という厚生連に対して市は「準備を急ぐ責任があった」と指摘する。良きパートナーであるべき両者が意思疎通できていなかった状況がうかがえる。

 厚生連によると、未発注の主な機器は、患者の診療データをコンピューター管理する「オーダリング」と呼ばれる医療情報伝達システム。このシステムの運用を始めるためには、設置工事や運用試験に要する日数を考慮すると、4カ月前には発注しておく必要があった。残り2カ月を切って発注していない現状を考えると、10月開業は絶望的。厚生連の佐藤博身理事長が先月28日、市役所を訪れ、津谷市長に状況を報告した。





新聞で言っていることがバラバラ。

どちらが正しいのかわかりませんが、

取材能力が問われるところです。







基本的に秋田の方には

契約、という概念がないのでしょうか(2)?




契約していなくても準備しろって、

それはお前…。

>「協定なしには購入できない」という厚生連に対して市は「準備を急ぐ責任があった」と指摘する。良きパートナーであるべき両者が意思疎通できていなかった状況がうかがえる。


いったい、これが行政の意見なんでしょうか?











(1)
■やけっぱちの秋田 「北秋田市民病院 医師不足 常勤医半数のみ 全科一斉開業は絶望的」
http://med2008.blog40.fc2.com/blog-entry-664.html

(2)
■闇金 秋田くんの悪魔契約 「修学資金貸与1人当たり減額へ 09年度、募集枠広げ総額抑制」 月額15万→10万円に減額 でも9年は働け
http://med2008.blog40.fc2.com/blog-entry-681.html







■闇金 秋田くんの悪魔契約 「修学資金貸与1人当たり減額へ 09年度、募集枠広げ総額抑制」 月額15万→10万円に減額 でも9年は働け

秋田では狂った契約が

まかり通っているようです。

悪魔契約かな?






「最初は月額15万貸与するから、

貸した1.5倍の期間働け」、

という契約。


月額15万

15 x 12 x 6 = 1080万



そしたらいきなり

「金ねーから10万しか出せないゎ。でも働く条件は変わんねーから」


月額10万

10 x 12 x 6 = 720万



…1000万円貸してくれるはずだったのに

いきなり700万に値切られて、

労働期間は一緒で、

しかも、

働けないなら

1割付けて返せ

という闇金並みの秋田。









《地域医療再生》県「医師確保策」揺れる
修学資金貸与1人当たり減額へ 09年度、募集枠広げ総額抑制

2009年3月6日 読売新聞
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/akita/news/20090306-OYT8T00054.htm

 深刻な医師不足を食い止めようと、県が実施している対策事業が揺れている。県は2009年度から、県内で勤務することを条件に医学生らに貸与する「修学資金制度」の募集枠を拡大する一方、貸与総額を抑えるため秋田大の医学部生1人当たりの貸与額を減額せざるを得なくなった。大学から批判の声が出ており、県は頭を悩ませている。(鈴木幸大)

 医師を確保するため、県は2006年4月から医学生や研修医を対象に、貸与期間に応じて一定期間、県内の医療機関に勤務することを条件に返済を免除する修学資金制度を設けている。

 募集枠は、秋田大の医学部生15人(月額15万円)
、どこの大学かは問わずに医学部生5人(同15万円)と大学院生5人(同30万円)、病院の研修医5人(同20万円)。現在59人に貸与している。

 08年度は、30人の募集枠に対し、35人の応募があったため、補正予算で対応し、全員に貸与した。

 09年度は、全体の募集枠を32人とし、大学院生を3人に、研修医を1人に減らし、希望の多い秋田大の医学部生を20人に、大学を問わない医学部生を10人に増やす。ただ、予算の制約があり、秋田大の医学部生の貸与額を月額5万円減らし10万円に改めた。さらに、すでに貸与中の秋田大の2年生以上についても、自宅通学者に限って月額10万円に減らすことにした。

