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■開業つれづれ: 混乱させたのは誰だ? 「新型インフル、混乱の1か月 他の医療後回し、発熱相談パンク…」

あれほど

新型インフルエンザ感染者を

”犯罪者扱い”したマスコミ。





これを教訓に、

なんていって

また同じことが繰り返されるのでしょう。

極端なあおりたてか、

あおった挙句の無視か。




第2派が秋に来ても

こんどはマスコミはあまり報道しない気がします。

おなじ新型インフルなんですけどね。





新型インフル、混乱の1か月 他の医療後回し、発熱相談パンク…


2009年6月8日 読売新聞

http://www.yomiuri.co.jp/iryou/news/iryou_news/20090608-OYT8T00304.htm


 新型インフルエンザ(豚インフルエンザ)の感染者が国内で確認されてから、あす9日で1か月。

 兵庫、大阪を中心とした発症は下火になり、落ち着きを取り戻した一方、関東や九州など感染者が見つかる地域は広がりつつある。今回の新型は当初の想定と違った弱毒性であるうえ、感染者が急増する時期に発熱外来で限定して患者を診る方式の限界など、医療現場の課題も見えてきた。(大阪科学部・萩原隆史、医療情報部・館林牧子、藤田勝、科学部・本間雅江)

 感染拡大が一段落し、医療機関も落ち着きを取り戻した神戸市。当初市内に三つしかなかった発熱外来のひとつ、市立西市民病院(長田区)の藤井宏医師は「ピーク時には近隣の市からも患者は来るし、小児科医は2人なのに、子どもも多かった。内科以外の医師も総動員してフル回転で診察を続けた」と、振り返る。

 1日最大の受診数は西市民病院69人、中央市民病院が70人。限界を超える人数が押し寄せたわけではない。それでも中央市民で救急を一部ストップするなど、他の医療は後回しになった。結局、市医師会も協力して一般医療機関など約500か所で受け入れる体制に変えた。

 完全にパンクしたのは、最初に電話を受ける「発熱相談センター」だ。同市ではピークの19日には3640件も殺到。半数以上は「体調が悪い」「どこで診てもらえるか」といった受診を望む内容で、兵庫県内で1日1万件を超えた。

 発熱相談、発熱外来という名称も混乱を広げた。「熱中症など別の症状の人も交じってしまった」と同県医師会の西村亮一会長は話す。患者を限られた施設に集約する発熱外来方式は今回、兵庫と大阪で300人台という「中規模」の感染拡大でもたちまち許容量を超えた。しかも患者は局地的に急増する。

 発熱外来を経由したため、治療が遅れてしまった例も。関西地方で先月、発熱した4歳の子どもは、発症間もない段階では陽性と出ない可能性を考慮し、2日間、簡易検査を繰り返した。陰性と確定した後で、小児科開業医を受診するよう勧められたが、待っている間に別の細菌感染による肺炎を発症した。抗生物質を服用して幸い大事には至らなかったものの、診察した開業医は「最初から受診してくれれば、こじらせることはなかった」と話す。

 日本小児科学会会長の横田俊平・横浜市立大小児科教授は「小児科を受診する患者のほとんどは熱を出しており、新型だけを特別扱いしていては現場はかえって混乱する」と話す。同学会は今月1日、新型と季節性インフルエンザを区別せず、すべての小児科施設が診療に参加し、軽症なら診療所で、肺炎などを起こした重症患者は高度な医療ができる病院で診る体制を取るよう、提言をまとめた。

 そもそも今回の新型インフルエンザは弱毒性で、通常は薬なしでも治る。国立感染症研究所の岡部信彦・感染症情報センター長は「秋までまだ時間はある。患者の多くが軽症であることも考え合わせ、従来の対応の切り替えを考えていくべきだ」と話す。

感染地域は拡大

 日本で確認された新型インフルエンザの感染者は432人(8日午前1時現在)。5月9日に成田空港の検疫で初の感染が確認され、同月半ばには神戸市や大阪府の高校生を中心に、国内での感染拡大が判明した。ただし厚労省は今月4日、最も早い発症者は神戸市の高校生で5月5日だったと発表。この高校生に渡航歴はなく、別の感染者からうつったとみられる。

 発症者は17日をピークに減少しており、兵庫県や大阪府では下火になっている。一方、東京、神奈川、愛知、福岡など、少数ではあるものの新たな感染者が連日確認されており、地域的にはむしろ広がっている。結婚式の三次会や家族内での感染も起きている。

 国立感染症研究所によると、国内患者の症状は、発熱やせき、悪寒など季節性インフルエンザと違いはない。同研究所は「感染力は季節性と同等か、やや弱い」とみている。

 季節性インフルエンザは一般的に夏でも局地的な流行はあり、今年は5月末でも一定のレベルを超えて流行がみられる。岡部センター長は「国内に入った新型ウイルスも人から人へと受け継がれ、おそらく消えることはない。これに加え秋に第2波が起きる際は、南半球から持ち込まれるウイルスの割合が多くなるのではないか」とみている。(医療情報部 高橋圭史)

高校にも監視網●簡易検査時間短縮
第2波に備え

 秋以降に流行する可能性がある第2波の襲来にどう対処するか。政府は、監視システムの強化、新型用ワクチン、検査キットの開発を対策の3本柱に掲げる。

 高校生を中心に感染が拡大したことから、従来は中学生以下が対象だった学級閉鎖の監視網を高校生にも広げる。前週の情報を毎週火曜日にまとめて公開するよう速報性も改めた。患者の症状や治療内容に関する情報を医師らで共有するシステムも新たに作る。

 また、今秋以降に使えるようになるとみられる新型用ワクチンについて、副反応の情報を集めるシステムも構築する。発熱や倦怠(けんたい)感などの副反応を迅速に把握する狙いがあり、手足のまひなどの重い副反応が見つかった場合、必要に応じて接種の見直しをする。

 一方、今回の流行で問題になったのが、簡易検査の信頼性だ。新型を含むA型インフルエンザかどうかを調べるものだが、国立感染症研究所と神戸市が43人の患者を調べた結果では、20人(47%)が簡易検査では陰性だった。発症当日などウイルスの排出が少ないと検出できず、米疾病対策センター(CDC)でも、あくまで補助的な診断法にすぎないとしている。そこで期待がかかるのが、理化学研究所などが先月下旬に開発に着手した新型ウイルスの簡易検査法だ。特殊な酵素を使ってウイルスの遺伝子を増やす。遅くても半年後には試薬が完成する見通しだ。30分~1時間で結果が出るため、約6時間かかる現在のPCR法よりも大幅に検査時間を短縮できるという。






>小児科を受診する患者のほとんどは熱を出しており、新型だけを特別扱いしていては現場はかえって混乱する

それは今回の新型インフルに

限ったお話で、

強毒性のH5N1が

流行した時には

こんなことでは済まされないでしょう。




しかし、

マスコミは逆に

今回のレヴェルでものを考えるでしょうから、

そこにギャップが生まれる可能性があります。





秋からの新型インフル第2派は

マスコミではあまり取り上げられない気がします。

すでに、新型インフルについて

マスコミは飽きてしまっている感じがします。









あとひとつ、

>中央市民で救急を一部ストップ

これはマスコミ用語では

”たらい回し”

ではないんですか?

自分たちの都合のいい時だけ

この単語を使い分けるのは

とても卑怯な気がします。

















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コメント

No title

神戸新聞の記事です

新型インフルと報道 後藤正治さんに聞く 
http://www.kobe-np.co.jp/news/bunka/0002002534.shtml

No title

「拒否」ですらなく「ストップ」ですか。お笑いですな。普段でもやむなく受け入れ「ストップ」しているんですけどね。
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