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■産科医師の禁断のささやき(笑) 「新任産科医が辞意 藤枝市立総合病院 」

これがニュースなんだ(笑)…。



>50代の男性産科医が、周囲に辞意を漏らしていることが24日、明らかになった。



周囲に辞意を漏らすだけで

ニュースになる土地って…(笑)。




さすが、

藤枝市立(1)。

藤枝は

記事、一杯あります(笑)。








>医師は「1人では自信がない」周囲に言い始めているという。



ささいな会話が

新聞に取上げられるなんて、

まるで”軟禁されているような”

状況ですね(笑)。









新任産科医が辞意 藤枝市立総合病院
静岡新聞 07/25 08:02

http://www.shizushin.com/news/social/shizuoka/20080725000000000009.htm

 藤枝市立総合病院(藤枝市駿河台、毛利博院長)に6月1日から赴任している50代の男性産科医が、周囲に辞意を漏らしていることが24日、明らかになった。同院や市は慰留に努めているが、赴任からわずか2カ月弱で辞職する可能性もあり、同院の産科医がゼロになる恐れが出てきた。

 複数の関係者によると、24日の市議会6月定例会終了後、毛利院長らが、病院関係の常任委員会や特別委員会の正副委員長らに状況を説明した。医師は「1人では自信がない」周囲に言い始めているという。

 同院は医師を確保できたため、今月から1カ月につき10人限定で分娩(ぶんべん)の予約の受け付けを再開した。今月の予約はゼロだが、8月は2件入っているという。

 同院は、3人の常勤の産科医が6月末で退任した。同院は新たな医師を探し、佐賀県内で開業していた男性医師の採用にこぎつけた。厚労省は、同院は産科医確保のめどが立ったとして、医師の派遣を見送ったばかりだった。同市出身の別の産科医とは現在も採用に向けて交渉中という。





産科の先生は

佐賀からつれて来られたようです(笑)。





きっと、

「大丈夫、国の産科医派遣が行われているし、

複数人で産科医療を行えますから」

といわれて佐賀から藤枝に来たんでしょう(笑)。




そしたら、厚労省は

「産科が来たら、もう派遣は打ち切りです」

といわれて、

藤枝市立も

佐賀の産科医も真っ青、

というのが流れなのではないでしょうか?




そもそも

3人の産科医が辞めた

原因を改善したのでしょうか?




それが改善されない限り、

いつまでもこんな

馬鹿げたことが

繰り返されることでしょう。











一杯あります、藤枝記事(笑)。

(1)
■「指定取り消し前提の聴聞」 藤枝市立総合病院の不適切請求:治療費負担が焦点
http://ameblo.jp/med/entry-10044418396.html


■藤枝市立病院が保険不正請求、保険医療機関取り消しへ
http://ameblo.jp/med/entry-10044123304.html

■藤枝市立総合病院「取り消し処分必至」 対応策に苦慮
http://ameblo.jp/med/entry-10037859934.html

■藤枝市立病院 続報 「産婦人科医退職へ」「保険医療機関に再指定 不正受給の藤枝市立病院」
http://ameblo.jp/med/entry-10066474173.html

■市民に初の説明会 藤枝市立病院 「この気持ちをどこにぶつけたらいいのか」
http://ameblo.jp/med/entry-10046132387.html






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コメント

自費診療

たった2ヶ月で、辞意を漏らしている、、て。
よそから、当直とかオンコールの応援があったのかな?
まったくお産の可能性がなくても、一人医長で、24時間365日オンコールすることはかなりのストレスです。
これから、本格的に、お産がはじまろうとするのに、この2ヶ月、まったくオンコールとか、当直の外からの応援がなかったら、辞めたくなるでしょうね。
きっと、今までは、ラクチンだから、当直もオンコールもそとから補充しなかったんだろうけれど、マトモな医師なら、病院から1時間以上離れたりしませんから、2ヶ月軟禁で、もう、辞めたくなるのもわかります。開業医だったら、まだ自分の判断で、好きな時に(来てもらえるかは別として)当直を呼べますから。


赴任にあたっての、最初の条件はどういうものだったか知りたいです。
ひとり産科医への藤枝市民病院以外の藤枝周辺の他の産科医のバックアップがあったのかどうか・・たぶん、なかったのでしょう。
あとは、勤務条件・・研究日など、仕事オフの日が実際に取れたのかどうか。

いくら善意の行動とは言え、もともと産科医が離散した病院にひとりで赴任すること自体、私には無謀に思えます。
この産科医先生の善意の行動は、すばらしいと思いますが。医療は個人の善意だけでは、回りません、

>藤枝市民さま。

ご紹介のページ、拝見いたしました。
イヤハヤ、こういう市民グループの存在は、ますます医師を遠ざけるというか・・・
徳州会って、いったいぜんたい。身売り話でもでてるんですか。
市民病院関係者の危機感もなにも、そもそも医者に見捨てられているわけだから、市民グループがどう騒ごうが、こないものはこない、って気がしますね。

