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■開業つれづれ: 足利事件 DNA鑑定 「裁判員制度では裁判員が判断」


科学捜査の限界と

それによる使用判断。



>弁護団 国の責任追及を検討へ

当然、こうなるでしょう。

現在まで再鑑定を行わなかったこと自体が

問題を大きくしています。


>元裁判官 精査して出した結論

当時の”専門家”は

こう判断した、

という結果になっています。




しかし、今後は

素人に丸投げです。

>裁判員制度では裁判員が判断

…こうなったら、

万が一誤審があったら

責任はだれが取るんでしょう?





医療で言えば、

診断、治療を素人に任せる

ようなものです。







弁護団 国の責任追及を検討へ

NHK 2009年6月5日 5時34分

http://www3.nhk.or.jp/news/t10013440711000.html

いわゆる「足利事件」で、菅家利和さんが釈放されたことを受けて、弁護団は、当時のDNA鑑定や取り調べの方法に問題があったとして、今後、賠償請求など国の責任追及を検討することにしています。

菅家利和さんは4日、17年半ぶりに釈放されたあとの記者会見で、逮捕された当時の警察の取り調べについて「髪の毛を引っ張られたり、足でけられたりして自白を迫られた」と振り返り、「私の人生を返してもらいたい」と訴えました。弁護団も、DNAの再鑑定に基づいて釈放を決断した検察の対応を評価する一方で、「検察は、逮捕の決め手になった当時のDNA鑑定や捜査のあり方に問題があったことまでは認めていない」と指摘して不満を示しました。弁護団は、精度の低い誤ったDNA鑑定や不当な取り調べによって菅家さんが長年にわたって身柄を拘束される被害を受けたとして、今後、損害賠償の請求など国の責任追及に向けた検討を進めることにしています。弁護団の佐藤博史弁護士は「菅家さんは年金や運転免許証といった生活の基盤を完全に奪われたまま釈放されたので賠償も含めて、これからも闘いが続く」と話しています。弁護団は5日、菅家さんを交えて会議を開き、今後の対応を検討することにしています。







元裁判官 精査して出した結論


NHK 2009年6月5日 7時41分
http://www3.nhk.or.jp/news/k10013441431000.html


足利事件の審理を担当した元裁判官の1人はNHKの取材に応じ、菅家さんを有罪としたことについて「当時の証拠を精査して出した結論だった」と当時の判断は、やむをえなかったという考えを示しました。

その一方で、菅家さんの釈放については、「DNA鑑定の精度が高くなり、それに伴って有罪・無罪の判断が変わるのは、あり得ることだ」と述べました。そのうえで菅家さんが17年半にわたり身柄を拘束されたことについては、「当時のDNA鑑定の精度がもっと高ければ、菅家さんに苦しみを与えずにすんだかもしれない」と述べました。





裁判員制度では裁判員が判断


NHK 2009年6月5日 6時24分
http://www3.nhk.or.jp/news/k10013440801000.html



足利事件の裁判では、DNA鑑定の信用性が大きな争点になりましたが、裁判員制度が始まり、これからは裁判員がDNA鑑定や精神鑑定が正しいかどうか難しい判断を迫られることになります。

足利事件の裁判では、まだ精度が低かったDNA鑑定の信用性が大きな争点になり、地方裁判所と高等裁判所、それに最高裁判所が、いずれも科学的に信用できるとして菅家利和さんに無期懲役を言い渡しました。先月から裁判員制度が始まり、これからは殺人事件などの裁判で裁判員がDNA鑑定や精神鑑定が正しいかどうか判断します。裁判では専門的な用語を易しく言いかえたり、図や表を使ったりして裁判員がわかるようなくふうがされますが、鑑定をした専門家の意見が分かれることも少なくなく裁判員は難しい判断を迫られることになります。菅家さんを支援してきた佐藤博史弁護士は「裁判員になることに恐怖を覚える人がいるかもしれないが、被告のことばや証拠を専門家とは違った市民の澄んだ目で見てほしい」とえん罪を防ぐことへの期待を示しています。












専門家はそのフィールドの

よいことも悪いことも

判断材料の限界などの

多くの要素を理解して、

最終判断を行います。





人体のすべての謎がとかれていない現在、

医療はまさに未知であり、

その時点でのベストの判断を

迫られています。



そして、結果が悪い場合には

あとだしじゃんけんのように責められています。





司法も同様のことが起きており、

今回は裁判員制度という

素人判断

をメインに据えることを決めました。





しかし、

これは、医療においては

診断、治療を家族に任せる

ということに似ています。




>専門家とは違った市民の澄んだ目で見てほしい


しかし、

澄んだ目で誤審する、

ということは考えないのでしょうか。






あまりに医療叩きが大きいので、

難しい症例には

裁判所のように

「市民による医療員制度」とかで

第三者の素人に判断を決めてもらいましょうか?




