■「勤務医が辞める理由(中) 患者の感謝があれば… 」 ないよ(笑)

あれれ?



あれほど

医師を叩いていた

産経さん(1)は

宗旨替えですか(笑)?

【主張】妊婦たらい回し また義務忘れた医師たち
http://sankei.jp.msn.com/life/body/070831/bdy0708310502002-n1.htm







私自身、

昨日も、今日も、

夜中と朝一番に

全然、

緊急性がない患者さんで

「普通の時に受診して」

と言っても聞き入れられず、

診察させられるはめになりました…。




こういうことが続くと

救急って

”大声を出したもの勝ち”

って感じです。





理性のある医師は

”大声”を出さずに

静かに現場を立ち去り、

二度と戻ってきません。



>「せめて患者さんの理解があれば救われる」

いつのことやら…(笑)。

現時点では

まったくそのような

徴候はありません。



>96%が「宿直明けも勤務」し、3割超が「(過労死として労災認定される基準の)80時間以上」の時間外労働を行う。

はーい。

私がそうです(笑)。




当直明けに休みを

もらったこと、一度もないです(爆)。



労働時間も医師はなぜか

きちんと管理されてませんしね。

労働基準監督署は

医師を見捨てる方針のようですし…(2)。






【ゆうゆうLife】

医療 勤務医が辞める理由(中) 患者の感謝があれば…

産経ニュース 2008.7.16 07:42
http://sankei.jp.msn.com/life/body/080716/bdy0807160743003-n1.htm


 勤務医が病院を去る理由は、待遇面の不安だけではありません。当直明けも深夜まで勤務が続く状況や、事務仕事の煩雑さも要因になります。多くの要因が絡み合い、容易に解決しがたい問題となっていますが、勤務医は「せめて患者さんの理解があれば救われる」とも言います。(北村理)

 その日の午後、医師は青ざめた顔をして現れた。

 「患者の急変で明け方にたたき起こされましてね」。そのまま、外来と病棟の勤務につき、取材の合間も患者への処置が続いた。

 医師は東京都内の私立病院に勤務している。「年中、こんな調子です。50歳を前にさすがに最近、体の動きが鈍くなってきました。待ってくれている患者さんのことを考えると、こんなことではいけないと思うのですがね…」

 若手の常勤医はここ何年も増えず、同年代の医師が交代で当直、外来、病棟、在宅診療とフル回転している。「6月までの半年間で休みは3日だけ。親族の葬式の日にも、病院から頻繁に連絡が入りました

 人手不足で勤務はきついが、収入は悪くはない。ただ、「こんな勤務がいつまで続くのかと思うと、漠然と不安になるときがあります」

 そんな折、医師不足の郷里から、転職の誘いが来るようになった。帰省のたびに地元の市長が声をかけてくるという。しかし、勤務医を続けるかぎり、どこへ行っても、負担感は消えそうもない。自然豊かな僻地(へきち)の診療所で働く夢も頭をもたげる。これからの自分にとってのやりがいは何か、自問自答する日々だという。

 「病院勤務の医師の5割が過労により退職を考えた」。日本医療労働組合連合会は昨年、こんな調査結果(回答1036人)を発表した。同連合会によると、4割以上の医師が「健康不安・病気がち」と回答。「慢性疲労状態」と答えた医師は6割にのぼった。「調査前月の時間外労働時間」の平均は計63時間。
96%が「宿直明けも勤務」し、3割超が「(過労死として労災認定される基準の)80時間以上」の時間外労働を行う。休暇は月平均で3日。27%が調査前月の休日はゼロだったという。 また、日本外科学会の調査では、外科医のほとんどが「当直明けに手術をした」と答えている。連日5時間睡眠で「手術の最中に居眠りをしたことがある」という外科医は開腹手術の介助をしていて、一瞬の居眠りで手が滑り、あやうく臓器を傷つけそうになったことがあると告白する。

 手術は執刀医を中心にグループで管理するため、1人の居眠りが事故につながる可能性は低いが、外科医は「過労が恒常化しているので、現場はマヒ状態だ。どの医師も異を唱えようとしない」という。

