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■「コア・カリ、共用試験受けた研修医は「優秀」―邉見公雄氏」 ”コア・カリ、共用試験受けなかった研修医は使えない”ってことかな?

コア・カリ、共用試験の効果について、

どのように判定するつもりなのでしょう?



医師として、教育者として、

それこそ

”大規模スタディー”

になるようなことだろうな、

きちんと検討したら

本当に医療界や教育界に与えるインパクトは

とっても大きいだろうな、

と思って見ていた医療教育改革。






…でも、結局は

何の検証もされずに、

偉い先生が

「うん、今年の1年目はいいね」

だけで終わるような、

フィーリングだけの改革になりそうです。







なんで検討しないんでしょうかね?





コア・カリ、共用試験受けた研修医は「優秀」―邉見公雄氏


更新:2009/02/13 23:39   キャリアブレイン
http://news.cabrain.net/article/newsId/20588.html

 文部科学省は2月13日、「医学教育カリキュラム検討会」(座長=荒川正昭新潟県健康づくり・スポーツ医科学センター長)の第2回会合を開き、地域や診療科に必要な医師を養成し、確保するための方策についてのヒアリングを実施した。発表者の邉見公雄・全国自治体病院協議会長は、医学教育モデル・コア・カリキュラムや共用試験を受けた初年度の学生が、現在の1年目の研修医になっていることについて、「今年度の研修医は優秀」との見解を示した。


 現在の医学生が受けている医学教育モデル・コア・カリキュラムや共用試験は、2002年から各医学部や医科大で整備が始まった。これを受けた卒業生は、現在は研修医1年目になる。
 この日の会合で田中雄二郎委員(東京医科歯科大附属病院総合診療部長)は、「2、3年前に入ってきた研修医と比べて、今年の研修医はどうか」と発表者に質問した。これに対し、邉見氏は「他の人にも聞かないと分からないが、わたしの病院に限って言えば、今年の研修医はいいと思う。ひょっとしたらその成果かもしれない」と述べた。また、発表者の高橋勝貞・佐久総合病院介護老人保健施設長は、「かつての佐久総合病院は地域・農村医療をしたいという人が多かったが、ここ2、3年で研修病院がブランド化し、『ここで2年やったら出て行こう』という意識の人がいる。臨床能力については、1年目と5年目で差は感じない」と述べた。

 寺尾俊彦委員(浜松医科大学長)は、卒後の医師が診療科を選択する際の動向を尋ねた。高橋氏は「かつて佐久総合病院は外科が優勢だったが、今は数年に一人ぐらいしかいない」と答えた。発表者の木村清志・島根県健康福祉部医師確保対策室長は、自身が卒業した自治医科大の傾向として、外科志望が少なくなったと述べた。加えて、内科の中でも志向が変わってきたとし、「わたしが卒業した20数年前は、消化器や循環器の志望が多かった。それが、今の卒業生は糖尿病や内分泌に変わってきている。消化器は内視鏡、循環器はカテーテル治療と、“技術屋”で外科に近い。夜間の呼び出しも多く、訴訟リスクも高い」と指摘した。

 このほか、北村聖委員(東大医学教育国際協力研究センター教授)は、入試についてジレンマを抱えている大学があるとの見方を示した。「大学としての評価は、県の医療を支えるということではなくて、研究をどれだけやったか、科研費をどれだけ取ったかで評価されるので、高校で学力が高い人が欲しい。あえて県の人を取っても、文科省など外の評価につながらない」。これに対して木村氏は、大学がこうした考えで人材を集めても、県外に散らばってしまう傾向があったと述べた上で、「大学も地域の医療を守るという方向に変わってきていると思う」と主張した。

■大学病院の危機は「医療と教育の危機」
 邉見氏は発表の中で、大学病院が独立行政法人化したために、資金や人材の不足に陥っていると指摘。加えて、DPCの導入により、平均在院日数が短縮して職員の時間的余裕がなくなり、教育に割ける時間がないとした。また、若手医師の専門医志向が大学離れを引き起こしていると述べた上で、「大学病院は医療と教育の2本柱だから、その大学病院が大変というのは両方が大変ということ。医学部定員が増加したらますます忙しくなる」と訴えた。
 地域に必要な専門医の数については、二次医療圏ごとに必要な診療科の医師数を出し、その合計で全国に必要な医師数を算出するのがよいとし、「上からトップダウンで決めるのでなく、ボトムアップで決めていくべき。強制力をどこまで持たせるかについては、学会や団体の意見が必要」と述べた。






タイトルにある、

「コア・カリ、共用試験受けた研修医は「優秀」―邉見公雄氏」 


裏を返せば、

”コア・カリ、共用試験受けなかった研修医は使えない”

ってことかな?





あげくには、

高橋勝貞・佐久総合病院介護老人保健施設長に

こんなありがたい言葉までいただいちゃっています。

>臨床能力については、1年目と5年目で差は感じない




オーイ、

…聞こえていますか?

