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■産科医 全国最低は”滋賀”だったんだ(笑) 「ご近所のお医者さん:/45 産科医数は全国最少/滋賀」

産科医、全国最低は

滋賀だったんですね…。

知りませんでした。




でも、

滋賀以外のベスト5は

まさに

”医療問題の常連”(笑)。




知事が、

「人口比で医師を比べることは間違い。

医師数は面積比で比べるべき」(爆)というDQN発言をした

<46>埼玉  27.6


いわずと知れた崩壊の最先頭を行く

<45>北海道 31.5



<44>青森  31.8


毎日新聞が、強力な

”産科医療廃絶キャンペーン”を行った

<43>奈良  31.9


これらを押さえた滋賀。


■切り札PFIの崩壊 「近江八幡市立総合医療センターを考える会 /滋賀」
http://med2008.blog40.fc2.com/blog-entry-89.html

ぐらいしか思い浮かびませんが、

他に何かあったでしょうか…?


-------------------------------------

ご近所のお医者さん:/45 産科医数は全国最少 /滋賀

毎日新聞 2008年4月22日 地方版
http://mainichi.jp/area/shiga/news/20080422ddlk25070555000c.html

 前回に続き、厚生労働省が2年に一度行っている医師調査を基に県内の現状をみてみます。

 人口当たりの医師数が全国的に少ない状況にある滋賀の医療施設従事医師数を診療科別にみると、06年現在で内科が928人と最多。続いて小児科417人、外科297人▽消化器科(胃腸科)291人▽整形外科253人▽循環器科245人▽眼科128人▽精神科112人などとなっています。

 04年現在と比較すると、これらの診療科のうち外科、消化器科、整形外科、循環器科、眼科が増加し、内科と小児科、精神科は微減ですが、特に減少傾向にあるのが産科医(産婦人科・産科)です。

 全国的にもこの傾向がうかがえますが、滋賀は06年(83人)が04年(104人)と比べて約2割減の大幅減少となっています。このように産婦人科と産科に従事する医師数の地域差が生じています。

 昨年発表された医師調査では初めて産科医数の格差を調べています。その結果によると、06年現在、15~49歳の女性人口10万人当たりの産科医数は全国平均が38・7人。これに対し、滋賀は26・8人と全国最少です。

 近畿の他府県はすべて30人を超えており、全国最多の鳥取との格差は2・26倍に上ります。医師全体の最大格差2・01倍(京都と埼玉)よりも大きい差です。このコーナーで、地域診療に携わる医師から指摘されている産科医の危機的状況が数字に明確に表れています。(係から)=この項続く

==============

 ◇都道府県別産科医数(15~49歳の女性人口10万人当たり)
【上位】        【下位】

(1)鳥取 60.5  <47>滋賀  26.8

(2)徳島 54.6  <46>埼玉  27.6

(3)島根 51.5  <45>北海道 31.5

(4)宮崎 50.9  <44>青森  31.8

(5)長崎 50.5  <43>奈良  31.9

-------------------------------------


滋賀の医療現状を

ご存知の方がいらっしゃいましたら、

ちょっと教えてもらえましたら幸いです(笑)。




なんせ、

全国最低ですから…(爆)。










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コメント

滋賀県といえばあの心の僻地・彦根市を有する聖地ですよ。むしろ滋賀が1位になるということは報道や司法、行政の圧力や自然環境にも増して産科医は住人の質を重視しているという証左ではないでしょうか。

私は非医療関係者ですが、真っ先に彦根を思い浮かべました。
http://d.hatena.ne.jp/mycat/20070125

毎日新聞は人口あたり医師数を取り上げるが大好きです。医師密集地域の医師を悪者にしたいだけでしょう。

毎日新聞の○○県の××病院医師撤退、という記事のあとにはたいてい、○○県の人口あたり医師数が少ない話と臨床研修医制度の影響が書かれています。
・○○県の人口あたり医師数が少ない場合
→医師が少ない、偏在だと大騒ぎする
・○○県の人口あたり医師数が多い場合(徳島県、高知県など)
→1:その県の郡部や町村部の人口あたり医師数が少ない、都市部より少ないと騒ぐ
2:出産数あたり、面積あたり、入院期間あたり、病床あたり、などの数値をを調べて全国平均を下回っているものをひとつ見つけだして、”少ない、偏在だ”と騒ぐ

いつもこんな感じです。
たった2倍の差は、むしろ遍在の部類だと思うのですが。

  都市部以外では、対人口医師数が多くても、絶対数が少なすぎてどうしようもない。
  都市部では、仕事の要求度が高くや絶対量も多いので、病院数も多いので、人口比率や絶対数がちょっとばかり多くても、やっぱりどうしようもない。
  ・・・そんなところでは?
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フルコースをこなしたため貧乏から抜け出せず。
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大学から地域(僻地ともいう)の救急医療で疲弊しました。
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今は田舎で開業して院長になりました。
でも、教授に内緒で開業準備していたころのハンドルネーム”中間管理職”のままでブログを運営してます。

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