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■和歌山、狂ったか 「医療問題を身近に 医学生がオリジナル演劇--県立医大 /和歌山」


和歌山、…おい。

こんなマスコミが泣いて喜ぶような

お涙ちょうだい劇を

医学部生がやってどうするのよ。






特に、福島大野事件を題材にした

寸劇は、

何じゃ、これ?





K先生と産婦人科の先生方に

極めて失礼な内容のようですが、

和歌山の産科の先生は

何も言わないのでしょうか?




劇をやった学生が

もう一度、産科や血液内科の先生方の前で

劇をやってみたらいいでしょう。





これが授業の一環とはね…。








医療問題を身近に 医学生がオリジナル演劇--県立医大 /和歌山

毎日新聞 2009年5月16日 地方版
http://mainichi.jp/area/wakayama/news/20090516ddlk30040433000c.html


 医学生が医療問題をテーマにしたオリジナル演劇を披露する「医療問題ロールプレイ」が、和歌山市紀三井寺の県立医大であり、患者や学生ら約300人が観劇した。医療の問題を自らのこととしてとらえ考えるのが狙い。

 「麻酔科・緩和ケア」の授業の一環で、今年10回目。臨床実習前の同大医学部5回生が、脚本から監督、俳優、照明・音響などすべてを取り仕切る。61人が4班に分かれ、約30分ずつ上演した。同大付属病院で入院中の磯部咲里ちゃん(10)は「すごく患者の気持ちを考えてくれてるとうれしかった」と笑顔を見せ、七宝静子さん(80)は涙を流し「良かった」。1班の小川敦裕さん(23)は「正解は一つじゃない。考え続けることが唯一の答えだ」と話した。

 病院長の畑埜義雄教授(麻酔科)は「医師になって劇と同じ状況に立ったとき、想像と違うことも起きるだろうが、患者の視点で考える遺伝子を学生は身に着けた」と満足そうだった。【加藤明子】

 ◇無医村勤務
 無医村勤務を命じられ、渋々引き受けた男性医師のイグチ=写真右。ある日、道端で農民に胸の痛みを訴えられるが、診療時間中に出直すよう伝える。間もなく心筋こうそくで倒れる農民。責められたイグチは、住民から「医師と患者はパートナーだ」と指摘され、独善に気付く。病床の農民に謝り、農作業を手伝い健康教室を開くなど交流を深め、村に残ることを決意する。

 ◇医療訴訟
 妊婦が帝王切開の手術中、大量出血して死亡。執刀医の神藤は業務上過失致死の罪で起訴される。珍しい疾患を予測して出血を回避できたかが争われた裁判で、神藤は無罪を主張、証人に立つ産婦人科医も擁護する。だが、「ありのまま話してほしい。死んだ妻と生まれてきた子のため、真実を知らねばならない」と遺族の夫に言われ、「大切なものが欠けていたのか」と自問する。

 ◇告知
 インフォームド・コンセント(十分な説明に基づく同意)をテーマにした劇中劇。白血病を告知されなかった少女は恋人と病院を抜け出し、息を引き取る。その結末に納得できない観客の医学生が医師役になり、劇中劇が始まる。告知を受けた少女は病気と向き合い闘病する。だが、両方を見終えた観客が「最初の方がよかった」とつぶやき、医学生は戸惑う。

 ◇天国か現実か
 故障で五輪代表選考から外される社会人バレーボールチームの前芝。交通事故を起こし、「生と死の狭間」に来る。案内人は、天国か現実かを選ぶよう言い渡し、両方の前芝の姿を見せる。天国では「望むモノすべてが手に入る」が、現実では意識が戻らず障害が残る可能性もある。だが、目を覚ますよう呼びかけ続けるチームメートの姿に現実を選んだ前芝は、4年後チームの監督となる。











真実とは、決して感情的に

遺族の側によるものでもなければ、

奴隷のように24時間拘束を受けるものでもなく、

ましてや

患者さんにセカチューもどきで

ウソをICし続けることでもありません。





なんか、

もう怒るのも馬鹿らしくなってきました。

医師の卵である

医学部生自体が腐っているとは、

もうどうしようもないです。





マスコミの情報に流されやすく、

深く考えないで

自らの先輩を愚弄するって、

これって、

俗にいう「ゆとり世代」の

特徴なんでしょうか?




>患者の視点で考える遺伝子を学生は身に着けた

とか言ってますが、なんじゃこれ?

なんだか和歌山では

変な遺伝子を強制発現させられているみたいですが、

実際に、和歌山の現場の医師がこんなものを見て

学生を褒めることなんてあるんでしょうか?






毎年こんな劇を後輩がやったら、

和歌山出身の医師は

もう和歌山で医師を続けるつもり

きっと消えるに違いないでしょう。









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コメント

とおりすがり

うんざり!!!!

考えた奴・・・・・・アポ!

「患者のための医療」は賛成ですが、「患者の視点で考える」のが正しい医療の姿だとは思えません。
「医師の視点でみた患者のための医療」でなければいけないのではないのでしょうか。

監修は教授

学生に教授の空気を読ませるトレーニングの一種でしょうか。どんな感想にすれば教授受けが良いか一生懸命取り組まれたのだと思っています。

実社会に出れば上司の空気を読む技術は必須ですからね。

中高一貫の有名私立・国立高校を経て国公立大学医学部に入って、医学部という非常に狭い世界で純粋培養された学生というものは、エリートである反面で、精神的、社会的には非常に幼稚ですからね。かわいそうだと思います。

遺伝子を身につけるってナニソレ。
ニュータイプですか?
普通の医師でいいです。

>遺伝子を身につける

変な遺伝子を導入すると癌化しますが

遺伝子は簡単に変異しますから。
おそらく和歌山では悪性側に変異してしまったのでしょう。

脚本家と演出家が誰だか知りませんが
この子たちの指導教官は何を教えているのか、
世の常識的な知識を持ち合わせているのかと心配になってしまいました。

マジレス
空気を読む・・・・
大切なことであるとは思いますが
感情のみに左右される行動は時として結果的に犯罪ともなり得ます。
弱者に寄り添うことが必ずしも正しいことではありません。
たとえ弱者が患者であれ医師であれ同じ結論でなければいけません。

いくつもの答えがあってはいけません。

我が母校にもいたけど…

2ちゃんより↓
834 :卵の名無しさん:2009/05/16(土) 21:06:48 ID:v9/VMjvQ0
ttp://www.wakayama-med.ac.jp/med/anesthesiology/caremind/sect42.htm

<ケアマインド遺伝子の注入>
重要なことは、学生の間、フレッシュで柔軟な脳にケアマインド遺伝子を注入しなければならない。
それを現在や将来の医療文化圏に放つわけである。
医師になっても最初は遺伝子が残っているかもしれないが、 それぞれの体制の中に入ると、
おそらく10人中8人の遺伝子は消えてしまうかも知れない。
しかし、2人の遺伝子が生き残れば文化は変わる。
そして、教育とは2人の遺伝子を残すために、10人に教育しなければならないことであると思っている。


こんな感じのゴーマンで電波な文章がたくさん載ってます。
なかなか愉快な教授様のようで。

どうでもいいけど、ケアマインド遺伝子の注入し過ぎで、無罪の産科医を公然と誹謗中傷するように
なった下痢便医学生を医療文化圏(笑)に放つのは止めて下さい。


835 :卵の名無しさん:2009/05/16(土) 21:23:23 ID:mcI4qb8W0
>>834
ac.jpなのに、電波系カルトかマルチ商法のサイトにリンクされたかとオモタw


836 :卵の名無しさん:2009/05/16(土) 21:36:46 ID:WiDauRWU0
>834
私が彼らに求めているものは、医師と医療関係者には絶対に相談しないように指導している。
あくまで理想を描いてもらいたいからである。 彼らは何のテーマについて調べるときには、ネットで患者の会にアクセスしたりしながらシナリオを書いているようである。
それから、このロールプレイは公開講座としており、 医学部、看護学部の学生、看護師、薬剤師、その他のコメディカル、大学事務官、そして患者も参加して下さっている。
立見席ができるくらいである。学生は通路に座り込んでいる。 16年度の医療問題ロールプレイでは「がん告知」、「チーム医療」、「命の決定権」、「アルコール中毒」のテーマで演じられた。
学生たちは迫真の演技を行い、感動的でもある。(「MOVIEを見る」)
ロールプレイというのは、 学生によるケアマインド遺伝子の自己導入であると考えており、医療の現場を見ない状態で、自分たちが作った理想の形を、 胸ときめかせて刷り込ませるというのが 私のねらいである。
これが長く刷り込みし続けてくれればと願っている。

