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■「TPP:交渉参加表明 皆保険、維持に懸念 米、医薬品シェア拡大狙う」

 



ついにTPPが

始まりましたね。




なかなか報道されませんが、

GDP比はこんな感じ。
1319364281.png

結局、アメリカと日本、

そしてオーストラリアが

ほとんどの9割以上を占めています。




参加国との足並みをそろえろ!

という報道が多くなされていますが、

実際のパワーバランスはこうなっているのです。

アメリカも参加は最初からじゃないのに

いまではジャイアン的にTPPを取り仕切っています。



日本ももう少し、

意見を言っていい立場にいることを

忘れてはいけません。





日本医療の

終わりの始まりかもしれません。





TPP:交渉参加表明 皆保険、維持に懸念 米、医薬品シェア拡大狙う

毎日新聞 2013年03月16日 東京朝刊
http://mainichi.jp/select/news/20130316ddm008020052000c2.html

 TPPを巡っては、公的医療保険制度への影響が焦点の一つに浮上している。過去の通商交渉で米側が医療保険分野への民間参入拡大を強く求めてきた経緯から、日本医師会(日医)や自民党の一部議員が「公的保険のカバー範囲が縮小し、国民皆保険が崩れる」と懸念しているためだ。ただ、政府は「医療保険制度は対象外」と説明し、議論はかみ合っていない。そうした中、厚生労働省は「米側の関心は医薬品や医療機器のシェア拡大」との見方を強めている。

 日本の医療の特徴は、全国民が公的保険に加入し、等しい医療を受けられる「国民皆保険」にある。保険診療と保険外診療を組み合わせる「混合診療」も原則禁止だ。一方、米国の医療は民間保険に入るのが基本。所得の低い人は高度な医療を受けられない

 外国の保険会社が広く参入したり、営利企業が病院経営に参画したりすれば、高額の保険外診療が増えて病院にかかれない患者が生まれ、不採算の病院も増える−−。TPPを警戒する日医は15日、横倉義武会長名で「国益に反すると判断された場合は速やかに撤退する選択肢も持つべきだ」との声明を出した。

 反対理由には投資家と国家の紛争解決(ISDS)条項の存在もある。不利益な扱いを受けた企業が相手国を訴えられる仕組みだ。国民皆保険を参入規制とみなされる、との不信もあり、自民党のTPP対策委員会は13日、皆保険を「聖域」の一つに位置づけた。

 ただし、TPP交渉を担当する米通商代表部(USTR)のカトラー代表補は昨年3月、東京都内での講演で、「混合診療を含めて公的保険制度外の診療を認めるよう求めるものではない」と述べている。これらの発言をもとに安倍晋三首相は15日の会見でも「世界に誇る国民皆保険を基礎とした社会保障制度を断固として守る」と火消しに努めた。

 その点医薬品に関しては、新薬の成分情報を公開せずに済む期間の協議がTPP交渉参加国間で進んでいる。米国の巨大製薬企業群は、日本市場でのシェア拡大に躍起で、厚労省幹部は「米国は新薬の特許権保護の強化を目指している」と読む。さらに、販売好調な新薬の公定価格を下げていく日本の仕組みについても見直しを迫ってくるとみている。【佐藤丈一】

==============
 ◇過去の日米通商交渉における米側の医療・保険分野での主な要求事項

1985年〜

 日本市場での医薬品・医療機器の承認審査や手続きの簡素化、迅速化(市場志向型分野別協議)

1989年〜

 日本の医薬品市場の流通・取引の透明化(日米構造協議)

1993年〜

 外国の医療技術製品や医療サービスのアクセス・販売を相当程度増大(日米包括経済協議)

2006年

 病院、診療所経営への株式会社参入拡大、CTスキャンなどの株式会社への外部委託、混合診療の導入(日米投資イニシアチブ報告書)

2012年

 医薬品、医療機器の承認の迅速化、日本市場に革新的な医療機器の導入促進、医薬部外品の輸入プロセスの明確化(日米経済調和対話)




じっくりと日本の医療に

割り込んできている

アメリカ。

悪いことばかりじゃなく、

いい面も一杯あります。

医療はアメリカ式を

崇拝している日本ですから、

アメリカのスタイルが

入り込むのに抵抗感は少ないはず。





それでも個人的に

今回のTPPに反対なのは

やはりアメリカの医療制度が

最悪な状況であることによります。



解禁されたら

保険会社や医療系の会社は

どんどん参入してくるでしょう?





参考文献はTPP賛成、反対の両方載せておきます。

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薄いですが、読み応えあります。

「関税自主権」の放棄につながるTPP。
中国、韓国がTPPに乗ってこないということはTPPは国益にならず、
結局は自民党のアメリカご機嫌取り、
という話です。




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コメント

NoTitle

アメリカの今のところの狙いは医療保険よりもむしろ医薬品・医療材料における日本の壁の打破でしょうね。

アメリカで治験・安全性が証明された医薬品・医療材料を日本で売ろうにも、一から治験・安全性審査が必要とされるのがおかしい、という主張だと思います。
特に日本での治験は皆保険制度のもとなかなか志願者が現れないので、今時は日本の製薬会社でも海外で第一相などをしているくらいですから、日本で改めて治験となると、とんでもなくコストがかかる。

それが事実上の関税障壁になっていると言いたいんでしょうね。

医療保険分野では、政府が国民皆保険を止めるといわない限り、いくら外資の医療保険が入っても、あくまでオプション扱いにしかならないと思います。
おまけに外資の医療保険の支払いの渋さは言うまでもないほどですしね。
それをもし訴えられたとしても、十分にはねのけられることは法律上も可能だと考えています。

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田舎で開業、借金は天文学的数字に。


今は田舎で開業して院長になりました。
でも、教授に内緒で開業準備していたころのハンドルネーム”中間管理職”のままでブログを運営してます。

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