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■開業つれづれ: ホントのことを言われて逆切れ 「新生児医療巡る週刊文春記事に文科省抗議文、撤回求める」


文科省、

じつは本当のことを言われてしまって

逆切れ。







新生児医療巡る週刊文春記事に文科省抗議文、撤回求める


asahi.com 2009年6月16日12時27分
http://www.asahi.com/national/update/0616/TKY200906160153.html


 文部科学省が、新生児医療を取り上げた週刊文春の記事について、撤回と謝罪を求める抗議文を送っていたことが16日わかった。

 文科省が問題にしているのは、6月18日号の「新生児医療『文科省』に殺される」と題する記事。国立大病院新生児集中治療室(NICU)を追加配置する文科省の計画を取り上げたもので、
「一方的に国立大にNICUを整備すればどうなるか。待っているのは病院間の医師争奪戦、引きはがしである」
「血税が浪費されるだけの箱物行政と言わざるを得ない」
と批判している。

 文科省は、11日付で週刊文春の編集長あてに出した医学教育課長名の抗議文で「大学病院で周産期医療体制を整備し、教育に活用することは、将来NICU等の周産期医療を担う若手医師を育成するために必須」と強調。記事について「周産期医療の充実を図ろうとする政策を愚策と記述する記事は到底受け入れられない」としたうえで、見出しを「根拠がない記述で、悪意に満ちている」と批判したり、記事中のデータの誤りを指摘したりしている。





産科医師が足りない。小児科医師も足りない。

 ↓

(文科省)
大学にNICU(生まれたての赤ちゃんの集中治療室)をいっぱい立てる!

 ↓

産科医も小児科医も周りの病院からかき集める。

 ↓

あるいは、国立病院の医師が増えないままさらに過重労働になる。

 ↓

設備だけにお金をかけて、人件費、給料は出さない。

 ↓

国立病院の医師は過労でダウン。

 ↓

周辺病院は医師引き上げで周産期終了。

 ↓

三文記事を書かれて文科省ブチ切れ抗議。




文科省は、

>「根拠がない記述で、悪意に満ちている」と批判

と言っているわけですが、

文科省自体はこの政策が、

悪意はないが医療を結果的につぶす

ということに気付いているのでしょうか?






日本という、ひとにお金をかけない行政システムが

箱ものや機械設備にどんどんお金をかけています。



医療は人的資産が枯渇しているのに

関連産業においしい思いをさせるだけで

医療スタッフを酷使することばかりの行政だから

人がいなくなっています。





文科省は実際にこの政策で

本当に医師引き上げなどおこらないと

思っているのでしょうか?













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コメント

No title

箱を作ると働き手が無から湧いて出てくるとでも思ってるのでしょう。
勤務者の勤務・給与の適正化や、文部科学省が先導して小児科(新生児科)医師の集約化を進めてくれるってなら…でももう手遅れかな

No title

NICUって、補助金行政でなんとか持ってるだけなんですよね。
診療報酬だけなら、大赤字。
設備費を含めた診療コストの半分強しか診療報酬がない。
なぜ、診療報酬で維持できるようにしないんでしょう。

文科省や厚労省の利権だからでしょうね。やっぱり。

おまけに新生児科医は、小児科の中でもごくごく一部で、専門にしている医師はわずかしかいません。
まあ、大学病院にある程度集約させたら、「教育」の名の下、低賃金で超過重労働でも医者は文句を言わないとでも思っているのかも。一般病院なら、労働条件や時間外手当などが問題になるが、どうせ「無給助手」とかをこき使えばいいから、人件費を減らして少しでも「効率のよい」運用ができるとでも考えているのでしょう。

No title

 ヤフーを見ていたら、こんな記事↓がありました。

救急車が違う家に到着…本当に呼んだ家の救急患者は死亡
 神奈川県足柄消防組合消防本部は16日、119番を受けて出動した同本部岡本分署の救急車が、行き先を誤ったために、到着が本来より約2分遅れたと発表した。 救急要請をした同市の40歳代の男性は病院に搬送されたが、約1時間後に死亡した。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090617-00000001-yom-soci

  二次病院で夜間の救急をやっている時、『トイレで突然の激しい胸痛を訴える男性、ショック状態』とか、『吐血でショック状態』とかの搬送依頼がありました。 モチロン、丁重にお断りしましたケド。 もしも『本来三次救急で受け入れるべき患者を、対応できないのにムリに受け入れ、三次への転送が送れて患者の命を・・・』とでもヤラれたら、たまりません。 私ですら何度か出くわしているので、『救急隊の搬送先の選択ミスで、対応が遅れた』という不幸な症例は、全国で少なくないかもしれませんね。(周辺でソコしかなければ、しょうがないけど) 『診てみないと、重傷度は判定できない』ことは、百も承知ですが、病院はその状態で全力を尽くしても、下手すると叩かれるワケで。

この前みた夢

ててれけ先生、うちのNICUに来ませんか?当地の土建屋が腕を振るった立派な病院ですよ。もちろん医師不足ですので、365日24時間NICUに付きっ切りで赤ちゃんを診ることができる、小児科医としてはこれ以上ない幸せな環境です。時間外のお給料は一切出せませんし、バイトにいく暇もありませんが、そのかわり日本一のNICUにしようという情熱なら負けません!ぜひお願いします!

で、なぜか泣きながら勘弁してください、と言っているところで目が覚めますた。ああ恐かった。

No title

大学って、一番人気のない関連病院なんですが...

官僚は未だ理解出来ていないようですね

No title

大学以外の選択肢を提示したのが、何よりも官僚の皆さま方ですもんね。
大学病院で研修なんてしなくてもいいんだ、と自由化した以上、大学でなんとかできるとは思わないでほしい。
まあ、市中病院並みの待遇になればまた話も変わるでしょうが。
国立大学医学部長会議の話を聞いている限りはあり得ないでしょうね。

http://nuttycellist.blog77.fc2.com/blog-entry-1434.html
JA1NUT先生のところからの引用です。

No title

医学部長会議、仰ることはもっともらしいですが、研修医や医局員の劣悪な労働環境を今の今まで放置してきた方々ですからねぇ。

>「国家がやらないといけない事業なのに、われわれの労働で借金を返している。そんな国はほかにない」
>「病院の所有権という権利はないのに、義務だけ果たしている。われわれの奉仕でやっているようなもの」

"われわれ"に含めてはならない職種をあげよ
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日本の大学病院勤務: 労働基準法が存在しない。

フルコースをこなしたため貧乏から抜け出せず。
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大学から地域(僻地ともいう)の救急医療で疲弊しました。
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田舎で開業、借金は天文学的数字に。


今は田舎で開業して院長になりました。
でも、教授に内緒で開業準備していたころのハンドルネーム”中間管理職”のままでブログを運営してます。

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