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■開業つれづれ: 「ニュースの核心:県立地域診療センター無床化 医療体制、地域に丸投げ /岩手」




大騒ぎの岩手県の医療。

土下座騒動もありましたが、

国の方針に従って、

結局は切り捨てる、っていうことだけです。






こうして全国の医療は

切り詰められていくわけです。






ニュースの核心:県立地域診療センター無床化 医療体制、地域に丸投げ /岩手

 ◇市町村の財政力無視、将来に深い霧

毎日新聞 2009年5月31日 地方版
http://mainichi.jp/area/iwate/news/20090531ddlk03040048000c.html

 県立地域診療センターの病床休止(無床化)問題で、達増拓也知事も出席する地域住民対象の説明会が、無床化した全5カ所で終了した。知事は、地域医療について「一番身近な市町村が担い、手が届かない部分は県、国が行う」といった将来像を描く一方、「2次医療圏ごとに設ける懇談会で話し合ってほしい」と具体像づくりは地域に丸投げした。だが、現在進む懇談会でも県の目指す姿や支援策は見えず、市町村などの反発を招くばかり。岩手の地域医療体制の将来は、深い霧がかかったまま、先がみえずにいる。【山口圭一】

 「医師不足など状況が厳しいため、今後の在り方は考えられない」。奥州市であった胆江地区の懇談会で田村均次局長は言い放った。地域医療体制の再構築を、地域に丸投げした瞬間だった。

 懇談会は、今後の地域医療体制をどのように構築するか、市町村、医療機関、住民らと話し合う場だ。9保健医療圏単位で複数回話し合いを持つ。先行して開かれた説明会で、具体性を持たなかった達増知事の言葉を補完すると思われた。

 知事や県医療局は、説明会と懇談会で、県は高度医療を含む救急体制を守り、地域医療は地域が構築することを求めた。そのために地域に用意された支援策は、無床化されたセンターの民間活用に限定される。賃料を初年度は半額に、翌年度以降は4分の1に引き下げるほか、県保健福祉部も介護保険料を補助する。無床化センターがない4地域には支援メニューはない。

 岩手の地域医療は、県の医療機関を中心に成り立ってきた。財政力の弱い市町村単独で担うことは難しい現状を無視したと言え、懇談会では大きな反発を招いた。

 花巻市で開かれた中部圏域地域医療懇談会では、本田敏秋・遠野市長が県担当者をしかりつけた。「集中、選択する中でどう代替案を示すのか」と迫る一幕すらあった。奥州市医師会の石川健会長は「医療局の姿勢が見えない。連携したいが、取っかかりがない」とあきれさせた。

 だが、住民の健康と福祉の確保に遅滞は許されない。花泉と大迫の地域診療センターが19病床それぞれ無床化された一関、花巻両市は、民間医療機関や老人保健施設などの公募、空き病床の活用を探り始めた。

 医療機関と介護・福祉施設の連携に課題は少なくない。県内の特別養護老人ホームの入所待機者は08年3月末現在5422人に上る。患者の受け入れを進めるのは容易でない。

 医療機関と福祉施設の調整役を務める県地域包括・在宅介護支援センター協議会の吉田均会長は、「ニーズを再確認して、地元医師やケアマネジャー、市町村担当者ら現場の人々が話し合う場」の設置を提案する。だが、「国や県は、療養病床の老保施設への転換や在宅ケアを進めながら、手当てがなく矛盾している」と、改めて本末転倒ぶりを指摘する。








はっ!

突然、ナイスなアイディア発見!!





”脱岩手”、ってどうでしょう?



これら医療削減をされる市町村は、

岩手県をやめて、

飛び地で別の県になればいいのでは?




