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■開業つれづれ: 医師の2次感染 補償なし 「<新型インフル>研修医が感染 さいたま市立病院」



医療関係者の新型インフル2次感染です。




「おまえら、修学旅行をキャンセルされた悲しみがどんなかわかるか!」

「だから、新型インフルでの修学旅行キャンセルは国が補償しろ!!」




…いやね、心情は分かります。

でも、実際に修学旅行は補償されても、

こうやって現場で感染する医師には

まったく国の補償がない

というのはどう思いますか?

どちらが社会的弱者でしょう?

どちらが日本にとって大切なのでしょう?







これが日本における

医療崩壊の現状です。











<新型インフル>研修医が感染 さいたま市立病院

2009年6月22日23時50分配信 毎日新聞
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090622-00000120-mai-soci

 さいたま市立病院(同市緑区)は22日、臨床研修医の女性(24)が新型インフルエンザに感染したと発表した。海外渡航歴はなく、既に判明している感染者との接触もなかったが、18日夕~19日朝、救急外来の当直を担当した際、簡易検査でA型陽性が出た女性患者を診察していた。村山晃院長は「診察時に感染した可能性がある」と話している。埼玉県内の感染者は17人目。

 研修医は20日からのどが痛み始め、21日午後に39度の発熱があった。22日夜に遺伝子検査で感染が確認され、入院した。研修医は20、21日に計3回、担当する内科の入院患者計6人を回診している。病院は、研修医と接触したとみられる職員と患者計24人に予防的にタミフルを投与した。A型陽性だった女性患者も追跡調査している。

最終更新:6月23日8時6分






新型インフルエンザによる補償は

修学旅行はすでに使えますが、

医療関係者の補償は秋以降

になっています(1)。






>既に、修学旅行のキャンセル料発生の場合も使える

でも、

医療関係者の2次感染は配慮していないよ

というのが国の姿勢です。








この国では、

修学旅行の方が

医療よりもずっと優先度が高いようです。







医療関係者が国の施策のなかでは

観光業界よりもずっと地位が低くて、

いわば

「高リスクの無補償」

という”ガテン系労働”を

強いられています。





これでいいのでしょうか?

「病院に行くために道路整備」

「病院に行くためにヘリ整備」

「過重労働は勝手にしてください。労基署も放置します」

一事が万事、

医療に関してはこの調子です。




医療関係者は、

新型インフルを診たら負け

新型インフルにかかったら新聞沙汰

新型インフルを診たら外来閉鎖

しかも補償なし

という現状で働いています。



マスコミや国民のうち

どのくらいの人がその認識があるのでしょうか?







(1)
■開業つれづれ: 医師より修学旅行 「新型インフル、2次感染医師に休業補償 政府、秋以降に交付」
http://med2008.blog40.fc2.com/blog-entry-885.html









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コメント

毎度毎度言ってますが、

>医療関係者は、
新型インフルを診たら負け
新型インフルにかかったら新聞沙汰
新型インフルを診たら外来閉鎖
しかも補償なし
という現状で働いています。

そんな現状で働いちゃうオマイラが莫迦、で終了。

牟田口コピペ・インフル版

「諸君、担当医は、院長命に背き患者の診察を放棄した。受け入れ態勢がないから医療は出来んと言って患者の診察を勝手に断りよった。これが病院か。病院は受け入れ態勢がなくても受け入れをしなければならないのだ。検査キットがない、やれタミフルがない、リレンザがないなどは診察を放棄する理由にならぬ。

(中略)

担当医には応召義務があるということを忘れちゃいかん。病院は公立である。市長が守って下さる…」

以下、訓示は一時間以上も続いたため、当直明け通常勤務後の残業の連続で、抵抗力の落ちている医師がウイルスに罹り、病気で抵抗力の落ちた入院患者および外来患者に伝染する事態となった。

…。
……。
………。

…本当に「牟田口コピペ・インフル版」のような事が起こってしまいましたね。

インフル患者を受け入れるための設備や資材がなくて患者を受け入れられないと「診察拒否だ」とか「医師法違反だ」などとマスコミや医療破壊ブロガー達に叩かれ…。

で、受け入れ態勢が無いのに無理して患者を受け入れて院内感染が起これば「ずさんな安全管理」「問われる医師のモラル」などとマスコミや医療破壊ブロガー達に叩かれ…。

本当、医療従事者の方々が可哀想です。

No title

>そんな現状で働いちゃうオマイラが莫迦、で終了。

・・・・まったく同感です。自ら志願して「社会的弱者」になっているだけですから。

>本当、医療従事者の方々が可哀想です。

・・・・同情の必要はないと思いますよ。趣味の世界でしょうから。殊に杏林大学割りばし事件以降の医学部入学者に関しては。他にもマシな仕事があるのに進んで蟹工船に乗ったようなものです。

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フルコースをこなしたため貧乏から抜け出せず。
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大学から地域(僻地ともいう)の救急医療で疲弊しました。
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田舎で開業、借金は天文学的数字に。


今は田舎で開業して院長になりました。
でも、教授に内緒で開業準備していたころのハンドルネーム”中間管理職”のままでブログを運営してます。

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