2016/05/05
■これはおすすめエッセイ!北海道トムラウシ移住 「神さまたちの遊ぶ庭」 本屋大賞 宮下奈都さん
本屋大賞を受賞(1)した宮下奈都さんの
エッセイです。
それも、生半可な北海道ではなく、
十勝の山奥、トムラウシに
1年間移住した時のエッセイです。
笑いあり、涙ありの大変楽しめる本でした。
クリックするとAmazonに飛びます。
神さまたちの遊ぶ庭
北海道を愛する夫の希望で、福井からトムラウシに移り住んだ宮下家五人。TSUTAYAまで60キロ、最寄りのスーパーまで37キロ。「誰が晩のおかずの買い物をするのかしら」。小中学生あわせて15名の学校には、元気満々曲者ぞろいの先生たち。ジャージで通学、テストも宿題もないけれど、毎日が冒険、行事は盛り沢山。大人も子供も本気の本気、思いきり楽しむ山での暮らし。大自然に抱かれた宮下家一年間の記録。
個人的には長男も次男いいけど、一番下の長女がすき。
「日が長くなったね」と話していたので、夏至について丁寧に説明した。一定の理解を得られたようだったので、「じゃあ反対に一年で一番日が短い日をなんていうと思う?と試してみたら、うちのむすめが「げしの反対だから、げせぬ」と答えた。
一年で福井に帰ってしまいますが、
家族のみんなが得たものは
ほんとうに大きかったと思います。
私もアメリカ東海岸に
子供たちも一緒につれて留学したときに
ほんとうに家族の大切さを実感しました。
ある程度の不便さの中では
何をするにしても
家族が一つの単位として
動かなくてはいけません。
日本の現代社会は
あまりに便利になりすぎて
そしてあまりに分業化されすぎて、
子供たちと大人の生活のリズムは
バラバラになってしまっています。
そんななかで宮下一家が
大自然の中で
はじめての生活をつくっていく様子は
読んでいてほのぼのとさせられます。
都会生活に疲れている方、
北海道の田舎生活に憧れている方、
なにより
「羊と鋼の森」に感動した方は
ぜひご一読をお勧めいたします。
良著。
(1)2016年本屋大賞受賞作
羊と鋼の森 (文春e-book)
ご参考になりましたら幸いです。
■[随時更新]1巻で完結するオススメ漫画
■[随時更新]6巻以内に完結するオススメ漫画
■[随時更新]12巻以内に完結するオススメ漫画
↓1日1回、クリックお願いします!↓
人気ブログランキングへ

- 関連記事
コメント