2008/07/27
■「経済は感情で動く―― はじめての行動経済学」 マッテオ モッテルリーニ
行動経済学の新しい本です。
いつも思うのですが、
こういう本を読んでいる人と、
読んでない人は、
きっと視点が全然違うんだろうな…、
って。
例えば、
デジタルカメラ。
A 3万8000円
B 7万6000円
ならどちらを買いますか?
でも、
見せられたデジカメのリストが、
A 3万8000円
B 7万6000円
C 12万8000円
なら?
きっと、
ABCの3つある方では、
真ん中のBを選ぶ人が、
増えるはず。
でも、
売っているものの本質は
全然変わらないのにね(笑)。
そんな本です。
クリックするとアマゾンに飛びます。
![]() | 経済は感情で動く―― はじめての行動経済学 (2008/04/17) マッテオ モッテルリーニ 商品詳細を見る |
現在の経済は
どのような理屈で
一般の方の消費行動を
つかもうとしているか?
それを利用しているのか、
利用されているのか?
あなたは
どちらの側に立ちたいですか(笑)?
今回、内容を読んで
あれ?
と思った方もいるはず。
そうですね、
やはりこういう本は
データが重複することが多く、
こちらを読んでいる方には
見たことがある論文データが
多いと思います。
![]() | 人生と投資のパズル (文春新書) (2004/02/22) 角田 康夫 商品詳細を見る |
去年紹介させてもらっています(1)。
良著です。
ただ、
今回紹介する
「経済は感情で動く―― はじめての行動経済学」
の方が
きっと読みやすいと思います。
ご参考になりましたら
幸いです。
(1)
■人生と投資のパズル 角田 康夫
http://ameblo.jp/med/entry-10049937208.html
コメント
客の立場の本では
うな丼とか寿司とかで、松(特上)・竹・梅があるなら
松→高級なネタが多い割りには、竹との料金差はそれほどない
梅→竹との料金差ほどには、原価の差はない
というわけで、「松か梅を頼もう」ってのがありました。
店側と客側の読みあいみたくなっていますね。
2008/07/27 16:59 by パン URL 編集