■速報 福島大野事件 無罪 「帝王切開で死亡 医師無罪判決」

ネタ元は

demianさん
http://med2008.blog40.fc2.com/blog-entry-323.html#comment2174

demianさん、はやっ(笑)!!
いつも大変お世話になっております。



速報 
福島大野事件 無罪 
「帝王切開で死亡 医師無罪判決」



とりあえず速報です。

Yahoo!トップです。





大野病院事件、被告医師に無罪判決

2008年8月20日10時8分配信 医療介護CBニュース
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080820-00000000-cbn-soci

 福島県立大野病院で2004年12月に帝王切開手術を受けた女性が死亡した事件で、業務上過失致死と医師法違反の罪に問われた当時の産婦人科医長、K被告(40)に対する判決公判が8月20日、福島地裁であり、鈴木信行裁判長は、無罪判決を言い渡した。


 起訴状などによると、K被告は2004年12月17日、女性の帝王切開手術をした際、胎盤と子宮の癒着を認識。胎盤を無理にはがせば大量出血する恐れがあるのに、子宮摘出術に移行するなどの危険回避の措置を怠り、剥離(はくり)を続けて女性を失血死させたとされた。
 また、異状死を24時間以内に警察に届けなかったとして、医師法21条違反にも問われたが、鈴木裁判長は、検察側の主張を退けた。

 検察側は今年3月21日の論告求刑公判で、禁固1年、罰金10万円を求刑していた。








帝王切開で死亡 医師無罪判決

(NHK 08月20日 10時13分)
http://www3.nhk.or.jp/news/t10013599661000.html

4年前、福島県立大野病院で行われた帝王切開手術をめぐり、無理な処置で
女性を死亡させたとして業務上過失致死などの罪に問われた産婦人科の医師に対し、
福島地方裁判所は無罪の判決を言い渡しました。




帝王切開で女性失血死、医師に無罪判決…福島地裁

2008年8月20日10時12分 読売新聞
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20080820-OYT1T00212.htm?from=top

 福島県立大野病院で2004年、帝王切開手術で女性(当時24歳)を失血死させたなどとして業務上過失致死罪などに問われた産婦人科医K被告(40)に対する判決が20日、福島地裁であり、鈴木信行裁判長は無罪(求刑・禁固1年、罰金10万円)を言い渡した。





産科医に無罪判決 帝王切開での女性死亡事故 福島地裁

asahi.com 2008年8月20日10時12分
http://www.asahi.com/national/update/0820/TKY200808200054.html

 福島県立大野病院で帝王切開手術を受けた女性(当時29歳)が死亡した医療事故で、福島地裁(鈴木信行裁判長)は20日、業務上過失致死と医師法違反の罪に問われた同病院の産婦人科医、K被告(40)=休職中=に無罪(求刑禁固1年、罰金10万円)の判決を言い渡した。

 K医師の逮捕後、日本産科婦人科学会や日本医学界、地域の医師会などは「必要な医療が提供できなくなる」などと反発。手術部位を間違えるなどの単純ミスではなく、治療における医師の判断、手術法の選択にまで捜査当局が踏み込んだ事件として、判決が注目されていた。




大野病院医療事故:帝王切開の医師に無罪判決 福島地裁

毎日新聞 2008年8月20日 10時16分(最終更新 8月20日 10時26分)
http://mainichi.jp/select/today/news/20080820k0000e040014000c.html

 福島県大熊町の県立大野病院で04年、帝王切開手術中に患者の女性(当時29歳)が死亡した医療事故で、業務上過失致死と医師法違反の罪に問われた同病院の産婦人科医(休職中)、K被告(40)に対し、福島地裁は20日、無罪(求刑・禁固1年、罰金10万円)を言い渡した。手術中の医師の判断を問う裁判として注目されたが、判決は医師の裁量の範囲と認めた。

