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■開業つれづれ: 長野の蟹工船 「木曽病院、10年連続黒字はなぜ」

10年連続で黒字になっただけで

新聞記事になる医療業界。



中を見れば分かるように、


>「職員がよく働くおかげ」

イコール

”医師を奴隷のようにこき使えば黒字は可能”

と言っていますョ。









木曽病院、10年連続黒字はなぜ

asahi.com 2009年06月04日
http://mytown.asahi.com/nagano/news.php?k_id=21000360906040004


 木曽病院は99年度、前年度の1億9559万円の赤字から2506万円の黒字に転換。そのまま08年度まで黒字を重ねた。98年度末に25億円ほどあった累積損失は、10億円前後まで減っている。久米田茂喜院長は「職員がよく働くおかげ」と語る。


 98年度と、99年度以降の業績を比べて目につくのは、病床利用率の向上だ。98年度は73・8%だったが、99年度は81・9%。入院患者は1日平均162人から183人に増え、入院収益が増えた。一方、費用面は材料費の抑制などで前年度以下に抑えた。


 「来た患者は断らない」という方針を掲げ、手際よく手術や検査ができる医師や看護師、検査技師がそろったことが、結果的に多くの患者を受け入れられた要因という。久米田院長は「それで質が低ければ患者さんは来ない。スタッフには普段から勉強するように求めている」と話す。


 村松守義事務部長は「院長の働き方が院内の雰囲気を作っている」と言う。医師の専門化が進む中、久米田院長は消化器、内視鏡、胸部、乳がんなど広い分野の指導医・認定医で年間250例ほどの手術を手がける。


 同病院では「拘束」がかかる医師は、呼び出しから15分以内に駆けつけるが、院長自身も木曽に赴任して約12年間、「酒を飲んだ日はない」というほどだ。


 久米田院長は「スタッフには、木曽ではここが最後のとりでという意識が強く、患者さんを目の前にすれば『やるしかない』という気持ちになる」と言う。


 だが、「使命感に頼るやり方はもう限界だ」と訴える。生活環境の問題から医師を招くのも難しくなってきており、「継続的に診療を維持できるシステムを作らないと、木曽の医療圏はあっと言う間に崩壊する」と危機感を隠さない。







>「拘束」がかかる医師は、呼び出しから15分以内に駆けつける


…これって、

無給でやらせているんですよね、

きっと。

”酒も飲まずに自宅待機”が

有給になったらすぐに黒字は吹っ飛びます。




>院長自身も木曽に赴任して約12年間、「酒を飲んだ日はない」


(笑)

自分は、勘違いして

「院長は酒を飲まなかった日はない」

と読んでいて、

さすが外科医、破天荒な生き方だ!

と思っていたんですが、逆だったんですね。



以前、サラリーマンのことを

社畜

と呼んでいたこともありましたが、

まさに

医畜

病畜

でございます。





うなぎに冷えたビール

なんて状況は、

院長にとっては拷問に等しいですね。






こんなこと書かれたら、

院長が酒宴でビールに口をつけようものなら

周りの人は

「あっ」

なんて思っちゃうに違いありません。






12年間禁酒の院長に

幸せはあるんでしょうか?








>生活環境の問題から医師を招くのも難しくなってきて

ここまで書いておいて、

医師の立場から

生活環境が良い

とだれが思うでしょうか?





まさに、書いていること自体が

医師の劣悪な生活環境に基づいて

成り立っている奉仕事業、

ということです。



こんな記事が出るたびに

医師が現場から離れていきます。





タイトルの、

>木曽病院、10年連続黒字はなぜ

なぜなんでしょうね?




…マスコミの見る夢

なのではないでしょうか?












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コメント

No title

私は、この院長、ただ単に下戸なだけのような気がします。
飲酒はすべての成人にとっての幸福だとは限りません。
時に苦痛に感じる人がいます(いや、私には理解できませんが)。
そういう人にとっては、別に「酒を飲むこともなく頑張っている」わけではなく、酒を飲まないことが普通なわけです。

多分この記者さんも、お酒が好きなんでしょう。
だから、皆お酒を飲むのが当たり前だと思い込んで「院長は(おそらく)好き(だと思われる)な飲酒を我慢して仕事をしている」という記事になってるだけのように思います。

しかし「やるしかない」という義務感および精神論でいつまで通用すると思ってるんでしょうね。まあ、現実には後継者不足に悩んでおられるようですが、当たり前でしょうな。
サーカスでも綱渡りは、下に網が張ってあるからできる。網がないのにする奴はただのバカですから。

No title

木曽病院

先日テレビを見ていたら、木曽病院の上の方が出演していて、「医師不足でウチの病院は、一人でも開業する人間が出たら、もう終わり」と深刻そうに言っていました。

酒を断る理由がw

下戸の人は酒席に出るだけで気分が良くなくなると言います。この院長もそうなのでしょう。小生は毎日ではないけれど飲酒しますので勤務は不可能ですw

前院長は禁酒していたことは事実ですが、女遊びは激しく官舎に連れ込んでいましたよ‼︎

⬆︎見たことあります。お酒を我慢され、気を張って仕事をするにあたり、姦淫なことがなければやっていけなかったのでしょうね。
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大学院卒業(医学博士): 4年間、院生は学費支払って給料なし。
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日本の大学病院勤務: 労働基準法が存在しない。

フルコースをこなしたため貧乏から抜け出せず。
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大学から地域(僻地ともいう)の救急医療で疲弊しました。
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田舎で開業、借金は天文学的数字に。


今は田舎で開業して院長になりました。
でも、教授に内緒で開業準備していたころのハンドルネーム”中間管理職”のままでブログを運営してます。

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