勤務医 開業つれづれ日記・2

勤務医から個人医院を開業しました。僻地医療、医療崩壊で悪化するQOMLの中、僻地勤務や医療崩壊、救急医療、医療制度をつれづれに書いております。いつも周りにいる皆さんに感謝、感謝で頑張っています。

Entry

■削れる救急医療 「救急病院が大幅減収、医療崩壊に拍車」

ネタ元は

Hekichinさん

http://med2008.blog40.fc2.com/blog-entry-513.html#comment-top

他の方々です。いつも大変お世話になっております。






「5分ルール」で

小児科を助ける!!

といって

実は小児科が一番減収になっていたように(笑)、

「救急医療を助ける!」

といって

「入院時医学管理加算」

をハードルを引き上げて、

救急病院が思いっきり減収(笑)。






相変わらず

「溺れる人を棒でたたく」

ような厚労省行政は

続いております。





救急病院が大幅減収、医療崩壊に拍車

更新:2008/11/28 22:38   キャリアブレイン

http://www.cabrain.net/news/article/newsId/19385.html

 今年4月の診療報酬改定で、「入院時医学管理加算」の要件が厳しくなったため、地域の救急医療を担ってきた医療機関の多くが同加算を算定できなくなっている。同加算の算定を継続できない場合、中核病院(300床規模)では、減収額が年間3000万−3500万円に上るとみられている。今回の改定で厚生労働省は「病院勤務医の支援」を打ち出したが、全日本民主医療機関連合会(全日本民医連)などは「減収によって勤務医の過重労働は軽減されず、地域の救急医療体制の崩壊にも拍車を掛けている。新たな算定要件は早急に見直すべき」と訴えている。


 「入院時医学管理加算」は、十分な人材と設備を備え、地域で救急医療など急性期医療を提供している病院を評価する診療報酬で、改定前までは一病床当たり一日600円を算定することができ、昨年度は206病院が届け出ていた。
 今年の診療報酬改定で厚労省は同加算を一日1200円に引き上げた。その一方で、算定の施設要件として、

▽内科、精神科、小児科、外科、整形外科、脳神経外科、産科または産婦人科と、これらの診療科の入院体制が整っている
▽全身麻酔の患者が年間800件以上である


−などを新たに盛り込んだ。

 厚労省は当初、新たな要件を盛り込んでも150−170の病院が届け出ると見込んでいたが、88病院(7月1日現在)にとどまっていることが、小池晃参院議員(共産)の国会質問で明らかになっている。
 全日本民医連の調査によると、北九州市では年間3000−5000件の救急搬送を受け入れている病院でも、新たな加算ができない状態に陥っているという。中核病院の減収額3000万−3500万円について、入院収益に当てはめると0.7−0.8%下がる計算で、これは今回の診療報酬改定での引き上げ幅0.38%を大きく上回っている。全日本民医連などは「厚労省は『勤務医対策のため病院に重点配分した』と強調したが、実際には、新たな加算を算定できない病院が相当数に上っており、増収どころか、以前の加算がなくなって窮地に立たされている」と批判している。

国民皆保険“崩壊”の危険も

 同加算では、紹介状のない初診患者から初診料以外の医療費を徴収する「選定療養」も導入された。「選定療養」は従来、医療機関の裁量に任されており、「選定療養」の導入を診療報酬の施設要件にしたのは、今回が初めて。全日本民医連では、「『選定療養』は保険が利かない『混合診療』の一形態で、今後、『選定療養』がさまざまな診療報酬上の施設要件にされる恐れもあり、国民皆保険制度の崩壊を招くことにつながる」と反発している。

 小池議員はこのほど、質問主意書を提出し、新たな要件の見直しなどを求めたが、政府は答弁書で「新たな加算を算定できないことだけで、勤務医の過重労働に拍車が掛かるとは考えておらず、見直すことも考えていない」との見解を示している。





全国で産科、小児科、麻酔科医が

たりない!

救急医療が受けられない!!

って言っているのに、

>▽内科、精神科、小児科、外科、整形外科、脳神経外科、産科または産婦人科と、これらの診療科の入院体制が整っている
>▽全身麻酔の患者が年間800件以上である



…各科の医師がどれか一つでも

欠けていたら

救急をやるな、ということなんですね。

国は。




加算を打ち切ったうえで、


>新たな加算を算定できないことだけで、勤務医の過重労働に拍車が掛かるとは考えておらず、見直すことも考えていない



なんて、

素晴らしく香ばしい

政府対応です(笑)。





結局は

地方で産科や小児科の

足りない病院は

救急医療自体を打ち切らざるをえない

状況になる、ということです。




全国でど根性で救急をやっている方々、

”内科、精神科、小児科、外科、整形外科、脳神経外科、産科”の

すべての科がない病院で

救急をやっている方々、

国による”救急禁止令”が

出ておりますので

ご注意ください。



*Comment

 

自民党の限界、ですね。麻生さんみたいな首相しか立てられない政党です。今こそ日本もチェンジしなければ いずれ 空虚なハコモノ、立派な道路、富を得ているのは政治家だけ、という国になってしまいます。議員だけに手厚い国ニッポンを崩壊させよう。自民党、麻生さん もう限界!!
  • posted by ぴの 
  • URL 
  • 2008.11/29 13:09分 
  • [Edit]

 

そうですね。地方の公共事業を受けている建築業者自体が「利益率1%ない」という状況ですし、何より自治体自体が「いくら公共事業費をつけてくれても、自治体負担分が出せないから工事はできん」とバンザイ状態で、なお「公共事業による景気刺激策」「道路はまだまだ足らない」とおバカな認識しかないわけですから。(今週号のSAPIOより)

結局、勤務医を優遇するなんてこれっぽちも考えず、そんなことより、一度決めた「医療費抑制策」を変えるつもりはない、と堂々と宣言したということでしょうね。
「優遇策」というのは「さっさと儲かる領域に転換しなさい」という策を授け、不採算部門をニーズは無視して消滅させることなのでしょう。きっと。
  • posted by Seisan 
  • URL 
  • 2008.11/29 13:25分 
  • [Edit]

マスゴミも 

http://sankei.jp.msn.com/politics/local/081129/lcl0811290743000-n1.htm

救急病院が足りないと言う内容の記事なのに記事の最後に香ばしい解説(?)が…
高裁判断を全く理解してないのでしょうかねえ。
  • posted by 通りすがり 
  • URL 
  • 2008.11/29 13:36分 
  • [Edit]

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