スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

■「救急搬送先のリスト作成 自民、消防法改正案を了承」







救急終了、ってことです。

>「搬送・受け入れの実施基準」の策定と公表


急患がごった返して

受け入れ能力を超えているのに、

「リストに挙がっているから、

ベットがなかろうが、

医師がいなかろうが、

絶対に受け入れろ。

出来ないなら

悪いのは運んでいる消防ではなく病院ね」


というジャイアンルール。




救急車は

病院が受け入れ可能かどうかを聞かずに

「そちらに運びますから」

といって突っ込んでくる予感…。






救急搬送先のリスト作成 自民、消防法改正案を了承

2009/02/25 19:33 【共同通信】
http://www.47news.jp/CN/200902/CN2009022501001056.html

 自民党の総務部会は25日、医療機関による救急搬送患者の受け入れ拒否問題の改善に向けて総務省消防庁が今国会に提出する、消防法の改正案を了承した。患者の容体に応じた搬送先のリストを盛り込んだ「搬送・受け入れの実施基準」の策定と公表を、都道府県に義務付けるのが柱。政府は3月に閣議決定し、年内の施行を目指す。

 実施基準では、医療機関を対応できる傷病者の重症度によって分類し、救急隊がリストから搬送先を選ぶルールも策定。また、搬送先が速やかに決まらない場合に救急隊と医療機関が協議する基準を定め、最終的な受け入れ先の確保を目指す。

 実施基準は医師や消防関係者、都道府県の担当者らで設ける協議会が策定。協議会は救急搬送の改善に向けた調査・分析、知事や関係機関への意見表明もできるとしている。

 このほか改正案には、医療機関が基準を尊重する努力規定が盛り込まれた。

 消防庁は救急搬送患者の受け入れ拒否が社会問題化したほか、現場から病院に収容するまでの時間も延びているため、改善策を検討してきた。






こんなジャイアンルールが

まかり通るようになったら

”のび太クン側”の医療関係者は

ドラえもんに頼るか、

逃散するしかないです。



で、医療側にろくな”ドラえもん”が

いないことが決定的に状況を悪化させています。

医師会、議員、お役所と

考える限り、かなりお寒い状況です。







このまま、

WHO認定世界1位の日本医療は

のび太クン状態に陥って

機能不全になることでしょう。
















関連記事

コメント

順番とり

もうきた順にやってくしかないでしょう。そのうち「診療順番売ります」なんて広告が出るようになるんじゃないですか?

これで崩壊すりゃまだいいけど…

奴隷ドモが踏ん張って、当面は維持しちゃいそうでとっても心配。

総務省消防庁も勇気がありますね。

救急車が病院前の道路に順番待ちという英国のような笑えない事態になりそうです。
まあ、それでも【拒否】と言われるよりは
医療者側にはありがたいのですけど。

廊下で処置しろったって充分な人員がいなければそんなこと出来きゃしません。
トリアージも出来ませんから
順番を間違えないように(クレームの原因になります)
必要と思われる検査はすべて行い(検査が不十分だと訴えられます。)
正確な診断を下し(診断は当然専門医がしなければなりません。素人医は判断してはいけません)
処置するのみ(これだって当然専門医以外の処置は認められるべきではありません)
です。

医療者が選んだことではありません。決してこの結果を医療提供者のせいにしないでください。

早晩、救急返上する病院続出となるのでしょうか?
それも仕方ないと思います。
10年ドロッポ様の危惧が現実になりそうで心配ですが・・・
馬○にあわせてルールが決まるようでは終わりでしょう。

受け入れ先がどういう状況にあるかを考慮しない以上、「最初から参加しない」というのがデフォになるでしょうね。

それこそ「廊下で」とか愚民どもが望んだ医療を提供できそうでwktkです。
救急の先生、もうがんばるのはやめにしませんか?

