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■開業つれづれ:千葉では病院が突然死 「松戸の2病院突然閉院 患者と職員、不安と戸惑い」



病院を減らす方針の

厚労省と総務省。




きっと、こういうニュースを聞いて

ニッコリ笑って

「よし!!」

とか言うんでしょうか。





国の方針どおりに話が進んでいます。

ついに

”病院の突然死”

が起こり始めました。






松戸の2病院突然閉院 患者と職員、不安と戸惑い


千葉日報ウェブ 2009年08月02日07時57分

http://www.chibanippo.co.jp/news/chiba/society_kiji.php?i=nesp1249167475

 松戸市の五香病院新八柱台病院が、7月31日で閉院となった。いずれも病床数60を超える民間総合病院で、職員が閉院と解雇されることを知らされたのは数日前。詳しい理由は説明されていないという。約90人の入院患者は31日までに転院したが、一夜明けた1日も病院を訪れる患者の姿も。職員は7月分の給料も支給されておらず、不安と戸惑いが広がっている。

 県医療整備課によると、28日に五香病院から「(新八柱台病院とともに)7月末で閉院する」という連絡があった。同課は「入院患者の転院に最善の努力をしてほしい」と要請。県医師会と松戸市医師会などにも協力を求めたという。

 五香病院には46人、新八柱台病院には42人の入院患者がいたが、31日に五香病院から同課に「(2病院の)すべての入院患者の受け入れ先が決まった」と報告があった。同課は「2病院とも医師不足が原因ではないと聞いており、地域医療が厳しい中での閉院は残念」としている。






>職員は7月分の給料も支給されておらず


まあ、単純に金が尽きた、

ということなのでしょうか。



それでも

医療がどうにか経営的に回るうちなら

別の団体が買い取るでしょうけど、

今の日本の政策では

医療は赤字が当然の設定ですから、

「病院は更地にして持ってこい」

(1)という有様です。



病院に

付加価値なんか全くありません。

逆に売る時に困るだけの

お荷物です。






(県医療整備課)
>地域医療が厳しい中での閉院は残念


…残念、というだけで

終わってしまって

まあ、言うだけはタダですが

あとは放置プレイ、というやつですね。





これからもどんどん

不景気の中小企業同様、

病院の倒産や夜逃げが

増えることでしょう。






新しい日本が来て

すぐに改善するか、

といったら

そうは思えません。















(1)
■開業つれづれ: 病院にさら地以上の価値はない 「正念場迎える200床規模の中小病院」
http://med2008.blog40.fc2.com/blog-entry-871.html


関連記事

コメント

No title

突然死の裏側では、必死の努力を続けてたんでしょうね。

いまや、病院経営は、経営者の全財産をつぎ込んでも持たなくなるくらいどうしようもなくなっているということなんでしょう。
もし、経営者に多少なりと余裕があるうちに、という思いがあったらこんなハードランディングにはならないでしょうから、経営者も裸で放り出されるんでしょうね。で、すべては銀行がお持ち帰りする、と。

今の金融機関は中小企業を何とか支えようだなんて毛の先のフケほども考えてませんから。街の社長さんが自殺しようが、闇金に追いかけまわされて拉致されようが、知らんぷりですもんね。

No title

毎日の仕事に追われて社会の動きから取り残されそうな中、このブログは勉強になります。ところで、厚労省と総務省が病院を減らす方針とのことですが、それはいつごろ発表されたのでしょうか。もしネットで見られる政策文書などがありましたら、URLをお教えください。この現象が国の方針どおりとしたら、日医は強く抗議をすべきだと思います。なにか国から通達など出たのでしょうか。

何をいまさら

>とおりすがりさんへ
正直なにをいまさらという質問です。

違法労働を前提にした医療費削減や
病床数を35万から13万に削減し医療費を削減する政策を知らないのですか?

面倒なので適当に貼り付けます。

http://www.mhlw.go.jp/bunya/shakaihosho/iryouseido01/info02b.htm

http://www.mhlw.go.jp/bunya/shakaihosho/iryouseido01/pdf/saikousei01.pdfl

私のマニフェスト 医師の長時間勤務禁止

http://www.asahi.com/politics/update/0804/TKY200908030387.html

〈薬剤師の中原のり子さん〉

 10年前の99年8月、小児科医だった夫・利郎は、勤務先の東京都内の病院の屋上から飛び降り、命を絶ちました。医師不足の中、当直を月に5~6回、多い時で月8回こなしていました。当直明けでも休まずに働き、32時間連続で働くこともよくありました。

 事務机の上にあった「少子化と経営効率のはざまで」と題した遺書は、国の医療費抑制で小児科が切り捨てられ、人員削減で医師が過酷な労働に押しつぶされている実態を訴えていました。「閉塞(へいそく)感の中で私には医師という職業を続けていく気力も体力もありません」。悲痛な叫びもつづられていました。

 これ以上、医師、特に勤務医を殺してはいけない。夫が残したメッセージを伝えるのが務めだと思い、講演などで勤務医の労働環境改善を呼びかけていますが、過重な負担を強いる状況は依然として続いています。

