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■「医療費の膨張が止まらない 「金の切れ目が命の切れ目」なのか」

 



当たり前といえば当たり前。

一般の方々みんな大好きな

アメリカ型医療では

金がなければ診てくれない

というのは当たり前の状況です。





すごくいい先生だったけど、

来月から自分が入っている保険会社が

そのクリニックを保険対象から外したので

受診できなくなったとか

アメリカでは日常茶飯事です。






一方、日本は国民皆保険制度で

どこの病院でもどんだけかかっても

わがまま言い放題です。




世界的にみても

日本の医療制度は

ものすごく恵まれている制度なのですが、

医療側が

何も反論しないので

叩かれまくっています。





……ん?

この世界最高システムの日本医療が

一般市民が理解せずにめちゃくちゃ叩かれる構図って、

日本とどこかお隣さんの国との

関係に似てませんか?











医療費の膨張が止まらない 「金の切れ目が命の切れ目」なのか

産経新聞 2014年1月6日(月)8時0分
http://www.iza.ne.jp/kiji/life/news/140106/lif14010608000000-n1.html


【一筆多論】河合雅司

 医療費の膨張が止まらない。平成23年度に病気やけがの治療で医療機関に支払われた医療費の総額が38兆5850億円に上り、5年連続で過去最高を更新した。

 政府の推計では、団塊世代が75歳以上となる37年度の給付費は54兆円だ。どこかで抑制しなければ、国民皆保険は崩壊しよう。

 なぜ医療費はこうも膨れるのだろうか。大きな要因の一つは高齢化の影響だ。年を重ねれば、誰しも病気やけがをしやすくなる。それも大病が多い。1人あたりの医療費は65歳以上が72万900円。65歳未満の17万4800円に比べ4倍以上の開きがある。

 とはいえ、高齢者数の増加はどうにもならない。できるとすれば健康づくりだ。「平成24年国民健康・栄養調査」は、糖尿病が強く疑われる人と予備軍とで2050万人と推計する。前回19年調査と比べ約160万人減ったが成人の5人に1人である。国民意識をさらに高めていくしかない。

 一方、「高齢化」と並んで医療費を押し上げているのが、新技術、薬、高度な検査機器の開発・普及といった「医療の高度化」である。あまり知られていないが、医療費増加要因としては高度化によるところが一番大きいのだ。

 医療の進歩はありがたい。ひと昔前なら諦めるしかなかった病気で助かるケースが増えてきた。いつの時代も、少なからぬ患者が祈る気持ちで新薬開発を待っている。だが、画期的な技術や新薬の開発にはコストがかかる。当然、その代金は高くつく。

 財務省によれば、22年度の医療費の自然増約1・3兆円のうち、高齢化の影響は約0・6兆円、高度化による押し上げは約0・8兆円だ。自然増以外では、診療報酬改定分が約0・1兆円である。

 高度化が医療費を膨らますのは値段の高さだけではない。高度医療を必要とする患者は、複数の大病を抱えている場合が多い。先端医療技術で1つの重病が治り、命を永らえたとしても、結果として闘病生活が長引くことになる。

 医療政策に力を入れる安倍晋三政権は、世界最先端の医療が受けられる社会を目指すとする。資源小国の日本にとって技術革新は不可欠であり、世界最先端を追求することは重要だ。

 同時に、保険医療でどこまでカバーするか「折り合い」を考えなければならないということである。もちろん過剰な医療をスリム化することが大前提となる。

 ここまでは、「医療」を成長産業とする経済産業省と、国民皆保険維持に頭を悩ます厚生労働省の意思疎通が十分とは見えない。

 ある会合で、国立大医学部教授が「高齢者が運び込まれたとき、『この患者に高度な医療を施して、あと何カ月余分に生かすことができるか』と考える。限りある医療資源ならば若い命を優先して助けたい」と明かした。別の医師は「『お金の切れ目が命の切れ目』は冷酷な現実。そろそろ『そこそこの医療』とは何かについて考えるときだ」と言い切った。

 到来する「患者激増時代」に備えて医療費の伸びをどうするのか。医師たちのこうした問題提起に、目を背け続けるわけにはいかない。










「こんなに医療にフリーアクセス出来る国は

世界中に他にない」

ってことを

一般の方々も

もうすこし理解してもらった方が良いと思います。






めちゃくちゃに

医療を叩いている人は

自分がやっていることは、

まるで日本の隣人が

日本にやっているようなことを、

医療に対してやっているようなものだと

理解して欲しいです。





毎日、

人の命が続く限り

医療も続きます。

休みなく献身的に働く医療関係者が

大勢います。





一方、マスコミは医療を叩きます。

なぜって、叩いたからといって

トラブルにならないからです。

どんなに激しい論調で叩いても

医療側からは礼儀正しいクレームが一通くるだけです。





これって、

隣国が日本を叩きまくっている

構図とそっくりですね。




一時期は

本当にマスコミが

日本医療を叩きつぶすつもりなのかと思いました。




タイトルの

医療費の膨張が止まらない 「金の切れ目が命の切れ目」なのか

なんて

日本以外では当たり前

ですが、

こんな疑問文を記事のタイトルに出来るのは

日本だけ、

という特殊事情を

理解できない人が大多数です。




新聞で、

「お金がないと高級レストランで食事が出来ないのか」

なんて書いたら

「当たり前だ」

と言われるのがオチです。

医療だって同じなのです。

日本だけが

平等すぎるぐらい平等なのです。




もう少し

日本医療に対する理解が深まってくれると

医療関係者としては

大変ありがたいことです。







ご参考になりましたら幸いです。

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フルコースをこなしたため貧乏から抜け出せず。
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大学から地域(僻地ともいう)の救急医療で疲弊しました。
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田舎で開業、借金は天文学的数字に。


今は田舎で開業して院長になりました。
でも、教授に内緒で開業準備していたころのハンドルネーム”中間管理職”のままでブログを運営してます。

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