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■「広島大小児科医師、10人辞職へ 地域病院に派遣困難」


広大小児科も

ジリ貧の様子です。



でも、

>13人の辞職理由は「県外の医療機関に赴任する」5人、「開業する」4人、「家庭の都合」2人、
>「眼科医になる」1人


…素晴らしく直球で、

むしろ好感すら持てます。






転科の途端に

診療報酬減額食らわないことを

祈ります…。









広島大小児科医師、10人辞職へ 地域病院に派遣困難


asahi.com 2009年2月20日

http://www.asahi.com/kansai/kouiki/OSK200902190117.html


 広島大学病院小児科医局の医師10人が今年度末で辞職することが、広大への取材でわかった。ほかに、昨年9月からすでに2人が辞職し、今年4月以降も1人が辞める見込み。4月に後期研修医7人が入局するが、同医局がこれまで通りに地域の各病院に医師を派遣するのは困難で、小児医療が十分提供されなくなるおそれがある。

 広大によると、同医局には約120人の医師がおり、うち約100人が広大病院以外の広島県内の公立と民間の30病院へ派遣され、常勤している。

 3月末で辞職するのは、広島市立舟入病院(広島市)や呉共済病院(呉市)に派遣されている医師ら8人と、広大病院内で勤務する2人。辞職する医師たちのほか、昨秋から今年度末までに3人の医師が出産にともなう休暇に入る。このため4月以降は各病院への派遣体制を見直さざるを得なくなり、入院機能を維持できずに、外来のみとなる病院が出てくる可能性もある。

 呉共済病院では、4人の小児科医のうち広大からの1人が年度末に退職するため、市内の3病院で実施している夜間救急輪番制のあり方を見直すよう関係機関に求めているという。

 13人の辞職理由は「県外の医療機関に赴任する」5人、「開業する」4人、「家庭の都合」2人、「眼科医になる」1人などだが、多くが「疲れた。体力が持たない」と述べているという。小児科は夜間に診療を希望する患者が多く、他科より勤務がハードだとされる。

 医師の大学病院離れの背景には、04年に始まった国の新臨床研修制度がある。制度によって、新人医師は大学の医局を経ずに自らの意思で全国どこの病院でも研修先に選べるようになった。大学病院の医局に入ると中山間地域へ派遣されることなどを理由として、都市部の民間病院に人気が集中。大学病院で研修する割合は新制度実施前の7割から半分以下に減少した。

 広大の小林正夫教授(小児科学)は「大学病院以外の病院にも地域の病院への派遣機能を持ってもらわないと、地域医療は破綻(はたん)する」と話している。(辻外記子)






教授は何を考えているんでしょう?



>広大の小林正夫教授(小児科学)は
>「大学病院以外の病院にも地域の病院への派遣機能を持ってもらわないと、地域医療は破綻(はたん)する」



大学以外の病院が

地域への派遣機能を持つこと自体が

あり得ることなんでしょうか?



東京などの大都市のごく例外的な

病院を除いて、医師の派遣機能が備わった病院は

日本には存在しないものと思っていました。




教授が考えているモデル自体が

現状に合わないものなのではないでしょうか?





いずれにせよ、

5分ルールをはじめとして

小児科医を助けると言って

行ってきた政策がことごとく

小児科医を叩き潰すものになっており、

将来の希望がない職場から

どんどん逃げ出している状況なのでしょう。






広大の先生方、

お疲れ様でした。





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コメント

広島県の小児科医療は非常に貧困な状況で10年ちょっと前に県立病院にNICUを造った時も、広大だけでは賄えず
のじぎく県の国立大小児科から応援が来てたりしてました。
ともかく広島市内の小児科の夜間診療は混みまくりで、うちの子は入院が必要な状態でしたが、えらく待たされて親子ともどもぐったりですた。

教授って

こんな認識だからみんな出て行っちゃうんじゃないの?

記者の作文かと思いましたが…

>大学病院以外の病院にも地域の病院への派遣機能を持ってもらわないと…
というのは、「地域医療研修ネットワーク」を意識した
http://www.cabrain.net/news/article/newsId/20664.html
記者の作文かと思いましたが…

本気でそんな事を言ってるのなら、医局員は逃げますよね。

当然か

小児科医の待遇が極度にわるいからだとどうして言わないのでしょうねw

勤務医が給与だけでホイホイと別の医療機関にうつるとは思えないのですが。

はじめまして

社団法人  地域医療振興協会は、僻地への医師派遣を行っております。

奈良病院から東通村、うわまち病院から飯塚市民病院など。ま、協会内の施設のみですけど。

>大学以外の病院が
>地域への派遣機能を持つこと自体が
>あり得ることなんでしょうか?

教授のお言葉は、大学が今まで行ってきた地域への派遣機能を崩壊させた方々へのせめてもの嫌味ではないでしょうか?
公的立場の方ですし、オブラートにくるんだ言い回しで、そのニュアンスが記者には当然伝わらないと...

大学の教育が悪いのではないの?
本気で学生を教育すれば小児科希望は必ず増えますよ。

無理でしょうね!

《大学の教育が悪いのではないの?
本気で学生を教育すれば小児科希望は必ず増えますよ。》

残念ながらそれは無理でしょう!
たった一度の人生なのですから
私だって絶対にそんな冒険は犯しません。

牧師さんに教官になってもらって
人類愛の講座でも作ったらば可能なのかも?

人生捨てたくないでしょう?

ギャーギャー泣きわめく、暴れるお子様の診察は、獣医でなくては無理です!!
散々あちこち渡り歩いて、どうにもならなくなりようやく来院。
(開業医も送ってくるなら、もっと早めに・・・・)

既に半分死んでいるのに救命手段なし。

で、訴えられては小児科医はいなくなります。

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フルコースをこなしたため貧乏から抜け出せず。
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大学から地域(僻地ともいう)の救急医療で疲弊しました。
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田舎で開業、借金は天文学的数字に。


今は田舎で開業して院長になりました。
でも、教授に内緒で開業準備していたころのハンドルネーム”中間管理職”のままでブログを運営してます。

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