 娘は夫と同じ小児科医になり、勤務医をしています。小さな子どもを抱えながら、当直は月7回。現場の過酷さを覚悟していた娘でさえ、「辞めたい」と弱音を吐くこともあります。各地の勤務医からも長時間勤務や当直の多さ、ミスが許されない緊張下での大きなストレスを訴える声が続々と寄せられます。

 選挙になれば、各候補はこぞって「子どもの医療費無料化」を掲げます。でも、実際に子どもを診るのは医師なんです。勤務医を疲弊させる労働環境を良くしようという訴えはほとんど聞こえません。

 国は医師総数の不足を認め、医学部定員の増員を進めています。重要な前進ですが、一人前の医師になるまでに10年はかかります。その間、現場の医師は犠牲になれと言うのでしょうか。

 32時間眠らず、疲れ切った医師にあなたの子どもを安心して預けられますか? まずは勤務医の交代勤務を確立し、長時間の連続勤務を禁止するよう徹底する。患者の命を守る医師こそ、健康で人間らしい働き方をさせてください。(聞き手 島康彦)

    ◇

 厚生労働省によると、小児科医は80年代前半の3万5千人台をピークに減少して06年は3万1009人に。子どもは診察や検査に時間がかかり採算性が悪いことなどが原因とされる。

なにをいまさら

とおりすがりさんの認識が一般の方の認識なのかもしれません。あれほどまでに医師が訴えているのに、マスコミに黙殺される世の中ですから。ブログ主さんは2007年にすでに記事にされてますよ。


■総務省による、公立病院の廃止・縮小計画 ”全国つぶす病院候補”一覧(1)
http://ameblo.jp/med/entry-10056016668.html

■総務省による、公立病院の廃止・縮小計画 ”全国つぶす病院候補”一覧(2)
http://ameblo.jp/med/entry-10056023971.html

一部ではかなり有名な記事です。ま、このリストの通りに医療は撲滅されているわけですから、これが日本の医療レッドデータブックです。気付いたら絶滅、というわけですw。狩っているのはいるのはマスコミと国民と国。狩られているのは医療関係者。損をするのは医療関係者と国民。…なんで気付かないですかね?

No title

『生き残るのは最も強い種でも、最も賢い種でもない。 最も変化に適応した種が生き残るのだ』 (ダーウィン)

  経営の方面でよく引用される言葉です。
  最近、医療の分野も『適者生存』の『生存競争』ではないか、と感じています。 お上がつぶす気マンマンなので、『ジェノサイド』の方が適切かもしれませんが・・・。
  ただ、どんな状況になっても、なんとか生き残らなければなりません。 次に来るべき状況を予測し、その方向に合わせて、自分の専門性と勤務の形態を創っていかなければなりません。 私は、専門性の確立・自費診療への対応・外来業務への特化を柱にして勉強中です。
  このブログでも、いろいろと勉強させて頂いています。 感謝!

2ch情報ですが…

両病院のオーナーの福島文典医師が、
六高台病院をみんなで辞めて五香病院を作った事で訴えられて、
敗訴したことが原因だとか…
http://society6.2ch.net/test/read.cgi/hosp/1249172919/l50x

新八柱台病院は、2008年9月1日にオープンしたばかりだそうで…
http://www10.ocn.ne.jp/~syd-hp/

No title

裁判で負けるようでは、病院経営など無理ですよねw

Re: 何をいまさら・なにをいまさら

レス有難うございました。一応、同業なので療養病床削減や自治体病院縮小の話は知っておりました。ただ、それは「病院を減らす方針」とは必ずしも一致しないんじゃないかと思っただけです。

論理的には、療養病床の削減→病院を減らす方針、ではないでしょうし、自治体病院を縮小→民間病院まで減らす方針、ではないでしょうから。

それを、「国は病院を減らす方針」とずばり書かれていたので、しらないうちに新しい通達か何かが出されたかと思いました。

あと、違法労働の問題は、それこそ病院内部の労務問題であり経営問題でしょう。理屈の上では。

No title

私的には、

×病院の突然死
○病院の死亡確認

No title

とおりすがり様:

いろいろなところで厚労省のお役人が講演しており、そこではっきりと明言しています。

療養病床の削減(当然病院の廃院も含まれる)
一般病床も日本では多すぎる、急性期病床も削減するべき
そして、職にあぶれた職員(医師・看護師を含めて)地域のセンター病院に集約する。

などと。
なにせ効率化優先ですから。

当然の結果か

五香病院は交通事故患者をCTも撮らず 整腸剤を出すようなとこだから 色々なトラブルありきの閉院も致し方なしだと思われます
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フルコースをこなしたため貧乏から抜け出せず。
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大学から地域(僻地ともいう)の救急医療で疲弊しました。
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田舎で開業、借金は天文学的数字に。


今は田舎で開業して院長になりました。
でも、教授に内緒で開業準備していたころのハンドルネーム”中間管理職”のままでブログを運営してます。

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