…ま、日本中が

ゆでガエル状態だから、

どこにも逃げる場所はありませんね、

きっと。






ただ言ってみたかっただけです。

こんな感じで

日本医療はどんどん削られていくわけです。




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コメント

僻地医療

岩手のその地区が、本当に『僻地』かどうかは別にして、そこに住む住民にとっては救急医療が必要だけど、医者の来てが無いという話だよね。
だけど、救急を担当する医師から見れば、僻地で住みづらい上に勉強する機会も都会に比べたらほとんど無くなり、医師の数も少なくなるので、過重労働になってしまう、だからそこに行く人がいないって話だよね。
この問題は、市町村や都道府県で解決することは難しいと思う。岩手県の担当の小役人にしてみれば、「右も左もわからない世界なのに、どうすればいいの・・・」という世界だろうな、マジで。気の毒だなとかわいそうになってしまう。
この問題を解決するのは、結局国しかないように思うのだけれど

それゆえに「強制配置」なんて話が出てくる。

よほどなインセンティブがないと、誰も行きたがらないのに。
とくに、医師不足が(おもにマスコミに煽られて)表面化している現在、政府が大好きな「市場原理&自己責任」のもと、医師の少なくとも給与面での待遇はかなり上昇しつつあります。そんな中、「お金も出せない、仕事量は多いが、スキルアップにはつながらない」と言われて、医師がホイホイ集まるとは思えません。

地方への医師の分散を図るのなら、その分、地域別の診療報酬加算をつけるとか、補助金を出すとかしなければいけないのに、そういう発想は一切なし。挙句に、「自治体からの繰入金は借金とみなして、赤字のところはつぶれろ!」ですからね。
単体で黒字化できないくらい診療報酬を減らしておいて、黒字にならなかったら廃院。素敵な政策です。
これで地方に医師が向かうはずありません。
もし廃院になったら、どうせ「あいつのせい」といわれる羽目になるんですからね。

さすが日経

社説 チェンジ!少子化 出産への不安ぬぐう医療体制整備を(6/1)
http://www.nikkei.co.jp/news/shasetsu/20090531AS1K2900330052009.html
冒頭に、

>女性たちが不安で妊娠をためらうようでは少子化は解決しない。早急な対応が必要だ。

と、もっともらしいことを仰っています。
ところが後半の女性医師の就労支援のところを読むと、

>女性医師は今後も増加が見込まれる。産科や小児科では患者からの期待も高い。医療技術の進歩はめざましい。長期の育児休業を取らなくても働き続けられる支援が必要だ。女性側もせっかく取得した資格を無駄にしないよう努力してほしい。

長期の育児休業を取らなくても・・・女性側もせっかく取得した資格を無駄にしないよう努力してほしい。
長期の育児休業を取らなくても・・・女性側もせっかく取得した資格を無駄にしないよう努力してほしい。
長期の育児休業を取らなくても・・・女性側もせっかく取得した資格を無駄にしないよう努力してほしい。

就労支援と言えば聞こえはいいですが、結局女医さんたちに最低限の育休しか許さず働くことを要求しています。これじゃ女性医師は不安で妊娠をためらいますね。
それとも日経は「女医は女性に非ず」とでも言うのですかね?

ところで明日は例の財政審建議が財務相に提出されるそうですね。
日経・産経をはじめとする大手マスコミが、どんな援護射撃をしてくるか楽しみです。




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大学院卒業(医学博士): 4年間、院生は学費支払って給料なし。
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さらにアメリカの大学勤務: 激安給料
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日本の大学病院勤務: 労働基準法が存在しない。

フルコースをこなしたため貧乏から抜け出せず。
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大学から地域(僻地ともいう)の救急医療で疲弊しました。
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田舎で開業、借金は天文学的数字に。


今は田舎で開業して院長になりました。
でも、教授に内緒で開業準備していたころのハンドルネーム”中間管理職”のままでブログを運営してます。

ブログは主に
日本の医療制度(医療崩壊)、僻地医療事情、開業にまつわる愚痴と、かな~り個人的な趣味のトピックスです。

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