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■開業つれづれ:「ポトマック通信 医療改革が進まぬ訳」

ポトマック通信、

何気にいいかも。





【外信コラム】ポトマック通信 医療改革が進まぬ訳

産経ニュース 2009.8.5 03:08


 先日、自宅近くの医療施設で、ある専門医の診察を受けた。健康診断の結果、「精密検査が必要」と言われたからだ。

 米国の現行の保険制度では医療機関を受診するにはまず、自分が加入する民間医療保険を受け付ける病院を探さなければならない。

 該当する医療機関を見つけ出し、当日、早めに待合室に行くと、まず備え付けのパソコンで、膨大な量の個人情報や健康状態のチェックを入力させられた。診断の結果、「血液検査と超音波検査が必要」と言われた。医師は「超音波検査は同じ病院にある別の受付まで行って自分で予約してくれ」と言う。

 血液検査はその場で受けられると思っていたら、こちらも「この施設にはあなたの保険が利く検査機関がない。自分でネットで探して」と、とりつく島もない。同じ医療施設内にあっても、各医療サービスは独立して運営されているためらしい。

 医療検査専門の全国組織のサイトにアクセスして、家から近そうな検査所を予約した。日を替えていくと、同じような書類の記入と、結果を専門医へ報告する情報開示への承諾のサインも求められた。

 米国には4700万人の無保険者がいるといわれる。にもかかわらず、医療費の支出は先進国最大だ。中でも直接の医療費以外の管理費用が約3割に上るという。国民皆保険を目指すオバマ大統領の改革を阻む効率の悪さを目の当たりにした。(渡辺浩生)






私自身、

アメリカに少し住んでいたことがあります。

ちょうど病気がちな子供も一緒にいたので、

何度も病院には通いました。




そこで見えてくるのは

本当に

非効率で守銭奴な

アメリカの保険会社の姿勢です。




私の同僚は

”急に保険会社が私の通っている病院と

契約を打ち切ってしまった”

と言って泣いておりました

(比喩的な表現ではなく本当に)。






彼女は膠原病で、

いろいろと探してようやくいい先生に巡り合えて

落ち着いてきたところでした。




各保険会社がいろいろな算定率で

医師との契約を継続したり打ち切ったりする

巻き添えになってしまったのです。




残念ながら、医療保険は

個人であまり自由に加入できません。

なぜならほとんどの人は

会社が契約している保険会社に

入らなくてはいけず、

個人で加入することは膨大な保険料をさらに

アップさせることになるからです。




彼女は結局、担当の先生を変えました。





日本の医療制度のありがたさを知るのは

海外にいる日本人です。

大抵は、

脳出血を起こして1週間ICUに無保険でいたら

2000万円の請求が来た、

とか

盲腸の手術(正式には虫垂炎)をしたら

ニューヨークでは250万円かかる

という話を聞いています。



大病をしたら

日本に帰る方が多いのも

特徴です。




それだけ日本の医療制度がすぐれているのに

なぜ、海外から戻ってきた方々は

そのことを言わないのでしょう?




マスコミも

「日本の医療は非効率だ」

とか叩きまくりましたが、

先進国最低の医療費で

世界最高の医療結果

を残している日本医療は、

極めて効率的であったはずなのに、

変な扇動で叩き潰してしまいました。





そして、

マスコミはそのことを

全く反省しておりません。





多くの方が、

まるで理想郷のように話をするアメリカ。




しかし、アメリカの医療は

極めて商業的で、

「金の切れ目が命の切れ目」

という徹底した守銭奴体質になっています。



マスコミや国、国民は

何を求めて、

何を目指しているのでしょう?








■開業つれづれ:「ポトマック通信 ERの真実」 アメリカ式医療
http://med2008.blog40.fc2.com/blog-entry-980.html








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コメント

No title

え~と…これって産経の記事ですよね?
この「ポトマック通信」って、いわゆる「お前が言うなコーナー」だと解釈して良いのでしょうか?

No title

保険証一枚で、どこの病院でも受診できて、たいていの場合いろいろなことを考えずにその病院内で診療が完結し、必要なら適切な上級病院を紹介されて適切な治療が受けられる。しかもその費用負担は少なくとも破産するほどではない。

こんな「マスコミ的には非効率」な医療を実現しているのは、世界広しといえども日本くらいのはずなんですけどね…
たとえ、ヨーロッパの福祉国家群ですら、ここまで濃厚な医療を受けられる国はないですよ。
「1時間も待たされた!非効率だ!」「病院内をあっちに行け、こっちに行けと指示ばかりされる、そっちから来い!非効率だ!」
「アメリカはもっと効率的な患者主体の医療をしている!アメリカ様を見習え!」

井の中の蛙、大海を知らず…

今朝の地元の新聞に隣町の医師のコメントが掲載されていました。そのコメントを読み、ウチの町も近隣の町も、医師不足で診療休止になっている理由がわかりました。小児、産科、救急って「もうからない分野」だったんですね。私は病院に儲けをもたらすのが医師会の存在だと思っていました。どうも違ったようですね。じゃあ、なんで医師会は多額の政治献金なんかするんだろうと自問自答しております。

No title

増すゴミはホントに逝ってよし、ですね。

リーダーシップだ☆管理職おやじ奮闘日記

はじめまして、管理職関係のサイト検索していたら辿りつきました。
中間管理職には大変な時期ですがお互いに頑張りましょうね。私は、日々の仕事での苦労や解決法を自分なりの視点で日記風に書いています、今流行のレイオフ一時帰休に関しても書いていますので、一度お越し下さい。

No title

>耶馬苦痢陰弔様

私は「かつて」産経の読者でした。その経験から言わせていただきますと、この新聞は、あまり紙面内の論調の統一はされていない傾向があります。
おおまかな「保守」の枠内に入っているというのが最低限の共通項としてあるだけで、新自由主義者から旧来の「右翼」に近い人までいるし、米国や韓国への好悪も論者によってバラバラ。良く言えば「自由」、悪く言えば「寄せ集め」です。
おそらく、左翼全盛時代に、劣勢の保守系の論者が大同団結したのが背景にあるのだと思いますが...。
おそらくこの「ポトマック通信」のコラムニストは本誌の「医療叩き派」の思惑とは無関係にコラムを書いたのではないかと推察されます。

かつては、全体主義を肯定する朝日、毎日や、論調はともかく社内が全体主義の読売と違って、その辺に好感を持ったのですが、「サラリ君」の一件で失望しましたね...。



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日本の大学病院勤務: 労働基準法が存在しない。

フルコースをこなしたため貧乏から抜け出せず。
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大学から地域(僻地ともいう)の救急医療で疲弊しました。
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田舎で開業、借金は天文学的数字に。


今は田舎で開業して院長になりました。
でも、教授に内緒で開業準備していたころのハンドルネーム”中間管理職”のままでブログを運営してます。

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