 こうした措置に対し、秋田大地域医療検討委員会委員長の伊藤宏教授は「減額によって受給を辞退したいという学生もおり、医師確保対策にならない。金額を含めもっと柔軟に対応できないものか」と批判する。

 県医師確保対策推進チームの担当者は「限られた財政状況の中で増え続ける貸与額を抑制しつつ、医師に一人でも多く県内に残ってもらうために、貸与額を減額するのはやむをない」と話し、苦しい対応を迫られている。

■女性医師の再就職支援事業、男性にも 

 県は医師確保につなげるため、09年度から、女性医師が対象の「女性医師再就職支援研修事業」を、男性も対象とする異例の措置を取る。

 この事業は07年4月からスタート。出産や育児でいったん医療現場を離れた女性医師を対象に、3か月程度の期間を目安に復職に必要な研修を受ける費用を県が全額負担する。研修内容や時期は個別に決めることができる。

 しかし、これまで利用はゼロにとどまっている。

 今月2日、秋田市で開かれた県地域医療対策協議会では、委員の岸部陞(すすむ)・北秋田市長が「病気などで休職し、復職したいと考えている男性医師も少なくない」と対象を男性に拡大するよう求めた。

 こうした声を受けて、県は男性も対象とし、男性医師の復職についても支援することを決めた。この事業は国からの助成を受けているため、男性分については、県独自の予算の中から費用を捻出(ねんしゅつ)する。

 県医師確保対策推進チームの保坂学チームリーダーは「医療現場に医師が増えるのであれば、復職を目指す男性医師からの要望にも対応していきたい」と話している。





秋田県の修学資金貸与制度

https://www.drs-avenue.net/news/28.html


医師確保対策として県が昨年から始めた「修学資金貸与事業」で、今年は医学生の募集枠について、募集定員の3倍の申し込みがあったとのこと。
昨年は1年生のみを対象としていたが、医師確保を早める狙いで全学年対象、と変更したことが応募急増につながったと見られる。

貸与額は月15万円と、1年生の場合は入学金(282,000円)も貸与される。
返還免除の要件として、
「大学卒業後1年6ヶ月以内に医師免許を取得し、その後直ちに貸与期間の1.5倍の期間、県内の公的医療機関等に勤務すること」
となっているが、
仮に返還免除の要件を満たさなかった場合は1年以内に貸与額に10%の利子をつけた額を返還しなければならないという、物理的に無理であろう規定が盛り込まれている。

その他、大学院生や研修医(臨床研修・専門研修)を対象とした募集枠もあるが、こちらは定員には達しなかった。ちなみにこの場合は、免除要件として「知事が別に定める診療科(産婦人科、小児科、麻酔科、精神科、循環器科)」という項目が追加される。

医師人材の確保ということで、志ある未来の医師に対して、授業料など経済的な側面から補助をするのは、なかなか良いアイデアかなと思いますが、「医師確保のため」という言葉を重ねれば重なるほど、志を持って日々勉学に励む受験生や医学生の気持ちをないがしろにしているような気分になるのは私だけなのでしょうか。

参考:
秋田県公式ホームページ「美の国あきたネット」(健康・福祉のコンテンツから上記の制度を見ることが出来ます)







ウシジマくんなんかが

女をソープに落とすように(1)、

医学生を

僻地に叩き売る秋田。




しかも金出し渋っているし。

体で払う返済は

同じ期間だから、

とんでもねーやり方。




一般なら裁判沙汰じゃないでしょうか?

