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■沖縄戦 終盤へ 「医師5人が時間外勤務拒否 県立八重山病院」

ネタ元は

南島の管屋さん
http://med2008.blog40.fc2.com/blog-entry-688.html#comment5427

です。

いつも大変お世話になっております。



別ソースなんですが、

3つ記事を見つけましたので

一緒に載せてみます。




医師5人が時間外勤務拒否 県立八重山病院



八重山毎日新聞 2009年3月11日

http://www.y-mainichi.co.jp/news/13183/


2月分以降手当支給停止で
なお拡大すれば 医療サービスに影響

 県立八重山病院で2月分以降の時間外勤務手当の支給が停止され、数人の医師が当直を含めた時間外勤務を拒否していることが10日、関係者の話で分かった。これまで不払い分は次年度の4月に遅配という形で支給されてきたが、今回は県病院事業局が予算措置しないと通知してきたため。関係者によると、すでに時間外勤務を拒否している医師は5人。拒否者が増えると残った医師に負担がかかり、過重労働によって「優しい気持ちで仕事ができなくなるのではないか」との懸念も出始めている。住民への医療サービスが低下するおそれもあるだけに、一刻も早い解決が求められそうだ。

 時間外手当は午後5時15分から翌午前8時半までの時間外と土日の勤務に支給される手当。事業局によると、これまでは病院経営の厳しさから、時間外手当は繰り延べされ、次年度予算で支払いをしてきたのが慣例。関係者によると、八重山病院の場合は10月以降の分が翌年度に支給されてきた。
 事業局によると、2008年度はこれまでと違い、時間外手当などの経費を含めた予算編成を行い、通年予算として各病院に執行させたという。八重山病院では今年2月から時間外手当の執行額が当初予算額を超過、3月4日付で事業局と調整を終えるまで時間外手当を停止すると職員に通知した。
 形式上は院長の命令で時間外勤務をしているが、手当がないということは業務命令ではないとして医師の間では「ボランティアで仕事をしていることになる」との批判が出ている。
 事業局は「08年度は時間外勤務手当などを含めて予算措置したが、なお足りないというのであれば、特殊な要因があるかないか精査し、病院側と調整した上で検討していく」としている




金持ち竹富町、貧乏石垣市

八重山毎日新聞 2009年3月11日
http://www.y-mainichi.co.jp/news/13177/

 10日、開かれた3月定例竹富町議会の本会議で、竹富町の基金残高が明らかになった。その総額は、07年度末現在、11の基金で18億1707万円。08年度補正で積み立てられる2億5660万円を加えると20億7367万円にのぼる。財源不足を補うため基金の大半を取り崩した石垣市と比べ、自主財源比率は低いものの、財政的にはまだまだゆとりがありそうだ。

県立八重山病院での時間外勤務手当の支給停止問題は、医師が当直を含めた時間外勤務を拒否するという形で影響が出始めている。残った医師がしわ寄せを受けることになり、労働意欲を失って現場を離れる「立ち去り型サボタージュ」が起きかねない。ただでさえ、過酷な労働環境にある医療現場。予算不足とはいえ、時間外手当の支給はせめてもの報い。








社説
県は“独法化”を撤回せよ郡民大会で県立八重山病院の存続訴え

八重山毎日新聞 2009年3月11日
http://www.y-mainichi.co.jp/news/13178/

■反対の“大合唱”

 県立病院の地方独立行政法人化になぜみんなが反対するのか。県立病院のある地域は八重山はじめすべてが反対の声を挙げ、5日には県老人クラブ連合会、県婦人連合会、県子ども会育成連絡協議会の3団体も連名で反対を要請している。なぜこれほどまでに反対の“大合唱”があるのか、よほど病院経営に独立法人がそぐわないのか、それとも県の説明不足で理解が足りないのか。前者であれば議論の余地はないし、後者であれば県は速やかに計画を撤回し、仕切り直しをすべきだろう。

 7日開かれた八重山郡民総決起大会は八重山市町会、同議長会が主催し、婦人団体など60団体が共催した。400人余の郡民が参加し、各界各層の代表が次々壇上に立ち、
「離島医療の崩壊につながる独法化に断固反対する」
と県に強い反対意志を突きつけた。
 この大会での宣言決議を受けて、大浜市長ら代表団がきょう11日上覇し、県や県議会に離島住民の不安な思いを直訴する。代表団は「絶対安心」の担保が示されない限り、絶対にぶれない断固反対を貫くとの強い意志を伝え、ぜひ県から「計画撤回」の即答を土産に帰ってきてもらいたい。