産科医がこなかったら、おセックス(なぜか、”お”をつける)しても、妊娠しなきゃ、いいだけ。
みさかいもなく、おセックスして、妊娠したら、産科医が面倒見るのは当然、市民病院関係者が悪い、っていうだけじゃ。
北海道札幌市に続いて、出産禁止区域に認定ですか、藤枝市。

市民団体とはいうものの

藤枝市民さま

藤枝市立総合病院の再生を願う者ですか。やれやれ。

オンブズマンが公共団体の不正を糾弾するという姿勢は否定しません、たとえそれが勝手連であろうとも。ただ内容がネエ、アサッテの方向にターボが入ってます。

>これからの病院経営はいかに患者初め市民の目線で経営が出来るかに掛かっていると 言っても過言では有りません。

だからネエ、不要な職員を減らすとか、コメディの給与を見直すとか経営者目線が欠けてませんか。医者だけを槍玉に挙げてませんか。言うだけなら自分たちのフトコロは痛みませんからね。

産科医が一人部長で勤務するというのがどれだけ異常なことか気づくのが先決だと思います。まずは前任の医師たちが辞任した理由を検討しなきゃ、「医者がいなくなった、はい おかわり」という声を出しているだけですな この市民団体。

空想ですが この産科医の先生って仕事がきついというよりも病院を取り巻く異様な雰囲気に気づいて怖気づいたんじゃないかな?福島県の癒着胎盤の二の舞になったときに はてさてどんなコメントを寄せるんだろう、この団体。
なんか開業されていた産科医に因果をふくませて 襟首を釣ってつれて来た。
尾鷲に似てるなあ。

ふ~

 >島田市議会議員の皆さまなどが参加して下さる

参加するのは悪くないですし、徳洲会が参加するそうなので、どこかの市議会のように「常駐契約」とか「院内の生活スペース」に軟禁なんて結論が出ないように祈っておきましょう。

それでも徳洲会なので「救急はすべて断らないのが常識」なんて、市民団体が小躍りしそうな話は出てきても不思議無いですね。トドメでも刺したいのかな?

月に10の出産に制限っていいますが、皆さんご存じの通り年120出産は産科医の適正数ですね。

月に10の出産に制限っていいますが

皆様 一人医長をやったことがありまか。
結局24時間自宅待機なんですよ。仮にバイトが外来をやってくれたとしても いつ病棟から電話があるかわかったもんじゃない。容赦なしです。自分しかいないから。
遠出も子供の父兄参観もままならない。奥さんの話も上の空。交代してもらえる医師がいなきゃ 始終処方や点滴オーダーの問い合わせがひっきりなしに自宅まであるわけです。夜中も電話がひっきりなしで奥さんもおかしくなります。

こんな精神状態の医師がやらざるをえない診療をおかしいということから知るべきです。発狂寸前です。自分もおかしかったらしい。

急変となったら誰も助けてもらえない。おまけに書類は全部自分で片付けろと。

産婦人科もそうですが 一人医長なんて撲滅しないといけませんね。

自分のコメントに違和感

やっぱ、産科医1人ってのが適正数じゃないからか

浜松医大の産婦人科医局のコマが圧倒的に少なくて、最近では医局のほうで随分と派遣施設を整理しているようです。藤枝は、去年の「保険医療機関取り消し」、さらにそれとは別の赤字体質、その他いくつかの大人の事情から、婦人科医局の派遣施設として優先順位がかなり下がったようですね。立ち去っていた婦人科医自身も、この施設での労働状況自体に文句は言ってませんでした。ある日突然の人事、だったようで、撤退の話を聞いた彼ら自身が面食らってました。
今回赴任された現婦人科医に関しては、コメントを控えさせていただきます。外来とか当直の応援は着ているようですよ、浜医から。赴任後はまだほとんど何もされてないと思います。でも、年齢的にも、大変でしょうね。もともと開業されていたのにいきなり、ですからね。

http://fine.asablo.jp/blog/

ここはぜひ過去の記事もみていただきたい。我々は藤枝市民の奴隷医であることをいつも実感させられます。最近ここにコメントつける人は、徳○会関係者ばかりで・・・。

救急患者のたらい回し防止策を強化へ、増田総務相が方針示す

http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20080726-OYT1T00260.htm

 【ジュネーブ=山田真也】スイスを訪問中の増田総務相は25日夕(日本時間26日未明)、同行記者団に対し、重症患者らが救急搬送されながら、病院への受け入れを断られる「たらい回し」を防ぎ、円滑に患者が受け入れられるようにするため対策強化に乗り出す方針を表明した。

 消防法など関係法の改正案を2009年の通常国会に提出する方針だ。

 消防法などを改正し、都道府県単位で医師、消防などが連携する協議会の設置を法的に位置づけて連絡の徹底をはかる。消防法には、消防機関が医療機関などと協議する役割を新たに書き込む考えだ。消防向け救急医療情報システムの医療機関情報を即時更新し、患者の症状に応じた迅速な病院選定を可能にすることなどを目指す。