 非常勤で外来のみを行う道を選んだ30代の放射線科医は常勤を辞めた理由について、「深夜であろうと鳴る携帯電話に睡眠障害になった。どの病院も、医師へのサポートは不十分で、すべての作業が医師に集中しがち。特に、人数が少ない科の医師は孤立しがちだった」と話す。

 前述の日本医療労働組合連合会の調査では、30ー40代の6割が「職場を辞めたい」と回答している。

 医師の疲労感を増すのは、人手不足による睡眠不足だけではない。患者への説明責任が求められるようになり、治療承諾書など書類の作成業務が大幅に増えたことも過重労働につながっている。

 厚生労働省が、3年以上同じ病院に勤務する医師を対象に調査したところ、7割近くが「3年前より勤務負担が増えた」と回答した。

 NPO「医療制度研究会」を創設し、医療現場の窮状を訴えている本田宏・済生会栗橋病院副院長は「米国では数人がかりでする作業を、日本では医師が1人でしている。医師の増員だけでなく、医療者全体の規模を大きくする必要がある」という。栗橋病院の職員数は日本ではごく平均的だが、310床で474人。これに対して、米国のある350床の病院では2011人だった。医師は栗橋病院の47人に対して、米国では371人と8倍近かった。

 本田副院長は「環境を整えるには時間がかかるが、今すぐ効果があるのは、患者さんの協力だ」と指摘する。栗橋病院では、主治医が看取(みと)りの場に遅れ、家族に土下座を求められたことがあるという。「医師を取り巻く環境は厳しいが、患者さんの感謝があればやっていける。それが裏目に出たときほど医師は精神的にダメージをうける。医療資源には限界があること、医療には予測できない面があることを理解してもらうだけでも、医師は救われる」と話している。





>主治医が看取(みと)りの場に遅れ、家族に土下座を求められたことがあるという。


”医師に反対して、対立する側が正義”、

とした

悪い印象を

マスコミは長く垂れ流してきています。




だから、

医師を土下座させている方は

”正義の感覚”で

医師を土下座させているのです。





自分たちは正しい、

と思っている方々に

その考えをただすのは

容易ではありません。







産経新聞をはじめとする

マスコミの

”医師悪人説”は

どこまでも日本医療を苦しめています。









(1)■産経新聞に抗議文を出しました 「妊婦たらい回し また義務忘れた医師たち」: 追記あり
http://ameblo.jp/med/entry-10045347377.html

■産経新聞が繰り返す”たらい回し” マンガ さらり君 西村宗 H19.12.15 たらい回し
http://ameblo.jp/med/entry-10060643264.html

(2)
■労働局も医師を見捨てた 「医師が危ない あいまい、長時間労働」
http://med2008.blog40.fc2.com/blog-entry-259.html



コメントの投稿

非公開コメント

医師が土下座させられた埼玉県栗橋町の済生会病院ね。
まぁ、あのあたりは低学歴、低知能、低教養の国民が多い地域ですから、さもありなんです。
ようするに患者サイドはバカぞろい、の一言で片付けられます。
そんなオツムの足らないバカ国民集中地帯の地域で働く勤務医の皆様のご苦労は、お察し申し上げます。
さっさと退職して、もっとまともな地域(?、があればの話)で勤務医しましょう。

医療 勤務医が辞める理由(中) マスコミの懺悔があれば…

どっちかというと、こっちじゃね?

↑お見事!

信じられん

>96%が「宿直明けも勤務」
明けに休みが取れる医者が4%もいるんですか?!
そんな医者に会ったことないんですが・・・どこに収納されていらっしゃるんでせうか?

こんた サマ
医療 勤務医が辞める理由(中) マスコミの懺悔があれば…
どっちかというと、こっちじゃね?
⇒ うまい!
  おまえは もうあやまっても ゆるさないぞ…(ドラゴンボール)
 ってのは、いかがでしょうか? まぁ、許す許さないとかはともかく、私は目を啓いてもらったことには感謝しています。 ショック療法がなかったら、未だに勤務医に固執していたかもしれない。 

文春の記事は読まれましたでしょうか?