■離島は切り離しを

 あらためて思うに、なぜこれほどまでにみんなが独法化に反対するのか。それは財政難に苦しむ県が、毎年毎年大幅な赤字を膨らます県立病院を県財政から切り離したいために、独法化移行を画策しているとの不信があるからだろう。これに加えて独法化するとどのように病院経営が良くなるのかの説明ができていないのもこうした不信に拍車をかけている。

 去る4日、同問題で竹富町議会同様2度目の反対決議をした市議会代表が離島住民の不安を訴え、県に計画撤回を要請したが、県側の回答は「(破たん状態にある)県立病院の実情を理解してほしい」とただひたすら自らの立場を主張するだけで、離島住民の不安に答えるものでなかったようだ。
 この問題では20年近く前まで元院長として医師探しなど、自ら八重山病院の運営に直接携わったことのある大浜市長が最も危機感を示し、「県は医術を不採算部門切り捨て、採算性重視の算術にしようとしている」と反対の急先鋒に立っている。
 確かに総合病院がいくつもある本島地区と違い、八重山は県立八重山病院が唯一の総合病院であり、八重山医師会もいうように「県立病院があるからわれわれも安心して日々の医療ができる」と離島住民の大きな“命綱”だ。それだけに独法化によって病院の機能低下や弊害があってはならない。

■地元の支援体制

 仲井真知事は離島振興を言うなら、大会を開いてまで反対を訴える八重山郡民の声を聞いて、ただでさえ「医療格差」の激しい離島は切り離し、速やかに計画を撤回してもらいたい。その上で他府県の離島公立病院の独法化の成功事例を示すか、あるいは県として実績を出した上で、いわゆる「絶対安心」の担保を示してから八重山病院の独法化を再提示してもらいたい。
 ただそこで思うに郡民大会で入嵩西市議会議長も言っていたが、地元も八重山病院が大切と思うなら医師確保や
多額の未収金問題
など病院経営について考える必要がある。県も多額の赤字を抱え苦境にある。地元として何ができるか、これを機会にぜひ市長、議長を先頭に3市町も地元住民の命を守る八重山病院の経営安定化のために支援対策も話し合っていただきたい。







金も出さないで、

>「優しい気持ちで仕事ができなくなるのではないか」との懸念も出始めている。

なんて言っている時点で

終了です。


ほかの業種で、

「金は出さないが優しい気持ちで仕事してください」

なんて言ったらどう思われるでしょうね?



コンビニや

商店で言ってみてください。



「金出さないからと言って仕事をしてくれない」

と。



これは、基本的な労働の問題ではないでしょうか?

県立病院が

「労働基準法無視して金出しません」

「医師の労働に払う金はありません」

と言っているんですから。






住民も


>多額の未収金問題

なんかあったりして、

「金はダサねーがコンビニ病院はつぶすな!」

と大声を出しているわけで、

県も住民も

理屈抜きの争いをしているわけです。



こんなところで働いていること自体、

医師としてどうよ…

なんて思ったりもします。












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コメント

兵隊さんだけでなく、兵隊さんが生きていくための食料(費)もなくなったのですね。

要するに、どこか計画に杜撰なところがあって、「むだづかいしちゃったせいでお金がなくなっちゃった、てへ♡」とごまかしてお金を払うあてはないが仕事をしろ、ということですね。

いま日本全国に見られている不況の波で、どんどん労働者を解雇したり、業務時間を「見込める収入に合わせて」短縮しています。病院もそうしたら?

