2008/08/24
■北京五輪 「開会式「口パク」問題、歌った少女は傷心状態で“遠い所”に」 「「トイレ守」一家住み込む北京の公衆トイレ…汚名返上へ」 そして1964年、東京五輪で中国は…
五輪報道でも大きく取り上げられている
「口パク身代わり事件」です。
Yahoo! ニュース一面です。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080823-00000033-yom-int
まずは最初の報道。
開会式「微笑みの天使」は口パク、容姿でふるいに非難続出
2008年8月13日21時40分 読売新聞
http://www.yomiuri.co.jp/olympic/2008/news/topic/news/20080813-OYT1T00657.htm
【北京=杉山祐之】中国紙「信息時報」(電子版)などは13日、北京五輪開会式で、入場する中国国旗を9歳の少女が革命歌を歌って迎えたシーンについて、少女は実際には「口パク」をし、世界に流れた歌声は別の少女(7)のものだったと報じた。
会場にいたのは北京市の小学3年生、林妙可さん。荘重な場面を演出したお下げ髪の愛らしい顔立ちと可憐な歌声は、世界中で感動を呼び、中国国内では人気爆発。「微笑みの天使」と呼ばれるようになった。
ところが、開会式の音楽担当責任者が国内メディアに「歌声は別人」と明かした。歌ったのは同市の小学1年生、楊沛宜さんだった。「林さんは、容姿は抜群」、「楊さんは、歌声は抜群」という理由で、2人を組み合わせたという。
責任者は「全国の観衆は理解してくれると思う。国家の利益のためにやったことだ」と話した。
しかし、インターネット掲示板などでは、子供に「口パク」をさせたことや、容姿で子供をふるいにかけたことへの非難が続出した。開会式に出られなかった楊さんは中国メディアの取材に、「自分の声が流れただけで満足です」と答えているという。
ところが、
>楊さんは中国メディアの取材に、「自分の声が流れただけで満足です」と答えているという。
本当にこのように答えていたのか
疑問の様子。
開会式「口パク」問題、歌った少女は傷心状態で“遠い所”に
2008年8月23日19時30分 読売新聞
http://www.yomiuri.co.jp/olympic/2008/news/topic/news/20080823-OYT1T00580.htm
【北京=関泰晴】北京五輪開会式での「口パク」問題で、実際に革命歌を歌っていた北京市の小学1年、楊沛宜さん(7)に関し、担任の教師が自身のブログで「楊さんは傷つき、落胆している様子だ」と近況を公表した。
メディアの取材を避けたいとする両親の計らいで、楊さんが「遠い所」に移されていることも明らかにした。
それによると、楊さんは今月18日夜、開会式で「口パク」をした同市の小学3年、林妙可さん(9)が出演するテレビ番組を見た。司会者は、開会式で全世界に流れたのは楊さんの歌声だったことに最後まで触れず、番組は終了。楊さんは落胆の表情を浮かべたまま、一言も話さずに就寝した。
翌朝、楊さんが歯形が残るほど強く腕をかんでいたことが判明したという。世間から身を隠さなければならない理由も分からず、楊さんが悩んでいる様子もうかがえるため、担任教師は「これ以上、楊さんを傷つけないで」と訴えている。
疑惑の渦中にいる少女が、
”両親の意向で”
はたして
”遠い所”に行けるのだろうか?