悪徳商法とか闇金とか

そういうたぐいのものですよね。

解約は一発1割増しで返金とか。








当ブログの教訓:

「いいですか、

先物取引と、麻薬と、秋田の修学資金貸与だけは

手を出してはいけません。

シロウトは身を滅ぼします。」









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最近、

秋田県の医療業界に

話つけてんですよね…(ウソ)。






■秋田の夏休み計画(笑) 「「研修病院見学は公用車で」に反応なし 秋田県」


夏休みの宿題が

まだできていない子供を

みているようです(笑)。



>秋田県は、臨床研修病院の見学で来県する医学生を対象に

>公用車での送迎サービスを始めたが、これまでのところ

>利用者はゼロ

>医学生の利便性を配慮した

>秋田ならではの“おもてなし”

>だったが、

>問い合わせさえない







まあいいですけど(笑)。




来るあてのない

学生さんを優遇するより、

実際に病院で働いている医師に

優遇をしないでいると

もっと重要な一番働ける

”中堅医師”が

逃げる気がします(笑)。




んで、


>県は8月半ばに態勢を整えた。

>全く反応はなし

>これを受け、当初は夏休み期間に当たる9月中旬ごろまでの1カ月間のサービスと考えていたが、
>継続することにした。





ヲイヲイ…(笑)。




8月半ばって、

もう夏休み中じゃん(笑)。






夏休みの計画を

8月半ばに立てて(笑)、

でも、

「全く反応がなかったので」

中止しないで、

「さらに継続」

する方針とか…。






「研修病院見学は公用車で」に反応なし 秋田県

2008年10月07日火曜日 河北新報 
http://www.kahoku.co.jp/news/2008/10/20081007t41011.htm

 医師確保対策の一環として、秋田県は、臨床研修病院の見学で来県する医学生を対象に公用車での送迎サービスを始めたが、これまでのところ利用者はゼロ。医学生の利便性を配慮した秋田ならではの“おもてなし”だったが、問い合わせさえない状態が続いている。

 「病院見学・県内アクセスサービス」では、見学に訪れる全国の医学生が、秋田大病院など県内計14カ所のうち複数の病院を回る際、駅や空港から公用車を使って現地を訪問できる。

 県側が送り迎えや病院訪問のスケジュール調整も行い、希望があれば観光名所への案内も行うことにしている。これらは無料で、県は8月半ばに態勢を整えた。

 サービスのきっかけは7月、東京で開催した臨床研修病院合同説明会。秋田県内の病院に関心を寄せた医学生が多数いたことから、夏休みを利用して来県する医学生の利用を見込んでいた。サービス開始に当たって、合同説明会で連絡先を知らせてくれた医学生約70人に情報提供するとともに県のホームページでもPRに努めた。

 これに対し、
全く反応はなし

これを受け、当初は夏休み期間に当たる9月中旬ごろまでの1カ月間のサービスと考えていたが、継続することにした。

 県医務薬事課医師確保対策推進チームは「医学生は個別に病院見学を行っているようだが、広い県内を効率的、経済的に移動するのに便利なので気軽に利用してほしい」と説明。「このサービスで本県への研修医生が増えるとは考えていないが、医師確保に向けてでき得るサービスを整えるのがこちらの使命」と強調している。







きっと、

秋田ではいつの日か

どこぞの”議員”さんのように

”医学生”が無料の公用車で

病院見学をすることでしょう。





そして、

病院で働く医師(特に大学病院医師)は

出張費や学会費すら出してもらえず、

自腹を切って、時間外も”奉仕活動”をして

疲弊している姿を見るのかもしれません。








医療現場を捨てて

マッキンゼーに

見学に行く医師が増えるのも

わかる気がします(笑)(1)。



マッキンゼーは

無料送迎してましたっけ…(爆)?









(1)

■東大医学部生は医学を捨ててマッキンゼーへ 「医療改革テーマにフォーラム―構想日本」
http://med2008.blog40.fc2.com/blog-entry-399.html



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日本の大学病院勤務: 労働基準法が存在しない。

フルコースをこなしたため貧乏から抜け出せず。
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大学から地域(僻地ともいう)の救急医療で疲弊しました。
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田舎で開業、借金は天文学的数字に。


今は田舎で開業して院長になりました。
でも、教授に内緒で開業準備していたころのハンドルネーム”中間管理職”のままでブログを運営してます。

ブログは主に
日本の医療制度(医療崩壊)、僻地医療事情、開業にまつわる愚痴と、かな~り個人的な趣味のトピックスです。

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