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■”『奈良のお産は危険』というイメージが全国に広まっている” 「不況の波…お産改革足踏み 40億円基金構想 奈良県」



行政が劣悪な環境を放置して、

毎日新聞がとどめを刺した

奈良県の産科事情。



>『奈良のお産は危険』というイメージが全国に広まっている


さて、広めたのは

どこのどなたの新聞でしたっけ?




あの時は各新聞、各TV局、

総出で叩きまくりましたが、

いまさらしれっと、

「イメージが広まっている」

ですと?









不況の波…お産改革足踏み 40億円基金構想 奈良県

asahi.com 2009年2月9日

http://www.asahi.com/kansai/sumai/news/OSK200902090042_01.html


 救急搬送中に相次いで医療機関に受け入れを拒まれ妊婦の死亡や死産が起きた奈良県で、「お産改革」が不況のあおりを受けている。東京の一等地にある県施設を売却して約40億円の基金を作り、09年度から助産師の拠点などの施設整備を新たに進める計画だったが、買い手は一社も現れなかった。新年度の重点事業と見込んでいたが基金を活用できず、当初予算案への事業費計上は見送る方針だ。

 県内では06年8月、入院中に意識不明になった妊婦が奈良、大阪の19病院に受け入れてもらえず8日後に死亡。07年8月にも、かかりつけ医のいない妊婦が下腹部の痛みを訴えたが、11病院に受け入れを断られ死産した。県は昨年5月、整備が遅れていた、リスクの高いお産を受け持つ総合周産期母子医療センターを県立医大付属病院(同県橿原市)に開設したところだ。

 09年度は、県立医大病院内に助産師の拠点施設「メディカルバースセンター」の新設を計画。医師はハイリスクのお産に集中し、通常のお産を助産師に任せる仕組み。助産師約25人を新規雇用し、年間約700件の同病院での分娩(ぶん・べん)取り扱いを約千件に増やす。また、同病院や県立奈良病院(奈良市)に、新生児集中治療室(NICU)で治療を終えた新生児向けに計26の「後方病床」を増床する計画も進めていた。

 こうした事業を進めるため昨年4月、「県立医科大学及び県立病院施設整備基金」を作った。財政難の中、基金の元手として県が目をつけたのは、東京都渋谷区にある県の情報発信拠点「代官山i(あい)スタジオ」(敷地面積約1700平方メートル)。築40年超だが、東急東横線の代官山駅から徒歩1分。周辺にはおしゃれなブティックが軒を並べる。庁内には惜しむ声も強かったが、「一等地だからこそ高値がつく」と決断した。東京の職員宿舎(世田谷区、同約520平方メートル)と合わせ最低価格56億3700万円で売却先を募ると、4社から手が挙がった。


 しかし、その後辞退が相次いで、1月30日の入札には一社も姿を見せなかった。県管財課の担当者は「魅力的な立地なのに残念。不況で資金調達できなかったのだろうか」と残念そうだ。

 慢性的な産科医不足から、県内のお産事情は厳しい状況が続いている。日本産科婦人科学会の05年12月の調査では、奈良県内でお産を扱う常勤医の数は、近畿で最も少ない72人。一方、1人の医師が1年間に扱うお産は全国で6番目に多い平均163件。県内39市町村のうち、五條市、大淀町など県南部の12市町村にはすでに分娩を扱う医療機関がないほか、県西部の三郷町にある県立三室病院も退職する産科医の後任が決まらず、4月以降の分娩受け付けは取りやめた。県では
「『奈良のお産は危険』というイメージが全国に広まっている」
と危機感を強めている。

 入札が成り立たなかった「代官山iスタジオ」について、荒井正吾知事は「09年度中に(買い手が)見つかれば施設整備のタイミングに合う」と、再入札の時期を探る意向だ。しかし、ある県幹部は「景気の先行きが不透明な中、急いで売れば買いたたかれる。お産対策は急を要するのだが」と漏らす。(相江智也)







マスコミは

自分たちで大声で

「たらい回しだ!」

「産婦人科の医師はとんでもないことしやがった!」

「CTを取っていたら助かっていた!」

なーんて大声で

言いふらしながら、

奈良県の産科医療を

ぶっつぶしていったのですが、

今更ながらに

>「『奈良のお産は危険』というイメージが全国に広まっている

なんて言う神経が信じられません。




最近感じるのはマスコミに対する

極度の無力感です。




正当な何を言っても

あの方たちには一切通用しないのが特徴で、

自分たちのかいた絵の通りにしか

報道を行いません。







すべての日本医療が死に絶えるまで、

マスコミは医療を叩き続けるのでしょうか?





