2014/12/15
■2014年衆議院選挙結果の報道について
第47回衆院選は2014年12月14日投票、即日開票されました。今日はその結果について。
私は基本的に支持政党がない無党派ですので、報道について気になったことを書いてみたいと思います。
ニュースでは「自民、公明圧勝!!」という雰囲気ですが、実際の議席数はどうでしょう?
自民 295→291 ↓
民主 62→73 ↑
維新 42→41 ↓
公明 31→35 ↑
共産 8→21 ↑↑
次代 20→2 ↓↓
生活 5→2 ↓
社民 2→2 →
無 14→8 →
時事ドットコム
第47回衆議院議員選挙トップ
http://www.jiji.com/jc/2014syu?rel=y&relid=1_1
より
なかなか解散前の議席数が見つかりづらくてちょっと困りましたが、こんな感じ。あと、全体の議席が5議席減っていますのでその分を考慮しなくてはいけません。
数字的な結果から言うと、
1)絶対値は「自民4減、公民4増」と変化なし。全体の議席数が5つ減っているので微増と同じ。
2)変化率からすると「共産党が激増、次世代が激減、その他の政党が微増あるいは微減」
というのが正確ではないでしょうか。
もともと次世代は維新から分離された政党ですから、「維新は選挙的にヤバイ部分を上手く離脱させることが出来た」と考えるのが良いかもしれません。外科的な手術としては上手い感じです。42→41は、下手すると62→43だったわけですから。
ここから導かれる民意はありきたりですが、
1)国民は今のところ変化を望んでいない
2)民意の変化の部分は共産党の激増、次世代の激減に表れているのみ
ということです。
いろいろな意見があると思うのですが、あまり意図的に結果を脚色されるとSTAP細胞と同じで、データを改ざんしているようなものです。
前回の選挙で自民公明が大勝して、今回2014年も維持となると、
「2回連続で大勝、圧勝」
と考えるか、振り子は戻らなかったのですから、この位置が基準点となって、
「大勝ではなく、これが普通」
と考えるか難しいところです。
ではでは~。
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