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■開業つれづれ: 休業補償なんか全くない 「新型インフル感染拡大 受診急増、対応に苦慮」 ボランティアで診療、見つけたら強制休業、補償なし

5月18日のニュースです。

取り上げきれなかった分です。




国の方針は、

医師は当然、新型ウイルスを診ろ

休業補償?

は?

そんなものあるわけない。

ということらしいです。






他の検疫やったりしている公務員の方はどうなるのかな?

お役所は

当然、休業補償も手厚いんでしょうね。





医師?

新型インフル見つけたら、

たとえタミフル服用しても

お手柄として、

開業医がむりやり休診させられた

ぐらいですから(1)、

もう、

新型インフル診たら負け、

って感じです。





きっと、医療関係者が

新型インフルに2次感染しても

何にもしてくれないんでしょうね。





現時点ですら、国や地方自治体は

医療関係者にタミフルを配ったりしてませんので、

現場では、

”自腹でタミフル予防投与”

しているようです。







負け確定の日本陸軍状態。

って書いたら、

”死んだら弔慰金が出るだけ

旧日本陸軍のほうがまだまし”

とたしなめられちゃいました。




というわけで、

今の日本医師は旧日本陸軍以下

という処遇だそうです。




休業補償なんかあるわけないです。


















クローズアップ2009:新型インフル感染拡大 受診急増、対応に苦慮

毎日新聞 2009年5月18日 大阪朝刊
http://mainichi.jp/select/opinion/closeup/news/20090518ddn003040028000c.html


 新型インフルエンザの感染が拡大する大阪府や兵庫県では、急増する受診者への対応に医療機関が苦慮している。保健所の発熱相談センターには電話が殺到し、検査キットなどの不足を訴える医師も多く「限界に近づきつつある」と悲鳴が上がる。感染がさらに広がれば、診察する医療施設は発熱外来から全施設に広げられる。だが、診療した医師が「濃厚接触者」として自宅待機させられたり、感染しても休業補償する制度はなく、国の対策の不十分さが浮かんでいる。

 「検査キットもタミフルも足りない」。17日、新型インフルエンザの感染拡大を受けて開かれた大阪府医師会の臨時代議員会で、代議員の医師たちが窮状を訴えた。会場で出席者にアンケートしたところ、出席者の25%が検査キットを備えていないと答え、大半がタミフルなどの備蓄が不十分と答えた。

 感染者は日々、増加している。代議員会では「(数日内に)パンデミックになる」と指摘する医師もいた。感染症指定医療機関は大阪、京都、兵庫の3府県で計168床に過ぎない。感染が拡大すれば指定医療機関ではない一般医療機関が対処することも考えられる。

 実際、国の行動計画は対策が第3段階の「まん延期」に入ったら、入院を重症者のみに絞り、軽症者を自宅療養に切り替えるとしている。「間もなく私たちが(新型インフルの治療を)引き受けざるを得なくなる」。危機感を募らせる医師は、タミフルなどの入手が困難な状況を訴えながら、行政機関に早急な対策を求めた。

 相談の現場も切迫している。大阪府の各保健所などにある発熱相談センターには16日午前から17日午前の24時間で1039件の相談が寄せられた。担当者は「1週間分の相談電話が1日にかかってきた。電話が鳴りやまない」と話す。

 各地の発熱相談センターの電話もパンク寸前だ。大阪市のセンターに17日午前9時から午後5時半の間に381件▽神戸市のセンターに16日午後5時から17日午後5時の間に1875件もの相談が殺到。今後は回線を増やすなどして対応する方針だが、情勢は不透明だ。

 神戸市では、発熱相談センターの電話につながらなかった人などが、センターへの相談なしに市内に設置された発熱外来に直接来院するケースも相次いでいる。担当者は「現場は混乱して戦場のようだ。受け入れ能力は限界に近づきつつある」と訴える。センターの電話につながらなかった人に対応するため玄関前で独自に簡易検査を実施する民間病院まで現れた。

