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■「教授を懲戒解雇=無許可で兼業報酬-札幌医科大」

 

教授の懲戒解雇って

すごいですね。
 



教授を懲戒解雇=無許可で兼業報酬-札幌医科大
時事ドットコム 2015/05/26-18:48
http://www.jiji.com/jc/zc?k=201505/2015052600746

 札幌医科大学は26日、大学の許可を得ずに多額の兼業報酬を得たなどとして、50代の医学部教授を懲戒解雇処分にしたと発表した。処分は25日付。
 同大によると、昨年末に外部などから指摘があり発覚。調査委員会を設置して調べたところ、過去数年間にわたり、大学からの給与を大幅に上回る報酬を得ていたことが分かった。兼業の多くは大学側に報告されず、報酬は過少申告されていた。
 教授は大学側の調べに応じなかった。処分を伝えると「不当だ」と述べ、「不当な兼業はやっていない」などと主張したという。
 同大の島本和明学長は「信頼を裏切り心からおわび申し上げる。再発防止に向け、より一層倫理の向上を図る」とのコメントを発表した。






m3では外科系教授ということでした。




こちらが大学のHP。
http://web.sapmed.ac.jp/jp/news/topics/03bqho000026agf2.html



教員の懲戒処分について

 各 位

                                     北海道公立大学法人札幌医科大学

 平成27年5月25日付けで次のとおり、本学教員に対する懲戒処分を行いましたので公表します。

1 被処分者
 医学部 教授(50歳代)

2 処分の量定
 懲戒解雇

3 処分年月日
 平成27年5月25日

4 事案の概要
(1) 同教授は、道内医療機関に対して行った兼業(診療支援)について、その結果(回数、所要時間、従事内容、報酬額)を大学に報告しなければならないにもかかわらず、その一部しか大学に報告していなかった。また、一部の医療機関における兼業1回当たりの報酬額を大学に過少に報告した。
(2) 同教授は、本学給与及び大学に報告のあった兼業による報酬のほかにも、本学から得られる給与を大幅に超える給与収入があるにもかかわらず、大学の兼業許可を得ず、また報告もしていなかった。
(3) 同教授は、大学が設置した調査委員会からの文書による照会や事情の聴取に全く応じず、また、大学がこれらの照会や聴取への協力を業務命令として命じたにもかかわらず、従わなかった。
(4) 同教授は、出張期間中に出張先及び用務地から移動して兼業に従事したにもかかわらず、兼業の事実を報告せず、また、旅行命令の変更など必要な手続を怠っていたことにより支給が認められない旅費を受領したものがあった。
(5) 上記各項をはじめ、本学の信用を著しく失墜させる行いがあった。

5 本学の対応 
 平成26年末に学内外から、同教授が本学兼業規程に違反して兼業を行っているとの通報がありました。理事長から同教授に事実関係を質したところ、同教授からは違反はないとの回答があったため、具体的な資料の提示を求めたにもかかわらず、これに応じなかったことから、同教授の兼業実態を確認することを目的として、平成27年1月28日、学外委員を含む調査委員会を設置し、調査を進めてきました。
 その結果、上記4の事実が確認され、調査委員会は4月1日付けで大学に報告を行いました。
 理事長は、この報告に基づく懲戒処分の審査を本学教育研究評議会に付託し、評議会における審議結果に基づき、このたび、処分を決定したところです。

6 管理監督責任
本件に関して管理監督責任者である医学部長及び附属病院長に対し、文書による訓告としました。


                      学長コメント

 このたび、本学医学部教員による不適切な兼業が行われていたことが判明いたしました。本学に対する皆様の信頼を裏切ることとなり、心からお詫び申し上げます。
 教員は高い倫理観をもち、誠実に教育や研究にあたらなければならないにもかかわらず、このような事態となったことは誠に遺憾であります。
 このような事態を二度と起こさないよう、再発防止に向けてより一層、倫理の向上を図ってまいります。

  平成27年5月26日
  北海道公立大学法人札幌医科大学 学長 島 本 和 明





さて、外科系で

現在、教授がいないのはどこでしょう?