参考MOVIE >http://www.wakayama-med.ac.jp/med/anesthesiology/caremind/material.htm



837 :卵の名無しさん:2009/05/16(土) 21:38:34 ID:aYbE70TU0
ケアマインド遺伝子てw
なんか「スカラー波」のようなflavour


838 :卵の名無しさん:2009/05/16(土) 21:40:51 ID:WiDauRWU0
http://www.wakayama-med.ac.jp/med/anesthesiology/department/member/01.html

教授  畑埜 義雄 [はたの よしお]

人生訓
「人生塞翁が馬」「淡々黙々と生きる」「失敗は途中であきらめたとき」

名文句
「プライドが高いと実力は低下する、プライドが低いと実力は高まる」

…やばいなあ、ホンモノだよこの人…。

同じ医学生として恥ずかしいと思います。 5回生ならBSL回っているはずなので実際の先生方の苦労を理解しているはずですが・・・・

やっぱ変ですよ

教育は真実を教えねばなりません。
和歌山県立医大では学生の教育の前に教官の常識教育から始めねばいけないようです。奈良女子大といいそういう地域性があるのでしょうか?

真実は一つです。情に流されるのみでは真実に辿り着けません。たとえそれが権力者であれ無力者であれ故意に寄り添うことは善しとしません。科学的理論的に真実を見極めねばなりません。それを教えるのも教育者の務めです。

和医大学生の者です。

いきなり失礼します。

このロールプレイは、授業の一環で、これをしないと僕達は単位をもらえない事になっているんです。だから、学生も渋々やっている、というのが本当の所です。大学側は、ロールプレイをする事で県からお金がもらえるだとか…。

ただ、色んな事を考えるきっかけにはなった、と思います。僕達は、お涙頂戴のつもりでやったつもりもないし、今まで机の上でしか勉強させてもらえず、現場を知らない中で、とりあえずやらないと卒業できないので、自分達なりに疑問を持った所を考えたつもりです。

少しでも分かって頂けると嬉しいですが…。

元和医大学生です

以前から読ませて頂いています。

この「ロールプレイ」を実際に経験した世代です。
当時のことを思い返すと、臨床実習すらしていない段階でもあり、現場の先生方の苦労なんてほとんど何もわかってなかったのでは、と思います。

脚本も学生が作り、チェックや指導が入ることはありませんでした。なのでこういったある意味「わかりやすい」展開になってしまうのかな、と思います。「ロールプレイ」というよりは「演劇」です。見た感想も、患者さん側のものしか入ってきません。ストーリーや見せ方は最近のマスコミのそれに近い偏ったものかもしれません。今回のものは見ていないので詳しい内容はわかりませんが…。

教授は「考えることが大切なんだ」というスタンスだと思いますが、色々な角度・立場から考えることが欠けていたのでしょうか。演じた学生には、批判的な感想もあるんだという事実が伝わってほしいです。

↑関係者さんたち

ぶつくさ言い訳ばっかりで読んでて吐き気がします。
単位?そんな下らんことで現場の医師を踏みつけるようなことをするわけですか。
百歩譲って、当然教授にやりたくないと直談判した上でいやいややったんでしょうね?
もしそうじゃないとしたらてめえらの正義はどこにあるんだよ。

あんたらとはかかわりのなさそうな県で働いてることを心底良かったと思います。
マジで周りに迷惑かける前に医者辞めちまえ。

と、俺みたいな意見の人もいると思うし、これを読んでムカついたりしてる暇あったら今からでも下級生のためにこの下らんロールプレイをやめるよう運動とか起こしてほしいもんです。

