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「元ミス日本、ガンとの壮絶すぎる闘い 医療ミスを乗り越え、1日でも長く生きることに全力を尽くす」

 

ツッコミどころが

満載なのですが、

一ついわせてください。



術前診断が不可能なとき、

患者さんの希望と違う結果が出るのは

医療ミスなのでしょうか?



これだと、

日本の医療は毎回100点満点でなきゃだめ、

なんて不可能なことをやれといわれていることと

同じです。












元ミス日本、ガンとの壮絶すぎる闘い 医療ミスを乗り越え、1日でも長く生きることに全力を尽くす

http://jbpress.ismedia.jp/articles/-/36774

JB Press 2012.12.26(水)川嶋 諭

私たちは何のために生まれてきたのか。神様から与えられたその使命をはっきりと認識している人はそう多くないかもしれない。ところが、神様から尋常ならざる厳しい使命を宣告されてしまった美しい女性がいる。吉野ゆりえさん、元ミス日本でかつ競技ダンスの世界でも名声を欲しいままにした人である。

 すべては1つの医療ミスから始まった。がんを良性腫瘍と誤診され腹腔鏡手術を受けたことで、細い管を通して対外に腫瘍を取り出すため切り刻まれたがん細胞が逆に体中にばらまかれることになってしまったのだ。

 その結果、様々な部位に転移を繰り返し、まもなく10回目の手術を受けるという。しかし、吉野さんは全く落ち込んでいない。いや正確には、人前では決して落ち込んだ姿を見せない。

 がんは克服はできない。しかし、戦えば生きている時間を長くすることはできる。吉野さんはその戦いに自らの使命を見出しているのだ。過酷すぎる戦いである。少しでも弱気を出せば死が目の前に現れる。

 しかも吉野さんは、病気と戦うことだけにすべてを懸けているわけではない。生きている以上は人間には与えられた使命を果たす義務がある。美とダンスを追求してきた吉野さんにとって、それなくしては生きる意味もなくなってしまう。

 医師と徹底的に話し合い、自らの美と機能を損なわずに最高の効果を上げられる手術方法を追求しているのである。

 生きるということは何なのか。自分は何のために生まれてきたのか。そしてがんという病気はいったい何なのか。吉野さんは私たちに多くのことを投げかけてくる。

 吉野さんの壮絶すぎるがんとの戦いを以下のインタビューでぜひお読みいただきたい。彼女の活動は、必ずがん治療に多くのブレークスルーをもたらすに違いない。吉野さんはインタビューの最後にこう言った。

 「少しずつ余命を伸ばして1日でも長く生きる。ある日気づいたらいい歳のおばあさんになっていたらいいな」


良性腫瘍摘出のはずが、がん細胞を体内にバラまく最悪の結果に

川嶋 吉野さんが、がんに罹患された時の様子からお聞かせいただけますか。

吉野 プロの社交(競技)ダンサーを2002年に現役引退して、その後は審査員や後進の育成などにあたっていたのですが、ちょうどオーストラリアで仕事をしている時に、激しい腹痛に襲われ倒れたのが始まりです。

 病院でいろいろと調べましたが、原因がはっきり分からない。ただ、婦人科系の疾患ではないかということでした。痛みもある程度治まったので、日本で診察してもらったほうがいいだろうということで急遽帰国しました。

 最初に行った大学病院では、卵巣が腫れているだけという診断でした。それで定期検診を受けながら様子を見ようと。病気ではないから薬もありませんでした。

 そうやって1年くらい経ったころに、また腹痛で倒れたんです。そこで画像を撮ったら、10センチの腫瘍が見つかりました。医師は良性だろうと言いましたが、私は少し怪しいなという感じがあったので、セカンドオピニオンをもらいに別の医療機関に行ったんです。

川嶋 怪しいなと感じたのはなぜですか。

吉野 その先生は婦人科系の腹腔鏡手術では有名な方だったんですが、患者を見下すような態度が信用できないなと思って。それで別の大学病院で診てもらいました。偶然にもこちらの先生も婦人科の腹腔鏡手術で有名な方でした。

 そこで血液検査や画像検査をしたところ、やはり悪性ではないだろうとの診断でした。ただ、腫瘍がどこから出ているかは分からないと。

 2番目の先生はいい方でしたし、腹腔鏡手術は傷が小さくて体に負担が少ないということで2005年2月に手術を受けました。10センチの腫瘍を取り出すために、お腹の中で腫瘍を切り刻んで、吸い出す手術です。手術中の細胞診の結果も良性でした。