おかしな意見でありますが、

司法ではそういうことを

リアルにやっているのです。











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コメント

まあ、裁判員制度自体、「素人の感情論で裁いてよし」な制度ですから。
量刑まで決めれるって、中世の魔女裁判みたいなものですよ。
そして、検察側と裁判官は「こういう例ではこういう判決が出て、両家はこれくらいなのが多い」と事実上別室での「判決誘導」ができるのに、弁護側には法廷の場以外で一切意見を述べられない。
これ、冤罪大量生産につながること必至ですね。

この事件に関与した警察官、検察、裁判官を業務上過失傷害で告発してみたらいかがでしょうか。

結果のみから、後だしで医療事故に業務上過失を問うことのばからしさがやっと司法にもわかってもらえることでしょう。

false charge

冤罪事件や裁判員制度について最近読んでいるblogがありまちゅ。→http://app.f.m-cocolog.jp/t/typecast/43731/43089『交通違反バカ一代』
結構以前から書かれている様で遡りつつ最近のをチェックしているので間に医事もあったかも&見解が解りませんが。

17年間も…怖いです。

中間管理職先生の、一般人が病気を診るようなものというご説明を読んで、そうだなーとますます裁判員制度が怖くなりました。

生兵法は・・・

>被告のことばや証拠を専門家とは違った市民の澄んだ目で見てほしい

よくわからないのですが、法曹界の専門性は特殊で浮世離れしているということなのか、あるいは被告のことばや証拠が正しく扱われない濁った世界ということなんでしょうか。

少なくとも医療においては、昔から「生兵法は大けがのもと」で中途半端な知識や技術で実践にあたることは戒められており、澄んだ目に加えて専門知識が理解できないと正しい判断にいきつかず重大な結果を招くため素人判断を受け入れがたい世界です。

専門家というのは素人では困難な質の高さを担保するための存在であるのに、オブザーバーとしてではなく実務者として素人を入れるのは専門性を否定し質の低下を容認することに他なりません。
日本の裁判員制度は素人が量刑にまで踏み込むようですが、有罪無罪の決定のみ素人が判断するアメリカ陪審員制度以上に愚かなシステムだと私は思います。

裁判官はベストでない、当時の鑑定にも疑問

ブログ主さん、皆さん、こんばんは

裁判官が精査し、ベストを尽くしたので、責任はないというのには大いに疑問です。
DNA鑑定ありきで、自白と現実が矛盾していたのを精査していません。
一つでもシロが出る資料があれば、DNA鑑定を疑うなど、もっと慎重に行うべきです。
有力な無罪となる目撃情報を警察はモミ潰しましたが。
佐藤弁護士はこの人は無実だと見ただけで確信した、これをプロの裁判官が全く感じませんでした。
菅家さんは応援のHPをみると知的障がいがあると書かれていたので、裁判官は警察の自白強要を疑うべきで、途中から無罪を主張し始めているので、慎重に審査すべきですが、相も変わらず、1審のまま、自白を精査しませんでした。
最高裁時点では、弁護団にDNA鑑定で別人と出たのに、DNA鑑定が日進月歩であることを知りながら、黎明期の鑑定(1/800)が正しく、その当時最新の鑑定(1/6.6万人)が誤りだとして、棄却しました。
ベストを尽くしたとは思いません。
警察・検察を優先して信じ、弱者を軽視した裁判官のお上体質があったように思います。

朝日新聞の記事では、弁護団が科警研が当時行ったされる鑑定方法で監査した結果でも、別人であることが書かれていました。
その当時、DNA鑑定をきっちりやっていれば、菅家さんは逮捕されることもなく、真犯人が時効を迎えることもありませんでした。
警察、科警研がDNA鑑定で菅家さんと同じとしたか。究明して欲しいです。

No title

科学捜査など当時と今じゃ精度はかなり違うと思います。
ただ、それをもって昔のはどーだのっていうのは馬鹿な話で、じゃあ事件が起きたらすぐの捜査より未来に掛けるってんでしょうかね?
10年後に精度が上がるのを待って捜査開始?(笑)
今だって裁判の時間がかかるって短縮化をはかってるのに。
こういう問題を言い出したらきりがないと思います。

あと一般人こそ色眼鏡で判断しますよ。原告被告どちらに対してもね。(法律の素人なんだから感情しか拠り所はありませんよ)

トラック・バックします!

