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■新たな刺客 救急隊 「救急受け入れ 49回拒否の事例も 体制不備 病院も苦渋」

消防関係者は病院を

マスコミに売り払っています。




当然、「自分たちは悪くなく、

受け入れられない病院側が悪い」

という理屈です。



彼ら消防は、

「受け入れ拒否」

マスコミ通称「たらい回し」

という日本語の誤用で、

「悪の医療機関リスト」を

マスコミに垂れ流して保身に勤めています。




しかし、

救急体制を整備するのは

基本的に国や地方自治体の責任です。

個々の医療機関に

無理難題を押し付ける形で、

親方日の丸救急隊は

救急搬送を押し付けています。





救急隊は病院に運んだもの勝ちですから。

運んでしまえば仕事は終わり。

あとはどうなっても知りません。





時には患者の状態のウソをいい、

(軽症を装って搬送したら瀕死の重傷だった、とか)

時には医師を恫喝して、

救急を受け入れさせる救急隊もいます。




せっかく受けても、

その後は「個々は受け入れてくれる」

とばかりに続々と救急車が来る、

という事になり、

結局は医師がもたない、

という事も良くあります。



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救急受け入れ 49回拒否の事例も 体制不備 病院も苦渋

2008年3月11日 読売新聞
http://www.yomiuri.co.jp/iryou/news/iryou_news/20080311-OYT8T00437.htm

 一秒でも早い治療が必要な患者を乗せた救急車が、受け入れ先が見つからずに立ち往生している。総務省消防庁の全国調査は、こんな危機的な現状を浮き彫りにした。

 消防関係者は「搬送中の容体悪化など最悪の事態が、いつ起きてもおかしくない」と指摘するが、医師不足に苦しむ医療機関からは「受け入れたくても体制が整っていない」という嘆きが聞こえてくる。

 重症患者についての今回の調査で最多の49回の受け入れ拒否があったのは東京都の例。昨年3月、呼吸器疾患などの既往症がある70歳代の女性が自宅で呼吸困難を訴えた。救急隊などが受け入れ先を照会したが次々に拒否され、約4時間半後に民間の救急病院に収容された。女性は重症の肺炎だったという。

 埼玉県春日部市では昨年8月19日夜、精神疾患の既往症がある40歳代の女性が、睡眠薬を大量に飲んで中毒を起こし、家族が119番通報した。しかし、内科と精神科に対応がまたがることが障害となり、受け入れ先が決まるまでに、照会は35回に及んだ。

 福島市では昨年11月11日夜、乗用車にはねられ全身を強く打った70歳代の無職女性が、市内4病院から「ベッドが満床」「医師が専門外」などとして、計8回受け入れを拒まれた。約1時間後に搬送先が決まったが、事故から6時間後に脳挫傷で死亡した。

 受け入れを断った同市内の病院によると、当時、集中治療室のベッドが満床で当直は整形外科と内科の医師2人だった。脳外科の治療も必要と考え、対応は困難と判断したという。同病院総務課は「受け入れたくても体制的に無理だった」と説明している。
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質問:

脳挫傷の患者さんを

内科と整形外科の医師が受け入れるべきか?




当たり前のことを言っても

すでにマスコミは聞きいれる様子は

全くないようです(笑)。




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重症救急「拒否」1万4387人 都市部に集中…実態調査

2008年3月11日 読売新聞
http://www.yomiuri.co.jp/iryou/news/iryou_news/20080311-OYT8T00442.htm

 全国で昨年1年間に救急搬送された重症患者のうち、3・9%にあたる1万4387人が、医療機関に3回以上受け入れを断られていたことが11日、総務省消防庁の初の実態調査でわかった。

 地域別では奈良、東京、大阪の3都府県が10%を超えるなど、首都圏や近畿圏に集中。搬送先が限られる地方よりも、病院の数も質も比較的充実している都市部で受け入れ拒否が恒常化している実態が浮かび上がった。

 調査は、昨年12月に大阪府で救急患者が病院に受け入れを相次いで断られ死亡した問題を受け、全国の消防機関を通じて実施。入院3週間以上と診断された重症患者のうち、転院搬送などを除いた36万8226人について調べた。

 受け入れを3回以上断られた例があったのは福井、島根県以外の45都道府県。10回以上の22都府県1074人のうち、614人を東京都が占めた。受け入れが決まり、搬送を開始するまでの時間は、30分以上が1万5656人。1時間以上が1721人で、2時間以上も153人いた。東京都では4時間13分かかったケースもあった。

 医療機関が受け入れを断った理由は、医療機器や医師の不足などによる「処置困難」が22・9%で最多。以下、「満床」22・2%、「(医師が)手術・診察中」21%の順だった。

 都市部に救急搬送の拒否事例が目立つことについて、総務省消防庁は「病院数が多いため要請を拒否される件数が増えるほか、病院同士で『あちらの病院の方がいいのではないか』と“けん制”し合っているのでは」とみている。

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>医療機関が受け入れを断った理由は、医療機器や医師の不足などによる
>「処置困難」が22・9%で最多。
>「満床」22・2%、
>「(医師が)手術・診察中」21%の順だった。





えーっと、

これらは、断る理由として

不適切なんでしょうか(笑)?