あーほんと和歌山人じゃなくてよかった。

ロールプレイを拝見した産婦人科医です。

以前から拝見させて頂き、今回我慢出来ずに書き込みました。

私自身が拝見した結果では、学生達自身にはとてもいい機会だったのでは、と思いますよ。二班の医療訴訟も拝見しましたが、この記事に書かれているのとは少し違いました。

医師側は「出来るだけの事をやった、仕方なかった事だ」とはっきり主張していましたし、遺族側も当然持つべき感情というか…よく学生でここまで調べたな、と感心した程です。

学生達は、何度も「この裁判に判決は無いのかもしれない、これを見た人に考えて欲しい」と訴えていました。

私の大学ではこんな劇はなかったし、正直このような医療訴訟の問題などに目を向けていたのか、と問われると疑問です。

学生達も、これから現場を見ていくのだから、分からなくて当然。自分の理想として掲げるものと現実との乖離を知って、それをどうするかも本人達次第ですから。

私は、原点に戻った気が致しました。普段忙しいばかりに、理不尽だと何もかもをはねつけてしまいそうになる自分を見直すいい機会にもなりました。

批判だけなされている方は、一度見に行ってみては?学生達より教授より、何よりも見直さなければならないのは自分なのかもしれませんね。

すみません、見たくありませんw

理想を追い求めるのも良いでしょうが
現実はシビアですから
学生の時の理想なんて、現実の前にはもろいものです
まぁ、学生のうちなら許されることでしょうけど
あまりのギャップに精神崩壊しなければいいですね^^

> 二班の医療訴訟も拝見しましたが、この記事に書かれているのとは少し違いました。

本件に限らず我々が心すべきは、マスコミを通じて報道される内容には常にバイアスがかかっているということじゃないでしょうか。たくさんの事実から意図的にある種の事実だけを抽出して報道すれば、ウソを書かずにウソを描くことができる。

上記産科医さまのコメントを見て、あらためてそう感じました。

いずれにせよ、生殺与奪の権限を完全に教員側に握られている学生を責め立てるのは少し酷ではないでしょうか。

神藤は無罪を主張

>神藤は無罪を主張

これ加藤先生のパロディですね
彼は既に無罪ですが
凄い書き方ですね
さすがタブロイド
酷い仕事していますね・・

>学生を責め立てるのは少し酷

暴利医様のコメントには同感し、感心されられ、教えていただけることが多いのですが
「神藤は無罪を主張」
→学生を責め立てるのは少し酷
とのことですが
加藤先生の御名前をこのように使うのはどうなのでしょうか


>「ありのまま話してほしい。死んだ妻と生まれてきた子のため、真実を知らねばならない」と遺族の夫に言われ、「大切なものが欠けていたのか」と自問する。

科は違いますが
あの状況で
自分は彼以上のことは絶対にできません
臨床でどんなに努力しても、結果が悪かったら
たとえ無罪になっても
いまだにこんな扱いですか・・
いや~~
いい勉強をさせていただきました




実際の出来事をそれとわかるように劇にするのは最悪。
それもまったくの無実のお話(訴えられる謂れはなかったんだし)脚色しちゃってるっぽいし。
せかちゅーとかはどーでもいいけどさ。

ふ~~ん さま

実情がわからないので憶測に過ぎませんが、仮に学生が実情を理解していても、それをストレートに表現することを許されていないのではないかと思ったのです。医学部における学生の立場は非常に弱いものです。自分の人生をかけてまで教授に反対するべきだというのは、少々酷な要求ではないか、と。

それに、記事通りであれば極めて不快な話だけれど、記事がどこまで正しく報道しているのかを疑わなければならなさそうですので、記事を前提に学生を批判するのもどうか、と思いました。現に、実際に寸劇をご覧になった産科医の先生から上記のようなコメントが得られているわけですし。

繰り返しますが、本当に記事のような加藤先生を誹謗するような内容の寸劇であったとしたら、それはとんでもない話だと思います。

神藤は無罪を主張

>自分の人生をかけてまで教授に反対するべきだというのは、少々酷な要求ではないか

暴利医様
解説ありがとうございました。
確かに学生の立場からは逆らえませんね

もしかしたら
彼らの多くも
タブロイドの被害者かもしれません

洗脳教育の危険

こういったロールプレイングは、サヨク、カルトの洗脳教育につながる危険があります。
ある部分、コミニュケーションのとり方など部分的なことを学ぶことが本来の目的であるはずです。

精神的ショックをあたえて洗脳するのはひとつの手です。

10年以上前私は国立ガンセンター東病院でコミニュケーションスキルでロールプレイで習いました。

どうも記事からみるとおかしいと感じます。

皆さんだまされない様に!
日本の大学、マスコミに偏向、捏造とひどくなっています。

NHKでさえ中共の手先となっています。
特に、世間知らずの学生諸君!!

