2008/04/17
■医師6000人に試し打ち 「新型インフルエンザ対策 医師らに6000人接種」
医師ら6000人が新型インフルエンザワクチンの
試し打ち対象(笑)。
しかも、
世界初。
>ワクチンの安全性や効果を確認することが目的で、16日に開く専門家による会議で正式決定する。
>実際に接種を始めた国はまだなく、実施されれば世界初の試みとなる。
そして、
接種の結果、問題がなければ、警察官など社会機能を維持する職種の1000万人に接種することも検討する。
問題がなければ
警察官などにも
接種する、
…って、
問題あったら、
医師6000人を
犠牲にするのかい(笑)???
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新型インフルエンザ対策 医師らに6000人接種
2008年4月15日 読売新聞
http://www.yomiuri.co.jp/iryou/news/iryou_news/20080415-OYT8T00497.htm
厚生労働省は15日、流行が懸念される新型インフルエンザに備え、備蓄している鳥インフルエンザウイルスのワクチンを、今年度中に医療関係者や検疫担当者など6000人に事前接種する計画を発表した。
ワクチンの安全性や効果を確認することが目的で、16日に開く専門家による会議で正式決定する。
各国政府もワクチン備蓄を進めているが、実際に接種を始めた国はまだなく、実施されれば世界初の試みとなる。
接種するワクチンは、インドネシアや中国で人に感染したH5N1型の鳥インフルエンザウイルスをもとにして作製した。接種対象は、臨床研究のため、流行時に患者に接する可能性が高い医療関係者などから募る。
接種の結果、問題がなければ、警察官など社会機能を維持する職種の1000万人に接種することも検討する。
政府は現在、こうした事前接種用のワクチンを2000万人分備蓄している。厚労省では備蓄量を増やすことや、新型インフルエンザ発生後に開発する新たなワクチンの製造期間短縮も検討する。
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日本の医師は
世界初の人体実験されるような
職種だったんですね…(笑)。
はたして
”画期的な判断”か
”無謀な賭け”か…。
ただ、
医師6000人が
失われるリスクは、
国にとっては”軽微”
と考えているからこそ、
6000人もの医師を対象にするのでしょう。
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コメント
翌日、某ワクチンメーカーのMRさんとその話で盛り上がったのは当然の話ですね。
そーか、古館は老人や小児を実験台にしろと思ってたんですね・・・
まあ、医療者に優先接種するのは当たり前だと思いますが、実験台にはなりたくないよな…
と思わず「復活の日(原作)」を思い出してしまいました。
2008/04/17 20:58 by Seisan URL 編集
わたしはNPOの医療センターで働いています。
公務員の質の悪さに辟易しています。
公務員改革は無理だと思います。
40度の発熱患者の血液培養を出したら3日間放置して上澄をつくる技師がいます。
そんな方々でもきちんと職があります。変な世界です。
2008/04/19 00:48 by まるとん URL 編集