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■「信頼するから、ときに罵倒する」 


>主治医がくれた「原点」 対話が育んだ相互理解



…対話が育んだ相互理解…?

当の医師は、

>「自分は医者をやめようかと思っている、もうだめだ」

って言っているようですが。

相互理解があったんでしょうか?









第3部「現場からの声-7」
主治医がくれた「原点」 対話が育んだ相互理解
共同通信社 2008/12/09

http://kk.kyodo.co.jp/iryo/news/081209rensai.html

  ―がんと告知されたのは37歳になってひと月たったころだった。大学院を出た後、非常勤の教師を複数掛け持ちして暮らしてきて、ついに職を得ることになった直後に診断が確定した。新しい仕事の準備をしながら主治医を探し当て、闘病生活に入った―
 京都で短大の教員をしている村井冬さん(41)=仮名=のウェブサイトの1こまだ。病と向き合いながら思うことをつづる。医療に関心を持った“原点”は最初の主治医との対話の中にあると、村井さんは記者に明かした。どんな人物なのか。
 〈やや自信過剰が鼻につき、言葉足らずなところも少なからずあり、むら気な態度が患者にもスタッフにも、しばしばぶつけられていました。でも非常にまじめに仕事に取り組む姿勢、患者を思いやり考えようとする熱意が根本にあったことを、私は今も疑いません〉
 手術後、村井さんは「標準治療」として抗がん剤注射を受け続け、不眠、うつ症状などで仕事ができないほど苦しんだ。「副作用?それは思い込みでは」と言う主治医に何度も自分の考えを伝え、再発リスクを承知で注射を中止。苦痛は劇的に解消した。
 その主治医が遠方の病院に転勤となり、村井さんは自分のウェブサイトを立ち上げる。ある日、サイトの読者からメールが届いた。
 「どんなにあなたを傷つけていたか、自分が非力だったか、深く反省している」
 主治医だった。
 「どんなに言葉足らずで力不足であったか、今にしてわかる。今の職場にあって悩んでいる」
 〈ついに「自分は医者をやめようかと思っている、もうだめだ」という叫びを聞くことになりました〉
 主治医の姿は、今も鮮明によみがえる。
 〈いつも多忙で白衣を翻して走っていましたが、「先生と相談がしたい」と頼めば、必ず時間を取ってくれました。そういう医師が職場を移って我に返る時間ができた途端、燃え尽きてしまう。そんな現場でいいとは決して私は思いません。医師が不幸な現場は患者にとっても不幸であり、その逆もまた真なりです〉
 ―患者に信頼される医師の前には、医師に信頼される患者が座っているのでなければならない―。村井さんが医療を考える上での理想。主治医との対話から見いだした。
 〈私という患者の書いたものを通して「医師」のありようを省み、変化を起こした医者がいた。患者と医師の間に、そんな“相互理解”の可能性があった―。この1点にかけて、私は日本医療への最後の信頼を失わない。だからこそ批判し、ときに罵倒もするのです。この信頼を軽く考えないでもらいたい、と〉(完)

 この連載に対する感想やご自身の体験を「医療漂流」取材班にお寄せください。ファクスは03(6252)8761、電子メールはhyoryu@kyodonews.jp (2008/12/09)






なんだかよくわからない理論です。



>私は日本医療への最後の信頼を失わない。だからこそ批判し、ときに罵倒もするのです。


…たとえば、

自分の子供を信頼している場合、

批判して、罵倒するんでしょうか?

子供になんて説明するんでしょうか?




デパートやスーパーでも、

信頼しているからこそ

批判して罵倒する?






日本では

医療現場で大声で叫ぶ方が

結構いらっしゃいます。




いきなり殴っておいてから

「これは正しい制裁だ」

とでも言うのでしょうか?

単なる自己正当化の

理論ではないのでしょうか?



>私は日本医療への最後の信頼を失わない。だからこそ批判し、ときに罵倒もするのです。




どのような理屈にせよ、

”罵倒された側の医師”は

静かに第一線から

いなくなっていきます。




>主治医がくれた「原点」 対話が育んだ相互理解

この記事のどこに

相互理解があるのでしょう…?