まあ、タブロイド紙の報道内容には「彼らにとって都合がいいように」バイアスがかかっていることを前提として話をしなくちゃいけないんですけどね。
客観的な視点がマスコミにまったく期待できなくなってもうかなりたちますから。
実際に見た人の意見がここでは重要かと。

利用された時点で負け

いつも拝見させて頂いております。初めて投稿致します。

演劇の脚本そのものは、まさか現実の医師を誹謗するためでは無く、彼らなりに理想の医師・患者関係を考えて純粋に作ったものなのでしょう。しかし、現実社会にはその善意を歪曲して「飯の種」に仕立ててしまう悪徳な人間がうじゃうじゃしています。特に今回は、相手が変態新聞でしたからねえ。純粋培養された医学生なんてカモだったのでしょう。
おそらくこの記事は変態新聞的に脚色されているでしょうから、記事を基に批判するのはちと酷な気もしますが、学生側の認識も甘いです。「自分達にそんな意図はない!」と言ってももう遅い。世間には真実ではなく、新聞が勝手に脚色した記事が「事実」がまかり通るのです。その不条理さに先輩医師たちは皆苦しんでいるのですよ。それが分かれば良いですが・・・。

弱者に優しく接するのは、純粋培養された医学生の幼稚な正義感を満たすのに好都合でしょうが、本当に信頼される医師・患者関係を築くには、時には耳の痛い話もしなくてはなりません。「考える事が大切」なのは、患者側にも言えることでしょう。それが無ければ、ただの奴隷予備軍です。

そこで提案。
是非来年は、「マスコミに洗脳されたモンペによって不条理に訴えられ、トンデモ判決によって敗訴し燃え尽きた医師」をテーマに演劇を作ったらどうでしょうか。
でも、こんなお花畑教授のもとでは無理かなあ。

常識人だったら

無医村で一生を捧げる医師はいるでしょうが、結婚や子供の教育は無理ですね。
心筋梗塞の診断は道端ではできません。
脚本に無理があります。
どのように努力しても死ぬ方がおり、医学的に正しかったかどうかは問われますが、心情的なことは他人から追求されることではありません。
倫理的に無理があります。
報道でバイアスがかかっていても、常識的に苦しい筋書きです。

前述の産婦人科医です。

再度書き込み失礼致します。

皆様のご意見を拝見し、私自身多いに考える事がありました。

私が見る限りでは、報道にバイアスがかかっている、という事はその通りであるように思います。しかし、私自身が劇を拝見して述べた感想も、私の眼鏡を通してのものになってしまうので、それも信頼出来るものかどうかは難しいところですね…。

沢山のご意見を拝見し、一番強く感じたのは、やはり私達自身も踊らされていますよね、という事です。私達自身が報道のネタになる時の、報道の曖昧さは自分の事となると誰もが自覚しているのに、他の事となると自分の目で確かめずして意見してしまう。それも大事な事なのかもしれませんが…。

私の記憶によると、一班の無医村では、心筋梗塞の診断を道端で行ってはいません。救急車で病院へ運ばれ、ギリギリの所で心筋梗塞で一命をとりとめた、という筋書きです。結婚も、無医村に行く前にしています。

二班の医療訴訟は、多分学生達の意図する所は、遺族への説明の不十分さを描きたかったのではないか、と思います。何時間も何の説明もなしに待たされ、終わると妻が死んでいた、遺族は癒着胎盤の詳しい事に関しては裁判の中で知る、という筋書きです。そして遺族の心情に関しても、裁判の証言で医師が「遺族はこんな風に考えていたのか。」と知る筋書きです。大切な何かが欠けていた、というのは遺族への配慮や事実の説明、という意味だったのだろうな、と私は捉えましたが…。

