2016/06/15
■哲学オススメ!「読まずに死ねない哲学名著50冊」「史上最強の哲学入門」「反哲学入門」
哲学を学ぼうと思っても
なかなか難しいですよね。
私個人は興味があるのですが、
なんだか周りをウロウロしているだけで、
わからないことだらけです。
今回、こちらの本が哲学のガイドブックとして
なかなか読みやすかったのでご紹介します。
クリックするとアマゾンに飛びます。
読まずに死ねない哲学名著50冊 (フォレスト2545新書)
圧巻の472ページ! 人類の叡智を一気に読める唯一の本。
読まずにぼんやり死んでいくなら、読んでもがいて生きていきたい!
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
『ソクラテスの弁明』『君主論』『人間不平等起源論』『死に至る病』『悲劇の誕生』『エロティシズム』『人間の条件』『悲しき熱帯』……
タイトルだけは知っているという人は多いはず。
そして、のほほんと生きていたら、ほとんどの人は死ぬまで読むことがないでしょう。
しかし、それって人生においてとんでもない損失なのでは……!?
歴史に試されながら今なお読み継がれているこれらの著作は、まさに人類の叡智の結晶。
読んで少しでも血肉するか、しないかで、人生の密度は大きく違ってくるはずです。
「満足した豚であるより、不満足な人間であるほうがよく、満足した馬鹿であるより不満足なソクラテスであるほうがよい」
――『功利主義論』J・S・ミル
本書は、そうしたコンセプトのもと、社会を、そして人生を豊かにする50冊の名著を厳選、解説しています。
知識がなくてもどんどん読める! 哲学入門の決定版!
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
「哲学書は難しい」と敬遠する人も多いでしょう。
事実、哲学書には本当に難しい作品がたくさんあります。
そもそも哲学者=文章の達人ではないし、独善・独断で書き散らす哲学者も少なくないというのも理由の一つです。
だから、「読んで理解できないのは自分がバカなのでは!?」と自信喪失する必要はありません。
とはいえ、本書では歴史的な背景や専門用語を徹底的にフォロー、
高校生レベルの知識でも理解できるように内容を噛み砕き、哲学名著50冊の要点を的確に紹介します。
プラトンからデリダまで、「そうだったのか! 」と膝を打つ解説の連続です!
*帯イラスト:横槍メンゴ
まあ、何がいいって、横槍メンゴの帯ですよね……。
色気があるというかなんというか、ほんと、才能ですよね。
この帯が付いているうちに早めに買っておきましょう。
……いやいや、言いたいことはそんなことじゃなくて、
なかなかに50冊の哲学書を短くまとめております。
その内容は作者の視点で十分に消化された文章になっています。
だから、万人に向けた教科書的なものではなく
短いながらもストーリーがきちんと展開されます。
逆に、既読で自分の思い込みの大きい本だと
「え、ちょっと違うんじゃないかな?」
という印象も受けます。
それが作者の狙いなのかもしれません。
「論考」とか「悲しき熱帯」とか
もう一回読み直したくなりました。
全体としてまとまっている良著だと思います。
哲学入門として本当に素晴らしい本はこちら↓
史上最強の哲学入門 (河出文庫)
真理に殉じた最強の論客ソクラテス、近代哲学の偉大なる父デカルト、神を殺した狂気の超人ニーチェ…強者の論を踏み台に、さらなる強者が出現する。そう、哲学の歴史はまさに闘い!!偉大なる哲学者たちが繰り広げてきた、頭脳と頭脳の闘いの歴史を、驚異的な噛み砕き方でわかりやすく紹介。最強の哲学入門書、降臨!!
個人的にはこの本、好きです。
ノリは少年漫画ですが、
書いてあることは実に明快。
私はこの本で結構、哲学についての
アウトラインがわかった気がします
(壮大な勘違いかもしれませんが)。
「史上最強の哲学入門」を読んだら
次に最初の「読まずに死ねない哲学名著50冊」を読んで、
さらにこの「反哲学入門」を3冊目に読んだら
結構理解することができるのではないでしょか。
反哲学入門 (新潮文庫)
「史上最強の哲学入門」と
「読まずに死ねない哲学名著50冊」は
哲学的な知識を必要としていませんし、
内容は簡単です。
「反哲学入門」も決して難しくはありませんが、
丁寧に読み込んでいく必要がある感じがします。
読めば読むだけ理解できる感じです。
自分としては哲学は
全然未知の領域です。
少しずつでも勉強していけたらいいな、と思っています。
いろいろと世の中には知らないことがいっぱいあります。
楽しいですね。
関連記事
■構造主義とはなんぞや?「言説の領界」 ミシェル フーコー 新訳出ました!
http://med2008.blog40.fc2.com/blog-entry-2378.html
■「寝ながら学べる構造主義」
http://med2008.blog40.fc2.com/blog-entry-2498.html
↓1日1回、クリックお願いします!↓
人気ブログランキングへ

- 関連記事
コメント