道産子、車産子

おおはやりになりそうで怖い

都道府県にリストを作らせるのはいいけど、ちゃんと血の通ったものにできるのでしょうか。
県境を越えた5分のところの受け入れ可能な病院より、搬送に1時間かかる県内の病院を「リストに従って」選んだりしそうで怖いです。
公務員ってそんなところがありますからね。

今までファジーにしてたことでうまくいってたことが、「誰が頑張ってくれていたか」ということを無視するようになって、救急の崩壊は始まったと思います。
そこを何とかしないことには、どんな法律で強制したところで、何もならないと思います。
まあ、融通をきかせすぎていた医療者の自己責任でもありますが。

救急搬送拒否で重篤、奈良県の消防組合に1・4億円支払い命じる判決
http://osaka.yomiuri.co.jp/news/20090427-OYO1T00792.htm?from=top
 奈良県警橿原署の駐車場から救急搬送されずに意識不明に陥った同県大淀町内の男性(44)とその両親が、重篤になったのは中和広域消防組合が搬送義務を怠ったのが理由として、治療費や慰謝料など計約2億5000万円の損害賠償を求めた訴訟の判決が27日、奈良地裁であった。坂倉充信裁判長(一谷好文裁判長代読)は「すぐに救急搬送していれば、重篤にならなかった可能性が高い」と、同組合に計約1億4000万円の支払いを命じた。

 判決によると、男性は2006年11月15日未明、同署駐車場で顔から血を流し、酔った状態で同署員に保護された。通報で駆けつけた中和広域消防組合の救急隊員は、意識障害などの症状から医療機関に搬送すべきだったのに、家族らに対し「搬送先がない」などと説明して拒否した。男性は脳挫傷などで、現在も意識が戻っていない。
(2009年4月27日 読売新聞)

こっちが提訴時の記事です

救急搬送拒否され意識不明の男性家族、消防を賠償提訴

 駐車場で頭から血を流して見つかり、警察から消防に通報された奈良県大淀町の
男性(43)が、消防の救急隊員に搬送を拒否され、意識不明になったとして、男性の
両親が、同県中和広域消防組合(橿原(かしはら)市、堀田智消防長)を相手取り、
治療費など総額約2億5230万円の損害賠償を求める訴訟を奈良地裁葛城支部に
起こした。

 訴状などによると、男性は昨年11月15日未明、橿原市内の飲食店で酒を飲んだ
後、近くの駐車場で転倒して頭を打ったとみられ、橿原署の駐車場に迷い込んだ
ところを保護された。
 当初は意識があり、署員が名前や住所を聞き出したが、間もなく意識不明になり、
署員が同組合橿原消防署に通報した。
 救急隊員3人は飲酒して軽傷を負ったと判断したが、駆けつけた家族は、昨年8月、
大淀町立大淀病院で意識不明になった妊婦が19病院で転院を断られ死亡した問題
を挙げ、「(あの時は)18、19件目まで探して連れて行ったのに」と搬送を強く要請。
しかし、隊員は「朝まで大丈夫。様子を見て病院へ搬送して下さい」と言って引き揚げた。
 両親は男性を連れて帰宅したが、翌日朝になっても意識が回復せず、他の消防署に
依頼して同県立医大に搬送した。手術の結果、外傷性脳内出血と判明、現在も昏睡
(こんすい)状態が続き、意識が戻る見通しはないという。

 同組合の堀田消防長の話「訴状を見ていないので現段階ではコメントできない」

(2007年11月2日 読売新聞)


救急隊のトリアージなんて夢のまた夢

夜間「当直医」や「宅直」を勝手に自称している医者しかいないような病院はリストに載せてはいけませんね。もちろん。

見て~

どんなリストができるのか、実に興味があります。
情報公開制度を使えば、見られるかな?

そっか、リストの上位に乗る条件として、「正式に勤務している医師がいる」のは大前提ですよね。
「ほぼ寝ているだけで入院患者の急変に備えている」だけの宿直医を置いているだけの病院はすべてリストから消されるんですね。もちろん自主的な宅直医なんて論外中の論外ですな。

もし、宿直医しかいない病院が搬送先リストにあげられたら、「国家(地方)権力が医師に違法労働を強要する」ということになるわけですね。
リストが発表されるのがwktkです。

石じゃなくて教員

大学(含む独立法人化)が、教員の給料で医師を働かせて夜間勤務をさせて、リスト対象になるんでしょう。あとは、公立病院。
労働基準法とのからみでどういう給料体系になるのか、ワクワクです。