確かに、全体的にリアリティがないというか、現実においてはもっとミゼラブルな部分を綺麗に描いていた所はあると思いますが、特に最優秀作品賞をもらっていた三班では、班全体で協力している所がとても好印象でした。

学生の頃は、私自身もそうでしたが、「考える」という事をあまりせず、与えられるばかりだったように思います。その中で、演劇も何もした事もない、現場を見た事もない学生達が、自分の理想を学生同士でぶつけ合う、というのもある意味大切な勉強であるかの様に感じます。

私自身は、今回の事で、今まで以上に、「物事の本質を吟味する事」を学んだように思います。特に暴利医様、貴重な意見をありがとうございました。

近年では、かつての一方的に医学知識を伝授する教育のあり方への反省から、患者さんなど一般の方を交えて、医療のあり方を考えさせる授業が、多くの医学部で行われているのではないでしょうか。ですから、寸劇をやったからすばらしい、立派だ、ということはないと思います。大切なのはその内容だと思います。もっとも、その内容を評価するに当たって、皆さんがおっしゃるように、一人の新聞記者の解釈にすぎない記事を鵜呑みにするのは危ういですね。

一番大切なのは目の前の患者の命

>大切な何かが欠けていた、というのは遺族への配慮や事実の説明、という意味だったのだろうな、と私は捉えましたが…。

現実の大野病院事件では加藤先生はたった一人で奮戦していたわけでそれは不可能ですから…。まあそこまで話を広げると収拾つかなくなるのは理解できますが。
>近年では、かつての一方的に医学知識を伝授する教育のあり方への反省から、患者さんなど一般の方を交えて、医療のあり方を考えさせる授業が、多くの医学部で行われているのではないでしょうか。

個人的には、そんなクダラン事をするから愚民どもが付け上がって今の体たらくなんじゃ…って気がするのですが。

やっぱり変ですよ

決して批判的というわけではなく・・・。
マスゴミの文章に惑わされているのかもしれませんが
やはり何度読み返しても、加藤先生に対しての配慮があまりにも足りないように感じます。
結局は誰であったとしても防ぐことはできなかったであろう、ヌレギヌに近いものであったということなのに
≪ありのままを…≫
加藤先生が嘘をおっしゃっていたとでも<`ヘ´>  となるわけです。

あまりにも問題の大きな題材を選んでしまったということなのでしょう。

一方に寄り添った考え方は物事の本質が見えずらくなります。
そのような考え方は医師にとっては致命的な欠陥です。
現在は特に、フレキシビリティに富んだ考え方を養う必要があり、
そのための教育が必要とされています。
また、今回のような批判が起こることも見えていなければいけなかったでしょう。

患者寄りだからおいらは正義じゃ!では医療は成り立ちません。
時には患者側にとっても厳しいことは起こるのです。
(必ずしも医療者側のみを追求したといったものでないことは理解していますョ)

今更やけど~

別に、加藤先生の事そのまま書いたんじゃないんやからよくね?(笑)加藤先生は1人やったから無理、とか(笑)一応脚色して書いてんでしょ?ちゃんと論点ずらしてる訳でしょ?なんかみんな神経質なりすぎ…(笑)

     (笑)
で済ますあなたの考え方が変です。
そんなに簡単に済まされることではありません。
日本中の医療を変えていたかもしれない事象です。

正体、ばれていますよ。

>遺族への説明の不十分さを描きたかったのではないか
 その前から、味方のふりをして医者たちを後ろから打ちまくっている[6525]は例の金沢の先生かその一派ですね?普通の医師のふりをしてこんなところに現れないで下さい。
 すでに「遺族への説明が不十分であった」と実際の判決も無視して決めつけているところに、他の自称医療被害者の言い分だけしか聞かない姿勢が隠しても露呈してしまいましたね。そしてその姿勢は、この寸劇でも同じでしょう。もちろん、そのような患者の心を診られない医師がいるのも事実。でもそれが全ての医師であると勝手に決めつけるあなたが、一番邪悪です。