 起訴状によると、K医師は04年12月17日、帝王切開手術中、はがせば大量出血する恐れのある「癒着胎盤」と認識しながら子宮摘出手術などに移行せず、クーパー(手術用はさみ)で胎盤をはがして女性を失血死させた。さらに、医師法が規定する24時間以内の警察署への異状死体の届け出をしなかったとされた。

 医療行為を巡り医師が逮捕、起訴された異例の事件で、日本医学会や日本産科婦人科学会など全国の医療団体が「結果責任だけで犯罪行為とし、医療に介入している」と抗議声明を出すなど、医学界を巻き込んで論議を呼んだ。公判では、検察側、被告側双方の鑑定医や手術に立ち会った同病院の医師、看護師ら計11人が証言に立っていた。【松本惇】




帝王切開死亡事故 大野病院産婦人科医に無罪判決 福島

産経ニュース 2008.8.20 10:22
http://sankei.jp.msn.com/affairs/trial/080820/trl0808201022000-n1.htm

 福島県大熊町の県立大野病院で平成16年、帝王切開手術を受けた女性=当時(29)=が死亡した事件で、業務上過失致死と医師法(異状死の届け出義務)違反の罪に問われた産婦人科医、K被告(40)の判決公判が20日、福島地裁で行われ、鈴木信行裁判長は無罪(求刑禁固1年、罰金10万円)を言い渡した。判決言い渡しは午後3時ごろまでに終わる見込み。

 手術時の判断をめぐり、執刀医の刑事責任が問われたこの事件の公判では、「過失は明白」とする検察側と、「手術は適切だった」とする弁護側が全面対立。医療行為は適切だったのか▽危険は予見できなかったのか▽医師法違反に該当するのか−などが争われていた。

 執刀医の逮捕・起訴については、「診療が萎縮(いしゅく)する」として、日本産科婦人科学会をはじめ多くの医療関係者が反発、第三者の立場で医療死亡事故を究明する“医療版事故調”設置の議論を加速させる要因にもなるなど、国の医療政策にも大きな影響を与えた。

 論告などによると、K被告は平成16年12月17日、子宮と胎盤が異常な形で癒着した「癒着胎盤」の症例だった女性の帝王切開手術を執刀。子供は無事に生まれたが、女性は子宮から胎盤をはがす際に大量出血し、死亡した。また女性の死亡を24時間以内に警察署に届けなかった。

 検察側は、「剥離(はくり)を中止して子宮を摘出すべきだったのに、無理に続けて失血死させており、過失は明白」と主張。これに対し、弁護側は「剥離を始めれば、完了させて子宮の収縮による止血作用を期待するのが産科医の常識であり、臨床現場では、検察側が主張するような措置を取った例はない」として、検察側に反論していた。

 また、検察側は「事故後、自分の過失で失血死させた可能性を被告自身が述べており、異状死と認識していたことは明らか」として、異状死を届けなかった医師法違反を指摘。一方、弁護側は「被告は異状死と認識していなかったうえ、上司と相談して届け出なくていいと指示されていた」と主張していた。



帝王切開死で産科医に無罪 福島地裁、医療界に影響

2008/08/20 10:24 【共同通信】
http://www.47news.jp/CN/200808/CN2008082001000155.html

 福島県大熊町の県立大野病院で2004年、帝王切開で出産した女性=当時(29)=が手術中に死亡した事件で、業務上過失致死と医師法違反の罪に問われた産婦人科医K被告(40)に対し、福島地裁(鈴木信行裁判長)は20日、無罪判決(求刑禁固1年、罰金10万円)を言い渡した。

 「基本的な注意義務に反し過失は重大」とした検察側に対し、弁護側は「可能な限りの医療を尽くした」と無罪を主張、全面的に争っていた。

 医療行為の過失を問われ医師が逮捕、起訴された事件は医療界の反発を招き、全国の産科医不足に拍車を掛けたとされる。この日の司法判断は医療界に大きな影響を与えそうだ。

 公判では、子宮に胎盤が癒着した極めて珍しい症例をめぐり、被告が胎盤をはがす「はく離」を続けた判断の是非などが争点になった。

 論告によると、K被告は04年12月17日、女性の帝王切開手術を執刀。子宮摘出など危険回避措置を怠り、クーパー(手術用はさみ)で癒着した胎盤をはがし、大量出血で死亡させた。「異状死」なのに24時間以内に警察に届けなかったとして医師法違反の罪にも問われた。