HINAKAです。

中間管理職

テンプレートを新しくされたようですが、シンプルで良い感じだと思います。
ただ気のせいか……重い!気がします。

さて、今回は珍しくトラック・バックが少なくて、コメントが多いように感じますが、こちらは逆で珍しくトラック・バックさせていただきますので、そのお許しいただきたく書き込みました。
足利事件もそうですが、一般庶民がいつも忘れている事があります。警察官も裁判官も、立派な公務員でそれぞれの組織は、最も典型的なお役所です!従って、他の例に漏れずやる事は、お役所仕事です。

その目で見れば、日本で最も勤勉なお役人達ではあります。
ですが、間違っても正義の味方や、弱い者の味方ではなく、お役所的な点数主義や、前例主義がはびこっています。そしてそれは、その中では別に間違ってはいない……のです。
いったいいつになったら、この国の庶民は気が付くのでしょうか?マスコミに煽られ、付和雷同し、今回釈放された方などいったん自白しておいて、裁判で一貫して無罪を主張した為「死刑にしろ!」世論が巻き起こりました。煽ったのはマスコミ、でも世論を巻き起こしたのは誰?

そして今度は、警察側類の裁判所が悪いの……確かに、良くはありません。
弁護側の再三に渡る、「DNA鑑定の複数専門機関での、やり直し請求」を最高裁に至るまで認めずに、有罪を決めたのですから。しかしそれだって、量刑前例主義に乗っ取った、いつも通りの裁判所の在り方です。
日本の司法制度は、欧米特にアメリカものとは違う、弁護士が新証拠や新証人を連れて来て、一発逆転無罪何て事はまず有り得ません。だって、裁判所が新証人や新証拠を認めなければ、検証もなく終わりです!そして、それが幾度も繰り返されています。

さらに一般日本人は、逮捕されたら即犯人で、罪人という前時代意識から、未だに抜け出ていません。
例え間違っていて釈放されても、「何か悪いことをしていたから」と、警察の誤認逮捕よりも、逮捕された被害者をなじります。場合によっては「本当は犯人だけど、証拠が無いから釈放されたんだ」オイオイ、証拠も無いの逮捕されちゃマズイでしょう!?何て事は、通用しません。

そして当時ヒステリックに、無実の人間を死刑にしろとまで追い詰めた人々が、同じ口で警察や裁判所を罵りますが、お役所は動じません。
だって、適正に捜査し、法に基づいて逮捕したのだから、自分達の仕事はやった、たまたま今回は真犯人じゃ無かったみたいで、釈放されて良かったネ。
裁判所も同じです、それを監視し問題を指摘し、世論に訴えるのがジャーナリズムなのですが、日本ではマスコミ化してからその場の勢いの扇動者にしか成っていません。事実は大抵、闇の中です。
マスコミが報道しない事にこそ、真実がある!それで、いいんでしょうか?

と言うような内容で、2件ほどTBさせていただきますので、宜しくお願い致します。

非公開コメント

トラックバック

余りこういう話題ばかりは、好きじゃありませんけど……現代日本を、象徴する2つの事件?

一見、まったく無関係な様な事件が続けて2件、耳に入って来ました。 これは、確かに内容的には、まったく異なる種類の問題です。しかし、今の日本の問題点、それは社会制度や法制度の問題でもあります。ですが、それよりも重要なのは、いわゆる一般庶民の個人個人の、意

「20代アニメーターの平均月収は10万円以下~」JAniCAシンポジウム2009より

またかと言われそうですが、かん様のブログ 「KAN’S memo」(未承諾・リンク済み)2009年5月28日(木)版から、教えていただきました。 ------------------------------ JAniCAシンポジウム2009: 「20代

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大学から地域(僻地ともいう)の救急医療で疲弊しました。
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今は田舎で開業して院長になりました。
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