    ◇

 16日にあった神戸市医師会の会議では、新型インフルエンザ患者を診察した開業医が、他の患者に感染を拡大させる可能性があるとして厚生労働省に休業を“指導”されたことが報告された。開業医からは、休業を余儀なくされたことに不満が噴出した。こうしたケースについて、厚労省は医療の萎縮(いしゅく)を招かないよう、近く対応の手引きを示すことにしており「患者と医師の双方が不織布マスクを着けていれば濃厚接触者にならないのではないか」と説明する。

 一方、日本医師会や神戸市は、発熱外来で働く医師が新型インフルエンザに感染した場合の休業補償を求めているが、厚労省は「医師確保のため契約でいろいろな対応をしている自治体もあるが、
国としての休業補償は難しい
」と話す。

 ◇高校生、広く集団行動
 カナダから帰国した国内最初の患者をはじめ、高校生の感染が目立つ。国立感染症研究所の岡部信彦・感染症情報センター長は科学的結論は出ていないとしながらも「高校生は学校という狭い空間で長時間集団生活し、行動範囲も広い。小中学生らよりは感染の機会が多く、感染のしやすさにつながっているのではないか」と話す。

 今回、米国でもニューヨークの中・高校の集団感染がきっかけとなり、感染が広がった。米医学誌「ニューイングランド・ジャーナル・オブ・メディシン」に今月掲載された論文によると、4月15日~5月5日に感染が確認された642人の6割が18歳以下で、16%が学校での集団感染で発症していた。

 大槻公一・京都産業大教授(獣医微生物学)は新型インフルエンザが、季節性インフルエンザのAソ連型と同じH1N1型であることに注目する。Aソ連型は77~78年に大流行したインフルエンザで、56年以前はH1N1型しかなかった。大槻教授は「60歳前後の人は1、2回感染した経験があり、それで抗体ができているため感染しない人が多く、抗体を持たない高校生に感染が集中しているのではないか」と推測する。

 一方、松本慶蔵・長崎大名誉教授(呼吸器感染症学)は「集団生活という流行の素地があるうえ、クラブ活動など行動範囲が広いことが影響しているのではないか」と高校生の特徴を指摘している。

 また、浦島充佳・東京慈恵会医科大准教授(小児科学)は「(新型インフルエンザは)10代後半の若者が感染すると発症しやすい特徴を持つ可能性がある。若者は免疫反応が強く出るため症状が重くなりやすいとも言われている」と指摘する。【永山悦子、下桐実雅子、日野行介】

==============

 ■視点・新型インフル

 ◇軽症者の隔離は不要--元WHO鳥インフルエンザ薬物治療ガイドライン委員会委員の菅谷憲夫・けいゆう病院小児科部長
 国内感染が確認されたばかりであり、国民感情を考えれば、最初は休校や行事中止などの措置も仕方ない。だが、政府は今回の新型インフルエンザの症状が季節性インフルエンザと変わらない、と説明している。それならば、休校など一律の制限をするのではなく、従来の季節性インフルエンザと同様の対応をすればよいのではないか。

 休校するとしても、対象は発生した学校だけで十分だ。子どもが保育園や学校へ行けなくなると、親も仕事を休まなければならなくなる。その社会的なマイナスの方が大きい。

 患者が増えれば、発熱外来から患者があふれるだろう。今後は、すべての病院・診療所が通常通り診察すればいい。軽症者を隔離して入院させることも不要だ。渡航歴などの有無を診断の基準にすることもナンセンスだ。

 大阪府の橋下徹知事が国に季節性インフルエンザと同様の対策を求めたことは、理解できる。水際対策から国内の医療体制整備に切り替える時期だ。

 過度に恐れる病気ではない。だが、発症から48時間以内のインフルエンザ治療薬の投与や、持病のある人への適切な治療体制の確保は欠かせない。【聞き手・江口一】





(医師に対する)
国としての休業補償は難しい

っていうのは、

単純に、財務相が

どれだけ医療が苦労しようとも、

新型インフルには金を一切出さない、

と公言しているからです(2)。



いい加減にしろよ、財務省。





これだけ社会問題になって、

万が一、診察した医師が新型インフル

見つけたら即刻、休業させられるのに、

全く補償しないって

一体どういうジャイアン?







