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■「医師がわずか2カ月で命を絶った常軌を逸したパワハラとは…過労自殺判決 鳥取地裁」

 


>控訴を含めて検討したい

君たちが一生懸命、働いている病院は

こんなふうに思っているかもしれないよ。





若い先生方に

伝えておきたいことがあります。



「自殺するぐらいなら逃げろ」




どうしようもないことも

いっぱいあると思います。

医療現場はあまりに過酷です。




優秀な人間が

理不尽な現場の圧力で

押しつぶされるように廃人になることが

多くあります。








私も何人もそんな医師を見てきました。

自殺や精神を病んだり、

疲労困憊で交通事故を起こしたり、

若い年齢で脳出血を起こしたり、

多くの医師があまりに過酷な現状に

倒れています。




でもね、本当に医師は

逃げていいと思います。









医師がわずか2カ月で命を絶った常軌を逸したパワハラとは…過労自殺判決 鳥取地裁
産経新聞 2014.5.27 08:25
http://sankei.jp.msn.com/west/west_affairs/news/140527/waf14052708250005-n1.htm

 公立八鹿(ようか)病院(兵庫県養父(やぶ)市)の男性医師=当時(34)=の自殺について、当時の上司による長時間労働とパワーハラスメントが原因だったとして、病院と、元上司個人の賠償責任を認め、計約8千万円の損害賠償を言い渡した25日の鳥取地裁米子支部判決。上杉英司裁判長は「厳しい言動と自殺に因果関係があった」と指摘した。

 八鹿病院に派遣されてわずか2カ月で自ら命を絶った男性医師。夜間緊急時に呼び出される「オンコール」や宿直勤務で長時間労働に陥り、周囲のサポートが不可欠だったにもかかわらず、訴訟で判明した元上司の医師2人によるパワハラは常軌を逸していた。

 直属の「医長」は回診中に看護師や入院患者の前で説教を繰り返し「介助の要領が悪い」という理由で頭をたたいた。自殺の5日前には「君は給料の4分の1から3分の1しか働いていない。仕事ができないことを両親に電話してやろうか」と言い放った。

 その上役に当たる部長は医長の言動を黙認。手術中には「大学でできたことがなぜできない」「田舎の病院と思ってナメとんのか」などと叱責したという。

 男性医師の前に2人に仕えた医師らは「3カ月ほどで8キロやせた。できれば記憶から消し去りたい経験」「蹴ったりたたいたり頭突きをしたり。ストレスのはけ口にされていた」などと振り返った。

 判決を受けて記者会見した男性医師の両親は、病院側の第三者委による報告書でパワハラの詳細を初めて知り「なんで息子がこんなことに…」と泣きながら読んだことを明かした。

 母親(67)は、衆院厚生労働委で今月23日に可決された「過労死等防止対策推進法案」に触れ「法律に息子の命が生かされると信じている。過酷な現場で働く若い医師たちが、どうすれば普通の人間らしく暮らせるか、国をあげて考えてほしい」と語った。






自殺医師へのパワハラ認め賠償命令「田舎の病院となめとるのか」
2014/05/27 13:24 【神戸新聞】

http://www.47news.jp/news/2014/05/post_20140527133055.html

 養父市の公立八鹿病院の男性勤務医=当時(34)=がうつを発症し自殺したのは過重労働とパワーハラスメントが原因だとし、鳥取県米子市の両親が、同病院と当時の上司だった医師2人に約1億8千万円の損害賠償を求めた訴訟の判決が26日、鳥取地裁米子支部であった。上杉英司裁判長はパワハラを認め、運営する病院組合と2人に計約8千万円の支払いを命じた。

