スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

■開業つれづれ: 「岡谷病院常勤麻酔科医退職へ 緊急手術困難に」


工作、ってどうよ?


(院長)

何とかとめようと工作したが、結果としてこうなった


(麻酔科医)

「長年に及ぶ院長との相互不信があった」


…”工作”したのが

悪いんじゃないんですか?








社会 : 岡谷病院常勤麻酔科医退職へ 緊急手術困難に

長野日報 更新:2009-6-16 6:01

http://www.nagano-np.co.jp/modules/news/article.php?storyid=14587


 市立岡谷病院(岡谷市本町、塚田昌滋院長)の常勤麻酔科医が今月末で退職し、7月から週2回のパート化になることが分かった。常勤麻酔科医の補充は困難な情勢で、麻酔科医不在時は緊急手術ができなくなるのは必至だ。救急医療が担えない慢性期病院に変容する可能性も大きい。

 今の常勤麻酔科医は2000年4月から在籍。07年12月に辞表を提出後、関係者の説得を受けて一時翻意したが、今年3月に再度退職を願い出て受理された。ほかの病院に転籍するという麻酔科医の男性(59)は、取材に「長年に及ぶ院長との相互不信があった」と話している。これに対し、塚田院長は「(相互不信は)わからない。麻酔科は医療の要であり、何とかとめようと工作したが、結果としてこうなった」と述べた。

 塚田院長によると、パートの麻酔科医は信州大学から派遣を受ける。曜日は火・木で調整中のようだ。岡谷病院で月3件強ある緊急全身麻酔手術について、塚田院長は「緊急の度合いによっては、ほかの病院にお願いすることになるだろう」と話す。外科をはじめ産婦人科などにも影響が及ぶもようで、同病院は外来診療を抜本的に見直す検討を始めている。

 岡谷病院は1953(昭和28)年、信州大学から外科医を招聘し、県内公立病院に先駆けて全身麻酔技術を導入。66(同41)年には中央手術部に麻酔科を確立した。08年の年間手術数1040例のうち、全身麻酔を中心に約5割を常勤麻酔医が担当。ほかは局所麻酔を中心に術者(担当医師)が自ら施している。

 岡谷病院は、諏訪医療圏で二次救急医療の一角を担っていて、今月に入り成人夜間急病センターや小児外科を開設した。また、来年4月をめどに岡谷塩嶺病院との施設集約(事実上の統合)を控えており、常勤麻酔科医が不在になる影響が懸念される。市と市病院事業は6月中にどちらの病院に機能を集約するかを明らかにする予定だ。






>今月に入り成人夜間急病センターや小児外科を開設


夜間急病センターや小児外科を

59歳の麻酔科の先生ひとりでやらせる、

というのが

そもそもの間違いなのでは?






そんなわけで

59歳男性、1人が

どれだけ地域の医療に貢献していたか、

逆に言うと、

どれだけ酷使されてきたか

というのがよくわかるニュースです。






関連記事

コメント

ほんとに・・・

>何とかとめようと工作したが

って何よ?その言い草・・・(ま、「記事」ですから、本当にそう言ったのかどうかはわかりませんけどね)。
われわれ医師はスパイか何かですかね?
ここまで酷使して多大なる恩恵を受けておきながらこの言い草。
これからも工作活動に精を出して、有能な麻酔科医をたくさん「確保」してください(棒読み)。

無理でしょうけど。

その前に、現在の形態での病院維持が可能かどうか、というレベルの話でしょうな。

No title

それこそ麻酔科の先生、通常業務+365日オンコールという状態だったわけですね。たとえ毎日呼ばれるわけではないにしても。
もちろん、ICU管理なんかもさせられてたでしょうし。

こういう状況で9年も続けてこられたこと自体が異常であり、奇跡だとわかってないから、院長に対する「不信」も出てくるし、院長も辞職しないように「工作」するんですよ。そりゃ、辞めないような慰留されるんならまだしも、「工作」をされたら、相互不信になりますぜ。

楽しい工作

工作、ってのは転職先にゴルァ!とか、その筋の人にお宅のお嬢さん美人ですね夜道に気をつけなとか何とか言わせるとか、へべれけに酔わせて意識が無いうちに裸の女性とゴッツンコしている写真を撮るとか、そういうことですか。

