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■「「にきびがつぶれた」でも救急車 増える不搬送」「食事が毎日同じで体に悪いので、病院で点滴したかった」

さすが神戸、

はんぱないっす。



>「にきびがつぶれた」でも救急車

は聞いた中でも

かなりのおバカさん具合。





>「食事が毎日同じで体に悪いので、病院で点滴したかった」

…これって?

何かの健康法?












「にきびがつぶれた」でも救急車 増える不搬送 

神戸新聞 2008/12/24 14:20
http://www.kobe-np.co.jp/news/shakai/0001627727.shtml

 要請に応じて救急車が出動したものの、現場で「緊急性なし」と判断し、搬送しなかったケースが二〇〇七年、神戸市内で千六百八十六件あり、十年前の約三倍に増えたことが分かった。

「にきびがつぶれた」
「ガラスの破片で指を切った」

など明らかに緊急性がなくても、同市消防局は原則、現場へ急行。だがここ数年は安易な要請が全国で課題となっており、同局は「ほかの患者の搬送に影響する可能性もある」と頭を悩ませている。

 〇七年、同市内の出動件数は六万七千二百九十二件。このうち現場へ向かったが既に死亡していたり、引き返したりするなど搬送しなかったケースは約15%に当たる一万二百五十八件だった。

 一万二百五十八件のうち、現場で「緊急性なし」と判断し、救急隊員が要請者を「説得」したケースは千六百八十六件。一九九七年の五百二十八件から大幅に増えた。

 同局によると、これまでにあった緊急性なしの要請は、

「にきびがつぶれて出血した」
▽「救急車で行けば、病院で診察待ちがないと思った」
▽「タクシーを利用する金がなかった」
▽「食事が毎日同じで体に悪いので、病院で点滴したかった」

-など。救急車で向かうと、入院の準備をして待ち、「足が痛いので病院まで連れて行って」と話す人もいたという。

 同局は、〇六年度に一台、〇七年度に二台、救急車を増やしたが、出動から現場到着までの平均所要時間は五年連続で五・七分。九七年に比べて〇・一分延びている。

 同局は「病気やけがの場合はまず、かかりつけ医に相談するほか、自分で病院に行けるかどうか考えてほしい」と呼び掛けている。

(紺野大樹)






これが

すべて神戸市内での出来事で、

年間1600件以上、

こんなことで呼び出されているわけです。











神戸の市民レヴェルが知れる

楽しいクリスマス報告でした。


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コメント

大量の寝汗をかいたので、脱水が心配。点滴してくれと救急車で子供を連れてきた親もいましたよ?
もちろん子どもは元気でしたので、点滴不要を告げると、逆切れして「それならかかりつけに行きます!」と金も払わず帰って行ったが、最初からそうしろよ。

  教育の崩壊も叫ばれて久しくなりました。 国際的な学力調査では、トップクラスの連中は実はアンマリ変わっていなくて、底辺の層が大崩れして、平均点を引き下げているそうです。 (ナンゾのテレビの伝聞で失礼)
  雇用なども含めて、イロンナ部分で、『底が抜けているンじゃないか?』と感じる今日この頃。 或いは、情報網の発達でDQN情報が共有されているダケなのか?

日本人のほとんどは、「何かあったら救急車」と教えられます…

しかしdqn利用率があまりにもひどいですね
万一の災害時はどうなるか恐ろしいです
早く連絡した軽傷者が救急車を呼び、本当に搬送が必要な人が搬送されないことが容易に想像できます


寝汗を大量にかいたら水を飲むのが最良で、点滴したらかえって病気になりますがね…

本当は子供の時にこそ小学校の教科で救急車の利用法も含め簡単な救急法を教えるべきですが

それだと文部科学省の管轄なので、厚生省が合併する時、文部科学省とくっつけば良かったと思います。

学級崩壊叫ばれて久しい。
放任で甘やかされた知識も勉強意欲もない連中が、権利意識だけ強いモンスター親・患者となって、社会の害悪となる。
加えてマスコミの医師・病院叩きの成果もあって医療環境はどんどん悪くなってきた。
無茶(無駄)な注文(要求)でも「万が一のことがあったらどうするんだ!」と言ったもん勝ちとばかりに恥も遠慮も知らない。
ムンテラにおいても、不利な状況になると「そんな難しい話はわからない!」とそれ以上聞こうともしない。
普段のケアにおけるわずかな落ち度も、まるで「これは医療ミスだ」といわんばかりに、ものすごい剣幕で騒ぎ立てる者もいる。
知識のない者はそれなりの謙虚さを持って、患者の看病とケアへの協力をお願いしたい。15年ほど前までは、それが自然にできていた時代でしたが。。。
厄介な時代になったものです。
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日本の大学病院勤務: 労働基準法が存在しない。

フルコースをこなしたため貧乏から抜け出せず。
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大学から地域(僻地ともいう)の救急医療で疲弊しました。
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田舎で開業、借金は天文学的数字に。


今は田舎で開業して院長になりました。
でも、教授に内緒で開業準備していたころのハンドルネーム”中間管理職”のままでブログを運営してます。

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