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■「東京女子医大病院事故、2審も医師無罪…別執刀医のミス示唆」 おめでとうございます

ネタ元は

南島の管屋さん
http://med2008.blog40.fc2.com/blog-entry-729.html#comment5702

です。いつも大変お世話になっております。



おめでとうございます。




でも、これなんだ?

際立って日本語能力の低い”産経新聞”。

>人工心肺誤操作の元東京女子医大医師、2審も無罪

…タイトルから

間違っていますよ。

内容が理解できないんでしょうね。










東京女子医大病院事故、2審も医師無罪…別執刀医のミス示唆


2009年3月27日20時36分 読売新聞
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20090327-OYT1T00726.htm


 東京女子医大病院(東京都新宿区)で2001年、心臓手術中に人工心肺装置の操作を誤り、平柳明香さん(当時12歳)を死亡させたとして、業務上過失致死罪に問われた同病院元循環器小児外科助手・佐藤一樹被告(45)の控訴審判決が27日、東京高裁であった。

 中山隆夫裁判長は、1審・東京地裁判決と同様に無罪を言い渡したが、死亡の原因については、佐藤被告とは別の執刀医のミスを示唆するなど、1審とは異なる判断を示した。

 検察、地裁、高裁がばらばらの原因を指摘したことになり、医療事故を刑事司法の世界で裁くことの難しさを改めて印象づける結果となった。

 佐藤被告は01年3月、明香さんの手術の際、同装置の吸引ポンプを高回転にした過失により回路のフィルターを水滴で詰まらせ、血液がうまく抜き取れない「脱血不良」状態を招き、脳障害で明香さんを死亡させたとして、起訴された。

 05年11月の1審判決は、フィルターの目詰まりという装置の不具合が原因で脱血不良となったとした上で、目詰まりについて「当時の医療水準では危険性を予測できなかった」として無罪を言い渡したため、検察側が控訴していた。

 この日の判決は、「佐藤被告とは別の執刀医が血管に挿入した管の位置が悪かったことで、脱血不良が続き、致命的な脳障害を招いた」と1審とは異なる原因を認定。「人工心肺装置の問題が原因になったとは言えない」と佐藤被告の責任を否定した。

 判決は、1審判決の認定通りフィルターの目詰まりが原因だった場合に、佐藤被告の責任が問えるかについても検討。当時、目詰まりの危険性について指摘した論文がないことから、「被告に予見可能性があったとは言えない」と述べた。

 この事故では、カルテを改ざんした同病院元循環器小児外科講師(53)が証拠隠滅罪に問われ、04年3月に懲役1年、執行猶予3年の有罪判決を受け、確定している。

 渡辺恵一・東京高検次席検事の話「検察側の主張が認められず、遺憾である。判決内容を精査して、今後の対応を決めたい」







人工心肺誤操作の元東京女子医大医師、2審も無罪

産経ニュース 2009.3.27 15:03
http://sankei.jp.msn.com/affairs/trial/090327/trl0903271507009-n1.htm



 東京女子医大病院(東京都新宿区)で平成13年、心臓手術中に人工心肺装置の操作を誤り、小学6年の平柳明香さん=当時(12)=を死亡させたとして、業務上過失致死罪に問われた元同病院医師、佐藤一樹被告(45)の控訴審判決公判が27日、東京高裁で開かれた。中山隆夫裁判長は、無罪とした1審・東京地裁を支持、検察側の控訴を棄却した。

 17年11月の1審判決は、人工心肺装置のフィルターの目詰まりから血液の循環が悪化、女児が重い脳障害となり、死亡したと認めた上で「危険性を予見できなかった」と判断。医師の過失を否定した。

 フィルターの目詰まりをめぐり、控訴審で検察側は「装置を適切に操作しないことが患者の死亡につながることは予見できた」として、1審の事実誤認を主張。「十分な配慮をして操作していれば事故を避けられた」と、1審判決の破棄を求めた。

 弁護側は「当時の医学水準として、フィルターが水滴などで詰まる可能性を予見できなかった」と改めて無罪を主張した。

 佐藤医師は13年3月、人工心肺装置を不適切に操作し、脳障害で死亡させたとして14年6月に逮捕され、翌月、起訴された。





人工心肺担当医、二審も無罪 東京女子医大女児死亡事故


asahi.com 2009年3月27日15時3分
http://www.asahi.com/national/update/0327/TKY200903270267.html



 東京女子医科大病院(東京都新宿区)で01年3月に心臓手術を受けた平柳明香(あきか)さん(当時12)=群馬県高崎市=が死亡した事故をめぐる控訴審判決で、東京高裁(中山隆夫裁判長)は27日、業務上過失致死罪に問われた元同病院医師佐藤一樹被告(45)を無罪とした一審・東京地裁判決を支持し、検察側の控訴を棄却した。