No title

今までは(数年前までは)、酷使して医者が倒れてもコネのある医局におねだりすれば 新しい医者が騙されて赴任したのに どうもそれは不可能になったので首にするわけにはいかず、揉めたけど色々工作したけど辞めちゃいましたと。

元々の勤務が異常であることを この麻酔科医は気付いたのに病院側は今までのようには善処出来なかった。する気もなかった。

ああ 日本の医療の典型例でございます。

No title

>麻酔科医不在時は緊急手術ができなくなるのは必至だ。救急医療が担えない慢性期病院に変容する可能性も大きい。

どこぞの市立病院も常勤麻酔科いないくせに「24時間二次救急」や「地域周産期センター」を継続中です。で、虫垂炎の手術適応患者が来ると大学病院に搬送。緊急帝王切開は自家麻酔。せめて看板下ろしてくれ。

typical case

トップが無能だとみんなが不幸になるという好例ですな。
麻酔科の先生が今後人間らしい生活を取り戻せますように。
非公開コメント

最近の記事

最近のコメント

カテゴリー

ブログ内検索

プロフィール




中間管理職: このブログの管理人。
ID上、ブログではmedさんとも呼ばれてます。

某大学医学部を卒業
 ↓
医師免許取得: 医師にはなったけど、医療カーストの一番下でした。
 ↓
大学院卒業(医学博士): 4年間、院生は学費支払って給料なし。
 ↓
さらにアメリカの大学勤務: 激安給料
 ↓
日本の大学病院勤務: 労働基準法が存在しない。

フルコースをこなしたため貧乏から抜け出せず。
 ↓
大学から地域(僻地ともいう)の救急医療で疲弊しました。
 ↓
田舎で開業、借金は天文学的数字に。


今は田舎で開業して院長になりました。
でも、教授に内緒で開業準備していたころのハンドルネーム”中間管理職”のままでブログを運営してます。

ブログは主に
日本の医療制度(医療崩壊)、僻地医療事情、開業にまつわる愚痴と、かな~り個人的な趣味のトピックスです。

よろしくお願いいたします。


中間管理職 

Author:中間管理職 
↑「勤務医 開業つれづれ日記・2携帯版」はこちらから。

おすすめ開業関連本

クリックするとAmazonに飛びます。

クエスチョン・バンク 医師国家試験問題解説 2017 vol.7: 必修問題


クエスチョン・バンク CBT 2017 vol.5: 最新復元問題


医師国家試験のためのレビューブック 小児科 2017-2018


小児がん診療ガイドライン 2016年版


もっともっとねころんで読める抗菌薬: やさしい抗菌薬入門書3


ねころんで読める抗菌薬: やさしい抗菌薬入門書


診療所経営の教科書〈院長が知っておくべき数値と事例〉


感染症レジデントマニュアル 第2版


40のしまった! 事例に学ぶ 診療所開業ガイドブック (NHCスタートアップシリーズ)


開業医・医療法人のための医療税務と節税対策Q&A


開業医・医療法人…すべてのドクターのための節税対策パーフェクトマニュアル


開業医・医療法人…すべてのドクターのための税務調査対策パーフェクト・マニュアル


医院の財産 承継&相続パーフェクト・マニュアル


よくわかり、すぐ使える成功するための「医院開業」ハンドブック―コンサルタントが教える「My Clinic」のつくり方


トラブルにならない 社員の正しい辞めさせ方・給料の下げ方


ねころんで読めるCDCガイドライン―やさしい感染対策入門書


もっとねころんで読めるCDCガイドライン―やさしい感染対策入門書2


もっともっとねころんで読めるCDCガイドライン―やさしい感染対策入門書3

おすすめ医学書

FC2カウンター

いつもご訪問、ありがとうございます。2009年5月7日からの累計アクセス数です。

FC2オンラインカウンター

現在の閲覧者数:
いつもありがとうございます。現在、アクセスしている方の数です。

Amazon人気商品

月別アーカイブ

カレンダー

09 | 2017/10 | 11
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31 - - - -
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。