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■本命登場か? 「インドネシア豚から鳥インフル、体内で変化「新型」の恐れ」

今の”豚インフル”の大騒ぎは

本番前の予行演習になるかもしれません。




世間の皆様は

”豚インフル”騒動になっていますが、

これはH1N1の弱毒型ではないか、

というのがいまの流れです。




それよりも非常に強い”高病原性”の

H5N1の鳥インフルが

豚に感染しているのが分かりました。





こちらが、パンデミックの序章の予感です。








インドネシア豚から鳥インフル、体内で変化「新型」の恐れ



2009年4月29日03時05分 読売新聞
http://www.yomiuri.co.jp/science/news/20090429-OYT1T00073.htm

 インドネシアの豚が高い確率で、高病原性鳥インフルエンザウイルス(H5N1型)を持っていることが、神戸大感染症センターの調査でわかった。


 H5N1型は、アジアを中心に鳥から人への感染例が相次ぎ、250人以上が死亡しているウイルス。豚の体内で変化し、人から人へ感染する能力を獲得すると、今回の豚インフルエンザを上回る大きな被害を人類に及ぼす危険がある。

 同大は、インドネシアの4州で402頭の豚を調査。1割を超える52頭の豚からH5N1型を検出した。

 豚は、鳥と人のウイルスにも感染するのが特徴。世界保健機関(WHO)は、H5N1型が豚の体内で変化するパターンを、人から人へ大流行する新型インフルエンザ出現の有力な筋書きとして警戒している。

 実際に、52頭の豚から検出されたH5N1型ウイルスを詳しく調べると、人への感染力を一部獲得したタイプが1株見つかった。

 理化学研究所感染症研究ネットワーク支援センターの永井美之センター長は「驚くべき結果だ。新型インフルエンザが感染力を獲得する過程を見ているのかもしれない。注視する必要がある」と指摘している。







この記事が大きな意味があるのは、

簡単に言うと、

H5N1の”鳥インフル”は

鳥 → ひと

という経路でしか感染せず、

ほとんど

ひと → ひと

の経路は見つかっていません(ごく少数あるようですが)。





しかし、いくつかの経路で

人→人

の感染が始まると爆発的に

広がる可能性があります。

これが”パンデミック”です。





可能性としては

A 豚に鳥インフルが感染

B 人に鳥インフルが感染

これに、

1 ウイルスのハイブリッド化 (2種インフルの同時感染による交雑)

2 馴化 (感染中に変異を起こし伝染性を獲得する)

というシステムが加わって、

A+1 ブタでのハイブリッド化

A+2 ブタでの馴化

B+1 人でのハイブリッド化

B+2 人での馴化

という4通りの可能性が考えられます。




ブタに感染したのが確認された、

というのは

すでに”A”も”B”も起きている、

ということです。

さらには記事では

”A+2”が起きている、ということまで

書かれています。




いよいよ、H5N1が

パンデミックを引き起こす準備が

できつつあるように思えます。














参考HP

国立感染症研究所
http://idsc.nih.go.jp/index-j.html


日本医師会に入られている方はこちらも要チェック。
今年の1月号です。

新型インフルエンザ特集
日本医師会雑誌2009年1月号

photo_6.jpg

(クリックしても画像しか出ません(笑))












関連記事

コメント

でましたか

 いつも興味深く拝見させていただいております。

 やはりといいましょうか、自然界では新型強毒性鳥インフルエンザが、着々と成長していっているのですね。われわれはその経過をreal timeで見ていると。

 先日の某国の”人工衛星”騒ぎも、ある意味でいい演習になりましたが、今回の豚インフルエンザ騒ぎはわが国の防疫体制ならびに公衆衛生行政にどのような教訓と評価を与えてくれるのでしょうか。興味深く観察しております。

 要するに、こけるなら早いほうがいい という意味でですが・・。

こないだまでタミフル叩きに必死になっていたマスコミが、掌を返してタミフルでインフルエンザを治療できるとか報道しているのには呆れました。マスコミの記者って、本当に自分の言葉に責任を取らずにいい加減な記事を垂れ流してカネを稼げる、お気楽な人たちですよね。

で、開業小児科医である私にとっては、これから出てくるインフルエンザ(当地では持続してFlu流行が残っていますが)の小児にタミフルを処方してもいいのかどうか、マスコミ的なご判断をぜひ伺いたいと思います。

そういえばリレンザに出荷制限がかかってるみたいですね。まだインフルエンザ散発してるのに。

Seisan 先生
大変ですね。たとえ新型インフルエンザとわかっていたとしても、2階以上に住居を構えている患者の場合はタミフルを処方することによる利益と不利益とを患者さんに納得のいくまで説明し、同意を得たうえで処方せねばいけません。タミフルもリレンザも同意書貰うべきでしょうかね?出さなきゃ出さないで文句言われそうですけど。片親だけではいけません、両親です。いくら幼くても本人の同意も当然必要です。親族代表の同意も必要かもしれません。そのぐらい防御しておけば大丈夫でしょうかネwwwww。
例の会の方たちは当然タミフルもリレンザも拒否するんでしょうね。そうでなきゃ言ってることと、やることにあまりにも乖離が・・・大き杉。

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フルコースをこなしたため貧乏から抜け出せず。
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大学から地域(僻地ともいう)の救急医療で疲弊しました。
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田舎で開業、借金は天文学的数字に。


今は田舎で開業して院長になりました。
でも、教授に内緒で開業準備していたころのハンドルネーム”中間管理職”のままでブログを運営してます。

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