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■加古川終了へ 司法による医療制限 「加古川市民病院 内科の外来制限/兵庫」

かのAMI訴訟で

一躍有名になった加古川。





AMI(急性心筋梗塞)を

すばらしい診断でマッハの転送を

するも途中で患者さん死亡。





すると裁判では、

「そもそもAMIの治療ができないのに

急患を受け入れた病院が悪い」

という衝撃の判断。

しかも確定。







「自分のところで最後まで診れない患者さんは、

別の病院に搬送しても途中で死んだら

裁判で負ける」

この裁判結果で多くの僻地病院が

急患を見れなくなってしまいました。



…だって、

いままでは地方病院で診て、

アブなければ大病院に行ってもらうシステムでしたが、

結果が悪くて、

何かあったら全部病院のせいにしてOK、

という判決ですので、

最初から大病院に行ってもらうしか

無くなっちゃったのです。










加古川市民病院 内科の外来制限/兵庫

読売新聞 2009年1月31日
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/hyogo/news/20090131-OYT8T00088.htm

播磨町、「はりま病院」誘致

 地域医療を巡って加古川市と播磨町が30日、相次いで記者会見を開いた。市民病院の内科医不足がさらに深刻化する市は、外来患者百数十人の受け入れ制限に踏み切ることを決定。一方、町は民間病院の誘致に成功し、明暗が分かれた。
 加古川市民病院(加古川市米田町平津)は、内科の外来診療を2月9日以降、予約を受け付けた再診患者や、ほかの医療機関から紹介があった患者に限定すると発表した。常勤の内科医7人のうち2人が退職するためで、1日平均230~240人の外来患者は今後、3分の1以下に絞り込みたいとしている。制限は、後任の医師が確保できるまで当分の間、続ける。2人は退職の理由として開業や帰郷を挙げているといい、ともに3月末で退職する。常勤の内科医は2004年の14人をピークに減り続けており、残った医師の負担も増しているという。石田明人院長は「このままでは、入院患者への対応ができなくなってしまう。ご迷惑をおかけするが、協力をお願いしたい」と話している。問い合わせは、同病院医事課(079・432・3531)へ。
 播磨町は、JR山陽線土山駅南側にある町有地(播磨町北野添、約5500平方メートル)を加古川市の特定医療法人社団「仙齢会」が賃借し、同市から移転する新しい「はりま病院」が2011年度、開業すると発表した。町内では、唯一の病院となる見込み。賃貸契約の具体的な内容は明らかにしていない。診療科は内科、外科、整形外科、リウマチ科で、人間ドックも行う。現在の病院が老朽化したため仙齢会が移転を計画、町と協議していた。鉄筋コンクリート4階建てで、延べ床面積は約5200平方メートル。仙齢会の荒尾潤理事長は「消化器系を中心に、予防医学にも力を入れたい」と話している。
   




内科、9日から診療制限 加古川市民病院/兵庫 

神戸新聞 2009年1月31日
http://www.kobe-np.co.jp/news/touban/0001680137.shtml

 全国の公立病院で医師不足が深刻化する中、加古川市民病院(加古川市米田町平津)は三十日、内科で医師二人が退職し、後任を確保できないため、二月九日から当面、同科の外来診療を制限すると発表した。予約のある再来患者か、他病院から紹介された人しか受診できなくなる。同病院によると、内科は診療規模上、医師が最低十五人必要だが、近年減少が続き、二〇〇四年四月の十四人から現在は七人に半減。既に深夜の救急対応を縮小していたが、昨年末、新たに二人が開業などを理由に三月末での退職を申し出、五人に減ることが決まった。

 同病院は、神戸大医学部付属病院など七大学病院に医師の派遣を依頼したが、四月から勤務可能な医師は得られず、その後の確保のめども立たないことから、現体制の継続は困難と判断。残る医師の負担増を避け、入院が必要な重症患者に対応する二次救急病院としての機能を維持するため、外来診療の制限を決めたという。診療制限により、一日平均約二百四十人の同科外来患者は三分の一に減る見込み。石田明人院長は「医業収入にも影響するが、現在いる医師を守りたい。市民にご迷惑をかけるが、最悪の事態を招かないための判断」と理解を求めた。一方、同病院は診療制限に伴い、地元の医師会に協力を要請。市は医師確保に向け、待遇改善などを検討するという。
 「医師不足の現状が心配だった」という加古川市加古川町木村の無職高島育男さん(54)は「受診先が減るのは困る。病院の魅力を高めないと、医師を増やすのは難しいのでは」と話した。問い合わせは、加古川市民病院TEL079・432・3531(代表)から医事課へ。




