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■「救急車トンデモ利用 ゴキブリ出て不安だと呼ばれることも」

 


救急車が到着したら

おばあさんがきちんと入院の用意をして

にこやかに待っていた、

などという話は

医師になってよく聞きます。



「ゴキブリを見て不安になったから」
「診察時間に間に合わないから」
「病院の待ち時間がイヤなので」
「途中でコンビニに寄ってほしい」



経済的に合理的な行動を

道徳的なやり方で制限しようというのが

間違いなのかもしれません。



いや、日本だからまだこの程度で

済んでいるのだと思います。









救急車トンデモ利用 ゴキブリ出て不安だと呼ばれることも
NEWSポストセブン 2015年5月31日 16時00分 (2015年5月31日 16時33分 更新)
http://www.excite.co.jp/News/society_g/20150531/Postseven_325970.html

 5月11日、政府の審議会で軽症患者の救急車利用の有料化が提案された。それについて翌日、麻生太郎財務大臣は「一つの考え方だ」と、将来の救急車有料化の可能性を示したのだ。

 麻生大臣は続けて、「酔っ払ってひっくり返ったら救急車(を呼ぶ)という話がある。タクシーで自分で払え、当たり前だという話は何十年も前からある」と、救急車の“乱用”について指摘した。

 麻生大臣がいう通り、軽症であるにもかかわらず救急車を呼ぶ人が多いことはかねてより問題視されていて、現場の医師や看護師からは、混乱の声があがっている。関東にある救急病院勤務の医師は言う。

「うちでは年間2000件近くの患者さんが救急車で搬送されます。そのうちの約8割ははっきり言って救急車に乗るほど重症ではありません。軽症の救急患者が増えることで、重症患者が後回しにされたり、到着時間が遅れたりするなどの問題も起こっています。

『#7119』に電話をすると24時間いつでも『救急車を呼んだほうがいいかどうか』の相談にのってくれるので、この番号が活用されるといいですね」

 実際、消防白書(平成26年版)によると2013年の救急車出動件数は過去最多の590万件。10年前に比べて約22%も増加している。救急搬送者も過去最多の534万人で、半分近くを軽症患者が占める。

 緊急性がなく自分で病院に行ける場合は、他の交通機関を利用するのが暗黙のルールだが、なかには、「ゴキブリを見て不安になったから」、「診察時間に間に合わないから」、「病院の待ち時間がイヤなので」、「途中でコンビニに寄ってほしい」などというトンデモ事例が数多くある。

※女性セブン2015年6月11日号







いずれにせよ、

「便利で無料」

というフリーランチは

自分勝手でバカな集団によって

駆逐されるという典型的な展開に

なる気がします。




「昔は健康保険があったら

外来窓口は無料だったんだ」

「へー」

みたいに、

「昔は救急車が無料だったんだ」

「へー」

と言うことになるのでしょう。




生活保護と一緒で

本当に必要にされる人々には届かず、

上手いことやろうという人々に

荒らされてしまうわけですね。

これもまた仕方ありません。






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コメント

NoTitle

>経済的に合理的な行動を
道徳的なやり方で制限しようというのが
間違いなのかもしれません。

・・・間違ってるに決まってます。

>「便利で無料」
というフリーランチは
自分勝手でバカな集団によって
駆逐されるという典型的な展開に
なる気がします。

・・・フリーランチを提供し続けて「自分勝手でバカな集団」を付け上らせているヤツこそが最もバカだと思いますけど。



カミツキガメさん

コメントありがとうございます!

まあね、書いてて分かっているんですが、日本人のお人好しというか性善説で作られて悪く利用されている制度を見るたび心が痛みます。ああ、バカな制度で甘い汁をすわれまくっている、って。

まあ、国家なんて黄金の羽根をまき散らす天使のようなものですから、ほんのちょっとでも手に入れられたら合法的に幸せになれるに違いありません。

すぐにその羽根は消えてしまうかもしれないけどね。

今後ともよろしくお願いいたします!


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某大学医学部を卒業
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日本の大学病院勤務: 労働基準法が存在しない。

フルコースをこなしたため貧乏から抜け出せず。
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大学から地域(僻地ともいう)の救急医療で疲弊しました。
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田舎で開業、借金は天文学的数字に。


今は田舎で開業して院長になりました。
でも、教授に内緒で開業準備していたころのハンドルネーム”中間管理職”のままでブログを運営してます。

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