スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

■公立病院ベット削減 北海道は6割 「公立病院、3割が病床削減や削減検討 朝日新聞社調査」


地域医療は徐々に崩壊していきます。

一般の方の知らないうちに…。





公立病院、3割が病床削減や削減検討 朝日新聞社調査

asahi.com 2009年4月24日3時1分


 公立病院の3割が入院ベッドの削減を決めたり、検討したりしていることが、朝日新聞の全国アンケートで分かった。北海道では6割、東北で4割に上る。医師不足や診療報酬の抑制に伴う減収で、地域医療の中核を担ってきた公立病院の縮小が進んでいる。患者が必要な医療を受けにくくなる可能性もある。

 公立病院の経営が自治体財政を圧迫していることを背景に、総務省は今後5年間の経営改善プランを3月までに作るよう自治体に求めた。朝日新聞は3~4月、自治体が運営する934の公立病院にプランの内容を尋ね、657病院(70%)から回答を得た。

 ベッドの削減(08年度実施を含む)を決定、検討していると答えたのは33%。削減数を具体的に答えたのは137病院で計5729床。回答した全病院のベッドの少なくとも3.4%が消える計算だ。

 北海道の病院の61%、東北の44%が減らすほか、近畿36%、四国36%、北陸・甲信越・東海28%、九州26%、中国25%、関東12%。民間医療機関が少ない小規模自治体では、公立病院の役割が大きいが、そうした地域に多い50床未満の病院の49%が、削減を決めたり、検討したりしていた。44%は診療所への転換も検討していた。

 青森県つがる市立成人病センター(92床)は、13年度に無床診療所になることが決まっている。近隣の病院との再編で、同センターが「サテライト(衛星)診療所」と位置づけられたためだ。長崎県松浦市民病院(60床)は19床の診療所になった。

 ベッドが減ると、入院患者の受け入れに支障が出る恐れがある。ベッドを置かない診療所に転換すると、医師が一人だけになったり、夜間診療に制約が出たりすることが考えられる。

 削減の理由を北海道の町立病院は「医師不足で入院患者を診ることができない」と説明。「ベッド利用率が低いため」(長野県内の病院)との声もあった。一般病床の利用率は05年度の平均80%から07年度は75%に下がっていた。

 経営面では収入減を招きかねない。一方、人件費や経費の削減につながるほか、診療報酬の算定で有利になる面もある。削減による経営への影響は病院ごとに違う。(錦光山雅子)

     ◇

 伊関友伸(ともとし)城西大准教授の話 公立病院の病床削減はやむを得ない面もある。多くは福祉で対応するべき患者を入れ、過大な病床を無理して維持してきた。病床当たりで地方交付税が交付されるためだ。単に病床を減らせば大量の介護難民が生じ、地域の崩壊がさらに進む。老人保健施設など福祉の対応を徹底的に充実させることが必要だ。






6割の公立病院で縮小、

場合によっては診療所化、

ということは

ほとんど一帯が

対応できない地帯も出てくる、

ということです。





こうなると、

億単位の高額

かつ

昼間しか飛べない

ドクターヘリで搬送かな(笑)?




伊関先生の言うことは

まさしく正論ですが、

国がそこに対応していないので

お先真っ暗、

といった感じです。





2兆円のばらまきで

いくつ全国に老健が建ったでしょうか?


経済対策とやらで

新規雇用が発生するんでしょうか?


多くは既得権の拡充だけで、

ETCを通れる人はいいけど、

無職のフリーターは知らん、

という行政です。



医療もどうしようもない泥沼にはまり込んでいます。











関連記事

コメント

伊関友伸(ともとし)城西大准教授の話 
「公立病院の病床削減はやむを得ない面もある。多くは福祉で対応するべき患者を入れ、過大な病床を無理して維持してきた」


まあ、そうなのですが、地方の公立病院の役割は福祉的な意味合いもあったのでやむを得ないかと。特にお役人が多数の弱者をないがしろにすることは今のご時世ではできませんし。

もうひとつ。地方の病院の役割には地域の雇用を確保するという側面も大きいです。地方には雇用の受け皿となる産業がないですからね。診療所化すると地域からの人口流出に拍車がかかります。

総務省からいじめられ、財務省から責められ、本来の監督官庁である厚労省から見捨てられている日本医療。
国民も含めてだれも「助けよう」としていない以上、こうなるのは当たり前ですね。

今まで介護すべき対象も管理してきた病院がなくなるわけですから、介護の受け入れ先を頑張って作ってください。あれ?介護病棟もなくなるんでしたっけ。

国政が医療を潰す意図で動いているのだから、至極当然の帰結でしょう。医療に税金を注入して、かつ受診数に対する相対的医師不足を決しない限り、行きつきます。
チキンレースはもうすぐ崖。だれが先に降りる?それとも…

ボク私立だからワカンナイや。

>多くは福祉で対応するべき患者を入れ、過大な病床を無理して維持してきた。
>老人保健施設など福祉の対応を徹底的に充実させることが必要だ。

病院潰して老人保健施設作るより病院そのままで老人保健施設作らない方が遥かに金かからない気がするのですが、オレ頭悪いのかな?