それにしても、


(厚生労働省は)
>患者と医師の双方が不織布マスクを着けていれば濃厚接触者にならないのではないか



…こいつ、本気で言っているんでしょうか?

診察するのに患者さん

マスク付けっぱなし?

どうやって

インフルエンザの簡易検査をしろと?




マスク越しに感染の恐れなく

何らかの方法で

咽頭ぬぐい液を採取するのは

どんなエイリアン?




きっと

牛の舌をくりぬいて血をすべて抜き取ったり、

月の裏側から電波で人を操り、

鼻の奥に金属を埋め込んだり、

畑にミステリーサークルを書いたりする能力が、

いま日本の医師には求められているんでしょうね。




個人的には、

だれかラムちゃんのように

マスコミと厚労省に

一度、電撃加えてもらいたいものです。







(1)
■で、保健所は医師に休業を迫る 「大阪府八尾保健所が診察の医師に休業求める」
http://med2008.blog40.fc2.com/blog-entry-845.html

(2)
■マスコミはこういうのを報道したら? 「新型インフル、予算面で新しい措置講じなくても対応可=杉本財務次官」
http://med2008.blog40.fc2.com/blog-entry-826.html






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コメント

大阪でもパンデミックフェイズになって、一般医療機関でも診療してほしい、という状態にもう事実上陥っています。
相談センターに電話しても、明らかな接触歴がなければ開業医に行け、と指導しているようです。
おかげで普通の患者さんが寄り付きません。

もちろん「一般医療機関に行け」というからには、もしそこで新型が発見されたとしても、発病しない限り休業しなくてもいい、というのは当たり前の話です。

厚労省は早く「現状追認」でいいから対応してほしいです。
そういう点では、一般医療機関に検査キットとタミフルがちゃんと備蓄されている仙台方式が意外と正解だったのかもしれません。
いずれにしても、厚労省の危機管理能力(というより、はっきり言って東京以外はどうでもいいじゃんな発想)は最低レベルかと。まあ、世界最大の麻疹輸出国ですからね…

新型インフルを心の中で疑っても、PCRをしなければいいのです。渡航歴がなく、A型陽性なら、それ以上、詮索をせずタミフル・リレンザを(もっているなら)処方しろ、というありがたいご指導です。要するに、某地域で蔓延している方法です。今のところ、A型陽性なのにPCRを行わなかったという理由で、注意義務違反になり敗訴したケースは、まだ、ありません。

医師ではない人が医療政策を考えるから、患者にマスクを着用させたまま診察すればいいとか、わけのわからない話が出てくるのですね。少なくとも厚生労働大臣は、医療人として現場で働いた経験のある人にしていただきたいと思います。舛添氏は何も分かっていないから、とんちんかんなことになるのです。

夕方のニュースで「本日は患者の増加も少なくなってきており、感染のピークを越えたかも」みたいなことを言ってました。
おもわずハンドルを誤りそうになりましたよ。

ただ単に検査しなくなっただけだと、なぜわからないかなぁ…

いつも、拝見させていただいております。
近畿地方で発熱外来を開設している病院に勤務している者ですが、外来開設以降、患者さんが殺到し、院内はパニック状態です。
一方で通常の外来は、患者さんの診療キャンセルが相次ぎ閑散としています。
当分このままの状況が続くと、収益が激減して病院が倒れてしまいそうです。
仰るとおり、新型インフルエンザをネタにして、一般市民を煽る“マスコミ” と、対策に金を出さない財務省の言いなりの “厚労省”に、電撃を!!

一番大切なこと

上記のコメントをした通りすがりですが、一番大切なことを言い間違えておりました。「収益が激減して」病院が倒れるのではなく、「不眠不休で診療を担当しておられる医師を始めスタッフが疲労困憊して」倒れてしまわないようにするのが一番大切なことです。
謹んで訂正させていただきます。

PCR検査

地方の病院は簡易検査キットも在庫薄になって、ほとんど実施できません。和歌山県田辺市など保健所ではPCR検査を行いません。つまり仕事しないと言うこと。田舎までキットが回ってこないのでしょう。
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