加古川市民病院:内科の外来診療、紹介などに制限--来月9日から /兵庫

毎日新聞 2009年1月31日 地方版

http://mainichi.jp/area/hyogo/news/20090131ddlk28040408000c.html

 加古川市民病院(石田明人院長、351床)は30日、内科の外来診療について、予約のある再診患者と、医院などからの紹介がある患者に制限することを明らかにした。3月末で内科医2人が開業などのため退職し、4月以降5人体制に追い込まれるための措置で、2月9日から実施する。

 同病院の内科医数が最も多かったのは04年の16人。年々逓減し昨年4月には現有の7人になった。こうした状況を受け、「5人では病棟に対応できず、2次病院としての機能を維持するため制限に踏み切った」としている。

 病院は、内科外来の1日平均230~240人を3分の1程度に抑えたいとしている。石田院長は「昨年来、医師確保に努力したが実現しなかった。診療制限が正しいとは考えていないが、外来診療の負担が大きい。理解してほしい」と近隣病院への協力も求めている。【成島頼一】

〔播磨・姫路版〕







…この司法判断にのっとり、

「責任を持てない患者さんは、原則診てはいけない」

という司法による救急の上限を設定した

ため、日本の救急医療は崩壊へ一歩進みました。






部外者的には、

あれ?まだ加古川あったの?

よくもあんな屈辱的な裁判結果受け入れてるね~」的な

印象ですが、噂では

周囲もこの裁判結果に”ドン引き”で(1)、

司法による医療消滅は

着実に進んでいるようです。







(1)
産科医療のこれから
本日の医療ニュース ..。*♡ 2月1日
http://obgy.typepad.jp/blog/2009/02/post-1341-4.html







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コメント

あ、加古川まだ内科医いたんだ。
というか、内科医に来てもらえると思ってたんだ。
もしかして内科救急もしてたの?
だとしたら、同情の余地もありませんが。

ま、噂ですしね

03年にあの事件があって裁判の起きた04年に16人いた医師が09年に5人。
なんかすっごく分かり易い崩壊の経過ですね。

加古川に勤めるなんて、、、、。

世界一の「馬」「鹿」さんですね。

ギネスに載れるかも。

まだいたの?

加古川病院に医師がまだいたことに驚きです。
危機管理能力のある院長様がいらしたら
医師を全員強制退職させていたはずですから
とっくに廃院していたはずです。

まあ、残りたい先生方もいたということで
部外者の私が声を出すことでもありませんネ。

え~と

内科はガタガタの加古川市民ですが、小児科では中核病院でして、NICUも運営しながら小児科医が13人もおられます。内科医より小児科医が倍以上存在するのもおもしろい風景です。

そうでしたか。じゃあ、今度は小児科でwktkできるネタが期待できそうですね。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090202-00000016-yom-soci

スレ違いですが、こんなことが病院で起きたら「注意義務違反」とか「予見できた」とか叩きまくられでしょうね。

おだまき

加古川に勤めるなんて、、、、。
⇒ 医師の名刺でちょくちょく見かける『M.D.』は、 ラテン語 Medicinæ Doctor、英語 Doctor of Medicineの略であるとされます。 しかし、劣悪な環境で働き続ける方々(嬉々として奴隷自慢する方も多い)を見ると、被虐嗜好的要素の『M』の存在を感じてしまいます。 ・・・失礼しました。

>雪の夜道さま

手術終了直後、手術台が倒れて..... 

