2014/06/09
■「「お薬手帳断ろう」ツイッターで情報拡散 薬局などは手帳の有用性PR」
医療側としては、
患者さんがお薬手帳持ってなくて
困ること多いです。
問診票でも
今もらっている薬”なし”って
がっちり書いているのに
聞いたら出て来る出て来る、
ワーファリンなど内服大量に飲んでいる、
ということも珍しくありません。
逆に、前医で診てもらったけど
若い人が熱下がらない、
ということで来て、
前医の処方がまったく分からない、
でも薬余っている、
ということも結構あります。
抗生剤もらった?「多分」
解熱鎮痛剤は?「分かりません」
他には?「全部で錠剤3種類。うがい薬はある」
「……」
じゃあ、
いったん前医の薬を全部止めて
うちの薬で試してみてね、
となると
20円どころの差額じゃないですよね
「お薬手帳断ろう」ツイッターで情報拡散 薬局などは手帳の有用性PR
MSN産経ニュース 2014.6.8 21:18
http://sankei.jp.msn.com/life/news/140608/bdy14060821180001-n1.htm
「お薬手帳を断れば、薬局の支払いが20円安くなる」。医療の値段である診療報酬が4月に改定されたことを受け、インターネットの短文投稿サイト「ツイッター」でそんな情報が広がっている。
薬剤師などの医療従事者からは「自分の健康を守る手帳なのに、安くするために断るという考え方はなじまない」と戸惑いの声が上がるが、現場では手帳を断る患者が増えている。
薬局側は「有用性を分かってもらうことが大切」として説明を強化し、理解を広げたい考えだ。
お薬手帳は医療機関で処方された薬の名前や処方量などをシールで貼るなどして記録、管理する手帳。他の医療機関で出された薬との飲み合わせや過去の処方薬の確認ができることから、全国の薬局で取り入れられている。
東日本大震災では、カルテを流された医療機関もあったが、患者が持参したお薬手帳が診療の大きな助けとなった。
従来、手帳への記載などで薬局が得られる「薬剤服用歴管理指導料」は410円だったが、4月の診療報酬改定で手帳が不要な人への指導料は340円に減額された。3割負担だと自己負担額は20円安くなる計算だ。
ネット上では、「手帳を断れば20円安くなる」「20円を得るため、薬局は勧めてくるので断ろう」といった情報が拡散。逆に、「20円のために健康を危険にさらすのか」などの反論も続出している。
厚生労働省は「安くなる裏技のように情報が広がるのは好ましくない」とするが、「患者側が手帳にメリットを感じていないから、そういう意見が出るのではないか」と医療者側にも責任があるとする。
こうした事態に薬局も対応に本腰を入れ始めた。全国で調剤薬局を展開する「アイセイ薬局」(東京都千代田区)によると、お薬手帳を断る患者は1割ほどで、4月以降増えているという。同社は「診療報酬が改定されたのは、お薬手帳の運営が形骸化しているという批判があったからだろう」と分析。患者に手帳の有用性を説明するため、薬の飲み合わせによる副作用事例などをまとめた冊子を作成中だ。
こうした動きは多くの薬局に広がり、ポスターを掲げたり、チラシを配布したりする店舗も。アイセイ薬局の担当者は「有用性をアピールするだけでなく、手帳が不要な場合は安くなることも伝え、患者の信頼を得ていきたい」と話している。
結局、各々の人にとって20円が
どの程度の経済的な意味があるか
ということですね。
20円、
月に1回で
年に240円。
うーん、
コスト・ベネフィットとしては
かなり良いと思うのですが、
多分、こんな事考えている人は
お薬手帳をちゃんと使っているのでしょうね。
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