産婦人科医に無罪=医療ミスを否定−帝王切開死亡事故・福島地裁

時事ドットコム 2008/08/20-10:18
http://www.jiji.com/jc/c?g=soc_30&k=2008082000504

 福島県立大野病院(同県大熊町)で2004年、帝王切開手術で出産した女性=当時(29)=が大量出血して死亡した事故で、業務上過失致死と医師法違反の罪に問われた産婦人科医K被告(40)の判決公判が20日、福島地裁であり、鈴木信行裁判長は被告の医療ミスを否定し、無罪(求刑禁固1年、罰金10万円)を言い渡した。

 執刀医による手術時の判断について刑事責任を否定した判決は、今後の医療過誤事件に大きな影響を与えそうだ。

 胎盤を子宮から剥離(はくり)した際に大量出血を予見できたかと、剥離を中止して子宮摘出に移る義務があったかが、最大の争点となった。

 被告側は、剥離中の出血は少なく、出血量の急増は予測できなかったと主張。「剥離を開始したら完了させ、それでも出血が止まらなければ子宮を摘出するのが、一般の医療水準だ」として、処置は適切だったと訴えた。検察側は、通常は使わないクーパー(手術用はさみ)を使い胎盤をはがしたことなどから、「出血で死亡する危険性が高いと予見できたのに、無理な剥離を漫然と継続した」と非難していた。









今は手術の合間で書いてます。




とりあえず

速報あげておきます。







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いやっほおおおおおお!!!!

基本的には喜ばしいのですが、これで、医療崩壊戦線は本土決戦突入かと思うと少々複雑です。

安心ですが、複雑な気持ちです。

予想通りの無罪判決で一安心です。

ただ、今後「医師会や学会などの圧力で無罪にせざるを得なかった」などのトンデモ報道が起きないか心配ですね。それも検察の動き次第かと。
控訴するならそういう論調が日産経あたりから出そうです。

あと、「無罪であり、医師に過失はない」と認定されたということは、亡くなられた患者に対する補償もされなくなる(保険から支払われることがなくなる)ということでもあり、当初の病院・医師・遺族すべての思惑が捻じ曲げられた事件になってしまいましたね。

今日は無邪気に♪

判決内容や続報記事、とくに検察側が即日控訴などを行なえば嫌でも触れなければなりませんが、知らないうちは無邪気に喜んでおきたいと思います。

当然の結果

10年ドロッポ先生の気持ちも分かりますが、K先生はやはり有罪になるべきでないですよね。とにかく、よかった。

いかに日本の警察や検察、マスコミがアホかということが、露呈された象徴的な事件であったといえましょう。とは言え、まだ地裁です。油断は禁物です。

Seisan様、

>亡くなられた患者に対する補償もされなくなる(保険から支払われることがなくなる)ということでもあり、

当然です。つーか何を甘っちょろい事を…。加藤先生(とりあえず冤罪は晴れたので先生の名誉回復の為にも今後はむしろ実名表記が望ましいと私は考えます)にはまったく落ち度はなく、そもそも賠償の必要等なかったのですから。妙な仏心、というより事なかれ主義のせいで加藤先生は…、つーか保険金詐欺だか税金の虚偽搾取ではないですか。

あと、遺族を叩くべきではない、との意見もありますが私は同調出来ません。妻を亡くして取り乱しているからといってやっていい事と悪い事、言っていいことと悪い事があります。医師が結果責任を問われるなら遺族も問われるのが平等ってものです。

*上記コメントに誹謗中傷の意図はありませんが、訴状が来たらこっちに廻して下さい。<中間管理職様

「なぜ事故が」…帝王切開死、専門的議論に遺族置き去り

http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20080820-OYT1T00370.htm?from=top