 救急医療情報システムは都道府県が運営しており、山形、島根、沖縄の3県を除く44都道府県が導入している。消防機関は同システムで、診療科ごとに、〈1〉手術ができるかどうか〈2〉診察ができるかどうか〈3〉男女別で空きベッドがあるかどうか――などの情報を知ることができる。

 これらの情報の更新は現在は、「1日に数回などのケースが多い」(総務省)が、即時更新されるようになれば、消防側は適切に病院を選定できるようになる。

 総務省消防庁によると、「たらい回し」は医師不足が深刻な地方圏よりも、大都市部で多く発生している。このため、消防庁は「大都市部で空きベッドなどの情報がすぐに分かるようになれば、『たらい回し』削減の大きな対策になる」としている。

 消防庁内に近く、検討会を設置し、厚生労働省とも連携を図りながら、法案作成作業などを進める。

 消防庁の実態調査では、昨年1年間に全国で救急搬送された重症患者のうち、3・9%にあたる1万4387人が、医療機関に3回以上受け入れを断られていたことが判明している。

(2008年7月26日14時44分 読売新聞)

手術室が開いたからといって

すぐ次の手術が始められるわけではありません。
働き通しの看護師さんに休憩をとって貰わねばなりませんし、麻酔科医は前の患者さんについてICUにいって術後管理をしていて手が話せなかったりします。
使いおわった手術器具を洗浄、滅菌したり部屋を片付けたり、薬品や物品を補充してやっと次の手術を受けられるようになるのです。

限られた救急車を交代勤務で使い回している消防の考えで、
ベッドあたり全然たりない人員で医療をやっているこっちのことをちょっと考えてほしいものです。

こちらも一人、そして来春ゼロに・・・・

<国立病院機構長野病院>来月から産科医1人 分娩や手術が不可能に /長野
2008年7月25日(金)18:00
* 毎日新聞
http://news.goo.ne.jp/article/mainichi/region/20080725ddlk20040009000c.html?C=S

 国立病院機構長野病院(上田市)は24日の会見で、8月1日以降、産婦人科常勤医師が1人体制になることから分娩(ぶんべん)・手術が不可能になり、診療も婦人科の外来診療のみに限定すると発表した。常勤医師も来年3月までの期限付きとしている。

 同病院の産婦人科は昭和大(東京都)から派遣されているが、4医師全員の引き揚げを通知され、昨年12月から出産予約を休止した。病院側は派遣の継続、他大学に派遣を依頼してきたが実現しなかった。2、5月に1人ずつ医局に戻り、7月中に全員引き揚げ予定だったが、常勤医師1人は確保してもらったという。

 上田・小県地域では年間1800件前後の出産があり、同病院が扱う500件弱は上田市産院と2産婦人科病院が引き受ける。ハイリスク、異常分娩は佐久、長野など周辺病院が対応する。進藤政臣院長は「産科医確保に引き続き努力するが厳しい。常勤医がいる間に助産師外来開設に向け研修を進めたい」と語った。【藤澤正和】

http://mainichi.jp/area/shizuoka/news/20080726ddlk22040136000c.html
藤枝市立総合病院:産科診療中止へ 「1人で診療不安」医師が退職願 /静岡

 医師1人体制で、今月から産婦人科の分娩(ぶんべん)受け付けを再開した藤枝市立総合病院の毛利博院長は25日、再び分娩の受け付けを中止したことを明らかにした。着任した男性産科医(56)が1人での診療に難色を示し、退職願を提出したためで、産科の診療も中止になる見通し。

 医師引き揚げで一時受け付けを中止した同病院は、医師1人が確保できたことから、今月からリスクの低い分娩に限り再開。だが、毛利院長によると、医師は国からの派遣も含めた2人体制を想定して着任したため、「1人では不安。(手術が)120%安全でなければできない」として、18日に退職願を提出した。

 今月の分娩予約はなく、8月以降の22件は他院を紹介する方針。毛利院長は「開業医や他診療科も支援すると説得したが、それでも不安ということだった」と苦渋の表情を見せた。【稲生陽】

毎日新聞 2008年7月26日 地方版

麻酔科医先生。例えば東京の救急医療の医師を一箇所の病院に集中させて、交代勤務。
東京の救急患者の全てが、その一箇所の病院に集中するから、常に満床状態。
超重症の患者しか受け入れられないから、堂々と軽症患者の救急受け入れお断りできます。
それにあわせて、欧米並みに救急車は有料化・・1回4万円から7万円とか、欧米標準にして。

すべての都道府県が同じやりかたすればいいのです。
まったく的外れの行政担当者と、医者を平気でこき使う愚かな日本国民に対しては、医者側が徹底的に戦うしかない。
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フルコースをこなしたため貧乏から抜け出せず。
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大学から地域(僻地ともいう)の救急医療で疲弊しました。
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田舎で開業、借金は天文学的数字に。


今は田舎で開業して院長になりました。
でも、教授に内緒で開業準備していたころのハンドルネーム”中間管理職”のままでブログを運営してます。

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