秋葉原通り魔 武藤 舞さんは「見殺し」にされた!
http://www.bunshun.co.jp/mag/shukanbunshun/

コンビニで斜め読みしてきました。
後出しのオンパレードで、予想通り、いやそれ以上の内容でした。
医療資源の豊富な場所で起きたのだから、トリアージなどせずにどんどん搬送すればよかったんじゃないか、だそうです。

正真正銘のガイキチです。

admiration

合併症を過誤と混同されfaultを取られることのないよう、闘った医師が讃えられるよう胸で手を合わせていつも祈っています。

医師が安心して働ける環境が整う日を待ち望んでいます。

この記事を読んで遺族がトリアージドクターを訴えるようなことがあったら、文春、毎日を抜いて一気に医療崩壊促進チームのトップに躍り出ますね。

>あれほど
>医師を叩いていた
>産経さん(1)は
>宗旨替えですか(笑)?

いえいえ
>勤務医は「せめて患者さんの理解があれば救われる」とも言います。

が、マスゴミフィルターにかかるとこう変換されます
見出し「医療 勤務医が辞める理由(中) 患者の感謝があれば…」

「患者さんの理解」→「患者の感謝」

あの〜

>勤務医は「せめて患者さんの理解があれば救われる」とも言います。

別に勤務医の先生方に限らず、開業医でもそうなのですが…。

私は父と遊んでもらった時の事を全部覚えています。

…要は数える程しか遊んでもらってないワケですが。
有床診療所を営んでいた父には盆も正月も土曜も日曜もありませんでした。人生を楽しむ術、釣りや虫採り、川や海での泳ぎ方etc、すべて自力で習得しました。お中元やお歳暮の時期は凄かったですねえ…。子供心にも父が多くの人に感謝されているのがはっきり判りました。ちっとも遊んでくれなくても、父は私の誇りでした。

アレから幾星霜…、父となった私は3人の子供達と日々濃厚に接しております。お歳暮やお中元はまったく来ないけどw。
ちなみに父ですが、現在は夜中や日曜の電話には一切出ませんww。
sidetitle最近の記事sidetitle
sidetitleカレンダーsidetitle
06 | 2009/07 | 08
- - - 1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31 -
sidetitle月別アーカイブsidetitle
sidetitleカテゴリーsidetitle
sidetitleフリーエリアsidetitle
sidetitleFC2カウンターsidetitle
sidetitle最近のコメントsidetitle
sidetitleプロフィールsidetitle



中間管理職:
このブログの管理人。
ID上、ブログではmedさんとも呼ばれてます。

某大学医学部を卒業
 ↓
医師免許取得: 医師にはなったけど…(笑)
 ↓
大学院卒業(医学博士): 院生は学費支払って給料なし(笑)
 ↓
さらにアメリカの大学勤務(激安給料)
 ↓
日本の大学病院勤務: 労働基準法が存在しない空間

というフルコースをこなしたため貧乏から抜け出せず(笑)。
 ↓
大学から地域(僻地ともいう)の救急医療で疲弊し…
 ↓
開業、借金は天文学的数字に…(爆)


今は開業して院長になりました。
でも、教授に内緒で開業準備していたころのハンドルネーム”中間管理職”のままでブログを運営してます。

ブログは主に
日本の医療制度(医療崩壊)、僻地医療事情、開業にまつわる愚痴(笑)と、かな〜り個人的な趣味(笑)のトピックスです。

よろしくお願いいたします。


中間管理職 

Author:中間管理職 
↑「勤務医 開業つれづれ日記・2携帯版」はこちらから。

sidetitle最近のトラックバックsidetitle
sidetitleリンクsidetitle
sidetitleRSSフィードsidetitle
sidetitleブログ内検索sidetitle
sidetitleフリーエリアsidetitle
sidetitleフリーエリアsidetitle
sidetitleFC2オンラインカウンターsidetitle
現在の閲覧者数: