2014/03/24
■漱石とはずがたり 1 香日 ゆら
ぎゃー、また出ました。
香日 ゆらさんの漱石本。
もう、香日さんが漱石好き過ぎで
大変楽しい本です。
クリックするとAmazonに飛びます。
![]() | 漱石とはずがたり 1 (MFコミックス フラッパーシリーズ) (2014/02/22) 香日ゆら 商品詳細を見る |
漱石研究年表という
かなりマニアックな本があります。
この本は夏目漱石の一生を
1日単位で追求したという
限りなくストーカーに近い本です。
マニアなんてもんじゃありません。
漱石がもし生きていたなら
多分一番いやがられるような
研究に違いありません。
今回の香日さんのマンガを読むまで、
管理人も漱石研究年表を、
「私も持ってるもんねー」
とか思っていましたが、
実は間違いでした。
「漱石とはずがたり」を読んでいて、
「あれ?『漱石研究年表』の表紙が違う?」
と初めて気付きました。
ここ何年も集英社の
漱石文学全集の別冊にある
昭和49年のものが
漱石研究年表だと思い込んでいました。
![]() | 吾輩は猫である 漱石文学全集(1) (漱石文学全集 普及版) (1982/09/28) 夏目 漱石 商品詳細を見る |
![]() | 漱石文学全集〈別巻〉 (1974年) (1974) 夏目 漱石、荒 正人 他 商品詳細を見る |
そういえば、
かなり安かった記憶があります。
本物はこちらでした↓
昭和59年にでたのが
最終版の本物の「漱石研究年表」です。
![]() | 漱石研究年表 (1984/06) 荒 正人 商品詳細を見る |
そうなんですよ。
昭和49年版は
岩野泡鳴(これまたマニアックだ……)と漱石の
面談の記載がなかったり、
細かいところが抜けているのが
あったのです。
今回、1万円ぐらいで
最終版「漱石研究年表」を購入しましたが、
ちゃんといろいろな穴が埋まっていて、
すっきりとしました。
本文中の
斎藤茂吉と小宮豊隆の
2年越しの「ミンミンゼミ vs アブラゼミ論争」
とか面白かったです
(漱石関係ないけど)。
いろいろ書き始めたら
止まらなくなってしまった。
「漱石とはずがたり」の世界に
どっぷりとはまってみませんか。
こちらもかなりおすすめ。
クリックするとAmazonに飛びます。
![]() | 先生と僕 4 ―夏目漱石を囲む人々― (フラッパーコミックス) (2012/11/22) 香日ゆら 商品詳細を見る |
■開業つれづれ:夏目漱石先生ラブw 「先生と僕」 みんなメロメロ(ただし男性のみ)
http://med2008.blog40.fc2.com/blog-entry-1869.html
■開業つれづれ:オーディオブックCD 夏目漱石「こころ」
http://med2008.blog40.fc2.com/blog-entry-1987.html
■夏目漱石 幻の原稿でた! 新潮 2013年 02月号
http://med2008.blog40.fc2.com/blog-entry-2078.html
ご参考になりましたら幸いです。
↓1日1回、クリックお願いします!↓
人気ブログランキングへ

コメント
NoTitle
2014/03/27 17:00 by 放置医 URL 編集
放置医さん
「先生と僕」はすっかり私の個人的ツボにはまってしまいました。
あと、内田百閒がお好きでしたら雑誌の「楽園」に連載中の竹田昼さんのヒャッケンヒマワリが大変楽しめます。
多分、本にはならないのではないでしょうか。なって欲しいな。
今後ともよろしくお願いいたします。
2014/03/28 09:26 by 中間管理職 URL 編集