2014/06/07
■「禁煙外来ある銚子市立病院 職員用に喫煙所」
なんというか、お間抜け。
禁煙外来ある銚子市立病院 職員用に喫煙所
東京新聞 2014年6月7日
http://www.tokyo-np.co.jp/article/chiba/20140607/CK2014060702000140.html
禁煙外来がある銚子市立病院で、保険適用の前提となる国の施設基準に反し、喫煙所を設け、職員が日常的に喫煙していたことが分かった。越川信一市長は五日の市議会で「チェックが甘かった。診療報酬の自主返還も含めて対応を協議する」と謝罪した。
市医療対策室によると、病院建物脇の屋外で電気炊飯器の釜を灰皿に三人掛けのいす二つを置き、病院職員が喫煙していた。灰皿はすでに撤去された。
国の施設基準は「保険医療機関の敷地内が禁煙であること」を明示している。病院は、銚子市立病院再生機構が市の指定管理者として運営しており、機構幹部が事実を認め市に謝罪した。
関東信越厚生局は機構に対し、喫煙が行われていた期間を把握した上で、診療報酬明細書の取り下げを指導した。機構は五日、検証委員会を設けて調査を始めた。
市によると、禁煙外来は二〇一〇年八月に開設され、昨年一年間で延べ百九十七人が治療を受けた。返還額は最大でも百万円に満たないとみられる。 (小沢伸介)
禁煙外来の設置基準には
保険医療機関の敷地内が禁煙であること、
が必須です。
患者さんに向かって
「禁煙しなさい」
という医師の手にタバコがあった、
なんていう風景は昔の話です。
喫煙率は、
『平成23年国民健康・栄養調査結果の概要』によれば、
男性32.4%・女性9.7%
となっています。
医師の喫煙率は
2012年の第4回日本医師会員喫煙意識調査実施で
喫煙率は男性12.5%・女性2.9%と、
一般の方の半分ぐらいです。
でも、1割の男性医師が吸っているんですね。
正直、もっと少ない印象です。
今後も医師の喫煙は
大きく減ってくると思います。
すでに喫煙者はマイノリティーに
なっています。
時代の流れですね。
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いわゆる禁煙ガイドライン的な本です。
禁煙外来に関係する医療関係者は
必読の本だと思います。
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