2013/01/09
精子提供だけのはずが――「父親」に養育費の支払い命令 米
アメリカでのお話です。
こんなことあるなら
精子提供者いなくなっちゃいます。
ネットで精子提供者を募るのも
アメリカらしいと思いますが、
そこから法的な責任が出てくるのも
またアメリカらしいです。
精子提供だけのはずが――「父親」に養育費の支払い命令 米
CNN.co.jp 2013.01.07 Mon posted at 15:01 JST
米カンザス州で同性愛の女性カップルに精子を提供した男性が、生まれた子どもの養育費負担を命じられ、州当局と法廷で争っている。
カンザス州トピカに住むウィリアム・マロッタさんは2009年、インターネット上の情報サイト「クレイグリスト」で、精子提供者を募るレズビアンカップルの広告を見かけ、自身の精子3カップ分を無料で提供した。「私は遺伝物質を提供しただけ。それで終わり」(マロッタさん)のはずだった。
女性の1人は妊娠し、女の子を出産。ところがその後、このカップルが関係を解消し、一方の女性が体調を崩して働けなくなったことから州に生活支援を申請した。これを受けて州当局はマロッタさんに、今は3歳になった子どもの養育費として6000ドル(約52万円)の支払いなどを命じたという。
マロッタさんは、精子の提供に当たり、生まれた子どもに対する金銭的責任は負わないとする契約書を交わしたと説明した。しかし州当局からは、医師が介在していないことを理由に、契約は無効だと告げられたという。もし医師が人工授精をしていれば、マロッタさんが単なる精子提供者であって、子どもの母親と交際していなかったことを文書で証明できる。しかしそうでない場合、カンザス州の州法ではマロッタさんが父親とみなされる。
マロッタさん側は裁判所への申し立てを通じ、同性婚を認めていないカンザス州が養育費を請求してきた背景には、政治的な動機があると主張している。
こちらは日本でのAID(非配偶者間人工授精)の話。
昨年の本ですが、
なかなか考えさせられる本でした。
クリックするとAmazonに飛びます。
![]() | 精子提供: 父親を知らない子どもたち (2012/07/27) 歌代 幸子 商品詳細を見る |
精子提供すら今では
当たり前の技術になりつつあります。
さらには
iPS細胞の技術で
体細胞から精子と卵子を作ることが
事実上可能になってきております。
髪の毛などがあれば、
その相手の精子や卵子を人工的に作って
本人の知らないうちに
子供を作ることすら可能になる時代です。
あるいは、
同性のカップルであっても
一方の細胞をiPS細胞から
精子や卵子にすることが可能になっており、
女(卵子) x 女(体細胞→iPS経由の精子)で
直接相手の子供を作ることすら
理論的には可能です。
きっと、こんな技術が
これから推理小説か映画の題材になることでしょう。
2010年のノーベル賞である
体外受精(IVF)、試験管ベビーが
1978年に生まれております。
たった30年で
人間はここまで来たのです。
医療倫理が
実際の医療技術に追いついていきません。
↓励みになっております。1日1回、クリックお願いします↓
人気ブログランキングへ

コメント
それってどうよ、な話ですよねぇ。
2013/01/09 10:01 by Seisan URL 編集