実際、救急隊を待たせると

すごく嫌がられ、いやみをいわれ、早く早くとせっつかれます。
ええ、私は、心優しいのでそんないやみは気にならないので、
にこやかに前の方をのんび、いや、しっかりと病歴聴取しましたよ。

今までファジーにしてたことでうまくいってたことが、「誰が頑張ってくれていたか」ということを無視するようになって、救急の崩壊は始まったと思います
⇒ 御意。
  グレーゾーンを、シロかクロかハッキリさせる。 その際に、アラ探しや感情論で、医療的に正しくてもクロにされかねない。 判決でシロと認定された場合でも、マスゴミにさらし者にされ、裁判等で多大な負担を強いられる。 それでは誰もグレーゾーンに手を出せません。
  現在の現場で頑張っている医療者も、必ず年をとりますしケガもするかもしれません。 私達自身が医療を必要とする状況になった時、この国の医療はどのような状態になっているか? 『焼け野原』後の再建があったとして、どの程度で落ち着くのか、自分に間に合うのか? 危惧しています。
非公開コメント

最近の記事

最近のコメント

カテゴリー

ブログ内検索

プロフィール




中間管理職: このブログの管理人。
ID上、ブログではmedさんとも呼ばれてます。

某大学医学部を卒業
 ↓
医師免許取得: 医師にはなったけど、医療カーストの一番下でした。
 ↓
大学院卒業(医学博士): 4年間、院生は学費支払って給料なし。
 ↓
さらにアメリカの大学勤務: 激安給料
 ↓
日本の大学病院勤務: 労働基準法が存在しない。

フルコースをこなしたため貧乏から抜け出せず。
 ↓
大学から地域(僻地ともいう)の救急医療で疲弊しました。
 ↓
田舎で開業、借金は天文学的数字に。


今は田舎で開業して院長になりました。
でも、教授に内緒で開業準備していたころのハンドルネーム”中間管理職”のままでブログを運営してます。

ブログは主に
日本の医療制度(医療崩壊)、僻地医療事情、開業にまつわる愚痴と、かな~り個人的な趣味のトピックスです。

よろしくお願いいたします。


中間管理職 

Author:中間管理職 
↑「勤務医 開業つれづれ日記・2携帯版」はこちらから。

おすすめ開業関連本

クリックするとAmazonに飛びます。

クエスチョン・バンク 医師国家試験問題解説 2017 vol.7: 必修問題


クエスチョン・バンク CBT 2017 vol.5: 最新復元問題


医師国家試験のためのレビューブック 小児科 2017-2018


小児がん診療ガイドライン 2016年版


もっともっとねころんで読める抗菌薬: やさしい抗菌薬入門書3


ねころんで読める抗菌薬: やさしい抗菌薬入門書


診療所経営の教科書〈院長が知っておくべき数値と事例〉


感染症レジデントマニュアル 第2版


40のしまった! 事例に学ぶ 診療所開業ガイドブック (NHCスタートアップシリーズ)


開業医・医療法人のための医療税務と節税対策Q&A


開業医・医療法人…すべてのドクターのための節税対策パーフェクトマニュアル


開業医・医療法人…すべてのドクターのための税務調査対策パーフェクト・マニュアル


医院の財産 承継&相続パーフェクト・マニュアル


よくわかり、すぐ使える成功するための「医院開業」ハンドブック―コンサルタントが教える「My Clinic」のつくり方


トラブルにならない 社員の正しい辞めさせ方・給料の下げ方


ねころんで読めるCDCガイドライン―やさしい感染対策入門書


もっとねころんで読めるCDCガイドライン―やさしい感染対策入門書2


もっともっとねころんで読めるCDCガイドライン―やさしい感染対策入門書3

おすすめ医学書

FC2カウンター

いつもご訪問、ありがとうございます。2009年5月7日からの累計アクセス数です。

FC2オンラインカウンター

現在の閲覧者数:
いつもありがとうございます。現在、アクセスしている方の数です。

Amazon人気商品

月別アーカイブ

カレンダー

09 | 2017/10 | 11
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31 - - - -
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。