 産科医不足を加速させたとして医療界が注目した「大野病院事件」に、無罪の司法判断が下った。

 帝王切開手術で女性(当時29歳)を失血死させたなどとして、業務上過失致死罪などに問われた加藤克彦医師(40)に対する20日の福島地裁判決。

 加藤医師は落ち着いた表情で判決を聞き、傍聴席の最前列に座った遺族は顔をこわばらせ、無念さをにじませた。

 加藤医師は、白のワイシャツにグレーのスーツ姿で一礼して入廷し、直立不動で言い渡しを待った。

 「被告人を無罪とする」。主文が読み上げられた瞬間は、冷静な表情のまま、わずかに頭を下げた。

 判決理由の中で、帝王切開手術を再現し、経緯を検証する部分では、うっすらと浮かんだ涙をハンカチでふいた。弁護士に声をかけられると、うなずいて「問題ない」という合図を送り、冷静な表情に戻った。

 一方、亡くなった女性の父親、渡辺好男さん(58)は、最前列で傍聴した。主文読み上げの瞬間、驚いたような表情で鈴木信行裁判長を見上げた後、厳しい視線を加藤医師に投げかけた。

 渡辺さんは判決前、「なぜ事故が起きたのか、なぜ防げなかったのか。公判でも結局、何が真実かはわからないままだ」と話した。

 あの日、妻(55)から「生まれたよ」と連絡を受けて病院に向かった。ハンドルを握りながら、娘に「もうすぐクリスマスとお正月。二重三重の幸せだな」と声をかけようと考えていた。

 病院に着くと悲報を聞かされた。1か月前、左足を縫うけがをした渡辺さんを、「体は大事にしなよ」と気遣ってくれた娘だった。

 帝王切開で生まれた女の子と対面した娘は、「ちっちゃい手だね」とつぶやいたという。これが最期の言葉になった。娘の長男が「お母さん起きて。サンタさんが来ないよ」と泣き叫んだ姿が脳裏から離れない。

 「警察に動いてほしかった」と思っていた時、加藤医師が逮捕された。

 「何が起きたのかを知りたい」という思いで、2007年1月から08年5月まで14回の公判を欠かさず傍聴した。証人として法廷にも立ち、「とにかく真実を知りたい」と訴えた。「大野病院でなければ、亡くさずにすんだ命」と思える。公判は医療を巡る専門的な議論が中心で、遺族が置き去りにされたような思いがある。

(2008年8月20日13時04分 読売新聞)

無罪判決に産科医、身じろぎせず 遺族は涙

http://sankei.jp.msn.com/affairs/trial/080820/trl0808201140001-n1.htm

 手術中の判断をめぐり、執刀医の刑事責任が問われた福島県大熊町の県立大野病院で発生した妊婦死亡事件。病院の調査委員会が報告書を作成し調査を終えた後の逮捕・起訴に医療界からは「通常の医療行為で逮捕されれば現場が萎縮(いしゅく)する」などと強い反発の声があがっていた。全国で産科医の不足や過酷な労働状況が指摘される中、福島地裁が下したのは、医師の裁量を認めた「無罪」判決。法廷内ではさまざまな感情が渦巻いた。

 午前10時過ぎにダークグレーのスーツを着て入廷した加藤被告。裁判官に向かって一礼をした後、傍聴席の被害者家族が座っている方向に向け、深く頭を下げた。

 鈴木信行裁判長に名前などを確認されている間は、緊張からか、せわしなく両手を動かしていたが、「無罪」の主文が言い渡されると、身じろぎせず聞き入った。

 加藤被告は女性が死亡した後も大野病院ただ一人の産婦人科医として勤務し、平成18年2月18日の逮捕時にも、約10人の入院患者と20〜30人の外来患者を抱えていた。妻も第一子の出産間近で、加藤被告は自分で子供を取り上げる予定だったという。