川嶋 がんではなかったということですか。

吉野 その時点では。ところが、手術の2週間後の朝、自宅に執刀医から電話がかかってきました。病理検査の結果が出たので、今日できる限り早く来てくださいと。通常、先生が直接電話をかけてくるなんてことはあり得ないので胸騒ぎはしたんです。

 病院に行ったら、病理で詳しく調べたところ実は悪性だということが分かったというんです。つまり、がんです。しかも後腹膜平滑筋肉腫という種類の希少がんでした。

 肉腫というのは腫瘍マーカーが見つかっていないので血液検査では分からない。私の場合、PET(陽電子放射断層撮影)検査でもほとんど映りません。要するに、非常に希少ながんのため研究も進んでおらず、手術前にはほとんど診断ができないものなのですが、結果的に術前の診断が間違っていたということです。

 そして良性ということで安心して腫瘍を切り刻んでしまった。悪性腫瘍の場合、細胞診だけでも再発・転移の危険性があると言われているのに、10センチもの腫瘍を細かく切り刻んだわけです。

 結果的にがんの種をお腹中に播いてしまったわけですから、最悪の状態ですよね。

川嶋 それは怖ろしい話ですね。悪性だと知らされた時はどう思われましたか。

吉野 ど素人ですから、意味がぜんぜん分かりませんでした。悪性というのががんを指すのかも分からないし、肉腫と言われても分からない。胃がんや乳がん、子宮がんならまだしも、肉腫って何ですかという感じでした。

 気が動転するというよりも、訳が分からない状態でしたね。何が何やら分からない状態でがん告知されたわけです。

川嶋 その後どうされたんですか。

吉野 その日は帰りました。教授と今後の対応を話し合うので、1週間後にまた来てくださいと。1週間後に行くと、主治医が代わりますと言われました。腹腔鏡手術をした先生は良性腫瘍が専門でしたので、悪性腫瘍の専門の先生に代わると言われたんです。

 そこで新しい先生と面談をしたところ、話が一方的で、1週間後くらいに緊急手術をしますと。開腹して、バラまいてしまったがん細胞を目に見える範囲で取り、最悪の場合、卵巣と子宮も取るかもしれないという話でした。

 それで私がすごく驚いたら、お腹の中の悪性腫瘍で卵巣や子宮を残すほうがおかしいという話をされて、またまた驚いて。私にすれば、手術に失敗したのはそっちでしょみたいな気持ちですよ。

 もちろん、手術した先生は良性腫瘍だと信じていたわけです。私の肉腫は10万人に1人と言われていて、しかも原発が後腹膜となると100万人に1人か、それ以下。当初は婦人科系の臓器だと考えていたし、悪性である確率は非常に低いんです。

 ですからその先生を恨んだりはしていません。ただ、悪性腫瘍の先生の態度は納得できなかったので、主治医は最初の良性腫瘍の先生に戻してもらいました。

治療しないという治療。自ら情報収集し、抗がん剤治療を拒否

川嶋 それで最初の開腹手術を受けられたわけですね。

吉野 はい。その後も何回も再発・転移していて、お腹や肺など9回の手術を受けました。最初の腹腔鏡手術でがん細胞がバラまかれましたから、最初の開腹手術ではお腹の中は播種の状態で60個の腫瘍があったんです。

 これまでに100個くらいは取っていると思います。この12月中にも10回目の手術を受ける予定です。ちなみに、6回目転移の手術からは縁があって国立がん研究センターで受けています。

川嶋 そんなに手術をしているようには見えませんね。普通はゲッソリ痩せてしまうことが多いと思いますが・・・。

吉野 私もこんなに手術をしているのに、よく元気でいられるなと思っています。私はこのごろ講演などで最初に、「がん患者に見えないがん患者の吉野ゆりえです」と自己紹介しています(笑)。

 私のがんは5年生存率が7%と言われていました。でも、ある方から言われて、私がその7%に入ればいいだけのことだと信じて頑張ってきたんです。そして私が5年生きて、その数字を8%、9%に上げればいいんだと。

 最初はもちろんショックでしたが、そこは考え方の転換、何でも明るく楽しく建設的にという気持ちでやってきたので、8年間生きてこられたんだと思います。

 それとひとつよかったのは、私は抗がん剤治療を受けていないことです。抗がん剤は本当にゲッソリ痩せますから。私の肉腫には、エビデンス(科学的根拠)のある抗がん剤がないんです。

