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■開業つれづれ: 本気 総務省は病院をつぶす 「地方公営企業、民間並み負債計上 会計見直し、赤字体質改善へ」



これは総務省が

「今後も公立病院をつぶします」

「もっと強力に潰します」

という、

かなりブラックな記事です。






一般の方は、

「へー、ま、民間並みにしなくちゃだめだよね」

と思われるかもしれません。





でも、この意見を取り入れたら、

「小児医療」

「救急医療」

「産科医療」

を地方病院がすることはますます困難になり、

さらには

現状維持のままでも

”会計上の計算の変更”で

”巨額の負債”が急に出てくることになります。














地方公営企業、民間並み負債計上 会計見直し、赤字体質改善へ


東京新聞 2009年5月30日 18時05分
http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2009053001000605.html


 総務省は30日、自治体が特別会計を設けて運営する病院や鉄道事業などの地方公営企業について、会計基準を大幅に見直し、民間企業並みに負債を厳しく計上する方針を固めた。設備投資に充てた自治体の一般会計からの長期借入金や地方債は現在、「借入資本金」として資本に算入しているが、負債に含めるよう改める。赤字体質の公営企業の経営改善を促す目的だ。

 地方公営企業法が適用されている全国約2900の公営企業の事業全体で、2007年度決算の借入資本金は33兆円と、資本総額79兆円の4割を占める。

 総務省は6月8日に有識者研究会を発足、実施時期を含めた具体策について年内にも結論を得たい考え。これを受け、同省が同法施行令の改正作業に入る。大幅改正は、自治体の一般会計から公営企業への補助などについて定めた1966年以来。

 現行では、借入資本金は民間企業の株式発行による資本金に相当するとして、資本に計上している。これが負債に算入されると、財務内容を示す貸借対照表の資本が減り、負債が増えて内容が悪化。一部では、民間なら経営破綻しかねない、資産を売却しても負債を返済しきれなくなる債務超過に陥るケースも想定される。ただ、自治体が運営しているため、金融機関からの借金が難しくなる民間企業とは異なり「日常の資金繰りに影響はない」と総務省はみている。

 同省の有識者研究会ではこのほか、公営企業の経営改善に向け、職員の退職金の積み立てや、設備の減価償却制度の見直しなども検討する。

(共同)




総務省は、

”採算の取れない病院はベットを減らし診療所になれ”

と言っています(1)。




すでに、岩手をはじめとして

多くの自治体で

病院のお取りつぶしや縮小が行われています。




>日常の資金繰りに影響はない

総務相もすごいですね。





日常の資金繰りには影響はないが、

総務省の決めたルールに従って

いきなり巨額の負債を算定され、

病院は一気に奈落の底に転落することでしょう。






総務省の「公立病院 潰すリスト」

を彼らは着実にこなしつつあります(2)。


人権を無視して医師を僻地に強制派遣し、

地方の病院をバッタバッタとお取りつぶしをし、

お金を削って道路をつくる…。




道路の先にある

つぶれた病院は

いったい何になるんでしょう?












(1)
■「医療クライシス:コストカットの現場で/1 総務省「3年で経営改革」要求」
http://med2008.blog40.fc2.com/blog-entry-734.html

(2)
■総務省による、公立病院の廃止・縮小計画 ”全国つぶす病院候補”一覧(1)
http://ameblo.jp/med/entry-10056016668.html

■総務省による、公立病院の廃止・縮小計画 ”全国つぶす病院候補”一覧(2)
http://ameblo.jp/med/entry-10056023971.html














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コメント

  奈良の時間外労働報酬の訴訟、当直と自宅待機のどちらか、または両方が認められたら、病院は過去の報酬要求訴訟の草刈場になります。 というか、請求の権利がどんどん消えていく為に、早く請求せざるを得ない。 今は借金の過払い利子の裁判で稼いでいる弁護士の、新たな市場にもなるでしょう。
  その時、病院にかなりの財政的負担がかかるでしょう。 そして、政府の方針により、赤字を増やし、病院の崩壊を促進することにもなりかねません。
  私は、手加減しろと言いたいのではありません。 むしろ、今まで正当な報酬を払っていないブラック病院など、早く倒産してもかまわないぐらいの感覚です。
  ただ、一つ気がかりなのは、『強欲な医師が訴訟を起こしたから、病院が赤字になってつぶれた。 医師のせいだ!』的な印象操作が行われる可能性です。 考えすぎだと良いのですが・・・。
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大学から地域(僻地ともいう)の救急医療で疲弊しました。
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田舎で開業、借金は天文学的数字に。


今は田舎で開業して院長になりました。
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