処置困難、きちんと処置できる病院で

診て頂かないと、

裁判では「有罪確定」という判決が

山のように出ていますから、

きちんと裁判所の判断にもとづいて

医療機関は行動していると思います。




「満床」とは、ベットが一杯、

という事ではなく、

病院の能力の限界まで患者さんが

入院している、という意味です。






そして、医師が手術しているのに

救急をみれ、と(笑)?



例えば、仮に

新聞記者のご両親が”手術”している最中に、

救急隊から連絡が入って、

見も知らぬ患者さんのために

その方の手術を途中で中止して

救急患者さんを診たりすることは

果たして許されるのでしょうか?



何だかすごい事になっています。

消防による救急患者の責任のなすりつけ。

こんな事をすると

ますます腹が立って

救急をやめる医師が増えるでしょう。



だって、どれだけ努力しても

悪者なら、やってられませんから。














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コメント

No title

FC2ですか
すっきりして使いやすいです 自分は好きです

記事に関して
自分は昔っから、僻地で他に受け入れ施設が無い地区以外、自分の手に負えないと判断した受け入れ要請は断ってきましたが、最近仲間が多いことを知り安心しております。ある意味報道のおかげです^^
出来ないことはしない、安請け合いはしない。
なんと誹られようと、人の噂も75日。訴訟になるとその何倍もの時間を浪費します。
もしくは注意一秒、怪我一生。

> こんたさん

ファーストコメント、ありがとうございます!!

本当に緊張していました(笑)。

もしも誰も見ていなかったらどうしよう…。

なんてね(笑)。

今後ともよろしくお願いいたします。

お疲れ様です

わーい、引っ越しだー(意味なし)

ついでに病院に居座っている長期入院の患者さま方にも引っ越していただきたいものです。救急受け入れの余力を作るためにもね。

だいたい、受け入れができないのはどうしようもない。
最近勤務医の過重労働がやっとクローズアップされ始めましたが、一方でこの叩き方ですからね。
そのうち、「受け入れなかった」ということで訴訟になり、裁判で負けてしまうようなことがないか心配です。

>Seisanさん

いつもありがとうございます。

ご指摘のように、救急関連では、裁判では負け、そのとおりにしたら実際の活動では叩かれるという、誠にへんな展開になっております。

皆さん声を大にして言いましょう。
「裁判所に文句をいえ!」と。

我々医師は、裁判所の判決に従っているだけです。それを、問題視されること自体が問題ではないでしょうか?司法あるいは行政のどちらかが間違っているのです。

今後ともよろしくお願いいたします。

あたらしー♪

 ブログのお引越し、おめでとうございます☆。またこちらでもよろしくお願いします。医療崩壊の報道がさらに「崩壊」の燃料になっているような・・・気がしないでもないです。現場への無理解とまではいいませんが、中途半端な報道が「逆」に作用しやしないかとひややかな目で最近は見ています(--メ)

>skyteamさん

コメントありがとうございます!

引っ越してみて、はじめてブログのこと、全然知らないんだな、と思いました(笑)。
すこしずつ勉強させてもらっています。

これからもよろしくお願いいたします!!

fc2ぶろぐ引越しおめでとうございます

いつも愛読させていただいております。お引越しお疲れ様です。

スレ違いですがひとつ。
私もあまりブログのことには詳しくないのですが、fc2は割と評判のいいところだと認識しています。アニメブログのほうでの知り合いにはfc2の方も沢山おられますし。
ただひとつだけ、皆様が口をそろえて言うには、ほかブログ会社とのトラックバックの相性があんまりよくないそうです(送るほうも、送られるほうも)。
ただし、その相性問題はブログのサーバーに依存しているらしく、相性のいいサーバーは問題を起こさないということでした。
…すいません、私自身がfc2でないということもあり、「聞いた話」しか言えないのは非常に恐縮ですが、お許しください。