  ・・・完全に出遅れました

利用された時点で負け
⇒ まったくの同感です。
  コンナ記事になっている時点で、学生をネタに『ええカッコ』しようとした誰かがいても、まったく不思議はありません。 仮に、完全に『善意』であったとして、えてしてその手の善意は暴走します。 特に、批判を許されない環境において。
 
寸劇をやったからすばらしい、立派だ、ということはないと思います。
⇒ 御意。 内容の重要性は、何より大切です。
  もしも、しっかりフィードバックがなされていないならば、演劇の教育的意義は乏しいと考えます。 劇中における医師役・患者役・家族役の心の動き、観客からの意見など、演劇以上の時間をかけて見直されなければなりません。 少なくとも記事からは、その様子がはっきりしなかったので、蛇足ながら。
  かつて、模擬患者セミナーとか、けっこうやりました。 この手のセミナーが得意とするのは、若葉マークの研修か、メチャクチャ難しいケースの予行練習だと思っています。 その中で、失敗の自由は保障されるべきです。 授業の単位がかかった公開の失敗できない環境で、難しいケースを取り扱わなければならないなら、その苦労に同情を禁じえません。

個人的には、そんなクダラン事をするから愚民どもが付け上がって今の体たらくなんじゃ…って気がするのですが。
⇒ 今日のバイト中に模擬患者関係の本を読み直していましたが、『別に特別な名医でなくとも、普通に話をできる人間であって欲しい』ってな希望が、書かれていました(本気でそう思っているかどうかは、別ですが)。 医師患者関係は、人間関係の一形態です。 であるならば、『あるべき医師』だけでなく、もう一方の当事者たる『あるべき患者』にも、もっと焦点が当てられるべきでしょう。 別に、私は『医療者にとって都合の良い、物分りの良い聖人君子』になれと言いたいワケではありません。

和歌山・・・

新聞記事は、実際に演じられた劇の筋を全部は伝えていないかもしれません。でも最低限きちんと要約して報じているはずですよね(それくらいの文章力はあるんでしょう?)。結果として読者にわかるのは、「このようなあらすじの劇だった」という事と「医学生の教育に有用だとされた」という事だけです。報じられたあらすじがこういう内容だった、という事が、結局は問題なのです。医療訴訟の話にしても、白血病告知の話にしても、無医村の話にしても、現場を知らない、大多数の国民に迎合しているとしか思えない筋書きですね。医学生のうちから洗脳する意図なのでしょうか。こういうパフォーマンスをしないと、この大学は医学部としてやっていけないのですか・・・?私の母校でなくて、ホントに良かったと思います。日々頻繁に起こる、このような多くのシチュエーションで、ぎりぎりのタイミングで、現場の医師達が一体どんな思いで選択しているのかを知っていて、こんな筋書きをつくったとしたら、この大学医学部の教育担当者も、医学生も、マスコミ受けを狙うだけの人達だと思います。逆に知らなかったとしたら・・・、現場を知らない人間に、いかにも綿密に取材していかにも忠実に再現した、というニュアンスで、現実と逆行するような物語を語られるのは、及ばずながら一応必死に働いてる医師の一人として、煮えくり返る思いです。医大の医学部みずからが、医学生を将来送り込もうとする現場で既に働いている医師のモチベーションをこうも下げるとは、思いませんでした。
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某大学医学部を卒業
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医師免許取得: 医師にはなったけど、医療カーストの一番下でした。
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大学院卒業(医学博士): 4年間、院生は学費支払って給料なし。
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さらにアメリカの大学勤務: 激安給料
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日本の大学病院勤務: 労働基準法が存在しない。

フルコースをこなしたため貧乏から抜け出せず。
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大学から地域(僻地ともいう)の救急医療で疲弊しました。
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田舎で開業、借金は天文学的数字に。


今は田舎で開業して院長になりました。
でも、教授に内緒で開業準備していたころのハンドルネーム”中間管理職”のままでブログを運営してます。

ブログは主に
日本の医療制度(医療崩壊)、僻地医療事情、開業にまつわる愚痴と、かな~り個人的な趣味のトピックスです。

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