ここかな?

当科のスタッフ紹介
http://sapmed-geka2.jp/doctors/

心臓血管外科TOP>教授の経歴
http://sapmed-geka2.jp/dtcs/professor.htm
大変申し訳けございません。
こちらのページはただ今準備中です。





http://off-pump.umin.ne.jp/Managers.htm
樋上 哲哉
ひがみ てつや
札幌医科大学医学部外科学第二講座(胸部心臓血管外科)教授

1957年生まれ。1982年神戸大学医学部卒業。神戸大学第二外科を経て兵庫県立姫路循環器病センターで15年、心臓外科医としての修練を積み、 2001年に神戸大学医学部講師として米国University of Michiganに赴任。同年11月島根大学医学部教授を経て2006年1月から現職。




札幌医大は

神戸、島根からのババ抜きに

失敗したってことでしょうか。

いろいろ闇が深すぎて

書き込めないです。




これから教授選になるでしょう。

大学の先生はご苦労様です。







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教授のお仕事




ご参考になりましたら幸いです。

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コメント

NoTitle

樋上さん、自業自得ですよ

名無しさん

直球のコメント、ありがとうございます。
なんだかウワサでは他の先生もいろいろ……ゲフンゲフン。

今後ともよろしくお願いいたします。

NoTitle

形○外科教授もすごいらしいですね。
噂ですけど。

ななしさん

コメントありがとうございます!
これまたストレートに内部情報のリーク、ありがとうございます。
こんなブログでも息抜きになれば幸いです。
教授が見たら怒られそうですけどね。

今後ともよろしくお願い致します!!

No title

今、千葉の何とかハートにいます。

No title

失礼!

神奈川 葉山の間違いでした。

No title

今だからいえるけどこれは理事長が大概のことしてただけ。本当は外科医に落ち度はないよ。こんなこと普通に教授クラスだったら普通。患者はみんなこの先生についていって札幌の外来閑散としてたね

Re: No title

> 今だからいえるけどこれは理事長が大概のことしてただけ。本当は外科医に落ち度はないよ。こんなこと普通に教授クラスだったら普通。患者はみんなこの先生についていって札幌の外来閑散としてたね

へー。内部情報ありがとうございます。
ただ、伝え聞いた話では教授もかなりひどかったみたいですね。教授会も出ないで出張行脚とか。
大学でも解雇は相当リスクがあるはずだからよっぽどだと思いますよ。

今後ともよろしくお願いいたします。

No title

よく大学での貢献してないとか、出張がどうのとか書いてるけど、この人の大学での執刀数、学生の評価(連続一位)等を覧ていただきたい。企業を始め、島根医大時代から非常に人望の有る方です。(今も引っ張りだこの先生です)この方が大学にどれほど利益をもたらし貢献していたかきちんとデータではっきりしていることです。
気に入らない人材を辞任においやるために数年色々調べあげてあることないことやったり噂していたそうですが、結局こんな理由でしか解雇させる理由が見当たらなかったのでしょう。本来いきなり懲戒解雇とは犯罪クラスのことが無い限りそう簡単には出来ないはずです。はっきり言って不当な解雇だったと私は思います。怪しいのは当時の大学の方です。他にも調べ上げればおかしな点は色々とでてきます。当時の前理事長時代、急に院長だよりの記載でどうやってもその前の月からは考えられない黒字に転じていたり、不審な点は数多いです。
前理事長とそれに加担していた方々のパワハラによってやめていった先生は他にもいます(以前法医学教授が圧力により辞任という形をとってます)。
私はこの先生に非常に恩がある身として、また人柄の良さをよく知るものとしてこの記事が一刻も早く消え去ってくれることを祈ります。

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日本の大学病院勤務: 労働基準法が存在しない。

フルコースをこなしたため貧乏から抜け出せず。
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大学から地域(僻地ともいう)の救急医療で疲弊しました。
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田舎で開業、借金は天文学的数字に。


今は田舎で開業して院長になりました。
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