…蛇足かなぁ、せっかくお引越しされたのにこんなこと書いて嫌がられるかなぁと思いましたが、とりあえず「TB関係で困ったときの鑑別診断」の材料となれば幸いです。

>医療報道
感情がすれて来ました。「もうどうにでもなれ」状態です…。

No title

たしかにトラパは今一つのようです
アメブロなどにトラパしてもいつも蹴られていました^^

お引っ越し

お引っ越しおめでとうございます。

長期入院患者のお引っ越しですか・・・・。

こんなのどうでしょう。

当病院のシステムダウンのため、メンテナンスのため日中のあらゆる業務が長期停止します。
今回のシステムダウンは当病院に夜間に過剰な負荷がかかった為と推測されておりますが、現状のシステムでは対処は困難です。
従いまして、当病院では今後同様のメンテナンスを定期的に実施することにより事態を回避していきたいと考えております。
ご利用の患者様方におかれましてはご理解と、夜間負荷の軽減にご協力をお願い申し上げます。

・・・・・・

>三上藤花さん

いつも大変お世話になっております。
コメントありがとうございます!

Fc2もなんだか、ほにゃららで(笑)、アメブロと全然勝手が違い、混乱しております。わたしはTB連発する方ではないので、まあ我慢できるかな…(笑)。

3月中は試行期間だと思っていただけましたら幸いです。またお引越ししていたらゴメンナサイ(笑)。

これからもよろしくお願いいたします!!

>雨風呂病院さん

コメントありがとうございます!

>当病院のシステムダウンのため、メンテナンスのため日中のあらゆる業務が長期停止します。

…(笑)。
一度、やってみたいですね、実際の外来で「今日はやってないよ」って。
ブログはマイペースでやって行きたいと思います。

これからもよろしくお願いいたします!!

お引越しのお祝い返しは微笑みにして~♪(古い!)

うーん、今時、救急なんかやってる奴が間抜け、としか言いようがないのですが…。

救急隊なんて

モンスターな人が昔からいっぱい。公務員だけに保身に長けた人もいっぱい。どれだけむかつくことが多かったことか。

患者さんもぜひ救急隊を訴えて、面白い判例を引っ張りだしてみてもらいたいもんですね。「無理矢理患者をおいてこなかったから損害賠償を命ずる」とか。「手のあいた医師を見つけられなかったから有罪」とか。

そして、無理矢理患者をおいていった救急隊は病院が訴える、と。

消防が提供しているのは「事実」と「統計」であって、それを「解釈」もしくは「歪曲」しているのはマスコミです。

強制的に命じて介護をさせる??

今朝のNHKニュースで、http://www.nhk.or.jp/news/k10013354581000.html

刑務所の過剰収容を解決するために、刑期の改革案として、社会復帰をスムーズに図るために刑期の短縮と社会奉仕命令による清掃作業や介護施設での介護のボランティアをさせることを法務省が検討中とありました。また執行猶予中の人も、実刑とのバランスが軽すぎるので、社会奉仕を義務づけるといっていました。
今後は介護職は、刑期代わりにさせられる仕事となるのでしょうか?
道路掃除と同じ扱いの命令されて義務的にさせられる(罰としての)介護職になるなら、さらに人手不足が進むのではないでしょうか?
介護される方も、気の毒でかわいそうです。

医療や介護などの仕事は、強制させて無理やりにさせなくては担い手がいないほど人手不足だし、刑務所も空くし丁度いいということなのでしょうか?
NHK特有の言葉使いかもしれませんがとても気になりました。

NoTitle

悪者探しをはじめたら キリがないと思うよ。

>悪者探しをはじめたら キリがないと思うよ。

名無しさん、コメントありがとうございます。

>悪者探しをはじめたら キリがないと思うよ。

お、おう。

ここはそういうブログですので、
ブログの存在意義を問うようなご意見にたじろいでます。

まあ、世の中すべて善人だ、という立場に立っておられるようなので、素晴らしいと思います。私にはとうてい出来ない境地です。一度、ご教示願いたいものです。

これからもよろしくお願いいたします。


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中間管理職: このブログの管理人。
ID上、ブログではmedさんとも呼ばれてます。

某大学医学部を卒業
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医師免許取得: 医師にはなったけど、医療カーストの一番下でした。
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大学院卒業(医学博士): 4年間、院生は学費支払って給料なし。
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さらにアメリカの大学勤務: 激安給料
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日本の大学病院勤務: 労働基準法が存在しない。

フルコースをこなしたため貧乏から抜け出せず。
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大学から地域(僻地ともいう)の救急医療で疲弊しました。
 ↓
田舎で開業、借金は天文学的数字に。


今は田舎で開業して院長になりました。
でも、教授に内緒で開業準備していたころのハンドルネーム”中間管理職”のままでブログを運営してます。

ブログは主に
日本の医療制度(医療崩壊)、僻地医療事情、開業にまつわる愚痴と、かな~り個人的な趣味のトピックスです。

よろしくお願いいたします。


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