チキンレースはもうすぐ崖。だれが先に降りる?それとも…
⇒ 崖から集団ダイブ!、『レミングの集団自殺』状態?(実在しないとも言いますが)
  戦場には臆病者しかいない、という言葉もあるそうです。 本当の勇気と戦略をもって、今こそ撤退の英断を!・・・できるようならば、こんな状況にはなっていませんね。 兵役拒否したモハメド・アリはスゴイと思います。

ベッドを埋めるためにホームレスだろうがなんだろうが、患者を大量に集めてきて、荒稼ぎしていたのはもう遠い過去の話なんですよね。

いまや医療、特に入院医療はやればやるほど赤字。急性期慢性期に関係なく。
おまけに総務省からの締め付け。
とどめに地元住民からの医療サービスの強要。

こんな状況で、成立するはずがないだろ。

最大のポイントは、そうなっている現実を明快に説明してくれる人が(少なくとも責任者である行政側に)全くいないことかな。

No doctor, No error.

No ベッド, No 赤字

名言ですね。

英語にすると、韻も踏んでいます。

No bed, No debt.

先ほどのNステで、産科医療の東京の対策なんぞという特集をしてました。まあ、ハイリスクとローリスクを病院と診療所で分担する、というのはまだわかりますし、実際しているところも全国的には多いのですが、NICUが都の補助金を出してもまだベッド当たり135万円の赤字だから、ここにも補助を出すべきだ、という猪瀬副知事の言葉を全面的に支持するような意見を言ってました。
ちょっとまて、「診療報酬」をちゃんと設定して、赤字にならないようにするのが本筋だろう。ここでもやはり補助金行政から脱却していないし、補助金を出せばそれでOKという姿勢がありありとしており、あきれ果てました。

すいませんあまりにあきれたのでスレ違いで書き込んでしまいました。<(_ _)>

>補助金を出せばそれでOK

補助金→天下り利権
それだけの話でしょ。

天下りを廃止するか、厚労省を解体して欲しい。

Seisan 様:

筋の通った話であればBPOに意見していただくと、直接当事者に話が伝わりやすいです。意見の出し方は至って簡単です。ホームページから匿名で意見できますので、よろしくお願いいたします。
非公開コメント

最近の記事

最近のコメント

カテゴリー

ブログ内検索

プロフィール




中間管理職: このブログの管理人。
ID上、ブログではmedさんとも呼ばれてます。

某大学医学部を卒業
 ↓
医師免許取得: 医師にはなったけど、医療カーストの一番下でした。
 ↓
大学院卒業(医学博士): 4年間、院生は学費支払って給料なし。
 ↓
さらにアメリカの大学勤務: 激安給料
 ↓
日本の大学病院勤務: 労働基準法が存在しない。

フルコースをこなしたため貧乏から抜け出せず。
 ↓
大学から地域(僻地ともいう)の救急医療で疲弊しました。
 ↓
田舎で開業、借金は天文学的数字に。


今は田舎で開業して院長になりました。
でも、教授に内緒で開業準備していたころのハンドルネーム”中間管理職”のままでブログを運営してます。

ブログは主に
日本の医療制度(医療崩壊)、僻地医療事情、開業にまつわる愚痴と、かな~り個人的な趣味のトピックスです。

よろしくお願いいたします。


中間管理職 

Author:中間管理職 
↑「勤務医 開業つれづれ日記・2携帯版」はこちらから。

おすすめ開業関連本

クリックするとAmazonに飛びます。

クエスチョン・バンク 医師国家試験問題解説 2017 vol.7: 必修問題


クエスチョン・バンク CBT 2017 vol.5: 最新復元問題


医師国家試験のためのレビューブック 小児科 2017-2018


小児がん診療ガイドライン 2016年版


もっともっとねころんで読める抗菌薬: やさしい抗菌薬入門書3


ねころんで読める抗菌薬: やさしい抗菌薬入門書


診療所経営の教科書〈院長が知っておくべき数値と事例〉


感染症レジデントマニュアル 第2版


40のしまった! 事例に学ぶ 診療所開業ガイドブック (NHCスタートアップシリーズ)


開業医・医療法人のための医療税務と節税対策Q&A


開業医・医療法人…すべてのドクターのための節税対策パーフェクトマニュアル


開業医・医療法人…すべてのドクターのための税務調査対策パーフェクト・マニュアル


医院の財産 承継&相続パーフェクト・マニュアル


よくわかり、すぐ使える成功するための「医院開業」ハンドブック―コンサルタントが教える「My Clinic」のつくり方


トラブルにならない 社員の正しい辞めさせ方・給料の下げ方


ねころんで読めるCDCガイドライン―やさしい感染対策入門書


もっとねころんで読めるCDCガイドライン―やさしい感染対策入門書2


もっともっとねころんで読めるCDCガイドライン―やさしい感染対策入門書3

おすすめ医学書

FC2カウンター

いつもご訪問、ありがとうございます。2009年5月7日からの累計アクセス数です。

FC2オンラインカウンター

現在の閲覧者数:
いつもありがとうございます。現在、アクセスしている方の数です。

Amazon人気商品

月別アーカイブ

カレンダー

09 | 2017/10 | 11
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31 - - - -
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。