 男性医師は2007年10月から同病院整形外科に勤務し、着任約2カ月後の同年12月に病院宿舎で自殺した。

 判決によると、自殺前4週間の時間外勤務は174時間、その前の4週間は206時間に達し、継続的にパワハラも受けていた。

 医師経験が半年だった男性医師は、上司から「介助の要領が悪い」と患者の前で頭をたたかれたほか、手術の際には「田舎の病院だと思ってなめとるのか」などと叱責(しっせき)された。

 「君は給料の3分の1しか働いていない。君のしていることをお父さん、お母さんに言ってやる」などとも言われ、上杉裁判長は「社会通念上許される指導の範囲を明らかに超える」と指摘した。上司はいずれもすでに同病院を退職している。

 上杉裁判長は同病院について「上司2人との関係も含めた勤務状況を把握し、疲労や心理的負荷の軽減を図るべきだった」とした。

 会見した母親(67)は「うつを発症させたのが、病院であったというのが残念でならない。こんな悲劇を繰り返してはいけない」と涙ながらに訴えた。男性医師をよく知る医師も同席し「とても優しく優秀な医師だった。医療現場は今でも徒弟的で、改善されなければならない」と話した。両親の代理人弁護士は「公務員のパワハラ訴訟で、上司に賠償を命じるケースは聞いたことがなく、画期的な判決」と評価した。

 八鹿病院の米田一之事務部長は「判決文が届けば、控訴を含めて検討したい」とコメントした。





徐々に、現場の雰囲気も変わってきているように

感じていますが、

やはり医療現場が過酷である事にかわりはありません。





ちなみに野麦峠と比較してみましょう。


「1日に13~14時間という長い時間働かされ、
病気になっても休ませてもらえないくらい、
厳しい生活だったそうです」(女工哀史 ああ野麦峠より)



野麦峠の場合は、

14時間-8時間=6時間/日の残業

仮に休みなしで休日も6時間働いたとして

6x30=180時間/月の残業

となります。


報道では、

>判決によると、自殺前4週間の時間外勤務は174時間、その前の4週間は206時間に達し、継続的にパワハラも受けていた。

公立八鹿(ようか)病院は

野麦峠以下の労働環境のようです。






整形外科の三十四歳の医師だったんですね。

これからの年齢なのに……。


ご冥福をお祈り致します。





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コメント

同感です

>「逃げろ」
全く同感です。理不尽な扱いをされるなら辞めてしまえばいいのです。医師として普通の能力があれば仕事先はあるはずです。
本件の被害者は鬱病に追い込まれたために逃げる事も出来なくなっていたのでしょうが。それだけに元上司や勤務先の罪は思いと思います。
被害者の方のご冥福とご家族が少しでも心安らかに過ごして行ける事を祈ります。

不正な投稿って・・・

最初の引用のところを「○○するくらいなら・・・」でコメントしたところ、「不正な投稿と判断されました」だそうです。「○○する」が引っかかったのでしょうが、文脈無視の自主規制が広がっている事を感じました。(小並感)

放置医さん

コメントありがとうございます!
コメント欄は炎上対策にいろいろとあるようです。
管理人はスパム対策に英文100%のコメントだとはじくようにしておりますが、それ以上はブログの管理会社が行っております。
マイルドな毒舌というのが正しいスタンスなのかもしれません(笑)。
今後ともよろしくお願いいたします。

NoTitle

中間管理職先生、お返事ありがとうございます。
まあ、膨大な量のデータを処理するのでしょうから単語等で引っ掛けて行くのは仕方が無い事なのでしょうね。
自決とか自裁とかだと大丈夫なのかもしれません。

NoTitle

自裁が大丈夫でちょっと笑ってしまいました。
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日本の大学病院勤務: 労働基準法が存在しない。

フルコースをこなしたため貧乏から抜け出せず。
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大学から地域(僻地ともいう)の救急医療で疲弊しました。
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田舎で開業、借金は天文学的数字に。


今は田舎で開業して院長になりました。
でも、教授に内緒で開業準備していたころのハンドルネーム”中間管理職”のままでブログを運営してます。

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