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コメント

共同通信クオリティでは

患者側の罵倒・非難が相互理解の第1歩なのでは?
言われた医療側の心理には無関心なんですよ。だって
医師は患者のどんな無茶にも付き合えって言うのが
共同通信の姿勢だから。

まさに 「患者様」の上から目線の言葉ですね。何故 医療者は罵倒されなければならないのでしょうか?患者様は何様ですか? 何を寝ぼけたことを言っているのでしょう。批判や罵倒をされる患者様、アナタ方がどれだけ医療を崩壊に導いているか そろそろ自覚なさった方が良いですよ。世界一格安で高度な医療を受けられるのは アナタ方が上から批判し罵倒している医療者の奉仕の賜物ですよ。日本で医師がいなくなったら 世界中どこを探しても医師は来てはくれないんです。本国できちんと評価されているのに 日本に奴隷に来る理由がないですから。

ウェブで一方的に不満を書き散らかしておいて対話って・・・

まるでDV加害者の言い分をみるようです。

元主治医から「すいませんでした」メールが来るぐらいですから、かなりの批判・罵倒だったんでしょうねぇ…

ホント、恋人をボコボコにしておいて、「愛してるからやったんだ」というDV加害者、あるいは、女性をくいものにするヤクザのやり口とそっくりですね。

あ、そうか、そのあたりが共同通信社も一緒なんだ!
だから記事にしたんですね。

本人のwebページ?

違うかもしれませんが、本人のwebページを見つけました。
http://www.muraifuyu.com/

Paranoiac Breast Cancer Career
というエッセイ?がありました。
http://www.muraifuyu.com/pbcc.essays.htm#isinogoman2

共同通信 あらため

凶暴通信 ってことで・・・

ツンデレ患者?

べ、べつにあんたのこと信頼してるから罵倒するんだからねっ。なによ、辞めてしまうなんて根性無しっ!
私のために24時間365日働きなさいよっ!
私達はわかりあってるはずでしょ
--------------------
こうですか? わかりません。
でも美少女にいわれるならまだしも、37歳のおっさんにツンデレされてもなぁ。No thank you! ってことで。

  勝手にご都合主義の『信頼』を押し付けないで欲しいです。 コノ場合の『信頼』は、『相手が無条件に自分に尽くしてくれる。 (自分は癌で相対的に弱者であり、)何を言っても良い』という、あまりにご都合主義かつ手前勝手な『信頼』なのでは? 期待をするのは自由ですが、勝手に膨らませた期待に添えない時に罵倒されるようでは、正直ヒイてしまいます、
  主治医の先生との信頼関係はトモカク、若輩者の私は、コノ手の方とは信頼関係を上手く構築できる自信はありません。 罵倒が理不尽であると感じたら、ただ静かに身を引くダケです。

共同通信は、DV加害者の論理そのものを垂れ流して何がうれしいんでしょうねぇ。

青髪ロングストレートの美少女以外はツンデレとは認めません。というか、「店頭デモからエンディングまでひたすら罵倒」じゃ、フラグの立てようがないので攻略できないような気がします(したくもないけど)。

ほうほう

ほうほう、
自分を罵倒した患者を、
熱心に診るかと?

なめんなよ。と。

あらまあ!

あまりにも一方的な思考、しかもそれがすべて正しいと感じるその思考回路。
教師って医師以上に我儘なんですね。
少しホッとしましたヨ。

はじめ新興宗教に感化された人なのかと思ってしまったぐらいですから。

今の日本で医療なんて提供するのが○○
って結論に無事達しました
ってことですか?

とりあえず、私も日本のマスコミを信頼したいと思います

いいんですね?

信頼しますよ?
私も医師として全ての患者さんを
  信  頼
しちゃいますよ?

ドクハラとか寝ぼけたこと言っちゃいやですよ?

文字通り

プロヴォーカーですな・・・。

「最後の信頼」って表現が絶妙ですな。これってほぼ「最後のチャンス」と同義で、要するに医療者を信頼してないってことでしょう?まあ別に信頼してくれなくてもいいですけどね。

それにしても良く分からないのは、この方はこの分かりにくいブログで誰にどんな影響を与えようとしているのか?ということです。ただの自己満足でしょうか?