てなところでしょうか、ちなみに知人の病院で実際にあったそうですが^^;

おまけ
禁忌・禁止
1. 手術台の設置
手術台が転倒すると重傷事故または死亡事故につながる恐れがあります。
手術台を設置するときは、次の事項を行わないこと。
●手術台を凹凸のある床面に設置すること。
●手術台を高くするために、コラムの下に当て物をいれること。
2. 電源コードの取扱い
電源コードの上に重量物を置いたり、他の機器のキャスター等で乗り越えないこと。
電源コードが破損し、火災や感電事故を起こす恐れがあります。
3. 操作ボックスの取扱い
操作ボックスのコードを無理に引っ張ったり、強い衝撃を与えないこと。
操作ボックスが破損すると、手術台を作動できなくなります。
4. ブレーキ解除
患者を載せた状態でブレーキ解除を行わないこと。
患者が転落する恐れがあります。
5. 操作中の作動部
手術台の操作中に、次の各作動部分の隙間に手を入れないこと。
手や指を挟んで怪我をする恐れがあります。
●スライド操作中のフレームの裏側
6. 改造の禁止
手術台を分解または改造しないこと。
分解や改造を行うと機能不良の原因となります。また制御機器の配線が破損すると、感電や火災の原因になります。

http://www.info.pmda.go.jp/ygo/pack/13B1X00306N10050_A_01_01/

加古川市民として

加古川市民病院の周辺には公立病院が乱立していますから、市民病院に内科や外科がなくても大丈夫です。内科問題を早く切り捨てて、加古川総合周産期医療センターとしての道を歩んでほしいと思っております

加古川市民としてさま
加古川市民の皆さんになにも怨みはありませんし
決して、皆さんの正当な医療を享受する権利を阻害するものではありません。
我々医療者は先のAMI訴訟判決に対して、医療者として疑いようのない正当な上告の判断を取らなかった病院上層部と雇用者である市に対して不満があるのです。
もしも私のの職場で同じようなことが起こったら、おそらく?ほとんどの医師は辞めてしまうのではないかと思います。
医療者の側から見ればそれほどのトンデモ判決を受け入れてしまったということです。
だ・か・ら、加古川市は病院運営する資格がない・・・と。

ご理解ください。

加古川市民としてさま
でなく
市民ケーンさまでしたね。
失礼いたしました。

市民ケーンさま

私も加古川市民です

市民病院に内科や外科が不必要かどうか以前に

(ちなみに診療科自体廃止して、救急でも外来でも入院でも、その分の患者は近隣の他の医療機関で受け入れ可能なんでしょうか?

医師や看護師なども、受け入れ先に都合良く転勤してもらえるものなんですか?

そうでないとそこがパンクしますよね

医療資源の集約という目的があって,それに従って医師や看護師も移動しくれるという見通しがあるなら別かもしれませんが)


件の判決を受け入れた加古川市が運営する病院

つまり、懸命に治療にあたった医師(しかも優れて的確な判断を下したとされる)を守ろうとしなかった自治体の病院に

積極的に医師を派遣しようと考える大学や、勤務したいと考える医師があるかどうかが重要ではないでしょうか

それには、診療科が何であるかは無関係かと思います

市の姿勢に対する医療側の懸念が最も端的に表れたのが、内科医不足なのでは?

特に患者側と行き違いが起こりやすいとされる産科や周産期医療で、市の姿勢を考慮せず招聘に応じてくれる医師や大学はあるでしょうか?
救急医療では?

箱や枠だけ作っても、人がいなければ成立しないと思います

加古川市民

加古川市民はこの7月から内科医2人になりましたよ…。5人居たうち3人は泣く泣く他院へ転職です。一体、市や院長クラスの人たちは何を考えているのやら…。AMIの訴訟も市側が控訴する資金を出し渋りした結果、敗訴ってわけでしょ?そんな守ってもらえない病院に来てくれる内科医なんていませんよ…。高砂市民や県立加古川はまあまあ内科医がいるのに、加古川市民には医者が来ない。大学側も病院に一度頭を打たせるために、医者を送らないのかもしれませんよ。加古川市民には昨年、新しい診療棟が建ったけど、今のままでは採算がとれなくて数年後には赤字転落ですわ…。市民の負担は増すばかり…。
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さらにアメリカの大学勤務: 激安給料
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日本の大学病院勤務: 労働基準法が存在しない。

フルコースをこなしたため貧乏から抜け出せず。
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大学から地域(僻地ともいう)の救急医療で疲弊しました。
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田舎で開業、借金は天文学的数字に。


今は田舎で開業して院長になりました。
でも、教授に内緒で開業準備していたころのハンドルネーム”中間管理職”のままでブログを運営してます。

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