 平柳さんの手術では人工心肺が使われ、佐藤医師が操作を担当していた。しかし手術中に人工心肺の循環回路に血液を引き込むことができなくなり、平柳さんは重い脳障害を負い、死亡した。控訴審判決は、死因について一審判断とは異なる見解を示しつつ、同じ無罪の結論を導いた。

 検察側は、佐藤医師が回路に血液を引き込むポンプの回転数を上げ続けたことで回路内のフィルターに水滴が吸着して目詰まりを起こし、脳障害が起きたと主張していた。

 中山裁判長は、フィルターの目詰まりによって血液が引き込めなくなる状態になったことは認めたが、「致命的な脳障害を発生させた原因とするには疑問が残る」と指摘。目詰まりが起こるよりも以前に、別の医師が入れた脱血管の位置が悪かったため、血液が頭部にたまり、脳障害が起きていた可能性が高いと判断した。その上で「検察側が訴因とした人工心肺装置の操作ミスと死亡との因果関係は認められない」として業務上過失致死罪の成立を否定した。

 一審・東京地裁判決は、フィルターの目詰まりで血液が引き込めなくなった可能性が高いと認定。目詰まりは、回路の構造自体の不具合によるもので、佐藤医師には予測できなかったとして、過失はないと判断していた。

 判決の言い渡し後、中山裁判長は、佐藤医師に対し「検察側の訴因の関係で無罪を維持したが、手術チームの過誤で被害者が亡くなったのは事実。チームの一員として的確な対応ができたか、突き詰めて考えてほしい」と話した。





女児死亡で2審も医師無罪 東京女子医大の心臓手術

東京新聞 2009年3月27日 19時08分
http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2009032701000548.html



 東京女子医大病院(東京都新宿区)で2001年、心臓手術中のミスで群馬県高崎市の小学6年生、平柳明香さん=当時(12)=を死亡させたとして、業務上過失致死罪に問われた医師佐藤一樹被告(45)の控訴審判決で、東京高裁は27日、被告の同僚医師のミスが原因と認定、1審東京地裁に続き無罪(求刑禁固1年6月)とし、検察側の控訴を棄却した。

 出産後の女性が死亡した「大野病院事件」での福島地裁判決(昨年8月)や、割りばしがのどに刺さり死亡した保育園児の治療をめぐる東京高裁判決(昨年11月)などに次ぐ医師の無罪判決で、医療行為に対する刑事責任追及の在り方があらためて問われそうだ。

 1審判決は人工心肺装置のフィルターの目詰まりが死亡原因と認定したが、中山隆夫裁判長は「静脈から血液を抜き人工心肺へ送り出す管の挿入位置が悪く、血液循環が長時間悪化し、脳障害により死亡した可能性が高い」とし、管を挿入した執刀医らのミスが原因との判断を示した。

 その上で「人工心肺装置を担当した被告の操作と死亡との因果関係はない」と起訴内容を否定。フィルターの目詰まりについても「当時の医療水準を基準として、被告に予見可能性があったとはいえない」と指摘した。

(共同)




女児死亡で2審も医師無罪 東京女子医大の心臓手術
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/society/155407.html

北海道新聞 03/27 17:01、03/27 19:20更新
 東京女子医大病院(東京都新宿区)で2001年、心臓手術中のミスで群馬県高崎市の小学6年生、平柳明香さん=当時(12)=を死亡させたとして、業務上過失致死罪に問われた医師佐藤一樹被告(45)の控訴審判決で、東京高裁は27日、被告の同僚医師のミスが原因と認定、1審東京地裁に続き無罪(求刑禁固1年6月)とし、検察側の控訴を棄却した。

 出産後の女性が死亡した「大野病院事件」での福島地裁判決(昨年8月)や、割りばしがのどに刺さり死亡した保育園児の治療をめぐる東京高裁判決(昨年11月)などに次ぐ医師の無罪判決で、医療行為に対する刑事責任追及の在り方があらためて問われそうだ。

 1審判決は人工心肺装置のフィルターの目詰まりが死亡原因と認定したが、中山隆夫裁判長は「静脈から血液を抜き人工心肺へ送り出す管の挿入位置が悪く、血液循環が長時間悪化し、脳障害により死亡した可能性が高い」とし、管を挿入した執刀医らのミスが原因との判断を示した。

 その上で「人工心肺装置を担当した被告の操作と死亡との因果関係はない」と起訴内容を否定。フィルターの目詰まりについても「当時の医療水準を基準として、被告に予見可能性があったとはいえない」と指摘した。







読売新聞にあるように

>検察、地裁、高裁がばらばらの原因を指摘

というのが一番の問題でしょう。

今回の事件はまさに泥沼の様相を呈していますので、

ほんとうに先生はお辛かったと思います。




2審無罪、おめでとうございます。




ご本人のブログです。

紫色の顔の友達を助けたい

無罪判決:100%完勝
http://kazu-dai.cocolog-nifty.com/blog/2009/03/post-658a.html

「目に見える権力」への怒りと「目に見えない権力」の恐怖の8年間と正義感のある方々への感謝
http://kazu-dai.cocolog-nifty.com/blog/2009/03/post-e422.html