”当局の意向で”
”遠い所”に行かされている、
>世間から身を隠さなければならない理由も分からず、
しかし、
身を隠さなくてはいけない、
という状況になっているようです。
…
衛生問題についても、
かの有名な
「ニーハオ・トイレ」
を改善すべく、
公衆トイレに住み込んで清掃する
住み込み式トイレ(笑)が
1700か所もあるようです。
「トイレ守」一家住み込む北京の公衆トイレ…汚名返上へ
2008年8月23日10時53分 読売新聞
http://www.yomiuri.co.jp/olympic/2008/news/topic/news/20080823-OYT1T00295.htm
五輪期間中は、利用者が1人出て行くごとにモップを手にした清掃員が掃除。住み込みの「トイレ守」も活躍している。トイレを改築し、利用マナー向上を呼びかけてきた同市では、閉幕が近づいても「最後まで気を抜くな」と清掃員を督励している。
「監督官の巡回は1日に5~6回。市の環衛局幹部が来たこともある」。繁華街・王府井の公衆トイレ。清掃員の伍自春さん(35)が語る。開幕前は1日1~2回の巡回だった。「五輪開催中は特に汚れに注意するよう言われている」という。
伍さんが担当するトイレの入り口の脇に3畳ほどの小部屋がある。室内に2段ベッドと冷蔵庫。お昼が近いため、床の上で炊飯器が蒸気を上げていた。
「子どもは夏休みで遊びに来ているだけ。普段は夫と2人暮らしなの」。妻の張立珍さん(33)は、伍鵬君(7)の頭をなでた。仕事は、トイレ掃除と紙の補充。公衆トイレに住み込みで働いているのだ。
安徽省で農業をしていた伍さんは、昨年この職を得た。給与は2人で2000元(約3万円)。大卒初任給より1000元少ないものの家賃や光熱費はゼロで、成績次第でボーナスもある。「水を流さない人は減り、利用者のマナーも良くなった。仕事に満足している」。張さんは言う。
旅行者は使用をためらうほど不衛生だった中国のトイレ。仕切りがなく、他の利用者と顔を合わせることから「ニーハオ・トイレ」とも呼ばれた。
北京市がトイレ改革に乗り出したのは、五輪開催が決まった2001年から。改築、新築を重ねて、仕切りも当たり前となり、清掃員も大増員した。住み込み式は1700か所。格付けもあり、三つ星や四つ星などの認定証を掲げたトイレもある。
評判は上がった。ボート女子のオランダ代表で銀メダルに輝いたエスター・ウオルケル選手(33)は「故宮の公衆トイレに行ったら思いの外きれいだった」。エチオピアのマラソンコーチ、ゼラレム・デスタさん(58)も「20年間で10回ほど北京に来たが、随分清潔になったと思う」と満足そうだ。
もっとも昔ながらの平屋街「胡同」の裏通りには、今もニーハオ・トイレが残る。近くの飲食店従業員の女性(22)は「こんなの時代遅れ」と話す。それでも家庭にトイレがない胡同では公衆トイレは生活の一部。近所の男性(44)は「子どもの時から利用しているし、何も気にならない」と話していた。
>「最後まで気を抜くな」
ってことは
住み込み式トイレは
五輪とともになくなるんでしょうか?
そしたらまた
汚くなるんじゃないでしょうか?
普通に考えても…。
そして
1964年の東京五輪会期中、
第7日目に、
中国政府は
初めての核実験成功を
発表しています。
どのような判断でそんなことを
そんなタイミングで発表したか
まったくわかりませんし、
私には理解できません。
今回の北京オリンピック中に
どこかの国が
”核実験成功”
と発表したら、
中国政府はどう思っていたでしょうね?
第7日の衝撃
asahi.com 2008年8月14日
http://www2.asahi.com/olympic2008/column/TKY200808140279.html
大会は早くも第7日だ。思い起こせば東京五輪の第7日、1964年10月16日のことだった。北京から大きなニュースが届いた。中国政府が初めての核実験に成功したことを発表したのだ。
「平和の祭典の最中にこんな戦争を思わせるニュースを聞くのはいやだな」。本紙の社会面は、五輪の選手村で聞いた声を伝えている。
東京五輪は、戦争の廃虚から立ち直った日本の姿を世界に見せた。聖火の最終ランナーは、45年8月6日に広島県三次市に生まれた陸上選手の坂井義則さんがつとめた。
「日ごとに増大する米国の核脅迫に直面し、(一部略)何もしないわけにはいかない」。中国政府は声明でそう述べた。核廃絶を願う日本の国民感情とは相いれなかった。
核兵器に対する日中両国民の感覚の違いは今も大きくは変わっていないだろう。
90年代、中国が地下核実験を繰り返し、日本政府が無償資金協力を凍結したころ、中国の当局者や記者とよく議論したことを思い出す。
「日本も米国の核の傘に入っているではないか」
「核の傘に入れてもらうことと、自ら核兵器を開発、保有することは大きく違う」
「中国は先制使用しない」
「そう言われても隣国は不安だ」
日中の相互理解が難しい問題の一つだ。広島の平和記念式に中国政府代表が今年、初めて参加した。日本の国民感情を理解する一歩になってほしい。
日本、中国などによる6者協議の舞台もまた北京である。こちらもぜひ成功させ、北朝鮮の核開発を阻止せねばなるまい。
開会式で、出演者と観客が両手でハトが飛ぶ姿をつくっていた。核のない世界に向け、中国自身にも動き出してもらいたいのだが。(論説委員・五十川倫義)
”金メダル”は確かに
いっぱい得たかもしれませんが、
人権や文化的なベースが
根本から違うことが
随所にみられることは、
中国にとってもおおきな”マイナス”
だったのではないでしょうか?
今回の五輪で
中国は何を得て、
そして何を失ったのでしょう?
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コメント
はじめまして。
お口に必要なお店をやっています。
汚い口元は嫌われてしまいます。
時間があれば覗いてみてください。
自己紹介も書いています!
2008/08/24 14:09 by raw URL 編集