2013/04/10

■「本屋大賞に百田尚樹さんの「海賊とよばれた男」」

　




さて、本屋大賞が出ましたね。

百田尚樹さんの「海賊とよばれた男」、

良本です。

上下二巻ですが

すいすい読めるのではないでしょうか。



ぜひ若い人に読んで欲しい本です。





敗戦国となった日本。

相手は「七人の魔女」セブンシスターズと大英帝国。

対するは

出光興産の創始者、出光佐三。




「歴史経済小説の最高傑作！」（西川善文・元三井住友銀行頭取」、

「『宮本武蔵』、『竜馬がゆく』・・・・・・青春歴史小説の新たな”古典”」（末國善己・文芸評論家）

などと激賞されております。



巨大タンカー、

竣工パーティーに15000人の中学生を招待する

シーンなんかは

ぐっときちゃいます。




百田尚樹さんの著書は

ほとんど読んでいると思いますが、

多分、今のところ

最高傑作だと思います。

でも、この方、

まだまだ引き出しがありそうで

期待しています。




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海賊とよばれた男 上 (2012/07/12) 百田 尚樹 商品詳細を見る

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本屋大賞に百田尚樹さんの「海賊とよばれた男」
産経ニュース　2013.4.9 19:47

http://sankei.jp.msn.com/life/news/130409/art13040919470002-n1.htm


　全国の書店員が「最も売りたい本」を投票で選ぶ「２０１３年本屋大賞」が９日、百田尚樹（ひゃくた・なおき）さん（５７）の長編小説「海賊とよばれた男」（講談社）に決まり、東京都内で授賞式が開かれた。

　百田さんは大阪市生まれ。人気バラエティー番組「探偵！ナイトスクープ」などの構成作家をつとめる傍ら、平成１８年に特攻隊員を描いた「永遠の０」で小説家デビューした。「海賊とよばれた男」は、戦後、石油の安定供給に尽力した出光興産の創業者、出光佐三（いでみつ・さぞう）（１８８５～１９８１年）の生涯をモデルにしたドキュメント小説。昨年７月に刊行され、上下巻で計８０万部のベストセラーになっている。百田さんは「日本人が自信を失っている中、『生きるすばらしさを伝えたい』と使命感に駆られて書いた小説。書店員の方々にこれを届けたい、と思っていただけたのは大きな喜び」と語った。

　２位は横山秀夫さんの「６４」、３位は原田マハさんの「楽園のカンヴァス」、４位は中脇初枝さんの「きみはいい子」、５位は西加奈子さんの「ふくわらい」、６位は窪美澄さんの「晴天の迷いクジラ」、７位は宮部みゆきさんの「ソロモンの偽証」、８位は川村元気さんの「世界から猫が消えたなら」、９位は山田宗樹さんの「百年法」、１０位は伊藤計劃、円城塔さんの「屍者の帝国」、１１位は冲方丁さんの「光圀伝」だった。

　また翻訳小説部門の１位は、テア・オブレヒトさん著、藤井光さん訳「タイガーズ・ワイフ」だった。

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太字は私が個人的に読んでいる本です。

２位以下です。



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64(ロクヨン) (2012/10/26) 横山 秀夫 商品詳細を見る

楽園のカンヴァス (2012/01/20) 原田 マハ 商品詳細を見る

こちらにも関連記事書いてあります。
■開業つれづれ：辻村 深月さん　第147回直木賞　おめでとうございます！「鍵のない夢を見る」　山本周五郎賞　残念でした「オーダーメイド殺人クラブ」
http://med2008.blog40.fc2.com/blog-entry-1960.html

雰囲気は好きです。

でもね、でもね。

やっぱりオチがいまいち納得いきません。

欧米人ってあんな考え方するか？

きみはいい子 (一般書) (2012/05/17) 中脇 初枝 商品詳細を見る

ふくわらい (2012/08/07) 西 加奈子 商品詳細を見る

晴天の迷いクジラ (2012/02/22) 窪 美澄 商品詳細を見る

上手いです。

デビューの「ふがいない僕は空を見た」も

良かったと思います。

これが２作目。

ソロモンの偽証 第I部 事件 (2012/08/23) 宮部 みゆき 商品詳細を見る

これは３巻、分厚すぎ。でも買ってあるのでいつかは攻略しよう。

世界から猫が消えたなら (2012/10/25) 川村 元気 商品詳細を見る

一言言いたい。

この本は売り方が上手いだけ。

「世界から猫が消えたなら」が売れるのはいいとしよう

（本当は良くない）。

でも、ランクインするのは本屋大賞としてどうかと思う。

しかも「屍者の帝国」や「光圀伝」より上ってどうよ。




ちょっとだけネタバレになるけど、

猫、消えてないじゃん！

色々な意味で、ここ１年間でもっとも買う価値がなかった本。

百年法 上 (2012/07/28) 山田 宗樹 商品詳細を見る

屍者の帝国 (2012/08/24) 伊藤 計劃、円城 塔 他 商品詳細を見る

この本はこちらを参照して下さい。
■開業つれづれ：「屍者の帝国」伊藤 計劃 ｘ 円城 塔
http://med2008.blog40.fc2.com/blog-entry-1992.html
まあ、好きな人なら絶対に手にするべき本です。
違う（ある意味まともな）円城 塔を見ることが出来ます。

光圀伝 (2012/09/01) 冲方 丁 商品詳細を見る

これは、良い本じゃないですか？
ちょっと意外。

でも、天地明察に比べたら
光圀はしょうがないですよね。


ご参考になりましたら幸いです。


天地明察はマンガがこれまた素晴らしいです。

天地明察(4) (アフタヌーンKC) (2013/03/22) 槇 えびし 商品詳細を見る

皆さん、カバー裏チェックしてますか？
「魁！江戸男子高等学校囲碁部」
ぜひぜひめくってみてね。


ご参考になりましたら幸いです。



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