…パトラッシュ、

疲れたろう。

僕も疲れたんだ。

何だかとても眠いんだ…






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コメント

どうなのさ

《自分たちのかいた絵の通りにしか報道を行いません》

詳しくは言えませんが、
一昨年マスコミへからの取材を受けました。
Y新聞からも取材を受けました。
記者があまりに無知なので
『現実はこうなののですよ』と説明するたびに
『お前らは俺を騙そうとしている。嘘をつくんじゃあない!』
こちらの言うことには耳を貸そうともしません。
まるで私が犯人でもあるかのような取材でした。
彼の頭の中には既に記事が出来ていたようです。
NHKだけが紳士的な対応で、夜のニュースで私の言葉ほとんどそのままがニュースになっていました。(それはそれでいいのかなとも思いましたが、識者に確認すれば事実ですので構わなかったのだと推測しますが)

ところで、奈良の産科医不足、マスコミには責任がないと考えているのでしょうか?
『どうなんだよ。お前!!!』と、
あの時言われたのと同じ口調で聞いてみたい。。

不景気に足を引っ張られて都心の物件が希望価格で売れなかったことと、「奈良における産科のイメージの低下」とは全く無関係だと思うんですが。

それとも、「ここでこの東京の物件を買った金が奈良の産科医療に使われちまうだなんて、気分がよくねえから俺っちは入札をやめちゃうぜ」なんて不動産屋が言ってるんでしょうか。

まあ、たとえ40億円で売れたとしても、県立病院の産科勤務医の時間外賃金を払わない以上、どうせ箱モノを作るだけに終わりそうなので売れなかったことは実はいいのかもしれませんがね。
1300年祭りにつまらん金を費やしているのをやめたらいいのに。
まるで東京の物件が売れなかったのも、奈良のお産のイメージが悪くなったのも全部産科医のせいといわんがばかりですね。

マスコミは典型的ないじめっ子気質ですね。「のび太のクセに生意気だ!」と屁理屈でいじめるジャイアニズムを感じます。
日本から一人も医師がいなくなるまで叩き続けそうですね。もし日本に医師が1人もいなくなったとしても「国外に逃げた医師が悪い」とか言いそうです。

暗示

「せんとくんの角」と「産科崩壊」

せんとくんの角を見ると産科崩壊のイメージが頭に浮かんでくるようになるかもしれません

せんとくんの角って先端がつぶれたように大きく、平べったいですよね?あれって『トナカイ』の角では??
まんとくんの角は先端が尖っていて、『正しい日本の鹿の角』だと思います。御確認あれ。
医療でもマスコットでも、お金のかけ方は奈良ならこの程度。

新着燃料

県コーディネーター制度廃止
http://www.nhk.or.jp/nara/lnews/01.html

これでさらに『奈良でお産に関わるのは危険』というイメージが全国の産科医に広まりそうですね。

県立医大病院:今夏にもNICUの6床稼働 看護師増員に見通し /奈良

http://mainichi.jp/area/nara/news/20090224ddlk29040610000c.html
毎日新聞 2009年2月24日 地方版

県立医大病院(橿原市)の新生児集中治療室(NICU)が看護師不足で9床休止している問題で、県は23日、来年度中にNICU6床が稼働できる見込みであることを、県議会厚生委員会で明らかにした。

 県によると、県立医大病院で今年4月時点で前年同時期と比べ、新規採用などで看護師が60人以上増員できる見通し。今後、看護師の習熟度を勘案して配置し、早ければ今年夏ごろにはNICU6床の稼働が可能という。

 これまで、県立医大病院のNICUは31床(後方病床10床含む)のうち22床しか稼働していなかった。【阿部亮介】

ここの不思議なところは、NICUよりも後方病床のほうが少ない所。今回も、NICU6床+GCU3床稼働開始という状態。
普通逆だろ。
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日本の大学病院勤務: 労働基準法が存在しない。

フルコースをこなしたため貧乏から抜け出せず。
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大学から地域(僻地ともいう)の救急医療で疲弊しました。
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田舎で開業、借金は天文学的数字に。


今は田舎で開業して院長になりました。
でも、教授に内緒で開業準備していたころのハンドルネーム”中間管理職”のままでブログを運営してます。

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