臨床研修、後半1年は専門科…厚労・文科省が事実上増員案

http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20081218-OYT1T00171.htm?from=main2

 医師不足を加速させたとされる臨床研修制度について、厚生労働省と文部科学省は17日、現在2年間の研修期間のうち後半の1年間を、将来専門とする診療科に特化させることで、医師不足に対応するとした見直し案を、両省が設置した合同の専門家検討会に提示した。

 また、研修先の選択に国が一定の制限を設ける内容も盛り込んでいる。

 検討会は今年度内にも結論を出す見通しで、両省はそれをもとに、早ければ2010年度からの制度見直しを目指したい考え。

 見直し案では、臨床研修の必修科目を、内科や救急などの基本となる診療科としたうえで、期間を1年間に短縮するとした。その後の1年間を、将来専門とする診療科で研修させることにし、事実上、働き手を増やすことにした。

 また、医師の地域偏在については、研修医の募集定員に地域別の上限を設けたり、地域医療の臨床研修を一定期間必修化したりすることで対応することにしている。医師不足の診療科を選択する研修医を確保する仕組みも設ける。

 2004年度から導入された臨床研修制度は、新人医師に広い視野や総合的な診療能力を身につけさせるのが狙いで、大学卒業直後の新人医師が2年間、内科や小児科など7診療科で臨床経験することが必修化された。

 しかし、研修先が自由に選べるようになったため、出身大学ではなく都市部の有力病院を選ぶ新人医師が増え、大学医局が人手不足に陥った。

(2008年12月18日03時07分 読売新聞)

この人は・・・

この連載の前回にも登場されていますね。
http://kk.kyodo.co.jp/iryo/news/081202rensai.html
>なぜ医師にそこまで厳しいのか。
 〈患者との間にあるのは決定的に、ストレートに「命」だからです。どんなに患者が甘えても暴れても、医療現場で最後に命を奪取できる力を持つのは医師側だという根本的不均等がある限り〉

つまり、患者は圧倒的弱者だから、どの様な横暴も許されるべきであるという理論の持ち主の様です。
そして、この人を最後に登場させ、連載を完結している狂恫通信もまた同意見であるということでしょう。

医療現場で最終的に命を奪取できるのは患者本人ですよ。
医者がそれをやるとただの犯罪者です。
その辺の兄ちゃんが人を殺してるのと一緒です。
何か勘違いしてませんかね。
医者が治すんじゃありません。治す手助けをするだけです。
私はいつも患者にそう言ってます。

もちろん最近は死亡に責任がなくても民事で訴えられてしこたま賠償金を払わされるわけですが。

福島…

http://www.asahi.com/national/update/1218/TKY200812180062.html

こういうケースでまで受け入れ拒否と死亡にさも因果関係があるかのような書き方は止めたらいいのに。
素人の私でも救急車到着時に心肺停止なら、病院に収容されても助からないと思いますよ。
記事の書き方に医療機関へのそこはかとない悪意を感じます。

福島2

http://news.livedoor.com/article/detail/3945393/

ただ、「たらい回し」の言葉が消えましたね。アカヒと売日の両方の記事にこの常套句が見当たらない。記者クラブ内で申し合わせができたのでしょうか。「なんか最近こっちが叩かれそうな雰囲気になってきたし、この言葉使うのはとりあえずやめとこうぜ」ってな感じで。
実際の紙面ではどうなのでしょう?

理不尽な罵倒(記事も)は精神的苦痛で訴えることもできますから、不当なマスコミ記事や個人のブログにも正当に訴えるほうが暴力記事や罵倒ブロガー抑止にもなって良いと常々思ってます


罵倒に罵倒で返すのを見るほど、お互いの立場にある人達の感情を害し、悪い方向にしか行きません

あるガン専門医がガンになったら治療を諦めていかに安らかに死ぬかを考えると書かれてましたが、

専門家ほどモンスターペイシェントにはならず諦めるなら、
立場による情報の溝が大きいからではないかとも思います

もしもガン患者の短大の先生と健康で多忙なお医者様が1ヶ月位立場を交換出来るときっとわかりあえるのでしょうけど


NHK

プロ市民の勝村氏が、吠えています。この人、患者の都合しか言いませんね。他の人が「医療は、国民の財産」とか言っているのに…。
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大学院卒業(医学博士): 4年間、院生は学費支払って給料なし。
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さらにアメリカの大学勤務: 激安給料
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日本の大学病院勤務: 労働基準法が存在しない。

フルコースをこなしたため貧乏から抜け出せず。
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大学から地域(僻地ともいう)の救急医療で疲弊しました。
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田舎で開業、借金は天文学的数字に。


今は田舎で開業して院長になりました。
でも、教授に内緒で開業準備していたころのハンドルネーム”中間管理職”のままでブログを運営してます。

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