2009/05/24
■開業つれづれ: 「入院、外来3万4710人減 昨年度赤字10億円見通し 県立病院好生館」
聖地、佐賀の好生館。
いきなり全国区にのし上がった
労働環境の劣悪病院ですが、
やはり
坂道を転げ落ちているようです。
医師に対する未払い賃金問題、
>約4億4000万円を医師らに支払った。
あれ?
5億以上ある、
って言っていたのに(2)、
4億4千万まで
値切ったんですか?
未払い賃金の一部を
「え、有効2年までだから、
それ以前は知らないよ」
とか言って削ったんでしょうか?
入院、外来3万4710人減 昨年度赤字10億円見通し 県立病院好生館
2009年5月23日 読売新聞
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/saga/news/20090522-OYT8T01131.htm
患者数が大幅に減少した県立病院好生館 県立病院好生館(佐賀市)の昨年度の入院、外来者数が、前年度より3万4710人減っていたことが分かった。赤字額も、前年度より約8億1000万円以上多い約10億円に急増する見通しだ。
県医務課や病院事務局によると、昨年4月から今年3月までの入院患者数は14万3370人で、前年同期より1万5222人減った。外来は13万9254人で、1万9488人の減だった。
患者離れの原因について、同課は「産婦人科、眼科の縮小」と説明する。地方の医師不足が深刻化する中、産婦人科、眼科では昨年、それぞれ医師が減少。産科分野では、通常の出産の受け付けをやめ、危険が伴う出産に特化した。
県内の医療事情に詳しい県議らは、医師の確保策を巡る県との対立で、九州大医学部が好生館に派遣していた外科医らを撤退させ、スタッフが急激に入れ替わったことも原因の一つと指摘する。
ある県議は「九大の第2外科出身の医師らによる長年にわたる治療は、患者や県内の開業医との強い信頼関係を築いていた。撤退で患者の一部が一緒に離れたのだろう」と推測。別の県議も「県が第2外科との協力関係を絶ったことで、地域の医師が好生館へ紹介状を書く事例が減ったのでは」と分析する。
好生館は、診療科ごとの患者数について「集計中」として明かしていないが、県医務課は「佐賀大医学部の支援を得て、医師数は確保されている」と説明する一方で、
「九大第2外科の撤退も患者減少の要因と考えられる」
と話している。
病院では昨年5月、職員の勤務記録を改ざんし、正当な時間外手当を支払っていなかったことが発覚。約4億4000万円を医師らに支払った。この支出と患者急減による収入の減少から赤字が急増する見通しとなった。
病院は来年度に独立行政法人化し、2012年度には現在の佐賀市水ヶ江から同市嘉瀬町中原に移転する予定。同課は「佐賀大の協力を仰ぎ、医師確保に一層努める。医薬品を後発品に切り替えるなどコスト削減も進め、少しでも赤字を減らしたい」と話している。
>職員の勤務記録を改ざん
これ自体は罪に問われないのでしょうか?
勝手に人の残業時間を書き直しておいたら、
ほかの業種なら
最高に「ブラック企業」です。
しかも県立の組織がこんなことをしているのですから、
もう胡散臭さいっぱいです。
その上で、
未払い賃金の
「時間切れ無効」を実行したのなら、
もう、ブラックすぎて
まるでここに勤務している医師は
「お金、出しテヨー」
「うるせー、2年以上前のは支払う必要ない!法律もそうなっている!!」
と逆切れされる
フィリピンからタコ部屋に連れてこられた
かわいそうなお姉さんのような扱いです。
(1)
新聖地誕生 「佐賀県立病院好生館 各種手当 時間外手当:無、休日手当:無」
http://ameblo.jp/med/entry-10027934047.html
■佐賀県立病院好生館 好生館、館長と外科医6人が辞職へ
http://med2008.blog40.fc2.com/blog-entry-7.html
(2)
■「未払い賃金を踏みたおす方針」 聖地 佐賀県立病院好生館 「勤務記録改ざん、時間外手当払わず」: 追記あり
http://med2008.blog40.fc2.com/blog-entry-172.html
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コメント
近くの民間病院にて
昨年のこの騒動の後、時間外は加算されるようになったそうですが
研修医の退職金が「契約が変わったから払えない」と
堂々と踏み倒したそうです。
相変わらずブラック体質は変わっておりません。
2009/05/24 12:42 by へるちょんぺ URL 編集
空っぽのハコモノは要りません
2009/05/24 13:10 by 鬼灯 URL 編集
2009/05/25 12:09 by SAGA URL 編集
SAGA?
2009/05/25 14:09 by URL 編集