2014/02/06
■どこまで置換可能かな?「村上春樹さん小説:たばこポイ捨て、ツイッターで賛否議論」
村上春樹氏の小説で揺れる中頓別町。
たばこのポイ捨てを
北海道の中頓別町では
普通にやっているのだろう、
なんて村上春樹氏の小説で
書かれちゃったモンだから
地元は大弱り。
ネットでは、
「そんなことで小説に文句つけるな」
と言う意見が多数派ですが、
中頓別町を別の土地に置き換えても
同じでしょうか?
原文(下記より引用)
小さく短く息をつき、火のついた煙草をそのまま窓の外に弾いて捨てた。たぶん中頓別町ではみんなが普通にやっていることなのだろう。
以下、書き換え。
小さく短く息をつき、火のついた煙草をそのまま窓の外に弾いて捨てた。たぶん中国ではみんなが普通にやっていることなのだろう。
小さく短く息をつき、火のついた煙草をそのまま窓の外に弾いて捨てた。たぶんフランスではみんなが普通にやっていることなのだろう。
小さく短く息をつき、火のついた煙草をそのまま窓の外に弾いて捨てた。たぶんバリクパパンではみんなが普通にやっていることなのだろう。
小さく短く息をつき、火のついた煙草をそのまま窓の外に弾いて捨てた。たぶん葛飾区ではみんなが普通にやっていることなのだろう。
小さく短く息をつき、火のついた煙草をそのまま窓の外に弾いて捨てた。たぶん西成区ではみんなが普通にやっていることなのだろう。
小さく短く息をつき、火のついた煙草をそのまま窓の外に弾いて捨てた。たぶん芦屋市ではみんなが普通にやっていることなのだろう。
小さく短く息をつき、火のついた煙草をそのまま窓の外に弾いて捨てた。たぶん国会議事堂前ではみんなが普通にやっていることなのだろう。
小さく短く息をつき、火のついた煙草をそのまま窓の外に弾いて捨てた。たぶん安倍首相自宅前ではみんなが普通にやっていることなのだろう。
小さく短く息をつき、火のついた煙草をそのまま窓の外に弾いて捨てた。たぶんNHK本社ではみんなが普通にやっていることなのだろう。
小さく短く息をつき、火のついた煙草をそのまま窓の外に弾いて捨てた。たぶん皇居前ではみんなが普通にやっていることなのだろう。
小さく短く息をつき、火のついた煙草をそのまま窓の外に弾いて捨てた。たぶん靖国神社ではみんなが普通にやっていることなのだろう。
さて、皆様、
どこまで許せますか?
皆様の限界点は
どこですか?
村上春樹さん小説:たばこポイ捨て、ツイッターで賛否議論
毎日新聞 2014年02月06日 06時30分
http://mainichi.jp/select/news/20140206k0000m040130000c.html
作家の村上春樹氏の短編小説で、北海道中頓別(なかとんべつ)町に関し事実に反する表現があるとして、町議らが出版社に質問状を近く送ることを毎日新聞が報じた5日、短文投稿サイト「ツイッター」上では記事が700件以上引用され、賛否両論の議論が交わされた。
ツイッター上では「小説の作り話なのに」「これくらいで屈辱的はないだろう」といった批判が大勢を占めたが、「村上氏らしからぬ軽率表現」「いったんマイナスイメージを植え付けられたら危うい」と町議側を擁護する声もあった。また「(町は)逆手にとったプロモーションをすればいいのに」という意見もあった。
一方、町には電話で6件の意見があり、うち5件は「文化的な作品への抗議は恥ずかしい」「町の売名行為では」といった批判だった。町議会事務局の担当者は「質問状の動きは町議有志の話で、現段階で町や町議会として見解を示す予定はない」としている。
短編小説は月刊誌「文芸春秋」の昨年12月号に掲載され、たばこのポイ捨てが中頓別町では「普通にやっていることなのだろう」と表現された。【伊藤直孝】
村上春樹さんの短編「タバコポイ捨て」表現に北海道の地方議員が抗議
The Huffington Post | 投稿日: 2014年02月05日 13時37分 JST | 更新: 2014年02月05日 13時37分 JST
http://www.huffingtonpost.jp/2014/02/04/murakami-haruki_n_4727528.html?utm_hp_ref=japan
作家・村上春樹さんが2013年に文藝春秋で発表した短編小説に、読者に誤解させる表現があったとして、北海道・中頓別町の町会議員、宮崎泰宗氏が抗議している。
問題となっているのは、短編小説「ドライブ・マイ・カー」の文中にある表現。
小さく短く息をつき、火のついた煙草をそのまま窓の外に弾いて捨てた。たぶん中頓別町ではみんなが普通にやっていることなのだろう。
この部分について、宮崎氏は「偏見と誤解が広がる」と抗議。ブログの中でこう述べている。
ノーベル文学賞候補となる作家が事実と異なることを小説にしたことが町のイメージダウンにつながり、このまま放置すれば、本町への偏見と誤解が広がる訳ですから、作家に遺憾の意を伝え、なんらかの対処を求めることの緊急性は高いと思います。
活字化の事実を知りながら公式には何もしないということは、不本意な表現を認めることになります。環境美化や交通安全に励む町の代表である議員や首長は、こうした問題に敏感に反応すべきでしょう。
(「TEAM中頓別〜今そして未来の青空へ〜」より 2014/01/30)
宮崎氏は2月6と7日に行われる町議会の臨時会でこの問題を議題とするよう求めたが、「議会としての決議には馴染まない」という理由で、却下されたという。
小説表現をめぐってはこれまでも「チャタレイ夫人の恋人」における性表現や、柳美里さんの「石に泳ぐ魚」においてのプライバシー問題など、訴訟に発展しているケースもある。
(以下略)
結局、どこまで身近か
どこまで自分に影響があるか
どこまで違和感がないか、
と言うことなのでしょう。
自分の自宅住所が村上春樹氏の文章に入っていて、
>「みんなが普通にやっていることなのだろう。」
と書かれたらどうしましょう?
みんなから
>「小説の作り話なのに」
「これくらいで屈辱的はないだろう」
と言われたらどうしましょう?
当事者としては困ってしまいますよね。
それとも、
皆さんは自宅住所で
この文章が書かれていても
受け入れられるのかな?
表現の自由と
あまりにも有名な作家さんの
影響力との兼ね合いは
とても難しいものです。
ちなみに管理人は
村上春樹のファンです。
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