↑ぜひ、この記事は読んでください。




関連記事

コメント

医療刑事裁判

検察の連戦連敗ですねww
これで懲りたでしょうか

無罪判決、おめでとうございます。分野は違えど、同じ医療界に携わる者として、非常に喜ばしい結果だと思います。

要するに、地裁と高裁は、検察の主張に振り回されて、それぞれ別のアプローチで検討する羽目になったが、どっちにしても佐藤先生の過失は認められなかった、ということですね。
さて、もし最高裁に上告するとしたら、今度はどんな論点を検察は用意するんでしょう。

「人が死んだ以上、誰かが責任をかぶらなくてはいけない」らしいですからねぇ。

>人工心肺誤操作の元東京女子医大医師、2審も無罪

これ、日本語能力の問題じゃなくて、故意だとしたらある意味尊敬しますね>産経新聞

judgment

道新朝刊を見て、先程私も稚拙blogに書かせて戴きました。

裁判長から最後に「無罪は維持したが、あなたが構成員の1人であるチームの過誤によってHさんが亡くなったのは厳然たる事実だ。正面から受け止める、2度とこのような悲劇が起こらないようにしてください」と説諭がありましたが「刑法で」図るのがeffectuallyかというと、適切と言えないと想います。

紫色先生が温かな団欒を過ごされていますように。

無罪でも

実名で被告人となり 膨大な月日が奪われる。水の中に入りさえしなければ決して溺れない。水の中で時として 溺れてしまうことがすなわち 犯罪者になるなら 水の中には入らなければ良いのだ。百%でなければ犯罪者にされて人生を奪われる。必死で人の命を救おうと頑張っても 助けられなければ逮捕されるなんて。私は医師志望の息子二人には 別の道を歩ませるつもりです。被告人にされてしまった先生がこれから人生を取り戻せますように。

救急医4人が抗議の一斉辞職「体力、気力が限界」

http://sankei.jp.msn.com/life/body/090328/bdy0903281846003-n1.htm

 鳥取大病院救命救急センター(鳥取県米子市)の八木啓一教授(54)ら救急医4人全員が3月末、一斉に辞職する。激務による疲労や人員不足、病院への不満などが理由。八木教授は「体力、気力が限界。辞めて訴えるしかなかった」としている。

 センターは重症患者を24時間態勢で受け入れる3次救急医療機関。4人が所属する救急災害科は平成18年に医師2人が辞職して負担が増し、若手医師は月約10回の当直が常態化していたという。ほかの診療科の医師3人と計7人で当直を回していたが、若手医師2人が昨年夏「ここにいたら忙殺される」と辞職を申し出て八木教授と准教授も辞意を固めた。八木教授は「病院は休日や時間外のお守り(おもり)が必要なだけで救急の専門家を求めていると思えない」とする一方、「鳥取を見捨てるようで、地元の人に非常に申し訳ない」と心境を明かした。

 豊島良太病院長は「病院全体の協力態勢が整わなかったことが一番の原因」と説明。4月以降の患者受け入れに支障はないという。

人工心肺誤操作w

はなかったという判決ですよね
誤報道ですねw

日本が狂ってる

泥酔客タクシー降車後に凍死…4千万賠償命令の波紋
http://www.zakzak.co.jp/top/200903/t2009032730_all.html

タクシーは酔客は初めから乗せない、
医療界もやはり診れないものは初めから診ない、が吉と。

RE:日本が狂ってる

日本の司法が狂っているのです。
まさに、司法ハラスメントですよ。

「報ステ」に重大な倫理違反=放送人権委
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090330-00000105-jij-soci

医療訴訟などでは言いたい放題なのに、政治家の問題にはすぐに「倫理違反」を適用するのが、ブラックジョークを聞いているようで興ざめですね。
医療問題で倫理違反に引っ掛かるような報道は大量にあるかと思いますが、今までこれで処分されたことはないですね。
紫色先生も、名誉棄損関連でだいぶ頑張っておられたようですが、こういった倫理委員会にかけられた気配もない当たりが、「なんのための倫理委員会」かの色彩をはっきりさせているように感じます。

毎年この時期になると、大学生が酒の飲みすぎで死にいたる事件がおきることを憂慮しています。医師、医学部生は一般の人よりもアルコールが体に与える影響について詳しいのですから、国民の模範となるべく、泥酔するまで酒を飲んだり、一気飲みしたりすることは慎みたいものですし、そういう人がいたら注意するよう心がけたいものです。実際、私はそうしています。たいていの人は、注意を受け入れてくれます。
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日本の大学病院勤務: 労働基準法が存在しない。

フルコースをこなしたため貧乏から抜け出せず。
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大学から地域(僻地ともいう)の救急医療で疲弊しました。
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田舎で開業、借金は天文学的数字に。


今は田舎で開業して院長になりました。
でも、教授に内緒で開業準備していたころのハンドルネーム”中間管理職”のままでブログを運営してます。

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