 しかし逮捕で状況は一変。妻の出産に立ち会えず、患者のケアも不可能になった。保釈後も現場に復帰せず、休職を続けていた。

 主任弁護人の平岩敬一弁護士は加藤被告の近況について「謹慎に近い状態で、医学博士の学位を取るために自宅で研究を続けていた」と話す。

 今年5月に開かれた最終弁論では、加藤被告は「もし再び医師として働けるなら、もう一度地域医療の一端を担いたい」と希望を述べていた。

 一方、被害者女性の家族もまた、「無罪」を言い渡した裁判官を見据えながら判決に聞き入った。女性の父親は、祈るような形で手を組み合わせたまま、唇をかみしめ、判決理由に耳を傾けた。

 女性の父親や夫は1月の意見陳述で「この事件で、閉鎖的だった医療界が国民の関心の的になった。事件が開かれた医療のあり方や臨床の実態を考えるきっかけになることを願う」と希望した。

 同時に、「幼くして母を失った子供を見るとふびんになる」「夜中、突然目が覚めるという状態が続いている」「わが家の生活から笑顔が事件以来、無くなってしまった」などと、事件後に家族の生活が様変わりした苦しみを吐露し、加藤被告に対して厳罰を望んでいた。

 判決の朗読が始まって5分ほど経った後、うつむいた父親が突然涙をこぼし始めた。感情を抑えられない様子で、ハンカチを取り出しては、涙を何度もぬぐっていた。

大野病院事件無罪判決 裁判以外の解決策を

http://sankei.jp.msn.com/affairs/trial/080820/trl0808201148002-n1.htm

 薬剤の誤投与など明らかな医療ミスではない医療事故をめぐって医師の刑事責任が問われた大野病院事件で、20日の福島地裁判決は、医師の裁量を認め、無罪とした。医療行為の是非をめぐる刑事責任追及の難しさを改めて示したといえる。

 産科医の減少、相次ぐ産科の閉鎖…。事件は医師不足を加速させ、特に地域医療に深刻な打撃を与え、国の医療政策にも大きな影響を与えた。

 「通常の医療行為に刑事司法が不当に介入した。医療が萎縮(いしゅく)する」。医師の逮捕後、日本医学会など、100を超える医療関連団体も相次いで抗議声明を発表。困窮する実情を受け、医療界は、医師に病死以外の異状死の届け出を義務付けた医師法21条の見直しや、警察以外の第三者機関による死因究明制度の設置を国に要請した。

 国は、産科の人材や機能の集約化を打ち出し、医師に過失がなくても患者を補償する「無過失補償制度」の設置を決定するなど対応をとってきた。

 医療界は判決に胸をなでおろす結果になったが、今回の事故の遺族は「なぜ亡くなったのか」と、やりきれない気持ちを抱えたままだ。

 多くの医療事故の遺族は

、必ずしも負担の大きい裁判を起こさずに事故の真相を知りたいと考えている。

 昭和大学医学部の岡井崇教授は「刑事責任を問うことで、医療事故の再発防止や真相を究明することにはならない」と指摘する。

 国は、公平な立場で医療の専門家が事故を分析し、死因究明を行う国の新組織「医療安全調査委員会(仮称)」の創設を急いでいる。事件は刑事、民事を問わず、裁判での医療紛争解決の難しさを浮き彫りにした。裁判以外での患者と医療界の不信感を埋め、解決手法のあり方が求められる。(神庭芳久)

今回の一件を拝見していると、どうも福島県が「加藤先生に過失がある」とした調査結果を出したのがそもそものボタンの掛け違いの始まりであったように思います。その調査結果を見て、「それなら刑事裁判で裁いてほしい」と思う遺族の心情も理解できなくもないわけです。

やはり、今回は不当な調査報告を出した県が一番悪いのではないでしょうか?


追記:
>今回の事故の遺族は「なぜ亡くなったのか」と、やりきれない気持ちを抱えたままだ。

病気で亡くなったという事実を受け入れることができないからといって、その不満を医療者にぶつけるのが正しいと思いますか?医療者は夫婦喧嘩のときのお茶碗ではないのですが。

万歳です。

モンスターペイシェントvs病院

こんな国のミスリードにはまらなかった判決に万歳!!!