 実は最初の開腹手術をした時に、抗がん剤治療を受けるように言われました。エビデンスがないけれどもやろうと。なぜなら、ほかにやることがないからです。

 その時は私も少し勉強していて、治療しないことも治療の一つじゃないかと思っていました。抗がん剤で悪くなるんじゃ治療にならないですからね。しかし、医療者というのは何もやらないという選択肢は考えられないようで、とにかく抗がん剤をやろうと。

吉野 そこで私は拒否したんです。効かないものをやって、体を傷めつけて、また再発してなんていうのはイヤですから。残りの人生は短いかもしれないけれど、明るく楽しく生きたほうがいいと。

 そうしたら、大学病院の教授が決めた方針を拒否したということで、かなり波紋があったらしいです(笑)。

川嶋 それはスゴイことですよね(笑)。

吉野 患者になりたての頃ですからね。ただ、その2~3年後に、最初に手術をしてくださった先生が、抗がん剤をやらなくてよかったねと言っていました。やっていたら今ごろ君はいないと。その後に移った国立がん研究センターの先生も抗がん剤を使わなくて正解だったとおっしゃっていました。

川嶋 その抗がん剤のエビデンスがないというのは医師から説明を受けたんですか。

吉野 私にはがんに罹患する以前からホームドクターがいまして、その先生に相談しました。ほかにもオピニオンを聞きにいった先生もいました。結局、情報を集めるのも自分、判断するのも自分ということです。

 医者はこうしたほうがいいであろうという最善のことを提案してくださるとは思いますが、結果的にそれが失敗した時は私の体に返ってくるわけですから、最後は自分が決断するしかないと思っていました。

 私の場合、最初の腹腔鏡手術のことがありましたから、自分で情報収集して、専門家などの意見も聞いて、最終的に決断するのは自分だと決めました。そうすれば自分の責任だと納得できます。

 実は私とまったく同じ後腹膜平滑筋肉腫の方が2人、患者会に入ってこられたんです。私よりあとに病気になったのですが、昨年2人とも亡くなられました

 抗がん剤治療が理由だとは言えませんが、抗がん剤を受けている間は再発・転移は抑えられるけれど、6カ月してやめた途端、再発・転移をしてしまいました。

川嶋 その判断は医者の責任ですか。

吉野 抗がん剤はやってはいけない治療ではありません。有効ながん種もありますから。それに病状は一人ひとり違うので、医者の責任とは言えません

以下略







マスコミの方は簡単に「医療ミス」と書きますが、

そのために困難な病気と闘っている医師の

治療意欲を大きく削いでいます。



多くの医師がそのために第一線の現場を離れています。

「やってられない」と。



1000人、1万人の患者さんを救っても

一人、予想も付かない病気で

患者さんの期待に添えない結果になったら

「医療ミス」と叩かれ、

叩くこと自体をマスコミは正当化しています。



このまま、防衛医療が進むと

「患者さんのためにいい医療」

ではなく、

「万が一の医療訴訟を優先した医療」

をするしかなくなります。




サブタイトルで

「医療ミスを乗り越え」

なんて書かれた先生はどう思うでしょう?

喜んで読んでくれると思っているのでしょうか。

本当にいい先生ほど傷つきます。



私なら、リスクを冒してまで

内視鏡手術をするのが

ばかばかしくなってきます。



そして、インタビュアーの方は

医師に裏を取っていない様子。

なんだか、医療の立場として

ぐったりしてしまいました。



ご参考になりましたら幸いです。

















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コメント

インタビューアーが糞。
マスゴミ平壌運転。

インタビューアーが低劣過ぎ。
マスゴミ平壌運転。

何故か二重投稿になってしまいました。もうし訳ありません。

死ぬのはアカの他人の患者サマだしw

>このまま、防衛医療が進むと
「患者さんのためにいい医療」
ではなく、
「万が一の医療訴訟を優先した医療」
をするしかなくなります。

何か問題でも?
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日本の大学病院勤務: 労働基準法が存在しない。

フルコースをこなしたため貧乏から抜け出せず。
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大学から地域(僻地ともいう)の救急医療で疲弊しました。
 ↓
田舎で開業、借金は天文学的数字に。


今は田舎で開業して院長になりました。
でも、教授に内緒で開業準備していたころのハンドルネーム”中間管理職”のままでブログを運営してます。

ブログは主に
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