いいかげん、「病院を管理している県医療局をはじめ、運営している事務職が無能でした。すいませんでした」と誤ればいいのに、「俺たちは悪くない」と開き直って「働かない医者が悪い」ですからねぇ。
まあ、赤字で潰れる前に医者が逃げ出してつぶれるほうが先じゃないですか。
法律で逃げられなくなる前にさっさと逃げておいた方がいいと思いますよ>八重山の先生方

  『オレが金を払わないから、その分の仕事はシナイだと? ソンナに金が大事が、ごるァ! 命を何だと思っとンのじゃ、われェ!』 ・・・てな声が聞こえてきそうですが。 今まで医師の善意につけこんで当然払うべき報酬を払ってこなかったのは、ホントに金に一番汚いのは、命をダシにサービスを安く買い叩こうとしてきたのは、いったい誰よ?
  前大戦に続き、沖縄の戦局が日本医療の今後に大きな影響を及ぼすかも。 がんばれ、沖縄の先生方。 微力ながら応援しています。
  ・・・以前に今後沖縄が来そう、と言っていたワタクシとしては、不謹慎ながらwktkが止まりません。

誰か背中押して

八重山事変はたいしたことないですよ。北朝鮮がアジってる程度と思って下さい。

今、沖縄本土決戦を控え、北方と中央で地殻大変動のマグマが噴出寸前。使命感で耐えている先生方の背中を誰か押してあげて下さい。

いまだに「民間ドクターヘリで万事解決」みたいな夢を見ている先生もいらっしゃいますが。

お金が続けばいいんですが、募金頼りじゃ、なぁ…

急募!!!


「急募!!!19時から翌日9時まで、時給0円。」

求人広告でも出したらいかがでしょう?


集まる職業あれば、教えて頂きたいですね。

すごい低コストで、国際競争力最強です。

>「急募!!!19時から翌日9時まで、時給0円。」
「(運が良ければ)ネットし放題、食事付、ベッド、風呂完備!」


沖縄の戦局が思わしくないので、菊水作戦を実施します
「我こそは大和と一緒に片道切符で特攻したい」と考えている諸君は
ぜひ最寄の厚生局または沖縄県までご連絡ください


こんな感じですか?

こんたさま
「(運が良ければ)ネットし放題、食事付、ベッド、風呂完備!」

うちは食事は付いていません!飯付きなんて羨ましい!!
売店のパンを買って涙で味付けして鼻水で飲み込んでいます。

県がサービス残業を強要するのか?
残業どころか、夜間休日の呼び出しでもサービスか?

拒否している医師よりも
経営管理の人間にフォーカスを当てるべき。

重症妊婦の判断基準を提言 都協議会、3月下旬に運用

重症妊婦の判断基準を提言 都協議会、3月下旬に運用
http://www.47news.jp/CN/200903/CN2009031101001085.html

 東京都内で妊婦が複数の病院に受け入れを断られた問題で、学識経験者でつくる都の周産期医療協議会が11日、会合を開き、重症の妊婦を必ず受け入れるため、重症度を判断する基準などを盛り込んだ新たなシステムの導入を提言した。

 都は提言を受け、今月下旬をめどにいずれも総合周産期母子医療センターと救命救急センターを併設している昭和大病院と日赤医療センター、日大板橋病院を対応病院に指定しシステムを導入する。

 基準では、脳血管障害などの合併症や産科救急疾患などの症例を提示。かかりつけ医や救急隊員が意識レベルや呼吸状態などの重症度を観察カードを参考に判断する。

 また重症の妊婦の受け入れ先が決まらない場合、消防本部指令室が直接、3病院の救命救急センターに依頼し、選定時間を短縮。3病院は順番を決めて日替わりで受け入れ、既に患者が搬送されていれば次の病院が担当する。

2009/03/11 21:42 【共同通信】

役人ってやっぱり馬鹿ねぇ。
医療の現場で「基準」なんて作れば作るほど、そこから外れる人がトラブルを起こすネタになるだけなのにねぇ。
工業製品の品質チェックじゃないんだから。
「崩壊は現場で起きてるんだ!会議室で起きてるんじゃない!」とあらためて叫びたいところです。

今週の絶望先生で

999訴訟事件をパロった物のセリフに
「夢と時間外手当は期待できない」
「時間外手当は夢見ごごち」
とありました。
あまりにタイムリーで笑ってしまいました。
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さらにアメリカの大学勤務: 激安給料
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日本の大学病院勤務: 労働基準法が存在しない。

フルコースをこなしたため貧乏から抜け出せず。
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大学から地域(僻地ともいう)の救急医療で疲弊しました。
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田舎で開業、借金は天文学的数字に。


今は田舎で開業して院長になりました。
でも、教授に内緒で開業準備していたころのハンドルネーム”中間管理職”のままでブログを運営してます。

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日本の医療制度(医療崩壊)、僻地医療事情、開業にまつわる愚痴と、かな~り個人的な趣味のトピックスです。

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