控訴【断念】って、当たり前。

(昔からrom専の貴ブログファンでしたが、嬉し過ぎて初カキコ)

無罪が確定した場合、加藤医師に対する賠償請求などは行われるのでしょか?
仕事も十分にできず、収入も減っているでしょうからその分の保障もなされるのでしょうか?
詳しい方教えてください。

一方、亡くなった女性の遺族もまた、「無罪」を言い渡した裁判官を見据えながら判決に聞き入った。「県立大野病院でなかったら、亡くさずに済んだ命。許せない」。これまでの公判で涙ぐみながら訴えた父親は、この日、祈るように両手を組み合わせたまま、判決理由に耳を傾けた。(8月20日15時50分配信 産経新聞)





 判決の朗読が始まって5分ほどたった後、うつむいた父親が突然涙をこぼし始めた。感情を抑えられない様子で、手にしたハンカチでいくども涙をぬぐった。

日経新聞

http://www.nikkei.co.jp/news/shakai/20080820AT1G2000320082008.html
 医療事故に対する刑事責任追及の是非が議論となるなか、今回の判決で専門的な医療事故に対する刑事捜査の限界を指摘する声も高まりそうだ。(11:49)

これ
現在は以下に差し替えられています
抗議があったのでしょうか


→  事件を巡っては、学会などが「標準的医療行為をした医師を警察が逮捕するのは不当」と相次ぎ声明を発表、医師不足が指摘されるなか、特にリスクが高い産科医離れを加速したと非難、注目された。


医療界挙げて被告の医師支援…帝王切開死判決

http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20080820-OYT1T00414.htm?from=top

 帝王切開手術で女性(当時29歳)を失血死させたなどとして、業務上過失致死罪などに問われた加藤克彦医師(40)に20日、無罪を言い渡した福島地裁判決──今回の公判では、産科の臨床医の権威が弁護側証人として出廷するなど、医療界挙げて被告を支援する形になった。

 背景には、1999年に東京都内の病院で起きた点滴ミス隠し事件などを契機に広がった医療不信の中で、難症例を扱った医師が逮捕され、深刻な医師不足を招いている現状への危機感がある。

 医療不信の広がりは、横浜市大病院で2人の患者を取り違えて手術した事件と、都立広尾病院で誤って主婦に消毒液を点滴して死亡させ、ミスを隠そうとした事件が99年に相次いで起きたことが契機になった。

 以後、遺族の処罰感情などを背景に捜査機関が医師個人の責任を問うケースが急増。2002年には東京慈恵医科大付属青戸病院で、経験のない医師3人が難度の高い腹腔(ふくくう)鏡下手術を行って患者を死亡させる事件も起きた。警察庁によると、警察から検察への送致件数は、99年の10件から00年は24件に増え、06年には98件になった。

 捜査とは別に、厚生労働省は05年9月、病理解剖学などの医療関係者と法律家で構成される医療版「事故調査委員会」を4都府県でスタートさせた。

 こうした状況の中、06年2月に加藤克彦医師が逮捕された。その直後から日本産科婦人科学会など100近い団体が抗議声明を出したのは、「わが国の刑事裁判史上かつてない」(弁護側)状況だった。

 事件で問われたのは、女性の胎盤に対する処置。女性は胎盤が通常より低い位置にある「前置胎盤」で、産道につながる子宮口を完全に覆っていた。さらに「癒着胎盤」を起こし、胎盤を無理にはがすと大量出血する恐れがあった。癒着胎盤の処置を巡り、公判では「子宮摘出に移るべきだった」とする検察側と、「最後まではがすのが標準的な医療」とする弁護側が激しい応酬を繰り広げた。

 弁護側は、周産期医療の権威とされる池ノ上克(つよむ)・宮崎大医学部長と岡村州博(くにひろ)・東北大教授を証人に呼んだ。2人は「被告の処置に間違いはない」と述べた。