そこの君です、君。


佐久総合病院の5年目の臨床医の、”君”です。

きみ、1年生とおなんじだってよ。能力。



文科省の「医学教育カリキュラム検討会」で

思いっきり言われていたよ。

そこで働いている上の先生は

君のこと、そう評価しているんだって。



ウソじゃないよ。

ネットで全国配信されているんだから。





医師1年目でも5年目に匹敵するような、

そんな魔法のようなカリキュラムだそうだ、

コア・カリ、共用試験ってやつは。




きっと、教えている大学の教官も

びっくりするぐらい臨床力が伸びるんだろうね。






医師になりたての1年目の君も、

医師を3年ぐらいやったら、

もう僻地でひとりでなんでもバンバンできるぐらいの

能力になるんだろうね。







…え、3年目でやっと専門の学会に入れるって?

そんなバカなこと言っちゃいけないよ。

すでに1年目なのに5年目以上、

って文科省には言っちゃったんだからさ…。







急に涙声になっちゃったりして、

どうしたんだい、

え、そんなつもりじゃなかった?

このままだと5年目の先輩にいじめられる?







いいんだよ、

そん時はお前さんが5年目になって、

大学に戻って、

1年目をイジメりゃいいだんからさ。




いじめる1年目も大学にはわんさといるさ。

それが国の方針なんだから。






いやいや、それより

きっと文科省と厚労省が

お前さんのこと、

よーく考えてくれて、

きっと、先輩のいない

自由な僻地に飛ばしてくれるよ。































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コメント

えーっと、コアカリキュラム?
確かに、CPCなどの診断能力を磨く点では従来の病気別の知識詰め込みよりも症状別の鑑別を中心に置いた教育は臨床能力・診断発想に関しては若干優れているとは思いますが、ねえ…

現場でクリ・クラの学生教育をしている身としては、あまり変わっていないように見えますよ。(ウチが程度低いだけかもしれませんが・笑)

「地方へ早く飛来させるための御用会議」

どうでもいいけれど、大学は二本柱でいいのかねぇ。私は、ずっと三本柱だと思ってましたけど、これって誤用?

憂識者ですから

雪の夜道さま
邉見公雄氏は全国自治体病院協議会長とやらなので
【研究】が考えもつかなかったのでしょう。
大学にいる身としては
・臨床・教育・研究・の三つは
学外の人たちも理解しているんだとばっかり思ってました。
まあ世の中のいわゆる≪有識者≫なんてのは
せいぜいこんなものなのでしょうね。

>臨床能力については、1年目と5年目で差は感じない」
ここで研修しても時間の無駄ってことではないでしょうか?

その状況に気がつき、見切りをつけた研修医が
>『ここで2年やったら出て行こう』という意識の人がいる。
と出ていっているのでは?

ま、部外者の独り言ですよ、あくまでも

地方へ飛ばす国の呪文はバシルーラ?

CBT初年度のコアカリ世代として

えっとコアカリ初年度のにょろすけです。

コアカリ世代は優秀という論調はまあさておき、1年目と5年目の臨床能力に差を感じないというのはいきすぎかと思います。

確かに分かる話もあります。
CBT導入前は、「医学部は国家試験さえ通ればよい。大学の授業なぞマニアックで国家試験に役立たないからテキトーに流して
6年はとにかく遊んだほうがいい」

という先輩の話はありました。当時医師国家試験は基礎医学はほとんど出ないという空気もありましたので、本当に上の言が通るような風土はあったのです。

それがCBT導入で基礎医学と臨床のちょこっとだけに統一試験を
課すようになり、それで進級を判定せよということもあったため、
これは大学毎に差が出てしまう(?)ということもあり、医学教育
をもうちょっとよくするように考えるきっかけはできたかも。

それに関連してか、確かに最近の参考書は昔より格段にわかりやすいです。医学生全体の知識の底上げには役立ったかもしれません。

ま、ただし、大多数の学生は「迷惑」と考えています。
28000円も取られるし(国家試験は16000円)
あと、私らは「先生たちCBT超えてきたんだよねぇ?」
と「先生たちOSCEやったんでしょ?」と言われる事が
嫌です。試行錯誤ですし、なんもできません。

1年目と5年目が同程度と思うのは、その先生の病院の1年目がすごいか、5年経っても全然伸びないようなシステムの病院なのか。と思ってしまいます。





1年はちょっと短いのでは

自分のブログにも書きましたが、さすがに1年は短いんじゃないでしょうか。
医師という仕事に慣れるのにも3ヶ月くらいはかかると思いますし。

X

http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/8599/1179582924/190
いのげちゃんねるより
東洋経済 地域医療最後の砦 自治体病院に正当な評価を 全国自治体病院協議会会長 邊見公雄 インタビュー
「自治体病院の運営にきちんと予算をつけると同時に、救急患者の受け入れを義務づけるべきだ。各病院が救急患者を奪い合うくらい診療報酬をつければ、患者の「たらい回し」は起こらない。」

有名研修病院というのをちらっと垣間見ただけですが、
まあ、1年目から5年目まで同じ病院ってのは止めた方がいいと思いますがね。
私のように5年目で5回引越しというのもそれはそれでどうかと思いますが。
そしてまた4月に引越し・・・orz
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