 これに対し、検察側の立証は押され気味となった。検察側証人の田中憲一・新潟大教授は「はがすのが難しくなった時点で、直ちに子宮摘出に移るべき」と証言したものの、どの時点で子宮摘出を決断するかについては、「そこは医師の判断」と断言を避けた。

(2008年8月20日14時38分 読売新聞)

今後のリスクマネージメントとして

加藤医師、大野病院、産科学会は、遺族、検察、警察、マスコミを訴え返すべきです。
「全国の医療関係者に苦痛を与えた。謝罪と保証を!」で
天文学的数字をつきつけてやったらよいのです。

「とりあえず医者訴えて、勝てればラッキー、負けて損なし」な風潮を許さないためにも、厳しく厳しくいかないと。

「遺族もつらかったのだから」とかで訴えないとかは最低。
そういった「なぁなぁ」「沈黙は金」を貫いてきて
それをいいように使われて搾取され尽くしたのも医療崩壊の原因です。

ダメな先輩が作った最低の状態を味あうのは我々だけで十分です。
我々の後輩にはツケをまわさないようにしたいものです。

田中憲一・新潟大教授

それにしても、田中憲一・新潟大教授って何者なんでしょうかね。産婦人科医、産婦人科学会、新潟大学医学部での評価を知りたいです。

お逃散(低酸素脳症)さんへ
今回は刑事事件のため、遺族は関係ありません。

しかし、職権乱用で検察、警察にたいしては行政訴訟を、また冤罪として国に損害賠償訴訟をぜひ起こしてもらいたいものです。

このようなケースで国を相手に損害賠償請求訴訟して勝訴した例はありますか?

コメントの流れが

コメントの流れに少し気になったのですが
今回の逮捕それ自体を問題とするのは、患者の死亡自体を問題とする構図に近いと思います。
逮捕はあくまで取り調べの一形態なので
但し、逮捕にも要件があり それに合致していなかったと言う批判は為されるべきだと思います。

良かった

本当に良かったですわー。
それにしても、大変な裁判だったようですねー。
検察側の主張もおおかた認めて、でも一般的にやっている事だから、それを罰してはいけない。
っていう事だから。

やっぱ、調書にサインしちゃ駄目なんですねー。

ポツダム宣言?

10年前にドロッポしました。サマ
基本的には喜ばしいのですが、これで、医療崩壊戦線は本土決戦突入かと思うと少々複雑です。
⇒ 私も、同様に感じています。 判決内容は、妥当なものだと思います。 しかし、仮に有罪判決が出ていたならば、医療戦線の瓦解・医療崩壊の完成が早まります。 そのことによって、医療者も国民も次のステージに速やかに至り、結果的に犠牲者は少なくなるかもしれない。
  医療崩壊の歴史の中で、この裁判の位置づけは、どうなるのか? 将来振り返ったとき、『ポツダム宣言』の『受諾拒否』。 そして来るべき『本土決戦』⇒『一億総玉砕』へ。 そうならないことを、切に願います。
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中間管理職:
このブログの管理人。
ID上、ブログではmedさんとも呼ばれてます。

某大学医学部を卒業
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医師免許取得: 医師にはなったけど…(笑)
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大学院卒業(医学博士): 院生は学費支払って給料なし(笑)
 ↓
さらにアメリカの大学勤務(激安給料)
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日本の大学病院勤務: 労働基準法が存在しない空間

というフルコースをこなしたため貧乏から抜け出せず(笑)。
 ↓
大学から地域(僻地ともいう)の救急医療で疲弊し…
 ↓
開業、借金は天文学的数字に…(爆)


今は開業して院長になりました。
でも、教授に内緒で開業準備していたころのハンドルネーム”中間管理職”のままでブログを運営してます。

ブログは主に
日本の医療制度(医療崩壊)、僻地医療事情、開業にまつわる愚痴(笑)と、かな〜り個人的な趣味(笑)のトピックスです。

よろしくお願いいたします。


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